高山辰雄は、大分県生まれの日本画家である。
東京美術学校(現・東京藝術大学)日本画科に入学し、日本画について学んだ。
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高山辰雄とはどんな画家?
戦後、フランスの画家であるポール・ゴーギャンの伝記を読んで感銘を受け、それにより高山辰雄が制作する日本画の作風が変わっていった。
独自の幻想的な画風となった高山辰雄の作品は、1946年と1949年の日展で特選に入賞するなど、数々の賞を受賞して各方面から賞賛を浴び、1982年には文化勲章を受章し、日本画を代表する画家の1人となった。
高山辰雄は、同時代に活躍した東山魁夷、杉山寧とともに、名字に含まれる“山”の字から、「日展三山」と並び称されることもある。
高山辰雄の絵画の価値とは
日本芸術大賞を受賞するなど数々の賞を受賞し、日本画の大家として名高い高山辰雄が制作した絵画は人気が高く、高額で取引されることが多い。
日本画は数百万円で取引されることが多く、人気作や大作となるとオークションなどで1億円を超える価格で取引されたこともある。高山辰雄は、日本画のほかにも木版画やエッチング、リトグラフなどの版画も制作している。
版画は、1点ものの日本画と違い複数制作できるので日本画より価格が安くなるが、高山辰雄が制作した版画は、内容にもよるが数十万円で取引されることもあり、日本画の大家として人気の高さの片鱗がうかがえる。
高山辰雄の作品の価値を決めるポイントについて
大作となると1億円を超えて取引されることもある高山辰雄であるが、作品の内容や状態により作品の価値は変わってくる。
高山辰雄の作品であっても、すべてが高額で取引されるわけではなく、思ったような価格で取引できないこともある。
絵画の価値はどこで決まってくるのだろうか。ここに、高山辰雄の作品の価値を決めるポイントについて記載していく。
人気の高い作品
人気の高い作品は、愛好家からの引き合いも多く、高額での取引も期待できる。
高山辰雄は母子像や風景を描くのを得意とし、それらの作品には傑作が多いことから、母子像や風景画の人気が高く取引価格も高くなる傾向にある。
高山辰雄のサインや落款がある作品
高山辰雄の作品でも、高山辰雄のサインや押印が作中にあるものは需要が高い傾向にあり、取引価格が高くなる可能性がある。
サインや落款がなくても高山辰雄が制作した作品と判明していれば作品の価値が下がることはないが、愛好家などは高山辰雄のサインや落款がある作品を好む傾向にあり、取引価格も高くなる可能性があるのだ。
共箱、共シールがある作品
作品を保管するために、日本画は桐箱に入れることがあるが、その桐箱に、作者がサインや作品名などを記載したものを共箱と呼ぶ。
共箱があれば、作者がその作品を自分が手掛けたものと認めることになるため、作品と一緒に共箱があれば作品の価値が上がり、取引価格も高くなる可能性が高い。
また、箱などに入れられない作品については、作品の裏側に作者がサインや作品名などを記載した紙片を貼ることがある。
この紙片を共シールと呼び、共箱同様に作品に共シールが貼ってあれば作品の価値が上がり、取引価格も高くなる可能性が高い。
状態が良い作品
前述のように、高額で取引されることが多い高山辰雄の作品であるが、高額で取引される作品そのほとんどは状態が良い作品である。
状態の良し悪しは作品の価値に大きな影響を与え、日焼けやシミ、破れ、絵具の落剝、ひび割れ、カビなどがあると作品としての価値は下がり、取引価格も下がることとなる。
作品の状態の劣化は、作品を保管している環境が悪いことに起因することが多いので、作品の保管には細心の注意を払い、状態の劣化による作品の価値の下落を防ぐようにした方がいいだろう。
鑑定証がある作品
人気が高い画家となると、その作家が書いたかのように作成される偽物である贋作が出回ることがある。
贋作は作品としての価値は無いに等しく、万が一贋作を高山辰雄の作品として購入してしまうと、払った費用すべてが無駄になってしまうといっても過言ではない。
そのため、取引の際は所定鑑定機関で発行された高山辰雄の作品が本物として証明する鑑定証があると安心して取引ができるといえる。
絵画の取引の際には、鑑定証は重要な意味を持つのである。
買取業者の選択方法
人気の日本画家である高山辰雄の作品を取り扱う買取業者の数は多い。
買取業者に高山辰雄の作品を売却する場合は買取業者の中から1社を選択する必要があるが、買取業者の選択基準として、買取価格が高いということが挙げられる。
複数の見積もりを比較して業者を選ぼう
買取価格が高い買取業者を探す場合は、複数の買取業者に見積りを依頼し、提示された見積を比較してみることをおすすめする。
得た金額の中から一番高い見積りを提示した買取業者と買取について交渉すれば、高額で売却できる可能性も出てくるといえる。
取引実績も重要なポイント
また、見積りを依頼する買取業者については、高山辰雄の作品に精通し、取引実績が豊富な買取業者を選択したほうがいいだろう。
そのような買取業者は、取引する時点での市場における高山辰雄の作品の価値を把握しており、それを反映したより正確な見積りが期待できるからである。無料査定をスタートしよう
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