ロンジン ドルチェヴィータの買取価格を5社徹底比較

スイスのブランドロンジン（LONGGINES）の腕時計ドルチェヴィータは、翼のついた砂時計をシンボルを掲げ、丸みを帯びたレクタンギュラーケースと落ち着きのあるモダンでエレガンスな文字盤が魅力のモデルで、ブランドの代名詞的な人気を誇る。

今回はいろいろな種類があるドルチェヴィータシリーズの中から、ロンジン ドルチェヴィータ L5.512.4.11.6の買取価格を5社からピックアップし、徹底比較していく。

MacroMondays Timepiece - My watch / Giancarlo - Foto 4U

偉人たちも愛したロンジンの魅力

ドルチェヴィータをこの世に生み出したロンジンは、ただの古い時計ブランドという訳ではなく、歴史上の偉人たちも愛用してきた時計を開発する由緒あるメーカーである。ときは日本の江戸時代後期、黒船が来航するより前にあたる1832年に創業したロンジンは、その歴史の長さゆえに、さまざまな偉人たちの目にとまり、愛用されてきた。

そのロンジンを愛用した日本の偉人の一例が、幕末を駆け抜けた西郷隆盛である。彼は、懐中時計を愛用していたと伝えられており、寄贈主は1869年に薩摩藩第12代藩主の島津忠義とされている。また、物理の世界を変えた世界的な偉人、アルバート・アインシュタインも愛用者のひとりである。

ロンジンの時計を2本所有しており、ひとつが1929年製の腕時計、もうひとつが1943年製の懐中時計である。アインシュタインが使っていた時計と聞くだけで、当時のロンジンの人気がわかる。ロンジンがそもそもどのようなメーカーなのか、買取価格紹介の前に概要を簡単に説明していこう。

自由な発想が武器の老舗ブランド　ロンジン

スイスのサンティミエにロンジンの拠点がある。製造のテーマとして伝統・エレガンス・パフォーマンスを掲げ、独創的でエレガンスなデザインとハイスペックな時計を展開しているブランドだ。1866年に設立した工場の地名レ・ロンジン(Les Longines)からとったものがブランド名の由来になっている。

創業の古さと確かな実績で、スイス老舗の腕時計ブランドとして確固たる地位を築いた。1972年にはすでに液晶表示の腕時計を商品化したりするなど、革新的な発想を持ち合わせているのだ。日本の時計メーカーであるセイコーが発売する15年前にも、高精度のクオーツ時計の開発に着手して実績をあげるなど型にハマらずに自由な発想を武器にしている。

買取価格を比較

落ち着きのあるシックでエレガンスなデザインが魅力のロンジンが誇るロンジン ドルチェヴィータ L5.512.4.11.6の買取価格をおすすめの5社からピックアップして、徹底比較していく（2020年2月8日現在）。以下では、買取価格を5社分調べ、それを一覧表にまとめているので参考にしてほしい。

それぞれの業者について、解説していく。

アーティクル：50,000円

アーティクルは、香川県高松市に店舗を構える買取業者である。ブランド時計だけでなく、 家具や家電、貴金属、その他ブランド品など、ありとあらゆるモノを取り扱っているので、幅広く査定を依頼することができる。2020年2月時点で他社徹底対抗キャンペーンを展開しているのも嬉しいサービスだ。査定買取スタッフは全員専門スタッフで査定も確かである。

訪問査定でも安心して依頼することができるため、持ち物の処分に困った際には、電話1本で駆けつける頼りになる買取業者だ。訪問査定でも安心して依頼したいと思っている人にとっては、とても使いやすい買取業者だろう。アーティクルのロンジン ドルチェヴィータ L5.512.4.11.6の買取価格相場は、50,000円となっている。

買取り堂：32,000円

買取り堂は、島根県松江市や出雲市に店舗を構えるリサイクルショップだ。住まいの不用品リユースをメインにしているリサイクル業者で、よくある一般的なリサイクルショップにある、暗くて煩雑な店内で無愛想な店員が応対するというネガティブなイメージではなく、明るく清潔感のある店舗作りを意識している。

専門のバイヤーが常駐して査定をおこなうので、査定価格も信頼が置けるとともに親切で丁寧な対応には定評がある。また、査定費用はすべて無料で対応してくれるので、店頭買取や出張買取、宅配買取などのあらゆる買取方法が利用しやすい。買取り堂におけるロンジン ドルチェヴィータ L5.512.4.11.6の買取価格は、32,000円となっている。

ぜに屋：30,000円

ぜに屋は、長崎県に店を構える買取業者だ。創業の昭和23年から現在まで約70年という長い歴史を歩んでくる中で信頼と実績を積み重ねてきた。こうして培ってきた豊富な経験や知識を生かし、正確な査定を実施してくれる。ぜに屋は買取業者としてだけではなく、質入れも可能だ。

ロンジンを手放したくないけど、現金が必要な場合などに有効に活用できる。買取でもブランド品を得意としており、流通のネットワークも豊富にかかえているため、高価買取が期待できるだろう。ぜに屋のロンジン ドルチェヴィータ L5.512.4.11.6買取価格は、30,000円となっている。

ブランドハンズ：20,000円

ブランドハンズは、大阪府と兵庫県に店舗を構える買取業者だ。2015年10月オープンの若手の買取業者ではあるが、地域密着型の買取店として実績を重ねている。高価買取を目指した査定はもちろんとして、接客やサービスでも他店に負けない対応を心がけている。

特に口コミでも来店対応の良さは評判である。他店で冷たい応対をされたという人には、気さくな鑑定が待っているのでぜひ訪れてほしい買取店だ。壊れていても買い取ってくれるため、相談してみるといいだろう。ブランドハンズのロンジン ドルチェヴィータ L5.512.4.11.6の買取価格はというと、20,000円となっている。

ブランド宇都宮：10,000円

ブランド宇都宮は、栃木県宇都宮市に店舗を構える買取業者だ。地元に根付き、顧客のことを最優先に考えたサービスや応対で信頼を積み重ねてきた。また、年中無休で営業しているので、日頃から忙しい人にとっては魅力的なサービスである。

他にも、店頭買取や出張査定、郵送査定といった、さまざまな査定サービスを実施しているため、訪問する時間が取れなかったり、遠方にいる人にとっても使い勝手が良い。ブランド宇都宮のロンジン ドルチェヴィータ L5.512.4.11.6の買取価格相場は、10,000円となっている。

高く売る方法とは？

ロンジン ドルチェヴィータを高く売るためには、以下の4つ>の点に注意が必要である。

• ・購入時の付属品を一式持参する
• ・可能な範囲で綺麗にしておく
• ・少しでも需要が高まりそうなタイミングで売る
• ・口コミを確認して複数の買取業者を比較検討する

とりあえずという気持ちで持ち込んでも、ポイントを押さえていなければ、査定価格が安くなってしまいかねない。これからご紹介する高額査定につながるポイントをしっかりと理解し、できる限り高く査定してもらえるようにしよう。

購入時の付属品を一式持参する

まず最初に説明するのは、プラス査定に大きく影響するポイントだ。それはなにかというと、購入時に付いていた付属品を可能な限りそろえておき、まとめて査定依頼をすることだ。買取業者としては、買取った商品を再販することで利益を上げている業態であるため、次に売るときにできるだけ新品に近い状態である方が再販しやすい。

そのため、付属品が残っているなら全部そろえて一緒に査定に出すことで、高額買取につながる可能性がグンと上がる。どれだけ本体の状態が良好であっても、付属品が付いていなければその時計の買取価格は下がる。1つでも付属品をつけ、新品に近づけていこう。付属品が汚くても欠損があってもいいので、とりあえず全部持っていくことが大切だ。

可能な範囲で綺麗にしておく

愛着を持って使い込んでいればいるほど、本体が汚くなってしまうのは仕方ないことだろう。汚れてドロドロの状態で査定に出したのでは査定額も期待できない。愛着＝プラス査定とはならないのだ。買取った業者は商品をメンテナンスしてから再販売する。

汚れていても買取額に影響はなさそうなものだが、やはりそこには買取業者の手間がかかっている。この手間を少しでも減らしてあげることが高額買取につながる。新品同様に綺麗にする必要はない。簡単で構わないので、汚れを落とすことを考えよう。

汚い腕時計とは、指紋がついている・ホコリをかぶっている・傷がついていると見た目で敬遠してしまう腕時計のことだ。ここでどうにかできるのは指紋とホコリである。文字盤を覆っているガラスは必ず指紋が残らないように拭き取ろう。また、ホコリを被っているなら綿棒などの柔らかい素材で拭き取るようにしよう。少しの手間で買取価格が下がることを防げるので、そのコスパは抜群の方法だ。

少しでも需要が高まるタイミングで売る

需要が高まるタイミングとは、消費者が購入を積極的に考える時期である。たとえば、クリスマスやボーナス時期などがその時期にあたり、プレゼントや自分へのご褒美目的で購買意欲が高まる。そういった時期の始まる前に査定に持ち込むことで、商戦に向けて品物を充実させておきたい業者側も高値で買取ってくれやすくなる。

需要があるタイミングで売るのが、一番の高価買取を目指せる。しかし、その品物自体が古く流行に流されない品物の場合はどうだろう。ここで紹介しているロンジン ドルチェヴィータも流行に流されない品物であると言える。

流行に流されない品物の場合は好みのタイミングで構わない。古くなればなるほど希少性が増すからである。だが、ロンジン ドルチェヴィータの入手が間もない場合は、すぐに売りに出すことをおすすめする。以前の中古品店でメンテナンスがほどこされており、故障などが少ないためだ。その場合は、購入した中古品店の発行した領収書があるのが好ましい。

複数の買取業者を比較検討する

全国にたくさんの買取業者が存在しており、その中から今回は5社をピックアップして紹介したが、これはあくまでも一例である。上記以外の業者も視野に入れて、複数の業者間で査定額や対応など、いろいろな情報を比較することが重要になってくる。

今の時代、インターネットを使えば買取実績や口コミ、評判などを簡単に比較することができるので、総合的に判断して、納得できる業者を選ぶのが後悔しないコツである。もし調べるのが面倒だというなら、当サイト・ヒカカクのような一括査定を利用して査定価格を比較していくのもひとつの手だ。

なぜ複数業者での比較が必要かというと、1社だけの査定ではそれが本当に妥当な査定額なのかを判断することができないからである。比較対象を複数持つことで、本当に信頼できる業者がどこなのかを判断することができるようになる。査定を依頼する側はプロではないので、足元を見られないようにしっかり比較するようにしよう。

まとめ

この記事では、独自に5社を選定し、それぞれのロンジン ドルチェヴィータ L5.512.4.11.6の買取価格をピックアップした。その最高値は、アーティクルの50,000円だったが、品物の状態やタイミングによって査定金額が大きく変動する。そういったことも理解した上で、買取に出すなり査定依頼をするようにしよう。

付属品をそろえることや複数の買取業者の比較など、高額査定を実現するためのポイントを押さえて、愛着のある時計を納得の価格で買取ってもらえることを祈っている。