中古車一括査定サイト「Goo」の評判・特徴は？

中古車の買取価格を調べたい・・・。さまざまな情報を集めてカーライフを充実させたい・・・。 こんな想いを抱くカーオーナーの皆さんにおすすめとなるのが、プロコーポレーションによって運営されているGooというサイトだ。

引用：https://www.goo-net.com/

Gooってどんなサイト？

グーネット（Goo-net）と呼ばれるこのWEBサービスには、トップページ上方にあるだけでも、下記10種類もの検索ツールやコンテンツが用意されている。

展開している検索ツールやコンテンツ

• ・中古車一括査定（車買取）
• ・中古車検索（販売）
• ・輸入車検索
• ・新車検索
• ・整備工場検索
• ・新品タイヤ検索
• ・中古パーツ検索
• ・カタログ
• ・ローン

上記サービスの併用により更にカーライフが充実するといった口コミの多いこのサイトには、幅広いカーオーナーから注目を集めている。またキャンペーンの豊富なGoo-netは、ただ情報を調べる以外にも、さまざまなメリットをユーザにもたらすサービスへと成長を遂げているようだ。

自動車情報誌としても有名なGoo

Goo-netの前身は、1977年に名古屋で創刊された中古車情報通信という専門雑誌だった。ネットが普及した今の時代は、雑誌よりも便利なGoo-netなどを利用して中古車探しをするユーザが大半となっている。しかし豊富な情報量と見やすさで定評のあるグー、グーワールド、グーバイク、グーパーツといった雑誌には、ネットをあまり利用しない年配の方々を中心に現在でも多くの愛読者がいるようだ。また雑誌とインターネット版の併用をするユーザも多いGooの場合は、この両者に相乗作用が生まれているとも言えるだろう。

今回は、インターネット上に公開されている評判から見えてくる、中古車一括査定サイト「Goo」の機能や特徴、魅力などを読者の皆さんと一緒に詳しくチェックしていきたい。

Gooの機能1　中古車一括査定

「車買取」というタブ選択から入る中古一括査定は、愛車をより高くスムーズに売却したいと考える皆さんに大変おすすめ度の高いサービスだ。中古車一括査定サイトのさまざまな難点を解消したGooは、こうしたサービスに疑問や敷居の高さを感じているユーザからも高い評価を得ている。

また入力画面についても大変シンプルな仕様となっているため、一括査定サービスならではの面倒臭さも解消されていると捉えて良いだろう。

まずは車検証に書かれた項目を選択入力

Goo買取の一括査定を希望する人は、まずトップページに愛車のメーカー名・車種名・年式・グレードの選択してみよう。その後、買取価格相場検索を開始というボタンを押すと、愛車に関するより詳しい情報と郵便番号、メールアドレスの入力画面に進む仕組みとなるようだ。

この画面では、郵便番号とメールアドレス以外の情報を選択するだけで良いシステムとなっているため、キーボードを使った文字入力が苦手な皆さんでもストレスなく利用できる一括査定サイトと言えそうだ。

半年後の買取相場まで即時表示される

約30万台ものデータを分析して価格を算出するGoo買取には、その場で買取相場が表示されるメリットもある。こうした形で迅速な対応のできるWEBサービスを使えば、買取業者からの返答待ちでイライラすることなく、愛車の相場を把握可能となる。

また愛車の未来予想グラフには最高買取参考価格と最低買取参考価格の両方が表示される仕組みとなっているため、「将来的に愛車を売るべきか？車検を通して乗り続けるべきか？」などを迷っている皆さんにもGooの一括査定はより良い判断材料になるだろう。

出張査定も可能な専門店が表示される

Gooの一括査定を使うと、その車の出張買取ができる近隣地域の専門店がいくつか表示される形となる。このページから問い合わせをしない限り、それぞれの業者とユーザが繋がることはない。

こうしたGooの特徴は、買取価格を把握する前に業者側に自分の個人情報が届いてしまうことを恐れるユーザにとって、便利なシステムとなっているようだ。このサイトでは大半の買取業者に通話料無料で査定依頼ができる仕組みを導入している。

営業電話が来ない

こうした形で買取価格を調べるだけならWEB完結できるGooの一括査定には、業者から営業電話がかかってこないというメリットもある。

また一覧表示された業者にユーザが自ら連絡を入れれば、なかなか電話に出られない時間帯などについても、より詳しく担当者に伝えられることだろう。またGooならではとも言える営業電話のかかってこない一括査定には、多くのユーザが業者の急かされることなくじっくり検討ができると感じている。

その場で価格相場を調べられない車種もある

筆者が実際に一括査定をしてみたところ、日本国内ではかなり流通量の少ない一部の輸入車については、買取価格の即時表示が行われなかった。こうした車種については、日々相場が変動するという理由で、店舗への直接査定依頼がおすすめと書かれている。

しかし同ページ内に当該車種の買取強化業者が複数紹介されるGooは、「流通量の少ない珍しい車種を買い取ってくれる店はどこだろう？」といった不安を抱えた皆さんにも、便利に使えるサービスとなりそうだ。

厳密には中古車一括査定サイトではない

買取相場の検索結果画面には、「当サイトは一括査定ではないため、ご連絡はお申込みいただいた店舗からのみとなります」という注意事項が書かれている。

確かに30万台ものデータから分析をしてくれるGoo-netは、それぞれの業者から返答のくる一般的な一括査定サイトとは明らかに異なるシステムとなるだろう。しかし買取価格を調べる・専門店と繋がるといった部分では一般的な一括査定サービスとの共通項もたくさんあるGooは、将来的に愛車の売却を予定する皆さんにとって活用度の高い存在であることは間違いなさそうだ。

Gooの機能2　中古車検索

中古車情報誌の老舗的な位置付けとなるGooには、中古車の購入予定の皆さんにとって大変使い勝手の良い検索システムが備わっている。このサイトの中古車を探すのページには、2018年1月1日現在、459,318台もの車両が登録されている。また160,000万台以上のiD車両も掲載中のGooは、安全性や信頼性重視で愛車選びをする皆さんにも安心できる要素の高い中古車検索サイトになりそうだ。

iD車両とは？

検査協会などの車検査のプロによる厳正なチェックを受けた車の情報が、しっかり開示されている中古車の総称をiD車両と呼ぶ。

例えばGoo鑑定においては、フロントガラスやホイールなどの傷を含めた大変細かな13項目をプロの目でしっかりチェックしている。またその結果は、車両状態評価書という形でわかりやすく開示されているため、透明性が非常に高いといった意味でもiDは中古車購入をする皆さんの不安を解消してくれる存在となるだろう。

幅広い角度から中古車検索ができる

良心的なサービスとして定評の高いGooでは、メーカーから探す・ボディタイプから探す・地域から探すの3方法で中古車検索ができる仕組みを提供している。

例えば、ボディタイプから探すより軽自動車を選択すると、更に詳しい条件入力のできる画面が表示される。このページからの車種絞り込みはできないようだが、それでも色や年式、走行距離といった角度から情報検索のできるこの仕組みは、自動車全般の知識の少ない女性でも簡単に使える仕様となりそうだ。

上級者向けの詳細検索も充実

幅広いユーザ向けに作られているGooには、キーワード+αといった複数条件の組み合わせで情報収集のできる詳細検索も用意されている。

この機能の中では、中古車だけでなく販売店やクルマレビューといったGoo内のコンテンツ全般から欲しい情報の検索ができる。また自分の愛車名+都道府県を選択すれば、自宅近くにある取扱い専門店も容易に見つけられるシステムだ。

お気に入り登録もできる

お気に入りボタンも用意されているGooを使えば、自分の気になる中古車の絞り込みや比較検討もスムーズにできる形となる。また物件の詳細画面を開くと、閲覧履歴に表示される形となるため、仕事や家事、子育ての合間といった短時間の閲覧でも、自分のチェックした車両の管理がきちんとできると言えそうだ。

Gooの機能3　輸入車検索・輸入車情報

Gooトップページ上部にある輸入車タブを選択すると、グーワールドという外車の中古車情報サイトの画面が開く。情報雑誌としての人気も高いグーワールドはは、輸入車のあるカーライフを充実させたいと考えるユーザを中心に多くのファンに愛されるサイトとなっている。

グーワールドで調べられる情報とは？

グーワールド上部のタブには、輸入車ライフを充実したものに導く7つのカテゴリが設けられている。

• ・輸入中古車検索
• ・輸入車カタログ
• ・輸入車販売店
• ・パーツ購入
• ・修理、車検、メンテ
• ・お役立ち情報

こうした形で輸入車に関する多角的な検索を可能とするグーワールドを利用すれば、中古車購入後に想定されるさまざまな不安や疑問も解消しやくなる。

またメンテナンス時に専用コンピュータなどに繋げる必要のある比較的新しい輸入中古車を買う場合は、グーワールドなどの便利なWEBサービスを使って、万が一のときにお世話になれる整備工場を見つけておくのが理想となるだろう。

充実した詳細検索

相場の高い輸入中古車を扱うグーワールドでは、国産車よりも遥かに詳細検索機能を充実させている。例えば、ローン月々支払いやローン頭金の項目に具体的な金額を入れると、自分の希望条件で分割ローンの組める車両に実質年率と返済イメージが表示される形だ。

また基本装備の部分には100近いチェック項目が用意されているため、グーワールドの検索機能を上手に使えば、自分の希望条件にかなり近い車両とスムーズに出逢いやすくなると言えるだろう。

Gooの機能4　新車検索

Goo-netの中には、グー新車という最新車種情報を中心に紹介する人気サイトもある。グー新車のコンテンツは、下記の5カテゴリで構成されている。

• ・新車カタログ
• ・ニュース記事
• ・クルマレビュー
• ・ディーラー検索
• ・新車値引き相場情報

Gooの新車カタログの特徴

このサイトの新車カタログには、新車価格や特徴、グレード一覧などの情報がわかりやすく掲載されている。型式やシフト、駆動方式なども掲載されたグレード一覧は、同車種の中で「どのランクが自分に合っているのか？」を考える上で大変役立つ内容となる。

また、取扱いディーラーの地域検索もできる形となっているため、Goo-netで興味を持った車を自宅近くのショップに直接見に行くといった行動もとりやすいことだろう。

新車レビューも充実

決まったフォーマットの中でカーオーナーが感想を述べていくGooの新車レビューは、情報収集のしやすさといった点でも高く評価されている。その中には総合評価だけでなく良い点・悪い点といった項目も並んでいるため、こうした情報を事前にチェックすれば新車購入時の失敗も防ぎやすくなることだろう。

また大変見やすいレーダーチャートも、その商品の特徴を簡単に把握できるといった意味で、多くのユーザの情報収集に役立てられている。

新車値引き相場情報

Goo新車では、過去12ヶ月間の値引き金額の推移を大変わかりやすく一覧で公開している。内外出版社の月刊自家用車の情報をベースとするこの表は、参考情報であっても信頼性の高い内容として口コミなどで話題になっている。

またボディタイプごとに商品が並ぶこの情報をチェックすれば、同カテゴリの中で人気急上昇中の車種についても容易に見つけやすくなることだろう。

大変便利な新車比較リスト

グー新車の画面右上にある新車比較リストのボタンを押すと、自分が今乗っている所有車と購入を検討中の新車3車種をひとつの表の中で比較することができる。全室長や全室幅、室内高といった基本仕様の項目もあるこのページを活用すれば、家族が増えたなどの理由でなるべく広く快適に乗れる車種を探している皆さんにも、スムーズな比較検討ができるようになる。

他にもエンジン燃料系・足回り系・駆動系といったカテゴリも並んでいるため、走り重視で新車選びをする方々にもGooの新車比較リストは便利に使える機能となるだろう。

Gooの機能5　整備工場検索

整備工場検索のできるグーピットも、Gooの中で大変人気の高いページだ。

エリアとメニューから整備工場を探せる

グーピットを使うと、地域と下記4つの取り扱いメニューから整備工場検索を行える。

• ・パーツ持ち込み取付
• ・整備、塗装、板金、修理
• ・オイル交換
• ・点検、車検

この検索ツールを上手に活用すると、自宅近くにある整備工場を簡単に探すことができる。またマイカーのトラブルは出張先や旅行先で起こることもあるため、グーピットの存在を頭に入れておけば、知らない土地で故障などが生じた時にも焦らずスムーズに対応ができると言えそうだ。

詳細検索も充実

グーピットの中で上記のメニューを選択すると、更に詳しい任意のチェック項目が出てくる。例えば、パーツ持ち込み取付の中には、タイヤホイール交換やライト交換、カーナビTC交換といった多彩なメニューが13種類並んでいる。

また車検・点検についてもメーカーと車種名から検索ができる仕組みとなっているため、法定点検などのできる店舗の少ない輸入車などに乗っている皆さんにも、グーピットの活用するメリットは非常に大きいと言えるだろう。

Gooの機能6　中古パーツ検索

少しでも安く自動車修理をしたい、お手頃価格で調達した部品を使って自分でマイカーの修理やメンテンスをおこないたい・・・。こんな想いを抱える皆さんにおすすめとなるのが、グーパーツと呼ばれる中古パーツ検索ツールだ。この中には、下記6カテゴリもの自動車部品が用意されている。

• ・タイヤ、ホイール
• ・カーナビ、モニター
• ・カーオーディオ
• ・カスタム、チューニングパーツ
• ・純正、純正代替パーツ
• ・カーグッズ、アクセサリー

便利なタイヤホイール検索

グーパーツのタイヤホイール検索は、タイヤ幅や偏平率、タイヤ径といった条件を選択するだけで良い簡単なシステムだ。セット本数も用意されているこのツールを使えば、パンクなどによって失ってしまったタイヤ1本だけでも容易に見つけられる。

また多くのユーザが重視する純正品・社外品、新品・中古品といった項目は大変見やすいアイコン表示となっているため、大量の商品が表示された場合においても自分の気になるものだけをスムーズにお気に入り登録することもできると言えそうだ。

車種別の中古パーツ検索もできる

メーカーや車種ごとの検索が可能なグーパーツは、純正部品のみでカスタムなどをするユーザから高く評価されている。こうしたWEBサービスの活用で上手に部品調達すれば、無駄なコストを抑えて安く簡単に愛車のカスタムをすることができる。

また商品情報のフォーマットが決まっているこのサイトには、初めてパーツ検索をする人でも戸惑わず欲しいものにたどり着ける良心的な仕様も間違いなくあると言えるだろう。