「会社で倒産してしまった、これから建築資材を売らないといけない」「リフォームしたけれども、建築資材が大量に余ってしまった」
こんなお悩みをお持ちの方はいるだろうか。確かに建築資材は余ることもあるだろう。計算通りにリフォームをしようと思っても、なかなか上手くいかないこともある。
会社が倒産した場合も建築資材を売ろうと思っている人は多いだろう。慌ただしい中で建築資材を適切に売っていくのはとても大変だ。
そこで本記事では、建築資材の中古買取相場と査定情報について纏めてみた。本記事を読めば忙しい中でも建築資材の買取方法が分かるようになっている。
これから建築素材を売ることを検討している人は、是非とも参考にして欲しい。
CONTENTS
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建築資材とは
建築素材とはそもそも何か、その定義が本記事を読んでいる方と食い違ってはいけないので、定義をまずは整理しよう。本記事では以下のものを建築素材であると定義する。
- ・単管
- ・鋼管・支持金具
- ・雨どい
- ・塩ビ給水管
- ・ボイド管
- ・ダクト
- ・樹脂波板
- ・トタン波板
- ・平板
- ・サイディング
- ・ストーブ・煙突・燃料
- ・焼却炉
- ・その他建築資材
建築資材の買取相場
それでは建築素材の買取相場について見ていこう。ここでは買取業者の過去と査定情報と、オークションで売られている価格を元に、査定額を調査した。
買取業者での査定額
本記事では、とある買取業者のホームページに記載された買取価格を参考にした。
もちろん実際に査定してもらう際には、これよりも低く見積もられることもあるから注意が必要だ。本記事で紹介する価格は、あくまで目安だと思って欲しい。
- ・単管パイプ 足場パイプ 鉄パイプ→買取価格:20,000円
- ・アイカ工業 アイカ キッチンパネル 不燃化粧版 3×8 FTN2080ZN 8枚→買取価格:16,000円
- ・ダイケン 畳 タタミ 6枚→買取価格:10,250円円
- ・パナソニック Panasonic VL-SV20X テレビドアホン 電源直結式→買取価格:4,500円
- ・コイズミ KOIZUMI AUN664116 NN-1210161 蛍光灯・防雨型門柱灯→買取価格:800円
- ・TOTO TLHG30EG ツーホールタイプ 取り替え用水栓金具 洗面所用 シングルレバー混合栓→買取価格:8,000円
- ・カワムラ 河村電器 Kawamura NCS 2P2E20S 20A ノーヒューズブレーカー→買取価格:800円
- ・TOTO TMGG40SE 壁付サーモ13 サーモスタットシャワー水栓金具→買取価格:8,000円
- ・TOTO TL362E1R 台付シングル13 シャワー水栓 洗面所用→買取価格:10,000円
- ・高須産業 BF-231SHA 浴室換気乾燥暖房機→買取価格:13,000円
- ・三菱 業務用分岐ダクト PZ-15Y→買取価格:1,000円
- ・パナソニック Panasonic WTP54816WP 埋込電子トイレ換気スイッチセット→買取価格:1,200円
- ・河村電器 住宅用分電盤 DK30A-6-OS→買取価格:3,000円
- ・INAX 壁付型洗面ボウル L-176P→買取価格:1,500円
- ・Panasonic パイプフード→買取価格:2,000円
オークションでの買取価格
次いでオークションでの買取価格を見ていこう。オークションの方がそのときに欲しい人にダイレクトに売ることができるため、場合によっては思わぬ価格がつくこともある。
ヤフオクなど出品数の多いオークションサイトであればユーザー数も多く、買取価格も上がっていく可能性が高い。本記事でもヤフオクでのオークション価格を参考にして、以下に纏めた。
- ・TOTO 水栓 蛇口 建築素材 リフォームなどに→即決340円
- ・[引取] 桧KD材 A品 長4000X90X45 建築素材 筋交い スジカイ屋根垂木 無垢 DIY材料 ウッドデッキ根太 ひのき ヒノキ 檜 プレーナー→即決1,402円
- ・【引取/4本価格】 桧 特等 4000X75X36mm 屋根垂木 ウッドデッキ根太 木材 材木 建築資材 DIY 自作 製作 檜 ひのき ヒノキ→即決2,420円
- ・0138B19 未使用 HITACHI 高天井用LEDランプ LME1101MN/BK10CLN14A×2→即決43,200円
- ・7910A18 愛知時計電機 流量計 L1034 水道メーター 管理→即決21,600円
- ・1051A19 未使用 MITSUBISHI 三菱 ブレーカー NV63-CV 建築 電設→即決6,480円
- ・0497A17 サン電子 共同受用増幅器 CABC-2635W CATV 双方向ブースタ→即決16,200円
- ・7693B18 未使用 愛知時計電機 電子式水道メーター ETW50-5Q 流量計→即決56,160円
- ・F257◆即決◆②【H213cm×W112cm】×1枚◆貴重な特大サイズの大きな古い木製ガラス戸◆建具引き戸店舗什器玄関カフェ建築資材レトロE下→即決58,000円
建築資材を売るためのおすすめの業者
続いて、建築素材を売るためのおすすめの業者を紹介しよう。査定額は業者によって大きく異なってくるものである。適切な価格で買い取ってくれる業者もあれば、そうではない所もある。
業者はなるべく、信頼のおける所を選んだ方が良い。
本記事では建築素材を売る上で信頼できる買取業者を纏めた。住んでいる地域によっては利用が難しいケースもあるかもしれないが、参考にして欲しい。
建材買取専門リサイクルショップ
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
建材買取専門リサイクルショップは初心者におすすめしたい買取業者だ。見積もり査定を無料で行ってくれる上に、キャンセル料もかからないからだ。右も左も分からないような状態で査定に出したとしても、まず損をすることがない。
また建材買取専門リサイクルショップは24時間対応を受け付けているため利用しやすい。おまけに出張買取にも対応してくれる。
本記事で紹介する買取業者の中でもかなりおすすめしたい業者である。ただし、出張エリアと東京都のみとなっている。東京にお住まいの方はここが最も良いだろう。
サウスリーフ
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
サウスリーフは横浜を中心に、神奈川・東京全域をカバーしている横浜のリサイクルショップだ。特に横浜周辺は強化買取中らしく、横浜に住んでいる人は利用しやすいと思われる。
建築素材のみに関わらず、冷蔵庫や家電なども買い取ってくれるため、会社の倒産時や引っ越しのときには多いに役に立つだろう。
業者側はなるべく纏めて査定に出すことを推奨しているため、できるだけ纏めて出したい所である。
またサウスリーフは見積もりの早さにも定評があり、30分以内には査定してくれるのだろう。普通査定は1時間以上かかってしまうことも多いので、30分以内はかなり早い方だろう。
建材買取ドットコム
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
建材買取ドットコム福岡県を中心とした買取業者である。地域買取No.1とのことなので、九州にお住まいの方には是非ともおすすめしたい買取業者だ。
建築素材だけでなく、工具なども高価が買い取ってくれる。
建材買取ドットコムはホームページに買取を流れを細かく掲載しているため、売る際の手順が非常に分かりやすい。
建築資材を高く売るコツ
ここからは建築素材を高く売るコツについて紹介していこう。査定前にしっかり準備しておくことで、査定額は大きく変わってくる。
建築素材は恐らく纏めて売ることが多い筈である。売る個数が多い分、査定の合計額にはかなり差が出てくるはずだ。
しっかりと高く売るコツを頭に入れておいて、一円でも高く売れるようになっておこう。
建築資材を綺麗にしておく
まず基本的なこととして、建築素材を綺麗に清掃しておくのが良い。見た目が綺麗だと業者の印象も良くなるため、査定額アップに直結する。
また清掃をしておくと、業者側が清掃にかかるコストを削減することになるため、その分査定額を上げてくれることもある。
建築素材はしっかりと磨いておき、汚れを落としておきたい所だ。
季節を考えて売ること
季節を考えて売る。これは建築素材を売る時ならではのコツだ。建築素材はその季節に良く売れるもの、そうではないものがあるだろう。
具体的には春に売れるものは、
- ・エアコン
- ・冷風機
などは、夏に需要が高まるため、春に売るとか高い値段がつきやすい。
逆に、
- ・加湿器
- ・ガスファンヒーター
- ・床暖房
などは、冬に需要が高まるので、秋に売れやすいということだ。
最も会社の倒産時は引っ越しの際であれば売るタイミングなど考えている余裕はないこともあるだろう。余裕があれは売るタイミングまで考えられると査定額アップに繋がっていく。
付属品をしっかり揃える
付属品はしっかりと揃えておこう。付属品があるのとないのとでは、査定額に大きな差が出る恐れがある。
特に元箱があるかどうかは重要だ。元箱はなるべく捨てずにとっておきたい所だ。もし見つからない場合は、少し根気よく探してみよう。
またLINE査定など、事前に商品を確認してもらう際も、付属品は一緒に写真に収めておこう。より正確な査定額が出る。
出来るだけ店頭に持ち込む
出張買取は便利ではあるものの、業者側からしたらやはり店頭に持ち込んで欲しいと思うのが正直な所だ。というのも出張買取はコストがかかってしまう。トラックを手配しなければならないし、運転手も必要になってくる。
店頭買取の方が業者側には好まれることが多いため、査定額を上げてくれることが、実は多いのだ。なので店頭が近くになる場合なら、できるだけ店頭買取を選ぶのがおすすめだ。
もちろん店頭買取は店頭まで建築素材を運ばなくてはならず、数が多い場合は非常に大変だ。査定額が上がるからと言って無理は禁物。出張買取か店頭買取かは、ケースバイケースで選んでいこう。
纏めて売ってしまう
建築素材は纏めて売ってしまった方が良い。その方が業者は査定、及び現金払いの手間を省くことができるため、査定額を上げてくれることが多い。
セットで売れるものはセットで売ってしまおう。
また買取業者によっては建築素材だけでなく、電化製品なども買い取ってくれることがある。それらと一緒に売るのも手である。
1番理想的なのは、店頭買取&纏め売りをするということになる。店頭が近くにある場合は、この方法でいくのがおすすめだ。
まとめ
いかがだっただろうか。本記事では、建築素材の中古買取相場・査定情報について解説した。
建築資材は纏めて売ることになるのが大半だろうし、査定してもらうのも大変であろう。なるべく効率良く査定してもらうには、やはり纏めて査定してもらうべきだろう。
買取業者はなるべく近くのものを選ぶようにして、店頭買取を選択するのがおすすめだ。業者側の負担をなるべく減らし、査定額アップに繋げていけるようにしよう。
本記事を参考にし、建築素材をスムーズに売ることができれば幸いである。