坂道などでも簡単に乗れる中古の電動自転車は、子どもと一緒に出掛ける機会の多いお母さんや、普通の自転車運転に欠かせない体力低下に悩むお年寄りからもニーズのある商品カテゴリである。
自転車専門買取店でも、国産メーカーを中心とした電動自転車の買取に力を入れているため、当ページで紹介する買取のタイミングなどをチェックした上で高値査定にチャレンジしてみて欲しい。
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このコラムには、合法的な広告・宣伝が含まれている可能性があります。また、当社のサービスである「ヒカカク!」と「magi」の紹介も含まれています。
電動自転車と電動アシスト自転車
電動自転車は電動機で自走可能な自転車(もちろんペダルでも可能な自転車)のことで、ペダルをこがなくてはモーターが作動しない電動アシスト自転車とは区別される。電動自転車はペダルをこがずとも自動で走行するため、原動機付自転車か移動二輪車の扱いになる。
電動アシスト自転車が電動自転車の販売数を上回るようになった2008年頃からは交通事故も増えてきたため、現状は所管官庁の許可なく運転すると法律違反と扱われることがある。
この点、電動アシスト自転車はペダルをこぐことでモーターが作動し、あくまでも走行をアシストすることを目的として製造された自転車だ。重い荷物を運ぶ主婦、子どもを載せて送り迎えをするお母さん、高低差のある道を自転車で通勤したいサラリーマンなど、その用途はさまざまである。
最近では電池がリチウムイオンに変わり性能が良くなったため、従来よりも2倍のアシスト性能を実現、電池も追加重電が可能となっている。
また、電動アシスト自転車というと、バッテリー切れを起こした時の自転車の重さというのがネックになると思う。バッテリーを積んでいる分重いというのがなんとなく皆さんのイメージにあるだろう。
しかし、最近の電動アシスト自転車は改良が進められ、万が一バッテリー切れを起こした場合でも、ギアを変速することで普通のママチャリ程度の重さまでもっていくことが出来るようだ。
電動自転車の査定基準とは?
電動自転車の査定は、下記4ポイントを軸に判断が行われている。
ブランド・モデル
買取店では、ブランドやモデル、製造年月日、型番などの情報をもとに、電動自転車の相場を調べている。店頭買取の場合は、業者側で車体を見れば各種情報を把握することもできる。
しかしメール査定や運送査定の場合は、初期の段階でメーカーや型番などの情報を求められることが多いため、スムーズに手続きを進めるためにも、「相場を調べられるだけの情報材料」を揃えることが、業者に対する良心的な対応と言えるだろう。
走行距離・バッテリーの減り・状態の良さ
電動自転車の走行距離は、少なければ少ないほど良い。また傷やサビなどの状態もリユース時の価格や安全性に影響するため、買取を検討しているなら無駄に乗り回して手入れもせずにいるのではなく「大事に扱うこと」に徹して欲しい。
本体以外にも査定の要素はたくさんある
説明書やバッテリー充電器などの付属品の有無も、査定額に大きく関係する。購入時に付いてきた説明書がない場合は、マイナス査定になる。
これに対して同シリーズのバスケットやハイバッグチャイルドシート、予備バッテリーなどを付けるとプラス査定になることが多いため、電動自転車と一緒に使っていた物を全て売却すべきなのである。
高く買取してもらうためにすべきこと
ここで紹介するポイントを抑えて購入や使用を行うと、愛用の電動自転車を高値で買取をしてもらいやすくなる。
高値査定が狙えるメーカーの電動自転車を買う
電動自転車を購入する際には、YAMAHA(ヤマハ)、BRIDGESTONE(ブリヂストン)、PANASONIC(パナソニック)などの老舗国産メーカーを選んだ方が良い。
外国メーカーの電動自転車が欲しい場合は、どの店でも高値で買い取ってくれるAERO-LIFE(エアロライフ)、LOUIS GARNEAU(ルイガノ)、TASKAL(タスカル)などから商品選びをした方が良いと言えるだろう。高値買取を狙うなら、人気の高いブランドの電動自転車を買う。これが鉄則である。
屋外保管はNG
屋外保管の自転車は、紫外線などによって色褪せが生じているという理由で買取NGになることも多い。集合住宅に住んでいて屋外以外に保管場所がない場合は、ビニールカバーなどでしっかり覆って、大事な自転車を紫外線や風雨から守ってあげて欲しい。
防犯登録の抹消手続きも必要
自転車の盗難や転売が急増しているため、買取店側で防犯登録の扱いにも厳しくなっている。「防犯登録をしていない」とか「抹消証明書がない」という場合は、どんなに状態の良い自転車でも売却が難しい実情を知っておいて欲しい。
高い買取価格で査定されやすい買取のタイミングとは?
新商品の発売サイクルが非常に早い電動自転車は、発売から5年以内に買取してもらうのが理想となる。この時期を超えてしまうと、素材の劣化などにより安全性の保証が難しくなるため、本体ではなくパーツとしての扱いで安値査定が付いてしまうのだ。
高いお金を出して購入した電動自転車の価値を下げないためにも、子育ての終了やマイカーの購入などによって「自転車に乗る機会」が少なくなった時点で査定を受けることが理想と言えるだろう。
買取業者の紹介
買取業者も様々に存在する。中古の自転車の販売を行っているところはもちろん、パーツだけの買取を行っている業者、両方行っている業者など様々だ。
自転車買取サイクルパラダイス(サイパラ)
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
自転車買取サイクルパラダイスは、自転車買取専門の業者だ。パーツでの買取の他に、自転車工具の買取も行っている。ホームページには自転車種別の買取案内、取り扱いブランドが詳しく掲載されているので参考にしてほしい。電動自転車はブリヂストン、パナソニック、ヤマハを中心に高額買取を行っている。
買取方法は、宅配買取、出張買取、持ち込み買取の三つがある。宅配買取と出張買取には買取価格保証がある。事前に査定してもらった金額よりも、実際に品を見たあとに買取価格が下がってしまうという懸念を払拭するもので、事前に伝えられる買取価格を保証してくれるサービスだ。
宅配買取は日本全国から受け付けている。オリジナルの専用バッグに自転車を入れて着払いで発送する。この専用バッグは梱包不要なので簡単に配送することができるのが人気のポイントだ。運送の手配も業者側が行ってくれるので、こちら側でやることが少ないのは忙しい人には嬉しいだろう。電話かメールで予約し、バッグが届いたら自転車を発送、業者が査定し、口座に代金が入金される。この際キャンセルも可能で、その際の返送料なども業者側が負担してくれる。
出張買取は、関東エリアに即日出張してくれる。出張エリアは関東とその近郊なので、自分の家が出張エリアかホームページで確認してほしい。それ以外の場所でも出張してくれる場合もあるので調べて欲しい。電話で予約しその日にスタッフが出張して査定を行ってくれる。出張費は無料なので、安心して利用できる。取引が成立するとその場で現金支払いとなる。
持ち込み買取は店舗営業時間(12:00~20:00)に店舗に予約なしで持ち込むことができる。その場で取引が成立すると現金支払いとなる。すぐに現金が必要な人はこの持ち込み買取が向いているだろう。近くに店舗はないかホームページで確認してほしい。また、交通費を最大で10000円キャッシュバックして査定額に上乗せしてくれるので、是非利用したい。
電動自転車買取専門店 いーちゃり
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
電動自転車の買取、販売、レンタルを行っているいーちゃりは、中古電動アシスト自転車の買取、販売も行っている。こちらもヤマハ、パナソニック、ブリヂストンの買取を強化しており、年式が新しいほど買取価格は高くなっている。古いバッテリーの買取も行っている。買取対象となるのは走行に支障がないこと、メーカー車であることがある。
パーツの買取も行っており、パーツは使用に支障がなければ買い取ってもらえる。錆、キズ、傷みが激しい場合には引き取ってもらえない可能性があるので注意しよう。
買取方法には宅配買取、出張買取がある。
宅配買取の場合には、インターネット買取査定コース、電話買取査定コース、FAX買取査定コースがある。事前に概算の査定金額を提示してもらい、自転車を送付セットに入れて発送し、最終査定金額で取引成立すると代金が支払われる。査定に必要な情報の項目はメーカー、車種、バッテリーの種類、年式、サイズ、カラー、購入値月、状態などがあり、インターネット査定では写真を添付して送ることもできるのでより正確な査定が期待できる。 LINE査定も行っているので、それも気軽に利用できてよいだろう。
出張買取は出張可能エリアがあるので、自分の家が入っているかをホームページで確認してほしい。電話で予約、査定日にスタッフが自宅までやってきてくれてその場で査定、取引が成立すると現金でその場で買取となる。
まとめ
ニーズの高い電動自転車は、メールや出張査定を利用して効率良く買取してもらうこともできる。
電動自転車を扱う買取業者の選定に悩んだ時には、ヒカカク!内で紹介しているロードバイク・自転車の買取業者の一覧を活用して、高値で買ってくれそうなショップを上手に探してみて欲しい。上記以外にも利用できる業者が多くあるはずだ。