大阪で日本刀を売りたい人向けの買取店を6社徹底比較

親や祖父の代で所有していた日本刀を譲り受けたはいいものの、家に飾る場所もなければ、魅力も感じないという人は多いはずだ。

そのような日本刀は、持っていても宝の持ち腐れでもあるため、売却してしまって、新しい所有者の元へ渡るのがベストだろう。今回は大阪にお住いの方で、日本刀を売りたい人向けの買取店の相場を比較していく。

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日本刀は中古品として買い取ってもられるのか？

まず、日本刀を売りたいと思っている人の疑問として、日本刀は中古品として買い取ってもらえるのだろうかというものがあるはずだ。

ゲーム機や本などであれば、当然のごとく買い取ってもらえるが、物が特殊なだけに、そもそも買取が可能なのかという点で引っかかる人もいる。

結論から言えば、日本刀は中古品として売却することが可能な品物となっている。日本刀特有のルールは存在するが、商品として売却することは可能である。

まずは、最初の疑問が解消されただろう。もし、家にいらない日本刀があるなら、思い切って売ってみることをおすすめする。

品物によっては意外に高値で買い取ってもらえるのが日本刀

日本刀の趣味がない人にとっては、日本刀の価値というものはわかりにくいものだ。どれも同じに見えてしまい、どれが高価なのかもわからないだろう。

しかし、意外に高値で売れるのが日本刀でもある。そもそも価値の高い品物である上に、骨とう品としての価値もあるため、新品だから高価であるというわけでもないという特徴を持っている。

もし、あらゆる人間関係や相続によって、稀代の名刀を譲り受けることもあるかもしれない。そんなことはほとんどないだろうが、もしも自分が売ろうとしている日本刀がそれなりに価値のあるものにもかかわらず、適当な値段で売ってしまうのは非常にもったいない。

できれば、適正な価格で買い取ってもらい、売り手にとってもメリットのある買取を行った方が有意義だ。

日本刀を売るときの注意点について

日本刀を売却することにおいて、いくつかの注意点が存在する。本やゲームを売却するときとは、全然状況が異なるため、確実に知っておかなければならない。

知識がない中で日本刀を売ろうとすると、思わぬトラブルに巻き込まれる可能性があるため、注意点に関しては、確実に抑えておくようにしたい。

日本刀を売却するときに注意しておきたいこととしては、以下の3点だ。

• ・日本刀と模造刀の違い
• ・銃砲刀剣類登録証の確認
• ・所有者変更の手続き

それでは、１つずつ注意点について解説していく。

日本刀と模造刀の違い

日本刀の形をしていても、いわゆる模造刀はレプリカに該当する。正確に言えば、金属製の刀に著しく類似するものであり、本物の日本刀とはカテゴリが異なる。日本刀は、まぎれもなく武器であり、銃刀法によって規制や所有に関するルールが定められている。

模造刀の場合は、携帯に関する規制はあるものの、所有に関する規制はない。そして、売却という視点から見れば、もちろん日本刀と模造刀の価値は異なる。やはり本物の日本刀の方が明らかに高値である。

もし、家にある刀を売ろうとしているときには、それが本物の日本刀なのか、模造刀なのかを確認する必要がある。これがどちらかによって、必要な対応が異なるため、注意が必要だ。

銃砲刀剣類登録証の確認

本物の日本刀は銃刀法によって規制を受けている。当然ながら、鋭利で人を傷つける恐れのあるものなので、所有に関しては、厳しく取り締まりを受けることになる。ニュースなどでも日本刀を携帯していたことなどで銃刀法違反に問われた例をニュースなどで見たことがあるだろう。

日本刀は所有するだけでも、法に則った管理が必要だ。では、日本刀の所有にはどのようなルールがあるのだろうか。 まず、第一に挙げられるのが、「銃砲刀剣類登録証」である。これは、日本刀1本1本に登録証が発行されており、国が日本刀の所在を把握するために行われている。

日本刀を所有するときにも、売却するときにもこの「銃砲刀剣類登録証」は必要となる。

他人から譲り受けた日本刀や、相続で受け取った場合など、日本刀の知識がないために、この「銃砲刀剣類登録証」の存在を忘れてしまっている場合がある。

この「銃砲刀剣類登録証」がない場合には、銃刀法違反となってしまうだけではなく、登録証がなければ、日本刀として認められないため、買取も難しくなる。

もし、譲り受けた日本刀で、「銃砲刀剣類登録証」の所在が分からない場合には、速やかに再交付や新規発行の手続きを行わなければならない。申請は各都道府県の教育委員会が管轄しているので、そこに問い合わせてほしい。

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所有者変更の手続き

日本刀には、日本刀の所在を明らかにする「銃砲刀剣類登録証」があるが、これは、所有者を明らかにするためのものでもある。つまり、日本刀を売却することによって、所有者が変わった場合、新しい所有者は所有者変更の申請をしなければならない。

これは売る側の人間には、あまり関係のない話と思うかもしれないが、例えば、個人売買で日本刀を売った場合、売った相手が、その申請をしておらず、トラブルに巻き込まれた場合、現状での登録された所有者である打った人間も被害が及ぶ可能性がある。

日本刀は武器であり、法律によって厳しく規制されているという認識を持ち、各種申請や手続きなどは、正確に滞りなく行うことが、日本刀を売るときのポイントとなる。

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日本刀を売る場合、どのような方法が考えられるか

さて、日本刀に関する基本的な注意点は理解できただろう。では、実際に日本刀を売るとなった場合にどのような方法が考えられるだろうか。

普通の物とは異なるので、どこに行けばいいのかわからない場合もあるかもしれないので、ここでは、日本刀を売る方法について考えていく。

まず、基本的な中古品買取のパターンとしては、業者に買い取ってもらうという点だ。業者買取には、店頭・宅配・出張の3つの手段がある。

日本刀に関しても、通常の物を売るときのような方法が存在するので、その点は安心して欲しい。では、この3つの方法のメリットやデメリットには、どのようなものがあるのだろうか。詳しく見ていこう。

店頭買取

店頭買取は、中古品を専門に扱っているリサイクルショップや、鋳鋼品買取業者が運営している店舗に足を運び、商品を買い取ってもらうという方法だ。

店頭に直接商品を持って行く分、買取までにかかる時間が短くて済むというメリットがある。また、店頭で査定を行い、もし提示された金額に納得がいかなければ、もちろん買取を断ることもできる。

しかし、店頭まで商品を運ぶ必要があるのが欠点といえるだろう。とくに、近くに買取専門のショップがない場合は、大変な手間になることが考えられる。特に、日本刀の買取を扱っている業者は限られると考えられる。

家の近くやアクセスのいい場所に店舗がない場合には、デメリットが大きくなる。

宅配買取

宅配買取は、商品を業者のところへ宅配で送り、その後査定をしたのち、査定額を提示し、合意に至れば買取が成立するというものだ。

店頭まで商品を運ばなければならない店頭買取に対して、宅配買取はそのような労力が必要ないという点で優れている。

買取金額に関しても、店頭買取と遜色ない金額で査定してくれるというのも宅配買取の特徴でもある。家の中ですべての作業が完結するというのは、人によっては大きなメリットになることが考えられる。

特に、日本刀を持ち歩くというのは、それだけでプレッシャーがかかることでもある。宅配によって、そういったリスクを回避することができるのは、メリットがあるといえる。

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更新日 : 2021/04/26

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出張買取

出張買取は、買取専門のスタッフが自宅まで来てくれる。そして、自宅で査定をしてくれるというサービスである。

店頭買取では、店まで足を運ぶ必要があり、宅配買取では、梱包する手間がかかっていたのに対して、出張買取は、それらの手間を全て省いた形といえるだろう。手間が少ないサービスを利用したいと考えている人には、おすすめの手段といえるだろう。

しかし、出張買取では、買取スタッフの人件費や出張費などを考えると、やや買取金額が下がる傾向にあるといわれている。日本刀をより高値で売りたいと考えているのであれば、他の方法をおすすめする。

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日本刀を売るなら専門ショップでの買取がおすすめ

日本刀の買取方法について解説したが、やはり重要なのは業者選びでもある。日本刀のような特殊な物を売る以上、適切な価値を見てくれる業者に依頼した方がいいだろう。やはり、その点においては専門点での買取がおすすめだ。

専門点では、日本刀の価値を適切に査定することができる人員がいる。その上で、日本刀の価値を客観的に正確に査定してくれるので安心だ。

たいした商品知識がないような業者に日本刀の査定を依頼するのは不安がある。実は、結構価値のある品物だったにもかかわらず、安値で査定されてしまうということも考えられる。日本刀を売るのであれば、日本刀の買取を専門で行っている業者に依頼するのがおすすめだ。

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日本刀はネット上の個人売買でも売れるのか？

ちなみ業者買取という方法以外には、ネット上のサービスを利用した個人売買が挙げられる。現在では、メルカリやヤフオクなどが中心となっているが、このようなサービスを利用して、日本刀を売却することはできるのだろうか。

物が物だけに、規約上売却できない可能性も考えられる。ネット上のオークションサービス「ヤフオク」とフリマアプリ「メルカリ」を調べてみたところ、実際のところ日本刀の売却には問題がないようだ。

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目立ったトラブルも発生していないこともあり、規制が及んでいないとも考えられるが、基本的には、こういったサービスを利用して、日本刀を売ることは可能である。

ただ、注意が必要なのは、こういったサービスは個人売買でもあり、売った相手が日本刀に関してどのような知識を持っているかわからないケースがある。

先ほども開設したように、日本刀の所有には「銃砲刀剣類登録証」が必要となる。所有者が変更すれば、その手続きが必要となる。個人売買で日本刀を打った相手が、このような法規制の知識がなく、手続きを怠る可能性も考えられられる。

また、誰もが利用できるサービスでもあるため、未成年が好奇心で購入するといったことも考えられる。売却後のトラブルのことを考えると、ヤフオクやメルカリなどの個人売買で日本刀を売るのは、リスクが大きいように見える

。

もし、それでもヤフオクやメルカリで日本刀を売る場合には、メッセージ機能などを駆使して、相手の日本刀に関する知識を把握し、適切な手続きを忘れずに行うことを伝える必要があるだろう。

便利なサービスではあるが、日本刀という品物としての特殊性があることを売り手としては、しっかりと認識していなければならない。

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大阪で日本刀を売りたい人向け買取業者5社を比較！

ここからは、大阪で日本刀を売りたい人向けに、主な買取業者を5社取り上げて、それぞれの業者の特徴や、買取相場などを調査していく。

それぞれの業者の得意分野や買取のスタイル、相場などを比較していきながら、自分に合った業者を選んでほしい。 今回取り上げる業者は5社である。

刀剣佐藤

刀剣佐藤は岡山県倉敷市に本社を構え、大阪にも支社を展開している刀剣類の買取業者だ。買取方法には、店舗買取と宅配買取があり、宅配の強みを活かして、全国からの買取の依頼にこたえることが可能となっている。

また、ネット上での画像を用いた査定や、業界初のLINEアプリを使った査定も可能となっており、利便性の高さに売りがある。

また、査定のクオリティにも定評があり、鑑定歴40年を超える熟練の査定によるスピーディな査定によって、買取実績は業界でナンバー1を獲得している。長年の実績と顧客満足度の高さから安心と信頼感がある買取業者だ。

住所

〒540-0026　大阪府大阪市中央区内本町2丁目3-8 ダイアパレスビル本町202号

鋼月堂

大阪市の心斎橋にお店を構える「鋼月堂」。こちらは刀剣買取専門の業者だ。日本刀に始まり、脇差、短刀、槍などの刀剣類の買取を実施している。

こちらの業者の魅力は何よりも高い専門性だ。「餅は餅屋」を自称しているだけに、日本刀の査定には絶対の自信を持っている。店頭買取だけではなく、宅配買取や出張買取にも対応している。また、ネット上から画像などを送って査定をしてもらうことも可能だ。

やはり専門性の高い分野だけあって、その業界に精通した専門家に査定してもらうことが最もいいと考えられるだろう。全国でも数少くない刀剣、日本刀専門の買取業者。日本刀を売却する上で、ここまで心強い存在はないかもしれない。

住所

〒542-0083　大阪府大阪市中央区東心斎橋1-9-19

電話番号

0120-920-855

受付時間

10：00～18：00（平日）

最寄駅

地下鉄堺筋線「長堀橋駅」／地下鉄御堂筋線「心斎橋駅」

明倫産業

明倫産業は刀剣から刀装具（小道具）まで幅広い商品の買取を行っている業者だ。マニアな人にとっては、日本刀だけではなく、それ以外の武具についても所有しており、場合によっては買取を依頼することを希望するだろう。

その場合は、幅広い買い取り対象を持っている明倫産業がおすすめだ。基本情報として、店頭買取、宅配買取、出張買取と買取方法もそろっており、オンライン上での画像による査定も可能だ。また、格安の日本刀や外装品のない日本刀も買取対象となっているので、高価買取を狙う人にも、いらない物を処分したいという人にもおすすめだ。

住所

〒543-0074　大阪市天王寺区六万体町 1-32

電話番号

06-6772-3026

受付時間

AM9：00～PM6：00（日曜、祝日定休）

最寄駅

地下鉄谷町線 四天王寺前夕陽丘駅より徒歩3分/谷町九丁目駅より徒歩8分

日晃堂

日本刀を始め幅広い骨とう品の買取事業を行っているのが日晃堂だ。こちらの業者は、宅配買取と出張買取の2つのうちから買取方法を選ぶことができる。

店舗買取を実施していない理由としては、日本刀を最も良い状態で査定することができるというメリットからきている。どうしても店頭買取で日本刀を持って行った場合には、刀剣の装飾などを忘れてしまい、査定額が下がってしまうケースがある。出張買取であれば、日本刀に関して付属品を含めた査定が行えるため高価買取に繋がってくる。

また、宅配買取では時間を有効に活用できる。日本刀を高価買取するために店頭買取を実施しないという選択をあえて選んだといえる。ネット上での画像を用いた査定など、気軽に申し込みや見積ができるのも優れている点だ。

電話番号

0120-905-278

受付時間

9：00～20：00（年中無休）

古美術八光堂

日本刀を始め、脇差、サーベル、甲冑、銃など幅広い刀剣・武具類の買取を行っている業者だ。店舗買取、出張買取に対応しており、メールやLINEを活用した査定もできる。

鑑定士はメディアにも多数の出演歴のある鑑定士が在籍しており、確かな鑑定力に定評がある。買取ジャンルも多く、査定料や出張料なども無料、鑑定士のクオリティも高いおすすめの買取業者だ。

なおこちらでは、買取実績の一部を公開しており、例えば「刀（白鞘・拵え）」で産国価格30万円となっている。もちろん日本刀の状態や相場変動によって、この価格が保証されているわけではないが、具体的な買取実績を掲載しているのは、明瞭で安心である。

住所

〒556-0011　大阪府大阪市浪速区難波中3-16-5 八光堂本社ビル1F

電話番号

0120-29-8510

受付時間

10:00～18:00（年中無休）

最寄駅

大阪市営地下鉄・御堂筋線「難波駅」 5番出口から徒歩8分

龍峯庵

龍峯庵は大阪の中でも梅田に位置する、日本刀の買取業者である。

日本刀の買取実績が豊富であり、常に30振以上の刀剣が店内に置かれている。日本刀自体は骨董品を扱う買取業者でも扱っているが、やはり日本刀専門店である龍峯庵の方が、査定の際の鑑定の精度は高そうだ。日本刀本体でなく、刀やつばだけと言ったような備品に関しても、買取に対応している。

錆びている場合に関しても査定はおこなってくれるし、一般の業者と比べ高く売ることができるので、買取価格は高い傾向にある。遠方の人の場合、刀剣を持ち出すのが現実的に難しいので、宅配買取に応じている。刀にまつわる物なら基本的に買取に応じる方針なので、日本刀を持っていなくとも備品だけあるという人でも査定に出す価値はあるかもしれない。

住所

〒530-0001 大阪府大阪市北区梅田１丁目３−１ 大阪駅前第一ビル2F

電話番号

06-6341-7889

受付時間

11時00分～17時00分

最寄駅

大阪梅田駅から徒歩3分

家にいらない日本刀があるなら売ってしまうのがおすすめ

他人から譲り受けたものや、相続によって手に入れた日本刀を持っていて、なおかつ処分に困っていた場合には、売ってしまうことをおすすめする。最近では、刀剣ブームなどがあり、コンテンツと日本刀が絡んだ市場が盛り上がってきたこともあり、買取業者に関しては、積極的な買取を行っていることも考えられる。

市場が盛り上がっているとすれば、相場よりも高く買い取ってもらう可能性も高くなる。今現在、日本刀を売るということに関してはチャンスでもあるので、機会があればやってみてほしい。

まとめ

日本刀を売るときに関する知識や、大阪の買取業者の比較を行ってきた。日本刀を売るという機会は人生でもなかなかないことではあるが、全くないわけでもない。また、その機会は急に訪れることもあるので、適切な対応が求められる。また、日本刀の買取を行うのであれば、後悔のない業者選びを行ってほしい。当サイト「ヒカカク！」でも最大20社から一括査定を無料で行うことが出来る。査定フォームはこちらから。

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