古い・傷・汚れのあるトレーディングカードは買取して貰えるのか

トレーディングカードを売ることを検討している場合、古いものや傷のついているもの、汚れているものは、買取可能であるのかなどが気になることだろう。必要なくなったトレーディングカードは多くの場合、まとめて売ることが多いようだ。

そうしたときに、買取してもらえるのか、単に廃棄となってしまうのかで心証は大きく変わる。トレーディングカードは集めるまで手間がかかっているケースも多いからだ。ここではそうした少々難ありのトレーディングカードが買取可能なのかを説明していく。参考にしてみてほしい。

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トレーディングカードはどこで売れば良い？

そもそもトレーディングカードはどこで売れば良いのかと思う人もいるだろう。トレーディングカードを売るには、リサイクルショップやカード専門店で売る方法、ネットオークションなどを利用する方法などが考えられる。

リサイクルショップ

トレーディングカードの買取をおこなっているリサイクルショップには、「駿河屋」や「買取コレクター」、「メディアワールド」などが代表的なものとしてあげられる。あるいは「ハードオフ」グループの「ホビーオフ」でもトレーディングカードの買取をしているようだ。店舗での買取のほか、宅配買取などに対応している店舗もあるとのこと代。

リサイクルショップで買取を依頼するメリット

リサイクルショップで買取を依頼するメリットとしては、カード以外のものも同時に売ることができることだ。本やDVD、ゲームソフトなどを同時に取り扱っている店が多い。

そのようなホビー用品であれば、トレーディングカードと合わせて、まとめて売りに出すことができる。品数が多い方が買取価格がアップする店が多いため、有効利用できるだろう。

リサイクルショップで買取を依頼するデメリット

デメリットとしては鑑定能力のばらつきだ。プロの鑑定人がいるところもあるが、一方でアルバイトが鑑定を担当しているケースも多い。あるいは、売れ行きの良いカードであれば高く売れるが、プレミアカードであっても流行ではない場合には、安く買いたたかれてしてしまう可能性がある。

利用者の間口を広くとっているため、流行りに左右されるのだ。そのため、売りに出すカードを選ばないと正当な価格が提示されないこともあるので、注意が必要となる。

カード専門店

カード専門店としては「トレトク」や「カードラボ」に「トレコロ」などがあげられる。

「トレトク」は特に「遊戯王」や「マジックザギャザリング」「デュエルマスター」などに特化した買取をしているようだ。海外にカードを卸しているため、タイトルを限定した買取をおこなっているようである。

カード専門店で買取を依頼するメリット

カード専門店では、カードの鑑定に特化しているため、リサイクルショップでは十把一絡げにして安値がつけられてしまうカードでも、プレミアがつく可能性があるという利点がある。

カード専門店で買取を依頼するデメリット

一方でカードに特化しているため、その他のホビー用品を同時買取していないことが多い。あるいは限られたタイトルのみの買取というケースもあるようだ。そのため、まとめて処分した人にとっては、あちこちにバラバラに依頼しなければならず、手間になる場合もあるだろう。

ネットオークションやフリマアプリ

「ヤフオク」や「メルカリ」などのサイトやアプリを利用する手もある。ネットオークションやフリマプリでは直にやり取りをすることで、個人の需要にダイレクトに応えることができる利点がある。コレクターと直にやり取りをすることで、納得できる価格がつく可能性もあるだろう。

ただし、直に落札者とやり取りをおこなうため、相場感覚をつかんでいないと、安価に買いたたかれてしまう危険も潜んでいる。

それぞれメリットデメリットがある。総合的に判断して、納得できる方法で売ると良いだろう。

古い・傷や汚れのあるトレーディングカードは買取可能か？

結論として古いカードはカード専門店であれば買い取ってもらえるケースが多い。傷や汚れのあるカードの場合は、リサイクルショップ、専門店ともに買い取ってもらえるようだ。ただし、汚れや傷の度合いによって価格に差が出る。

古いトレーディングカードを売るには

古いトレーディングカードを売る場合には、鑑定人にプレミア価値が判断できるかどうかがポイントとなる。あるいは市場に出回っていないものに価値を置く買取システムがあるかどうかもポイントだ。

ホームページによれば、「買取コレクター」や「トレトク」ではプロの鑑定人によるカードの価格査定をおこなっているようだ。両店舗ともに、古いカードも買取できるとのことなので、古いトレーディングカードを抱えている人は、試しに問い合わせてみても良いかもしれない。

ヤフオクやメルカリなども購入者が価値を判断できれば、古いカードでも売ることができるだろう。オークションでは1人でも需要があれば、売ることができる。そのため、古いカードを売る場合、使い勝手が良いのがオークションサイトである。その代わり落札されなければ、買い取ってもらうことはできないが、手段の一つとしてはありだろう。

傷や汚れのあるトレーディングカードを売るには

傷や汚れのあるトレーディングカードであっても、その程度が比較的軽いものであれば、買取の定価から減額はされるものの、買取してもらえるケースが多い。

傷や汚れに対しての減額の目安

例えば、「カードラボ」の減額の目安を参考にしてみる。

比較的減額幅が小さいのは、カードの反りや指紋汚れ、カードの縁や角の欠けだそうだ。カードのめくれや細かい傷、一部の折り目などではやや減額が増える。カードの表面が見づらいほどの汚れや書き込み、傷。コーティングが剥がれているほどのめくれや、半分以上折れている場合は、大きな減額となるのだそうだ。

他店で断られたカードを引き取ってくれる店もある

一方で、他店でも断れたような汚れや傷のあるカードも引き取る、としているのが、「トレトク」や「買取コレクター」である。汚れや傷があるものであっても買取してくれるそうだ。

その他にも、具体的な状態によるランク付けを公表しているサイトもあるので、参考にしてみると良いだろう。

レアリティが低いカードだと価格がつけられないケースも

またトレーディングカードはノーマルカードやレアカードの区別によって、値段に大きな違いがでる。ノーマルカードの場合、傷があれば価格がつけられず、査定外になるケースも少なくなく、買取というよりも無料での引き取りになるケースも多いようだ。その点は留意しておきたいところである。

その他、傷や汚れのあるトレーディングカードは、ヤフオクなどのオークションサイトで落札してもらうことや、トレカ専門フリマアプリmagiやメルカリで出品することもできる。その場合には後々のトラブルを防ぐためにも、カードの状態を細かく明記しておこう。

傷があっても高く売れるカードの情報

逆に遊戯王で言えばウルトラレア以上、シークレットや20thシク、デュエマで言えばWINNERプロモ、勝利者賞、ポケカで言えば旧裏面の初版の中でもキラカード、ひかるシリーズなど、ハイレアリティのカード、MTGで言えばGURUランドなどの基本土地やデュアルランド、ブラックロータスなどのパワー9などであれば傷などのダメージがあっても高価買取して貰うことができる。

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トレーディングカードを売るときのポイント

少しでも高く買い取ってもらうにはどうすればいいのか。以下にトレーディングカードを売るときのポイントをまとめたので参考にしてほしい。

価格相場を確認する

まず、トレーディングカードを売る前には、「ヤフオク」などのネットオークションやネットショップなどを調査してみて、価格相場を確認しよう。

また「駿河屋」では流通の少ない商品の価格が高騰する傾向にあるため、トレーディングカードに関しても価格相場を確認するのに利用できるようだ。自分のカードがどのくらいの価値があるのかを確認すると良いだろう。「駿河屋」ではノーマルカードであっても、流通量が少ないため高値で買取してもらった、というケースもあるようだ。

相場感覚をつかんでおくことで、査定の場合にも価格交渉が可能になる。店の在庫業況やトレーディングカードの制限改訂、再録販売などにより買取相場は変動するため、売りに出すタイミングも重要である。

買取対象品であるか確認

トレーディングカードの買取可、としている店であっても、当たり前かもしれないが、買取対象カードとそうでないカードがある。

例えば、トレーディングカード「遊戯王」の場合、KONAMI製のほか、BANDAI製、英語版やアジア版など種類が多い。KONAMI製はもっとも流通が多いため、買取可能としている店が多いが、その他のバージョンの場合には対象外となっている場合もあるのだ。バージョンの多いトレーディングカードの場合には、特に注意しておいた方がいい。

買取対象になっているかどうかは、多くの場合ホームページに記載されているのでチェックしてみよう。また買取可能としていても、すべてのカードに価格をつけるという意味ではない。その点には注意が必要である。

未開封のものは開封した方が良い場合も

トレーディングカードの中古市場においては、カードを選んで購入できるところにメリットがある。そのため、何が入っているか分からない未開封のカードには、あまり価値がおかれないようだ。例え中にレアカード入っていたとしても、買取の時点では分からないため、ノーマルカードと同じような価格で買い取られるケースが多いようだ。

構築済みのデッキを購入してそのまま未開封にしていたなどの場合でも、開封して、ばらして売った方が高い値がつく。中古市場ではデッキの需要が多くないためだ。手間かもしれないが、価格に差がつくことを思えば開封しておくのが無難である。

レアカードとノーマルカードは分けるのが無難

レアカードとノーマルカードの査定方法は異なる。宅配の買取の場合、それぞれ分けるように指定されていることも多いようだ。分けない場合には、レアカードであってもノーマルカードと同様の一律査定になってしまい、損をする場合もある。気をつけておいた方が良い。

カードスリーブやファイルから出した方がいい場合もある

カードを保管するときにスリーブやファイルに入れておく人も多いだろう。しかし、買取の際には取り外しておいた方がいい場合もある。外すことを指定されているにもかかわらず、そのまま買取に出したため、本来は価格がつくはずカードが無料引き取りになってしまったケースもあるようだ。

ただし、店によってはそのままでも買取可能と言われることもあるとのこと。詳しく問い合わせてみると良いだろう。その他、店によって指定事項がある場合も多いので、しっかりとチェックしておこう。

まとめ

古いトレーディングカードや、傷や汚れのあるトレーディングカードも、買取は可能だ。ただし、傷や汚れは、その状態や度合いよって通常の買取価格から減額される可能性がある。場合によっては、価格がつかずに無料引き取りになるケースもあるようだ。

またトレーディングカードを売ろうと思うときには、主に3つの手段が考えられる。リサイクルショップで売る方法、トレーディングカード専門店で売る方法、ネットオークションを利用する方法だ。それぞれ一長一短あり、利便性やカードの買取価格、買取対象であるかなどを総合的に検討してから選ぶと良いだろう。

さらにトレーディングカードは価格相場が変動するため、売るタイミングもポイントとなる。今回紹介したことを参考にしてほしい。

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