ある特定のアイテムを着用する女子が、爆発的に増えるような現象の起きるレディースファッションの世界に比べると、メンズファッションの流行り廃りの波はさほど大きくはない。
すなわち、比較的安定した、スタンダードかつ人気のあるアパレルブランドが息長く生き残っている。古着屋やセカンドハンドショップでも、その需要はもちろん高い。大事に扱っておけば、買取の際にかなりの高値も期待できるかもしれない。ここでは、そんな高額買取が期待できるメンズファッションブランド8つを紹介する。
なお、ここに挙げたブランドは、ドンドンダウンオンウェンズデイ、セカンドストリート、DIGRAG、フクウロ、古着買取王国、ZOZOTOWNなど大手買取業者15社のうち、多くの業者が買取強化に指定していたブランドである。ただし、季節に影響されるマウンテンウェアや、グッチ、エルメス等のスーパーブランドとされるものは敢えてピックアップしていないので、ご了承願いたい。
Fran Suárez / Miguel.Aguilera
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ENGINEERED GARMENTS(エンジニアド ガーメンツ)
アメリカで10年にわたりバイヤーを経験した鈴木大器氏が、古き良きアメリカのデザイン性と機能性を備えた服を軸にして1999年にニューヨークで設立したブランド。Made in U.S.Aにこだわり、デザインから生産までのほとんどをアメリカ国内で行っている。
「完成された未完成品」というフレーズで形容され、一般的な知名度は高くないもののファッションフリークたちには非常に愛されているブランドのひとつ。クラシックテーラリングから、スポーツ、ワークウエア、ミリタリーユニフォームなど、アメリカ洋服文化の優れた素材やディテールを再構築した製品群は、日本だけでなく海外でも評価が高い。2014年には豚骨ラーメン専門店・一風堂ニューヨーク店のユニフォームを制作し、話題となった。
Supreme(シュプリーム)
赤地に白で書かれたロゴが印象的な、ニューヨーク発のファッションブランド。1994年、イギリス人のジェームス・ジョビアがスケーターのためのショップとして創設して以降、ストリートファッションの世界で圧倒的な人気を博しており、代表的なストリート系ブランドとして知られている。
数多くの有名芸能人やミュージシャン、芸術方面で名を成す人々の中にも多くのSupremeファンがいる。またスニーカーのVANSやスケートボードなど、コラボ商品を数多く手掛けていることでも有名である。最近ではルイ・ヴィトンが2017年秋冬のメンズコレクションでシュプリームとのコラボレーションを発表。大きな注目を集めた。
UNDERCOVER(アンダーカバー)
高橋盾氏と一之瀬弘法氏が文化服装学院在学中の1989年にブランドを設立。95年にオンリーショップの「NOWHERE LTD」をオープンさせると爆発的な人気を博し、2002年以降はパリコレの常連となり世界的にも注目を集める日本のブランドの1つとなっている。
2013年にはセカンドラインとなる「JohnUNDERCOVER」(メンズ)と「SueUNDERCOVER」(レディス)を発表する一方、2015年にはメンズラインだったアンダーカバイズムがアンダーカバーへと統合されている。また、2010年にはナイキとのコラボブランド「GYAKUSOU」でランニングウェアを製作。さらに2012年にはファストファッションのユニクロとのコラボコレクション「UU」を発表し、大きな話題を呼んだことは記憶に新しい。
unused(アンユーズド)
「unused」は、2004年に設立された日本のブランド。コンセプトは「観念的な枠を取り去り、解体し、存在の新たな形の追及提案」。既成概念にとらわれず「過去の物に新たな観点で改良を加え、喜びを与える機能美と着心地を追求している」とする。サイズ展開が幅広く、ユニセックスで着用できるのも特徴の1つだ。
「既製服の進化」を意識してデザインされており、奇抜な形や色で勝負せず、どんな格好にも合う汎用性の高さが評価されている。購入者にはリペアの生涯保証がついていることからも、品質への自信がうかがえる。なんとデザイナーは非公表であり、完全に製品のクオリティの高さだけで評価されている珍しいブランドでもある。
a bathing ape(ア べイシング エイプ)
サルのトレードマークや、迷彩柄のデザインが特徴の世界的ブランド。NIGO®こと長尾智明氏が1993年に創設し、やんちゃで大胆な柄使いのデザインは裏原宿系の中核的イメージにあるブランドとして知られている。正式には「A BATHING APE IN LUKEWATER」と言い、「ぬるま湯につかった猿」という意味だ。
ブランドを運営していた会社は2011年に香港の企業に売却され、長尾氏も2013年にはデザイナーという立場から退いている。かつての人気さゆえに“オワコン”とみなされることもあるが、熱烈なファンは少なからずおり、そのブランド展開も世界中に広がっている。超有名ブランドだけあって模倣品も数多く出回っているので注意したいところだ。
TENDERLOIN(テンダーロイン)
海外在住の5人の日本人クリエイターにより、ロサンゼルス、東京、ロンドンの3都市に拠点を置いて、1997年にスタートしたファッションブランド。各都市のストリートカルチャーを体感してその魂をデザインに込めようというスタンスが取られている。
ブランド名の由来は、サンフランシスコの治安の悪い区域の通称「テンダーロイン地区」から。アメリカンカジュアルにジャンル分けされ、真似できないエッジの効いた独特なスタイルを確立している。また、ホースシューリングをはじめとするリングアイテムも充実しており、有名人に多く愛用者がいる。
visvim(ビズビム)
フットウェアのコレクションから始まり、アクセサリーや服などトータル展開した裏原宿系の代表的ブランド。2001年、中村ヒロキ氏によって開設された。 スウェードを使ったスニーカーのラインに定評があり、モカシンと融合したFBTや丸いフォルムのワークブーツSERRAなどがフットウェアの代表的なシリーズである。世界各国に愛用者がおり、中でもエリック・クラプトンが着用していたことで大きな話題となった。
国内に「F.I.L.」というショップを6店舗運営しているが、このショップでしか扱っていないアイテムは稀少度が非常に高い。
MACINTOSH(マッキントッシュ)
19世紀前半のイギリスに生まれたブランドである。1823年にチャールズ・マッキントッシュ氏が発明したゴム引きコートから始まり、その代名詞となっているのがステンカラーやトレンチコートなどのアウターだ。一切の無駄がない、シンプルかつクラシックなデザインが人気だ。
誰もが一度はあこがれるスタイリッシュなシルエットのアウターは価格高騰必至。2012年にはイギリス本国に次いで世界で2店舗目となる旗艦店が東京・南青山にオープン。片山正通氏がインテリアデザインを手がけた店内にはブランドの歴史が分かる展示もあり、一度訪れてみてはいかがだろうか。
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まとめ
本コラムで紹介したブランドは、どれも中古市場での人気も高く高価査定が期待できるものばかりだ。とはいえ、査定額はアイテムの状態や季節、買取店によっても異なる。 日頃の保管状況を見直し、丁寧な取り扱いを心掛けたい。また、買取先は複数店の査定額を比較して最も高く買い取ってくれるところにお願いしよう。
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