中国家具(飾り棚・茶棚)の買取相場・査定情報まとめ

和室などのインテリアにも意外に馴染む中国家具の飾り棚や茶棚は、日本国内の買取業者でも高い買取相場で取引されることの多い人気の商品カテゴリだ。中国美術や工芸品、中国骨董などに含まれるケースも非常に多い茶棚や飾り棚は、多くの専門店で買取情報や査定情報が公開されている。

また中国人による買い戻しで日本国内にある中国家具への注目度が高まる今の時代は、茶棚や飾り棚の売却を考える方々にもより良い需要アップが生まれていると捉えて良いだろう。

今回は、買取業者別に中国家具の中でも特に人気の高い茶棚や飾り棚をの査定情報を確認しながら、このカテゴリの品物を理想の買取額で手放すためのポイントを整理していきたい。

リサイクルeco大阪

輸入家具やデザイナーズ家具の買取に力を入れるリサイクルeco大阪では、リサイクルショップの簡単比較サイト・おいくら内で下記2商品の買取実績を公開している。

• ・アンティーク中国家具 黒（商品ランクB） → 20,000円
• ・竹節彫 中国茶棚 シノワズリ ブラウン系（商品ランクS） → 33,000円

状態の良い中古良品や新品未使用品だけでなく、古い飾り棚への知識も豊富なこの専門店では、前述のとおり若干使用感のあるアンティーク中国家具にもきちんと査定をつけている。したがって、古い・流行遅れといったさまざまな不安要素のある中国家具であっても、リサイクルeco大阪のようなところに捨てる前の相談をすれば、ヴィンテージやアンティーク品ならではの意外な価値がつくこともあるかもしれない。

家具一式の査定依頼も大歓迎

非常に多くの家具販売ルートを持つこの専門店では、自宅の引越しや断捨離の際に家具一式を売ることで作業費用や廃棄費用が安く抑えられると言った提案もおこなっている。このように不要な家具の引き取り処分もできる専門店は、買い手のつきにくいデザインや形状の商品を売る方々にとっても相談しやすい存在となる。

また中国家具の他にも、カッシーナやドレクセル、アルフレックスといった多彩なブランドの家具を歓迎するリサイクルeco大阪なら、リビングの模様替えやリフォームに伴う家具の扱いに関しても気軽に問い合わせができると言えそうだ。

オトクなクーポンも配布中

リサイクルeco大阪では2019年5月29日現在、大阪と京都エリアのお客様を対象とした出張費が無料になる限定クーポンを配布している。この特典を受けるためには、リサイクルeco大阪で買取成立することと、取引後に口コミ投稿することという2条件を満たす必要がある。

各業者で用意するこうしたクーポンやキャンペーン特典は、搬出コストのかかりやすい大きな茶棚や飾り棚をお得に売るためにも、なるべく利用したい存在だ。そのため、中国家具買取の業者比較をする際には、必ずイベント情報などのチェックも忘れずにおこなうようにしてほしい。

骨董品買取 栄楽堂

中国美術の買取ページを開設する栄楽堂も、中国で作られた茶棚や飾り棚の買取対応ができそうな専門業者だ。ちなみにこの店の取り扱い商品一覧には、飛鳥・奈良時代に遣唐使によって国内にもたらされた唐木家具も並んでいる。また他カテゴリで時代家具や桐箪笥などにも言及する栄楽堂なら、一般の骨董品などと比べてサイズの大きな家具類も十分に買取可能であると捉えて良いだろう。

中国関連製品を適正査定できる専門店の選び方

これまでに非常にたくさんの中国家具や中国骨董などを取り扱ってきた栄楽堂では、このカテゴリで高価買取を狙う上で欠かせないおすすめ専門店の選び方のポイントを3つ紹介している。

• ・中国骨董品に特化しているか？
• ・中国美術に関する買取実績があるか？
• ・中国美術に関する販売ルートが豊富か？

理想的な専門店との出逢いにつながる上記3点は、各専門店のサイトを見るだけでチェック可能な内容となっている。また過去に中国の工芸品や家具の取り扱い実績が豊富な専門店であれば、茶棚や飾り棚の彫刻や螺鈿といった装飾にも適正な価値をつけてくれる可能性が高いと捉えて良いだろう。

古道具 やましょう

中国家具と唐木家具の買取ページを開設するやましょうでは、茶棚や飾り棚といった商品も買取可能としている。ちなみにこの専門店のサイトには、戦前からあるような古い家具の方が高値につながりやすい傾向があると書かれている。またデザイナーズ家具から時代箪笥まで幅広いカテゴリを歓迎するやましょうなら、中国家具か否かの判断ができない古い棚に関しても気軽に買取相談できることだろう。

やましょうの出張買取サービス

やましょうでは東京・埼玉・神奈川を中心とした関東エリアを対象に、中国家具などの出張買取をおこなっている。このサービスを通して古い茶棚や飾り棚の扱いに慣れた査定士に来てもらえば、大事な中国家具にキズなどをつけずに自宅から安全に運び出すことも可能となるだろう。

またお客様と査定士の協力で搬出の難しい商品に関しては、事前の申し付けにより2人の担当者で訪問することも可能となる。そのため、大きな中国家具や中国骨董の梱包や運び出しのできないお年寄りや身体などに障害のある方々でも、やましょうの出張買取サービスなら安心して全ての作業をお任せできることだろう。

遺品整理や残置物の買取もできるやましょう

残置物買取や遺品整理の対応も受け付けるやましょうは、故人の残した中国家具や中国美術といった品物に対して、どのように片付けや分別をすればわからない方々にも状況に合った形で寄り添える専門店であると考えられる。

ちなみに遺品整理と生前整理のサービスでは、遺品の買取から分別、運び出しまでお客様の希望に応じた手配をおこなえる。また中国美術を含め幅広い骨董品やアンティーク品の価値のわかるやましょうの査定士に相続財産を見てもらえば、積極的な買取により高額な処分費用を抑えることも可能となるだろう。

中国美術 SoWAs

中国の古家具やアンティーク家具の鑑定・査定・買取・オークションをおこなう中国美術 SoWAsも、茶棚や飾り棚の売却時の相談しやすそうな専門店だ。この業者の取り扱い実績には、紅木竹製の立派な茶棚の写真も掲載されている。またこの他に石屏風の買取実績なども公開するこの業者のサイトに目を通すと、一般の皆さんには搬出の難しいサイズの大きな中国家具の買取にも対応可能であることに気付かされる。

中国美術 SoWAsの出張買取サービスの特徴、魅力

良心的な買取対応で定評のある中国美術 SoWAsでは、出張料無料で全国のお客様のところに買取査定に行くサービスをおこなっている。品物1点から利用可能なこのシステムなら、自宅の模様替えや引越しなどで飾り棚だけを売却処分したい方々でも気軽に買取相談できる形となる。

また査定価格に納得できないときにキャンセルもできる中国美術 SoWAsなら、現段階では明確な価値のわからない茶棚や飾り棚の買取査定にも堂々とチャレンジできると言えそうだ。ちなみにこの専門店で各種買取サービス利用をするときには、最初にLINE鑑定もしくはメール鑑定で品物の情報を査定士に送る形となる。

トレジャーファクトリー

新入荷&買取情報に多くの中国民芸家具や和家具を並べるトレジャーファクトリーも、おすすめ度の高い買取業者だ。このショップの買取実績一覧に目を通すと、非常に多くの店舗で中国の民芸品や家具が取り扱われている実態に気付かされる。

トレジャーファクトリーにおける中国家具の買取方法

この業者では、店頭・出張・宅配・引越し&買取の4方法でお客様の品物を受け付けている。一般的にサイズが非常に大きい茶棚や飾り棚の場合、売り手自身が段ボールに梱包する宅配買取以外の手段を選択する形となる。

ちなみに過去に中国の飾り棚を買い取った実績のあるトレジャーファクトリー大宮店のブログでは、お客様自身では店舗持ち込みが難しいときに出張買取の対応も可能としている。また無印良品やIKEA、ニトリといった定番家具の買取もできるトレジャーファクトリーなら、不要なインテリア用品も出張買取を使って一気に現金化につなげられることだろう。

トレジャーファクトリーで中国家具を売る際の注意点

トレジャーファクトリーには、店舗ごとに買取強化している品目が若干異なる傾向がある。またこの業者のサイトには、骨董品や古美術品といったカテゴリが掲載されていない。したがって、見方によってはアンティーク品と分類される可能性の高い中国家具を売るときには、最寄りの店舗に問い合わせをしてから持ち込むのが理想となる。

特に出張買取サービスを選択するときには、所有する中古家具が購入から10年以内という条件に該当する新しいものではないことも伝える必要があるだろう。

東京古物

東京タワーから車で2〜3時間で行ける関東エリアで出張買取をおこなう東京古物には、過去に中央区築地で中国家具の花台と官帽椅子を買い取った実績がある。この査定情報の中には、年代物の中国家具も積極的に買取可能といったコメントが書かれている。また東京古物では、紅木材や黄花梨、紫壇などの商品も歓迎しているようだ。

東京古物で高額査定のできる理由

この業者ではお客様から依頼のあった商品を少しでも高く買取るために、無駄な経費削減につながるさまざまな取り組みをおこなっている。例えば、賃料などがたくさんかかる駐車場や倉庫などは、全て都市郊外に置いている。

また代表者が自ら買取業務をおこなうこの専門店には、人件費の削減だけでなく効率的かつスムーズにお客様のところに訪問できる特徴もあるようだ。このように高価買取だけでなく顧客満足度の向上につながるさまざまな取り組みをする専門店は、中国で買った茶棚や飾り棚を売る方々にとっても多くのメリットをもたらす可能性が高いと捉えて良いだろう。

捨てる前の相談も大歓迎

幅広い骨董品や美術品を歓迎するこの専門店では、品物を片付けたり捨てる前にとにかく一度見せてほしいといったメッセージをサイト内で発信している。こうした姿勢を持つ東京古物では、汚れや経年劣化によりイメージの悪い品物の査定も積極的におこなっている。

また特に買取強化する茶棚や飾り棚といった中国家具については、例えダメージがあっても古ければ古いほど歓迎しているようだ。このように売り手からすれば査定士に相談しにくいと感じるレベルの商品にも良心的な査定対応をする東京古物なら、自宅に眠っているさまざまな中国骨董などの話もしやすいことだろう。

竹子堂

東京都台東区で20年あまりの買取実績のある竹子堂でも、サイト内に中国家具の買取ページを開設している。紫壇や黄花梨などの希少性にも言及するこの専門店は、中国でつくられた茶棚や飾り棚などにも適正な査定をつけられる可能性が高いと言えそうだ。

竹子堂で中国家具を売るときのポイント

長きに渡って倉庫に保管していて、経年劣化によりヒビや欠損などが生じてしまった中国家具は、売り手自身が無理に修復作業などをおこなわずに、そのままの状態で竹子堂などの専門店に持ち込むのが理想となる。

また材質や状態が重要な査定ポイントとなる中国家具を売るときには、まずメール査定を使って下記の部分を撮影した写真をメールで竹子堂側に送るのが基本的な流れとなる。

• ・木目の拡大写真
• ・中国家具の全体写真
• ・瑕疵（汚れ、経年劣化、破損など）の写真
• ・彫刻の写真

こうした形で今所有している茶棚や飾り棚の特徴がわかる写真を送っておくと、査定士が現物を見る前に年代の判別もおこなえる。また状態低下によって本査定額が大きく下がりやすい買取市場の実情から考えても、問い合わせ段階で家具の瑕疵を含めた多くの情報を伝えることが高価買取を狙う売り手のマナーであるとも言えそうだ。

多彩な査定・鑑定方法

竹子堂では、電話・メール・店頭・宅配の4方法でお客様の買取相談への対応をおこなっている。デジカメやスマホがなくメール送信が難しいお客様には、電話による問い合わせも歓迎しているようだ。ちなみにこの方法を選択した場合は、竹子堂の持つ市場動向データをもとに、どのような価格帯で流通しているかを教えてもらえる形となる。

ちなみに竹子堂の実店舗は、不定休となっている。したがって、マイカーを使ってショップに直接飾り棚などを持ち込むときには、事前に来店日時の予約をするのが理想となるだろう。

まとめ

骨董品や古道具、古美術品の買取市場で人気の高い茶棚や飾り棚といった中国家具は、状態の悪さや古さといった問題があっても意外な魅力で高価買取につながりやすいカテゴリとなっている。

しかしながらサイズが大きく自宅からの搬出が難しい中国家具の場合、相見積もりを諦めてしまうお客様も少なくない実態がある。こうした商品を1円でも高く売るためには、まず中国家具の全体や汚れ、損傷といったさまざまな写真を撮影し、買取店各社のメール査定やLINE査定を使ってなるべく多くの専門店に買取相談をする心掛けを持つようにしてほしい。