彫刻などの加工を施されている象牙のパイプは、買取業者に持ち込むことで高額査定の期待できる商品だ。喫煙具としての実用性と伝統工芸品という魅力、象牙素材の価値を兼ね備えた象牙のパイプは、幅広いショップで買取査定が行われている。また買い取りできるお店が多いということは、相見積もりなどをするときにも比較的スムーズに業者選びのできる市場であると捉えて良いだろう。
今回は、口コミでも人気の高い象牙のパイプの買取店について、おすすめ度の高い10社を徹底比較していきたい。
Indian Elephant @ Kobe City Oji Zoo / Hyougushi
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北川象牙店
店名のとおり象牙買取を専門におこなう北川象牙店は、初めて象牙パイプなどの買取査定に臨む皆さんでも利用のしやすい存在だ。象牙全般を大歓迎するこのショップでは、食器や香炉、箸、印鑑といった細かな製品でも良心的な査定を付けてくれる。また素材の価値に注目する北川象牙店は、一本牙を中心とした象牙コレクターの皆さんにとっても問い合わせのしやすい専門店となるだろう。
4つの査定方法で買取中
良心的なサービスで定評のある北川象牙店では、下記4つの買取方法を用意している。
- ・電話
- ・メール（もしくは専用フォーム）
- ・郵送
- ・FAX
これだけ多くの問い合わせ手段を用意するこのショップなら、多忙な毎日の中で不要な象牙パイプなどの処分を考えている方々でも買取査定に向けた準備や相談を行いやすいことだろう。
信頼性の高い老舗の象牙買取店
昭和7年創業の北川象牙店は、象牙工芸の伝承に力を入れる老舗の専門店だ。象牙専門製造業者であることを公開するこのショップのサイトには、象牙やタイマイなどを取り扱う業者に欠かせない特定国際事業者の証明書も掲載されている。また一本牙の象牙を売るときに必要不可欠な登録票のサンプルも公開するこの専門店は、象牙の悪徳業者によるトラブルに恐れる皆さんでも安心して問い合わせのできる存在になるだろう。
象牙製品を売るときの注意点も掲載中
象牙買取に特化した北川象牙店では、このカテゴリの商品を売る上での注意点も多数紹介している。その中には、国際条約の歴史から見えてくる象牙の劣化などの情報も書かれている。また象牙製品を早く売るべき理由なども詳しく掲載されているため、相続などにより自分の手元にある象牙のパイプなどを「売るべきか？保存し続けるべきか？」について悩む皆さんにも、北川象牙店のサイトはより良い情報源になると言えそうだ。
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
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有馬堂
書画骨董や美術品、仏像といった幅広い品物の買取ができる有馬堂でも、買取品目の中に象牙を並べている。多彩な商品の買取査定ができるこのショップは、パイプなどの象牙製品とともに遺品整理や断捨離で出てきた不要なコレクターズアイテムなどを一気に売る際にも使い勝手の良い存在となる。また出張買取・宅配査定ともに完全無料でサービスをおこなう有馬堂は、コストをかけずに象牙売却を考える皆さんにも利用しやすい業者となりそうだ。
重量ごとの単価と買取価格例を掲載中
3kg～40kgまでの単価を掲載する有馬堂は、「象牙製品は一体いくらで買い取られるものなの？」といった疑問の解消に繋がりやすいサイトと考えられる。しかし価格表上の説明を見てみると、この金額で買取可能となるのは象牙原木および彫り物のない一本物のみとなるようだ。そのため、象牙パイプのような細工物や登録の要らない置物、彫刻といった小さな象牙製品については、査定をしてもらった上で価格が決まるシステムと捉えた方が良いだろう。
象牙の喫煙具買取にも強い有馬堂
下記のように象牙カテゴリの中で下記商品を並べる有馬堂は、象牙の価値だけでなく、喫煙具としての価値からも買取査定のできる専門店と考えられる。
- ・象牙のパイプ
- ・象牙の煙草入れ
- ・象牙の煙管筒
- ・象牙の煙管
象牙という材質だけでなく喫煙具の特徴などにも詳しい専門店は、こだわりの伝統工芸品の話で高価買取を狙いたいと考える方々にも利用のしやすい存在となる。また象牙彫刻家や牙彫師、根付師などへの理解もある有馬堂なら、好きな作家に特化した象牙コレクションについても査定士とより良いコミュニケーションが図りやすいことだろう。
買取価格
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祥龍堂
愛媛県にある骨董品買取専門店・祥龍堂でも、象牙買取カテゴリの中にタバコのパイプを並べている。杖や琵琶装飾、和楽器といった少し特殊な商品も買取品目に記載するこのショップなら、一本牙のように数十万円もの価値が期待できない小さな商品であっても、堂々と査定依頼に出しやすいと言えそうだ。
象牙の登録票に関する丁寧な解説
祥龍堂のサイトには、一本牙などの象牙製品に欠かせない登録票について非常に細かな解説が書かれている。こうしたページに目を通すと、一部の象牙製品に登録票が必要な理由に関してもスムーズに理解ができる。またパイプだけでなく多彩な象牙製品の売却を考えているなら、事前準備として登録票などの基礎知識を知っておいた方が査定士とのコミュニケーションも図りやすくなると言えそうだ。
愛媛県内なら無料で出張買取可能
祥龍堂では、松山市を中心とした愛媛県内で出張料無料の買取査定を行なっている。査定士が自宅に来てくれる出張買取サービスを利用すると、象牙のパイプだけでなく巨大な一本牙の置物などもコストをかけずに売却できる。しかし出張買取で多彩な象牙製品を売るときには、査定士に引き渡す予定の品物すべてに登録票が必要なものはないかの事前確認をしておく必要があると言えるだろう。
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MARUKA
パイプなどの象牙製品とともに更に幅広い不用品を売りたい人には、MARUKAのようなブランド買取専門店の利用もおすすめだ。2014年12月に買い取った象牙パイプの買取実績を公開するこのショップは、象牙の喫煙具買取に積極的な姿勢を持つと捉えて良いだろう。また掲載された商品には若干の黄ばみがあるため、長きに渡る使用によりコンディションが低下したパイプについてもMARUKAなら気にせず依頼ができると言えそうだ。
多彩な買取アイテム
幅広いアイテムを買取対象とするMARUKAは、自宅の断捨離や引越しで出てきた不用品とともに象牙のパイプなどを売るときにも使い勝手の良い存在となる。こうしたショップの出張買取サービスを利用すれば、自分で買取店に持ち込むことが億劫と感じていた要らないものも、査定士に一気に引き渡せることだろう。また遺品整理で出てきた骨董品の価値がわからない場合においても、査定士に自宅に来てもらえばその場でより良い判断をしてもらえる。
お客様センターでのサービスも充実
良心的な対応で知られるMARUKAでは、年中無休で19時までお客様センターという電話窓口を開設している。社内部署との連携もしっかりとしたこのセンターでは、象牙のパイプなどの買取商品に関する問い合わせだけでなく、キャンペーン案内なども行なっている。また事前査定についてはメール査定以外にLINE査定も実施しているため、電話による担当者との直接会話が苦手な方々もスマホを使って気軽にメッセージ送信できると言えそうだ。
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かぐら堂
日本・中国骨董品買取協会に加盟するかぐら堂でも、象牙製品の買取に力を入れている。象牙の買取ページ内で煙管の話が紹介されているこの店は、象牙のキセルやパイプへの関心も非常に高い専門店と位置づけて良いだろう。また香木や翡翠、珊瑚といった材質も歓迎するかぐら堂なら、喫煙具としての価値だけでなく素材の特徴から象牙のパイプを高価買取に導ける可能性が高いと言えそうだ。
熟練スタッフによる豊富な査定実績
鑑定歴10～20年もキャリアを持つ専門スタッフが多く在籍するかぐら堂は、象牙製品の価値を早く確実に判断できる業者としても定評がある。年間買取数が300件を超えるこのショップでは、相場を十分に把握した上での査定額提示により80%を超える成約率を達成している。また業界大手業者より査定精度の高さを認められたというサイト内のエピソードに目を通すと、この会社の信頼性が買取市場全体から注目されていることも納得できることだろう。
お客様の負担額は一切無料の0円
出張費、交通費、送料などをすべて無料で対応するかぐら堂は、なるべくコストをかけずに買取相場の把握をしたいと考える皆さんにも利用しやすい業者となる。またこの会社から提示された金額に満足できない場合についても、手数料などの諸費用は一切かからない仕組みとなっている。こうした形で一切無料のサービスをおこなう専門店を利用すれば、納得のいかない価格によりキャンセルをする結果になっても、取引の失敗やトラブルが起こりにくいことだろう。
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買取のラフテル
「象牙製品であれば買取が可能」とするラフテルも、象牙のパイプ売却に適した専門店だ。象牙カテゴリの中で買取実績や登録票、詰め物、偽物といった幅広いコンテンツを公開するこの業者は、初めて象牙製品の売却に挑戦する方々にとってもより良い情報源となる。また印鑑やピアノ鍵盤に象牙が使われる理由なども紹介するラフテルのサイトは、象牙製品の知識を深めたいと考えるコレクターにも目を通すメリットの高い内容となるだろう。
象牙パイプなどの買取実績・買取価格を公開中
象牙買取に力を入れるラフテルでは、2018年7月11日時点で56商品もの買取実績を公開している。その中に並ぶ象牙パイプについては、店頭買取で40,000円もの高額査定のついた実績があるようだ。ちなみにこの象牙パイプは中国旅行で購入したお土産と書かれているため、国内以外の場所で入手した品物であってもラフテルは十分に歓迎してくれると捉えて良いだろう。
LINE査定にも力を入れるラフテル
友達リストに追加するだけで利用できるラフテルのLINE査定は、サイト内に詳しい利用方法や高額査定ポイントを見ながら写真撮影などができる形となっている。例えば、高額査定に欠かせない製品写真には、「全体をキレイに写す」や「別アングルのカットを用意する」といった注意点が書かれている。また一本牙の象牙についても、理想的な写真の撮り方を紹介するラフテルを利用すれば、LINE査定であっても愛用の象牙パイプなどの特徴をより良い形で査定士に伝えられることだろう。
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やましょう
サイト内に象牙買取ページを設けるやましょうも、象牙パイプ売却時におすすめ度の高い骨董品専門店だ。
端材、カットピースも買取可能
根付や箸、三味線撥といった品物の写真も並ぶこの業者のサイトを見ていると、一本物とは大きくサイズの異なる小さな象牙加工品についても積極的に査定をおこなう実態が見えてくる。また端材やカットピースも歓迎するやましょうなら、古くコンディションの悪い象牙パイプであっても素材の価値で査定を付けてくれることだろう。
象牙の買取事例も充実
良心的なサービスで定評のあるやましょうでは、象牙の買取事例を丁寧な文章で紹介している。商品の特徴だけでなく査定士が感じたことなども率直に書かれたこの事例に目を通すと、象牙というカテゴリにおける査定の難しさなども理解しやすくなる。またこうした記事から査定士の経験に目を通す習慣は、買取業者選定時の決断にも役立つ情報となってくるだろう。
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いわの美術
象牙と喫煙具それぞれに買取情報のページを設けるいわの美術も、象牙パイプ売却に適した専門店だ。
古道具としても鑑定してくれる
象牙という素材の価値だけでなく、喫煙具としての特徴も確認できるこうした業者を利用すれば、自慢のパイプのセールスポイントなども査定士に伝えやすくなる。また素材としてあまり良いコンディションとは言えない品物についても、古道具や伝統工芸品といった視点で確認することで意外な高額査定に繋がることもあると言えそうだ。
遺品整理サービスもおこなういわの美術
幅広い品物の買取ができるいわの美術では、遺品買取・整理に特化したサービスを行なっている。このシステムを利用すると、美術商である査定士に価値ある象牙製品などを売却できるだけでなく、不用品の片付けや処分もお願いできる。また処分費用から買取金額を差し引くことで、遺品整理の際にかかるコストの削減も可能となるようだ。
こうした形で象牙パイプなどの価値あるものだけでなく幅広い品物の回収のできるいわの美術は、被相続人のコレクションなどの扱いに悩む方々にとっても相談しやすい存在となりそうだ。
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なんぼや
2018年7月11日現在、象牙を買取強化対象とするなんぼやも、おすすめ度の高い専門店だ。
買取実績を公開
自社の査定額に自信を持つなんぼやでは、「他社と比較するとこんなに違うんです！」というコンテンツの中で、象牙製品における買取価格の実態を紹介している。また香炉や琴柱などの高価買取実績を公開するこのショップは、象牙製品全般の買取相場をイメージする上でも参考にしやすい情報量と捉えて良いだろう。
出張買取に力を入れるなんぼや
出張買取の得意ななんぼやは、「自宅近くに買取店がない」、「大事な象牙製品を運ぶマイカーがない」といった悩みを抱えた皆さんにより良いサービスを提供できる買取業者でもある。商品数が少なければ玄関先の10分で終わるなんぼやの出張買は、査定士を自宅の中に入れることに抵抗を感じている方々でも利用しやすいシステムとなっている。また査定額は翌営業日の振込が可能となっているため、急な入り用で売却を迫られた皆さんにもおすすめ度が高い出張買取となりそうだ。
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八光堂
象牙鑑定のスペシャリストが在籍する八光堂も、象牙のパイプ売却に適したショップだ。
知名度、信頼度が高い老舗
創業40年という長い歴史の中で培われた100,000件を超えるデータベースを有する八光堂には、きちんとした裏付けによる目利きができる自信がある。また日本テレビや読売テレビ、テレビ東京などへのメディア出演実績の豊富な八光堂は、知名度だけでなく信頼性の高さといった意味でも多くの売り手から注目されているようだ。
プラスチックのように見える象牙製品も査定可能
良心的なサービスをおこなう八光堂では、プラスチックのようにも見える本物かわからない象牙製品の鑑定・査定も無料で行なっている。こうした状況下でも気軽に相談できる八光堂は、鑑定料や出張料、査定料などの手数料をすべて無料で対応する専門店としての意味でも定評がある。
また清水信生などの象牙作家の作品も高価買取対象となっているため、依頼主にとっては価値のわからない故人の象牙コレクターなどについても気軽に相談しやすい業者となるだろう。
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まとめ
ここまで紹介した10社の特徴をまとめてみると、象牙のパイプ売却に適しているのは「象牙製品全般の買取ができる店」もしくは「喫煙具買取の得意な店」となりそうだ。また希少価値の高い象牙パイプは骨董品や伝統工芸品の買取店でも高値を付ける傾向があるため、より高い価格で売却したいと考える人は少し余裕を持ったスケジュールでいくつかの専門店から相見積もりをとるようにしてほしい。
