孫文(ソンブン)は、中国の政治家、革命家として非常に有名な人物である。中華民国の初代臨時大統領、そしてその後、中華民国中国国民党の総裁も務めた。そして、その書を中国や日本などに多く残しており、非常に高値で取引されている。
sun yat sen / Swiss James
CONTENTS
このコラムには、合法的な広告・宣伝が含まれている可能性があります。また、当社のサービスである「ヒカカク!」と「magi」の紹介も含まれています。
辛亥革命(しんがいかくめい)
1866年に清国で生まれた孫文は、その後ハワイや香港、マカオなどに移り住み、医師として活動するかたわら、政治思想を高めていった。
日清戦争後に中国で武装隆起を試みるも失敗に終わり、孫文は日本へ亡命した。日本には多くの支援者がおり、犬養毅をはじめとする多くの政治家などの援助を受けていた。そして、東京・早稲田で暮らしていた孫文は、東京で同士を集め、中華民国の前身となる「中国同盟会」をつくっている。
1911年に中国で辛亥革命が起きた。この革命は、一般群集や海外華僑、農民などが集まって起こしたものであり、当時孫文は中国にいなかったが、最終的にはリーダーとして率い、中華民国を建国。初代臨時大統領となった。
日本とのかかわり
孫文は日本に数回亡命していることもあり、支援者も多く、日本とのかかわりは非常に大きい。その一部を紹介しよう。
宮崎滔天
日本に亡命中の孫文を支援していたとして知られている、革命家の宮崎滔天(みやざきとうてん)という人物がいる。その息子である宮崎龍介は有名な連続テレビドラマで描かれていたため、ご存知の方も多いだろう。
2013年には、宮崎滔天の出身地である熊本県荒尾市に、孫文の書である「博愛」が寄贈されたことがニュースになった。
孫中山の名
孫文は、中国国内では「孫中山」という名で知られている。中山というのは、日本亡命当時に住んでいた家の近所の家の苗字から一文字をとってつけた名前であった。この漢字が気に入ってつけたと言われている。
中国の広東省にある「中山大学」など、「中山」がつく地名などが中国にはいくつかあるが、いずれも孫中山からとってつけた名前である。南京市にある孫文の陵墓も、「中山陵」と名付けられ、今は観光名所になっている。
代表的な作品の買取価格相場
孫文の書や絵画などは多く残されている。売買されているものもあるが、自治体やゆかりの人たちに寄贈されているものも多い。
有名な書:博愛
孫文は、「博愛」という書を多く残している。熊本県荒尾市に寄贈されたものの他にも日本に複数残っている。
「孫文といえば博愛」とも言われるほど「博愛」の書は有名だ。その書によって取引価格は異なるが、一例を挙げると、中国で約800万円で売買されたという記録がある。また、日本のテレビの鑑定番組に登場した「博愛」は、かなりいたんで劣化している状態であるが80万円と査定されている。
その他の書
また、日本の外交官であった山座円次郎に孫文が贈ったとされる「赤心相照」という書が、2324万円で落札されたという記録もある。孫文の書はときどきオークションなどに出品されるが、いずれも高額取引されている。
中国美術品の買取情報
孫文の作品を最高額で売却するためのポイントを解説する。
中国美術の専門店がおすすめ
中国のオークションで取引されている有名な芸術家の作品は、1000万円以上などの高額なものも多い。しかし、日本で買い取りに出すと正しく査定してもらえないケースもあるので、注意が必要だ。
その原因は、中国美術品の鑑定の難しさにある。古書専門の買取業者でさえ、中国の書や絵画となると真贋鑑定ん自身がない場合も多く、自分が一度買い取った書を念のため中国美術専門業者に鑑定してもらうこともあるというほど、中国美術品の鑑定は難しいのである。
孫文の作品を買い取りに出すのであれば、美術品の買い取り業者のなかでも、特に中国美術に強い専門店に持っていくと、正しく査定してもらえる可能性が高い。できれば、複数の業者に査定してもらってその価格を比較すると良いだろう。
状態を少しでも良くしよう
孫文の書は書かれてから年数がたっているため、ある程度劣化している場合もあるだろう。紙質などが変化したものは修復が難しいが、少しでも高く買い取ってもらうために、できる範囲できれいにしておくと良いだろう。
倉庫などに入れっぱなしの場合は一度風を通して乾燥させる、額に入っている場合は額を綺麗にする等、少しでも環境を良くすると査定額がアップする可能性があるのだ。
ただし、手入れをしすぎると逆に価値を落とすこともあるので、できる範囲で手入れをするようにしよう。
おすすめの買取業者
海外芸術・美術作品を買取できる業者はいくつかあるが、ここでいくつかのおすすめ業者を紹介していく。業者選びの参考にしてほしい。
アート買取ネット
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
アート買取ネットは幅広い美術品を買取している業者だ。美術商歴35年のキャリアの信頼できる査定士がそろっているので、高値買取が期待できるだろう。特徴的なのは、オークションの代理出品もおこなっていることだ。場合によっては普通に買取してもらうよりも高値になる可能性がある。
買取方法は宅配買取・店頭買取・出張買取の3つ。出張料や送料は無料なので、都合に合った方法を選択しよう。
総合美術買取センター
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
総合美術買取センターは多種多様な美術品を取り扱っている買取業者だ。幅広いジャンルの専門鑑定人が在籍しているので、高値買取が期待できるだろう。営業拠点を絞ってコストカットを徹底している点も、査定額に自信がある理由だ。
買取方法は宅配買取・店頭買取・出張買取から選択可能。査定は無料なので、気軽に相談してみよう。
古道具 真
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
古道具 真は絵画や中国美術・書道具・などを買取している業者だ。買取・査定の際には必ず同業者の代表が来てくれるので、安心して依頼できるだろう。全国で開催されているオークションに精通しているので、適正価格での買取が期待できる。
買取方法は店頭買取・出張買取を選択できる。査定は無料なので、まずは査定依頼からしてみよう。
美術品を売るならヒカカク!で賢く一括査定申込み
オークションサイトやフリマアプリなどを使うのは面倒、取引の際のトラブルも不安。 「ヒカカク!」は楽に高く売りたい時、様々な買取業者の買取価格を比較できる相場情報サイトだ。
美術品を高値買取してもらうには、信頼できる鑑定士に査定してもらう必要がある。業者選びが重要になってくるのだ。しかし、業者を比較していると手間がかかってしまう。
ヤフオクやメルカリを使う方法もあるが、適正な価格を知っておかないとかえって損をするかもしれない。まずは鑑定してもらうのがおすすめである。
そこで、「ヒカカク!」の活用をおすすめしたい。ヒカカク!の一括査定なら、いくつかの業者にまとめて査定依頼を送れて、簡単に業者比較ができる。こちらから無料で査定依頼が可能。美術品の買取を考えている人はぜひ利用してみてほしい。
美術品売却で生じる税金
高額な美術品を売却すると、税金がかかることがある。契約の際に業者から教えてもらえることが多いが、自分でもわかる範囲で調べておいた方が良いだろう。
美術品を売却すると、資産の譲渡という扱いにあるため、金額によって「譲渡所得」として課税される場合がある。
課税には計算方式があり、その美術品の取得代金(購入時の価値)によっても支払う税金の額が変わるので、事前に調べておくことをおすすめする。
まとめ
孫文の作品は価値が高く、高値買取される可能性が高い。しかし、状態が悪いと思うような価格が付かない可能性があるので、普段から丁寧に保管しておくとよいだろう。また、高値で買取してくれる業者に査定を依頼するのが大切だ。
業者を選ぶなら、ヒカカク!を使うと簡単に比較できる。複数の業者にまとめて査定依頼が送れるので、業者比較の手間が大きく省けるのだ。ヒカカク!を使って孫文の作品を高値で買取してもらおう。