新マスタールール発表!遊戯王カードが買取中止になった理由とは?

遊戯王は1999年に登場して以降、世界中で人気を博しているカードゲームだ。さまざまなカードを組み合わせてデュエルすることから、戦略的ゲームとしても名高い。そんな人気の遊戯王カードゲームだが、新ルール変更に伴い、インターネット上では悲痛の声が上がっているようだ。一体、新ルール改定によって何がどうなったのだろうか。そして、今後遊戯王カードはどうなっていくのだろうか。


Hamon / ravensong75

世界中で人気を集めている遊戯王カード

遊戯王カードは”世界最強のトレーディングカード”とも呼ばれており、希少価値の高いレアなカードほど高額で取引されている。漫画連載当初から小学生を中心に人気を集め、日本だけでなく世界各国で発売されているのだ。さらに、様々な国際大会が開かれており世界各国から屈指のデュエリストが参加している。遊戯王は子供だけでなく大人も遊べるゲームとして、現在に至るまで人気が衰えることはない。

3種類のカードを組み合わせてデュエル!

遊戯王のカードは大きく分けて3種類。デッキに採用されるカードはデュエルに役立つ汎用性に優れたものが多く、有能なカードほどデュエルの結果を大きく左右する。柔軟性が求められるため高スペックなカードほど高額で取引されているようだ。

・モンスターカード

モンスターカードは、効果を持たないモンスターカード(通常モンスター)と、効果を持つモンスターカードに分けられる。

効果を持つモンスターカードには、種族のあとに「~効果」と書かれており、モンスターだが魔法カードのような力(効果)を発揮することができる。儀式モンスターや融合モンスターなどが効果モンスターに分類される。通常モンスターよりも攻撃力・防御力は低めだが、特殊な効果を発揮するためデッキに投入される率も高いようだ。永続効果・起動効果・ルール効果・誘発効果など、強力なものも多く存在する。

効果を持たないモンスターカードは、通常モンスターと呼ばれ、効果モンスターよりも攻撃力や防御力が高いものも多く存在する。高ステータスで、魔法使い族・ドラゴン族・戦士族・天使族・悪魔族のように細かく分類されている。知名度が高く、有名なブルーアイズホワイトドラゴンやブラックマジシャンなどは、効果を持たない通常モンスター(バニラ)に属される。

・魔法カード(マジックカード)

魔法カードは発動させれば色々な効果を発揮するカードだ。デュエルの勝敗を左右すると言っても過言ではないほどの効果を持つ。攻撃的なものが多く、デュエルで禁止されているカード(禁止カード)も少なくない。通常魔法・装備魔法・速攻魔法・永続魔法などの種類が存在する。

・罠カード(トラップカード)

トラップカードも魔法カードのように使い捨て仕様となっている。魔法カードのように禁止カードも多く存在し、使うタイミングは限られているが、デュエルを大逆転させるカギのようなカードだ。通常罠・永続罠・カウンター罠といった種類がある。アイコンもそれぞれ異なり、セットした次のターンから発動することができる。

「新マスタールール」の新要素

トレーディングカードゲーム「遊戯王」の新ルールをコナミが2017年2月21日に正式に発表した。翌月の2017年3月25日から新マスタールールが施行される。変更点をまとめたのでチェックしてみよう。

①エクストラモンスターゾーンの新設

デュエルフィールドが変化し、モンスターゾーンが拡張して6体目のモンスターを呼び出せるようになった。

エクストラモンスターゾーンが新設。新設されたエクストラモンスターゾーンは一人一箇所ずつしか使えない。実質、1つのエクストラモンスターしか召喚できない

②「リンクモンスター」が新たに登場!

リンクモンスターはエクストラデッキから呼び出される新モンスター。リンクマーカーが新たな戦術をもたらすと共に、守備表示が存在せず(守備力も持たず)常に攻撃表示といった新タイプのモンスターでもある。

新要素としてリンクモンスターが新たに登場した。リンクモンスターとは、エクストラデッキから呼び出されるモンスターのことで、レベルやランクを持たないモンスターだ。レベルやランクを持たないかわりに、LINK(リンク)マーカー数を示す数字が記載されている。このLINK(リンク)マーカーの数字が大きいほど強いモンスターのようだ。それぞれの矢印の指す方向に存在するモンスターを、エクストラモンスターとして使うことができる。

③新召喚「リンク召喚」!

リンク召喚は、(シンクロ召喚やエクシーズ召喚と同様)フィールドに素材となる表側表示モンスターを揃えて行う新たな召喚方法だ。 ここで紹介するリンク召喚をあやつり、エクストラデッキからリンクモンスターを呼び出そう!

新要素の中でも、特にこのリンク召喚が追加されたことによる影響が大きいと言われている。従来のルールでは、様々なカードを組み合わせてエクストラモンスターを召喚する流れが大半だった。しかし、リンク召喚によって従来のカードが使えなくなる可能性があるのだ。特に複数体のエクストラモンスターを並べる必要のあるカードは使えなくなると予想されている。

新ルール改定で”何”が”どう”なった?

従来のルールでは強いカードを複数枚展開することができたが、遊戯王の新マスタールールにより、枚数が制限され、新しいデッキを再構成する必要があるようだ。しかし、強いカードに大金を投資してきたデュエリストにとっては、今回の新ルールがかなり痛手となったため、ネット上では多くの悲痛の声が上がっている。

エクストラモンスターが1体しか出せない

遊戯王のデュエルでは通常使用のデッキだけでなく、もう一つ別にエクストラデッキが存在する。エクストラデッキとは、融合モンスター・シンクロモンスター・エクシーズモンスターなど、特殊な召喚が必要になるモンスターを集めたデッキのことだ。15枚まで用意でき、必要に応じてデュエルで使うことができる。使用時はエクストラデッキゾーンに裏面で置くのがルール。

従来のルールでは、このエクストラデッキから最大5体のエクストラモンスターを出現させることがだきた。しかし、ルール改定により1体しか出せなくなったため、シンクロモンスターやエクシーズモンスターがほとんど使えなくなってしまうのだ。

今まで高額で取り引きされていたカード

遊戯王カードは希少価値の高い、レアなカードほど高額で取引されていた。言うまでもないが、強くて汎用性に優れているカードほどレアで高額で売買されているのだ。以下で紹介する有名なレアカードは、オークションや買取業者でかなり高額で買い取られていたようだ。

  • 青眼の白龍(ブルーアイズ・ホワイト・ドラゴン)
  • 真紅眼の黒竜(レッドアイズ・ブラックドラゴン)
  • 慧眼の魔術師(けいがんのまじゅつし)
  • 霞の谷の巨神鳥(ミスト・バレーのきょしんちょう)
  • 幽鬼うさぎ(ゆきうさぎ)
  • EMペンデュラム・マジシャン(エンタメイト ペンデュラム・マジシャン)
  • 超戦士カオス・ソルジャー(ちょうせんしカオス・ソルジャー)
  • 竜剣士ラスターP(りゅうけんしラスターペンデュラム)
  • ブラックマジシャン
  • 相克の魔術師(そうこくのまじゅつし)
  • ブラックマジシャンガール
  • 疾走の暗黒騎士ガイア(しっそうのあんこくきしガイア)
  • エキセントリック・デーモン

”超”レア&高額カードの買取価格例

一般的に新シリーズの遊戯王カードほど買取金額は高く、古いカードは傷や汚れがある可能性も高いため、比較的安価で買い取られる傾向にある。”超レアカード”や”幻のカード”と言われるものの中には、一万円以上の価値がつくカードもある。限定枚数のレアカードほどオークションで高額出品されており、定価の何十倍もの価格で買い取られているのだ。

  • ・光の創造神 ホルアクティ 100,000円
  • ・青眼の白龍(ブルーアイズ・ホワイト・ドラゴン) 初期版STARTERBOX限定品12,500円、シークレット 極美品 348,000円
  • ・真紅眼の黒竜(レッドアイズ・ブラックドラゴン) 初期版 9,800円

しかし、新ルール改定の関係でカードによってはかなり価値が暴落するものも存在するようだ。

高額で取引されていたカード→0円に

遊戯王カードは第1期(1999年~2000年)から歴史が始まり、15年以上もの間、カードを集めていたデュエリストも少なくない。不要なカードを売却して新しいカードを購入するための資金源にしていた人もいるだろう。しかし、ルール変更による影響で価値があった遊戯王カードも、価値がかなり下がると見込まれている。「財産とも言える遊戯王カードが紙束になってしまった」との悲痛の声も多い。

多くの買取業者が買取を中止

今回のルール改定は、エクストラデッキから召喚したモンスターでフィールドを埋め尽くしていた人にとっては大打撃だろう。さらに影響は二次流通のトレカショップにも及んでいるようだ。

新ルール改定による影響で、今までのカードの価値が大きく変動すると予想される。そのため全国のトレカ買取業者が、急遽遊戯王カードの買い取りを中止した。現在(2017/02/24)においても再開されておらず、買取り中止状態が続いている。もしくは通常買取価格の1/100で買い取られるようだ。

正確な相場の変化はまだ分からない

買取価格の変動が今後どうなるか正確な予想はついていない。多くのトレカ買取業者でも、買い取り再開の見込みは立っておらず、売却依頼しても対応不可になることもあるようだ。今までの環境が壊れたためカードの価値が180度変わり、株の暴落のように高額なカードでも価値が0円になるものも出てくるだろう。

今までのカードと価値が大逆転する可能性も

しかし、マスタールール変更に伴い、新たに高騰するカードが出てくるとも予想されている。今までは強く汎用性に富んだカードが好まれるようだったが、新ルールに対応できる遊戯王カードの需要が伸びていくかもしれないのだ。中には、今まで安価で取り引きされていた遊戯王カードが高額で買い取られる可能性もある。新ルールによって相対的に強化されたカードもあるため今後の動向に注目だ。

コナミ公式:新マスタールールQ&A

従来のルールで成立していた熱いデュエルが、今回の件を機に不成立になる可能性も少なくない。今まで大金をつぎ込んでまで集めた自慢のデッキも使い物にならなくなるかもしれないのだ。戸惑いを隠せないデュエリストも少なくないとは思うが、コナミが公式に発表しているQ&Aを紹介するので参考にしてみてほしい。

特殊召喚について

Q.正規の手順で呼び出され、その後に墓地へ送られたリンク・融合・シンクロ・エクシーズモンスターを「死者蘇生」などで特殊召喚する場合、どのゾーンに置く?

A.メインモンスターゾーンに置かれます。エクストラモンスターゾーンに特殊召喚することはできません。

月の書について

Q.リンクモンスターに「月の書」を発動できる?

A.リンクモンスターには守備表示が存在しませんので「月の書」の対象としてリンクモンスターを選択することはできません。

直接攻撃について

Q.相手のモンスターがエクストラモンスターゾーンのみにいる場合、自分のモンスターは直接攻撃できる?

A.直接攻撃はできません。エクストラモンスターゾーンのみに相手のモンスターがいる場合も、メインモンスターゾーンにモンスターがいる場合と同じように考えます。

「揺れる眼差し」の効果について

Q.左右両端の魔法&罠ゾーンにセットされた魔法・罠カードは「揺れる眼差し」の効果で破壊される?

A.左右両端の魔法&罠ゾーンは、Pモンスターカードを手札から発動して置いた場合、またはPゾーンにPモンスターカードを置く効果によって置かれた場合にのみPゾーンのカードとして扱われます。手札からセット・発動した魔法・罠カードはPゾーンのカードとしては扱われず、「揺れる眼差し」の効果では破壊されません。

まとめ

現在(2017/02/24)、リンクモンスターや新たに設けられたルールによって、今後のデュエルがどう変化していくかはまだ不明な点も多い。今のところ明らかなのは、旧ルールでは強いモンスターを大量に展開できたが、新ルールでは制限され1体だけしか出せなくなったこと。そのため複数枚エクストラモンスターを要するデッキは不利になるということ。

新ルールによってダメージを受けた人も少なくないが、反対に今まで安価で取り引きされていた遊戯王カードが高額で買い取られる可能性もある。もちろん確かなことは新ルールが施行されたあとに徐々に判明していくだろう。今後の動向に注目だ。

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