1959年から55年間放映され、ヤン坊マー坊で知られるヤンマーのCMは多くの人が知っているのではないだろうか。ヤンマーは認知度の高く、農業機械においても人気を誇るメーカーである。
この記事では、ヤンマーの中古農機具の買取相場について解説していく。また、ヤンマー農機具を売るのにおすすめの業者や業者選びのポイント、高く売るためのコツについても紹介しているので、ぜひ参考にしてほしい。
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ヤンマーとは?
ヤンマーとは日本の発動機や農機、建機、小型船舶の製造・販売をおこなっている大手企業グループの総称であり、ブランドでもある。農機具の中では、国内シェア2位となっているメーカーだ。
「僕の名前はヤン坊、僕の名前はマー坊。」というフレーズから始まるCMで多くの知名度を得た。そのため、日本国民であれば、耳にしたことのある人も多いメーカーではないだろうか。
運転しやすく、故障が少ないヤンマーの品質は、最大手のクボタに勝るという声も少なくない。しかし、グローバル展開に力を入れておらず、メンテナンスに手間がかかってしまうことから古い農機具は価格が下がってしまう傾向にあるようだ。
故障した際の修理費が高いことから、早い段階で手放す農家が多く、ヤンマーは高年式の中古が多い傾向にある。また、国内ではヤンマーに強い地域と弱い地域の格差が大きく、強いエリアでは多くがヤンマー製品を愛用しているところがあるようだ。
中でも、メンテナンス工場のある地域であれば、中古製品の需要が高く、少しの修理で使える高年式モデルは高値で取引されることも珍しくない。国内では人気の高いメーカーであるヤンマーだが、海外での需要は新車販売台数で比べると低い傾向になっている。(2020年6月時点)
ヤンマーの中古農機具の買取相場
品質の良さが特徴のヤンマーは、国内シェア2位になるほど知名度も高い大手メーカーだ。しかし、地域によって需要が異なるため、買取相場が気になる。
ここでは、ヤンマーのさまざまな農機具の買取相場を紹介しているので参考にしてほしい。なお、買取相場は2020年6月時点のものである。
- ・コンバインGC561C:300,000円
- ・トラクターFX32D:111,500円
- ・移植機PN2:100,000円
- ・ミニクローラ運搬車MC95A:82,000円
コンバインやトラクターは農業で比較的よく使用するため需要が高く、買取価格も高額で買い取られるケースがあるようだ。買取相場を調べた結果、同じ農機具であってもモデルによって買取価格が異なる。
例えば、今回調べた中ではコンバインでもEe211Gは125,000円、GC70は175,000円、CA435は20,000円とそれぞれのモデルによって買取相場が違っていた。また、同じモデルでも傷や劣化しているかどうかなど、商品の状態で買取価格が変わってくることを覚えておこう。
中古農機具のおすすめ買取業者
ヤンマーの農機具を売る際におすすめする買取業者を4社紹介する。信頼度の高い業者選びはスムーズに取引をおこなうために重要であるため、ぜひ参考にしてほしい。なお、ここで紹介している各業者の情報は2020年6月時点のものである。
農機具王
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
農機具王は農業機械専門の買取業者である。19店舗を展開しており、対象エリアは日本全国となっているため近くに店舗がない場合でも利用することが可能だ。ただし、北海道や沖縄、離島の一部地域では買取がおこなえない場合もある。
買取累計人数は30,000万人と確かな実績が魅力だ。また、小型から大型の農機具など、さまざまな機種の対応ができるのも特徴となっている。取引にかかる費用が一切なく、例外にもかかってしまう場合には査定の際に事前に教えてもらえるので良心的な業者だ。
故障している農機具や型式が古いものでも買取をおこなっているため、売れないと諦めかけている人におすすめの業者である。万が一買取ができない場合には、引取をおこなってくれるので、不要な農機具を処分したいと考えている人にもおすすめだ。
ウルトラファーム
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
ウルトラファームは農機具の買取を積極的におこなっている業者である。独自の査定チェック項目があるため、古い農機具などでも価値を見落とさない。また、出張買取の対応可能エリアは日本全国となっているが、離島の場合は時間がかかることや買取ができない場合もある。
高価買取がおこなえる理由は、豊富な販売ルート。国内には450店舗以上、世界には76カ国以上の販路を持っているため、どんな農機具でも比較的高い価格の提示が可能になっている。さらに、自社に工場を持っているのも高価買取ができる理由のひとつ。
他社に修理やメンテナンスなどを依頼する必要がないため、コストを抑えることができ、査定額に反映させることが可能なのだ。新しい農機具の購入の手伝いもおこなっているため、買い替えを検討している人にもおすすめの業者である。
タウ
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
タウは中古農機具の高価買取をおこなっている業者である。創業20年以上で、年間買取台数は105,000台と確かな実績を誇っているのが特徴だ。どこよりも高い価格での買取に自信を持っており、その理由は豊富な販売ルートにある。
日本だけでなく世界120カ国以上に販路を持っているのだ。古い農機具や故障しているものでも需要があり、国内最高水準の買取額を提示することが可能になっている。また、どんな農機具でも買い取ることができ、取り扱っているメーカーが豊富なのも特徴のひとつ。
出張買取の対象エリアは全国となっているので、店舗が近くにない場合でも利用できる。さらに、最短即日に査定をおこなえるので、農機具をすぐに売りたいと考えている人におすすめの業者だ。
農機具高く売れるドットコム
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
農機具高く売れるドットコムでは、名前からわかるように農機具の高価買取をおこなっている業者だ。クボタやヤンマーなどの大手メーカーはもちろん、取り扱いメーカーが豊富なのが特徴である。海外メーカーの対応もできるので、比較的利用がしやすい業者だ。
また、10年間の買取サービスのノウハウと1,000,000人利用の確かな実績により、安心できるサービスを提供しているのも特徴のひとつ。他社で買取を断られてしまったものや、故障した農機具などの買取が可能なのも魅力である。
農機具だけでなく、除雪機や重機などの買取もおこなっているので、倉庫にある不用品を整理したい人におすすめだ。出張買取の対象エリアは、北海道の一部地域や沖縄、離島を除く日本全国となっている。買取に関する費用が無料なので、余計な費用をかけたくない人にもおすすめの業者だ。
業者選びのポイント
農機具を高く売るためには信頼度の高い業者に依頼することが大切。しかし、さまざまな業者があるため、どの業者に依頼して良いか分からない人も多いだろう。そこで、ここでは買取業者を選ぶ際の4つのポイントを紹介しているため、参考にしてほしい。
買取実績が豊富かどうか
気になる業者がある場合は、農機具の買取実績がどのくらいあるかを確認しておこう。実績が多いところは信頼度が高く、スムーズな取引ができる可能性が高い。
一方、農機具の買取実績が少ない業者は農機具に詳しくない場合もあり、買取額が低くなるケースもある。そのため、事前にどのくらいの買取実績があるのかをチェックしておこう。
農機具専門の業者に依頼する
農機具を高く売るためにも、農機具を専門に買い取っている業者に依頼をしよう。特に、農機具に関する知識が豊富なスタッフがいる業者に依頼をすれば、価値を見落とさずに査定をしてもらえる。
そのため、買取価格が他の業者よりも高くなる可能性が高い。さまざまな商品を買い取っている業者は農機具に詳しくない場合もあり、査定額が低くなることもあるので注意しよう。
取扱いメーカーや種類が豊富かどうか
買取を依頼する前に、農機具の取り扱いメーカーや種類をよく確認しておこう。なぜなら、業者によっては対応できるメーカーや種類が決まっているので買取がおこなえない場合もある。
特に、複数の農機具の買取を検討している場合は、事前に調べておかないと複数業者と取引する手間が発生してしまう。そのため、取り扱うメーカーや種類が多い業者に頼めば、不要なものも一気に買い取ってもらえ、手間もかからないのでおすすめだ。
販売ルートが豊富かどうか
農機具を高く売るためには、販売ルートが豊富な業者に依頼することがポイントだ。農機具は場所によっては需要が低いことがあるため、販路を多く持っていればいるほどニーズが高まり、高価買取が可能になる。
特に、日本だけでなく海外にも販売ルートを持っている業者に依頼すれば古い農機具や故障しているものでも買取をおこなってくれる可能性が高いのでおすすめだ。そのため、依頼を検討している業者の販売ルートが豊富かどうかを事前にチェックしておこう。
高く売るためのコツ
業者選びも高価買取をしてもらうためには大切だが、高く売るためのコツを知っておくのも重要である。知っているだけで同じ農機具でも査定額アップが期待できるため、ぜひ参考にしてほしい。
1日でも早く業者に依頼する
農機具だけに限らないが、商品の状態が良いほど査定額はアップする傾向にある。そのため、農機具の買取を検討している場合は1日でも早く買取を依頼するほうがおすすめだ。
農機具にも製造年月日があり、月日が経ってしまうと古い農機具となってしまい買取価格が下がる傾向にある。人気のあるメーカーやモデルであれば、型落ちであっても高く買い取られることもあるが、少し高価買取のためには早めに業者に依頼をしたほうが良いだろう。
複数の業者に依頼する
複数の買取業者に依頼することで、自分の希望に近い価格での取引が可能だ。在庫状況や需要によって各業者で買取価格は異なるため、最低でも3社以上で査定額を比較することがおすすめだ。
しかし、各業者への連絡は手間がかかるため、ヒカカク!の一括査定の利用がスムーズ。約1分の簡単な入力で最大20社への査定依頼や買取相場がわかるので、忙しい人でも隙間時間に利用できる。
状態を良くして売る
農機具は状態が良いほど高く売れる傾向にある。そのため、そのまま査定に出すよりも少しでも状態を良く見せることが大切だ。例えば、農機具に泥がついているのであれば簡単な掃除で泥を落とすだけでも良い。
また、使わないままになっている農機具は定期的にエンジンをかけることで故障を防ぐことができる。さらに、雨風にあたるとサビやすくなるので、農機具の保管はできるだけ屋内にするほうがおすすめだ。
まとめ売りをする
業者によってはまとめ売りをすすめており、1点よりも査定額アップが期待できる。まとめ売りで数%の査定額アップというキャンペーンをおこなっている業者もあるのだ。
そのため、依頼する業者にまとめ売りのサービスがあるかどうかを事前にチェックしておこう。また、売る農機具が複数点ない場合は、除雪機や重機などの買取もおこなっている業者に依頼することをおすすめする。
大手買取業者に依頼する
地元にも農機具の買取業者があるかもしれないが、高く売るのであれば大手買取業者がおすすめ。地元にあるような小さな業者は在庫を抱えるリスクを負えないことが多く、買取価格が低くなる可能性がある。
また、豊富な販売ルートや自社にメンテナンス工場を持っているところでないと、故障した農機具や古いものは買い取ってもらえない場合もあるようだ。そのため、海外にまで販路をもっているようなできるだけ大手買取業者に買取を依頼しよう。
まとめ
国内シェア2位のヤンマーは、品質の良さが人気の理由である。故障もしにくいので、中古品であっても高額で取引されることも珍しくない。
できるだけ高く売るためには、大手買取業者に買取を依頼し、複数の業者の査定金額を比べることが大切だ。しかし、各業者への連絡は手間がかかるため、ヒカカクの!一括査定を利用して隙間時間に買取相場を調べると良いだろう。