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【カングー】ルノーの車台番号の打刻位置と意味まとめ

読了目安:10分
更新日:2021/05/11
公開日:2017/11/21
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ルノー(RENAULT)は、「ルノーサムスン」「ダチア」「アフトヴァース」「日産自動車」などの株式を保有するヨーロッパ最大の自動車会社である。2012年には完全子会社のルノー・ジャポンが設立された。

今回は、カングーなどの人気モデルを製造・販売するルノーの車台番号の打刻位置と英数字の意味について解説していこう。


Renault Wind / David Villarreal Fernndez

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ヨーロッパ第一位の自動車メーカー「ルノー」

ルノー(RENAULT)は、1989年に創業されたフランスの自動車メーカーである。1998年から2004年までの販売台数はヨーロッパで第一位を誇り、その後も「ルノー・日産アライアンス」は852万台以上を売り上げるなど世界トップ5以内に君臨しているのだ。

現在では、日本の「日産自動車」、韓国の「ルノーサムスン」、ルーマニアの「ダチア」、ロシアの「アフトヴァース」の株式を保有している。

日本への参入は1910年と意外に古い

ルノーはBMWやメルセデスベンツに比べると少し馴染みがないかもしれないが、日本への参入は1910年と、かなり歴史のある自動車メーカーである。販売代理店は何度か変更となるが、1953年から日野自動車が「4CV」を発売した。

この「4CV」は通称日野ルノーと呼ばれ、徐々に日本全国へと知名度が広がっていくことになる。1977年には、自動車ディーラーのキャピタル企業が「ルノー5」などを輸入した。それから時が経ち、2000年に初めて完全子会社の日本法人ルノー・ジャポン」が設立された。

ルノーのディーラーがある都道府県

2017年11月現在、日本国内でルノー・ディーラーがある都道府県は以下の通りである。

北海道、青森、岩手、宮城、秋田、山形、福島、茨城、栃木、群馬、埼玉、千葉、東京、神奈川、新潟、山梨、長野、富山、石川、福井、岐阜、静岡、愛知、三重、滋賀、京都、大阪、兵庫、奈良、和歌山、鳥取、島根、岡山、広島、山口、徳島、香川、愛媛、高知、福岡、熊本、大分、鹿児島

ルノーの人気モデル

ここでは、ルノーの中でも人気があるモデルを詳しく紹介していきたいと思う。

カングー(2017年10月発売モデル)

カングー(Kangoo)は日本に導入以来、ルノーの車の販売5割を占めるほどの基幹モデルとなっている。個性的なエクステリアと卓越したユーティリティといった特徴を持っており、2つのラインアップ(標準グレード「ゼン(ZEN)」とシンプルな装備の「アクティフ(ACTIF)」)が設定されている。

平均販売価格:259万円

中古の平均販売価格:121万円

ルーテシア(2017年10月発売モデル)

ルーテシア(LUTECIA)はフレンチスタイルのコンパクトカーであり、3つのラインアップ(「インテンス(INTENS)」、「ゼン(ZEN)」、「アクティフ(ACTIF)」)が設定されている。また、ルーテシアの中でも「ルノー・スポール シャシースポール」という最高峰モデルが存在しており、200馬力を発生する1.6L 直噴ターボエンジンが搭載されている。

平均販売価格:204万円

中古の平均販売価格:104.6万円

メガーヌ(2017年11月発売モデル)

メガーヌ(MEGANE)の4代目となる最新モデルには、フルモデルチェンジが行われている。これまでにない走りの楽しさそして先進の安全性を兼ね備えたモデルとなっており、3つのバリエーション(「GT」、「スポーツツアラー GT」、「GTライン」)も用意されている。この最新モデルのメガーヌは、ルノーのデザインの象徴でもあるCシェイプを取り入れており、他にない特別な、そして印象的なイルミネーションを作り上げている。

平均販売価格:263万円

中古の平均販売価格:108.2万円

キャプチャー(2017年6月発売モデル)

キャプチャー(CAPTUR)は、「サイクル・オブ・ライフ」というルノーの新デザイン戦略の2番目「EXPLORE(冒険の旅に出る)」をテーマとしているモデルである。ラインアップ「インテンス」という、2トーンのボディカラーとプライバシーガラスが装備されているものが設定されており、特別仕様に車は「プレミアム」と「エクスプレッション」が用意されている。「インテンス」ベース限定車「カンヌ」は限定50台となっている。

平均販売価格:289万円

中古の平均販売価格:171.7万円

コレオス(2014年4月発売モデル)

コレオス(KOLEOS)は、フレンチタッチな乗り心地と本格的クロスオーバーといった特徴を持っており、運転しやすいため長距離の快適なドライブに適している。フロントデザインには、ブリリアントブラックのグリルに取り付けられたブランドロゴが目立つ。車内には専用設計のBOSEサウンドシステムを採用しており、臨場感あふれる音響空間を実現させている。また、走行時に並走する車がドライバーの死角から近づくと警告ランプが点灯するなど、危険をドライバーに知らせるようになっており、安全性を追求しているモデルともなっている。そして運転席だけでなく助手席にも電動パワーシートを採用している。

平均販売価格:385万円

中古の平均販売価格:155.1万円

ウインド(2012年3月発売モデル)

ウインド(WIND)は、車内に塵や花粉などの流入を抑える防塵フィルター付きのエアコンの装備、270L容量のラゲッジルーム、CD一体AM/FMチューナーラジオ、ブラックファブリックスポーツシート採用しているなどの特徴を持つモデルである。電動格納式ハードトップで光や風を楽しむオープンエアの開放感が感じられ、スポーティーなエンジンサウンドで爽快なドライビングも可能としている。ボディカラーは「ブルーマルト」を使用しており、ラグジュアリーでファッショナブルなデザインとなっている。

平均販売価格:279万円

中古の平均販売価格:146.1万円

ルノーの車台番号とは?VINコードとの関係性

ヨーロッパを代表する自動車メーカーの一つであるルノー。日本ではトゥインゴ、メガーヌ、ルーテシア、カングー、カジャー、キャプチャーなどのモデルが販売されている。ヨーロッパよりも販売モデル数は限られているが、どれも洗練されたデザインが特徴的である。なかでも日本での販売台数が多いカングーは“商用バン”として好まれているようだ。

では、さっそくルノーの車台番号について紹介していこう。

輸入車に打刻されているのはVINコード

日産などの日本車の場合、一台一台の車両に車台番号という英数字が打刻されている。一台として同じ車台番号は存在せず、英数字は国土交通省によって定められている。

ルノーなどの輸入車にも同じような英数字が打刻されているのが、これは国際標準化機構(通称・ISO)によって定められている。17桁の英数字で構成されており、正確には車両識別番号(VIN)と言う。ただし、車検証には国産車・輸入車関係なく車台番号として同じ欄に記載されているのでほぼ同義であると考えて良いだろう。

VINからは様々な意味が読み取れる

また、日本車の車台番号からは生産工場やモデルイヤーなどの意味を読み取ることができない。日本車の車台番号は不規則であるため、公式サイトのグレード検索やメーカーに問い合わせない限りスペックが分からないようになっている。

その反面、輸入車の車台番号(いわゆるVIN)からはモデルイヤーだけでなく、様々な情報を解読することができるのだ。

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ルノーの車台番号(VIN)の打刻位置について

上記でも紹介した通り、ルノーのVINは車台番号として考えて問題ないだろう。ではさっそくルノーの車台番号の打刻位置について紹介していく。

エンジンルーム以外の打刻場所

車台番号は、一般的にエンジンルームなどの外部からのダメージを受けにくいところに打刻されている。だが、ルノーの場合は少し特殊なところに打刻されているようだ。

  • ・スペアタイヤの格納部
  • ・運転席の下(マットの下)
  • ・フロントガラスの左下

上記したような場所がルノーの車台番号の打刻位置となる。ただし、車種によって異なるのでエンジンルームに見当たらない場合には上記の場所を探してみると良いだろう。

コーションプレートにも記載されている

ルノーの車台番号は、コーションプレートにも記載されている。コーションプレートとは、車両のカラーコードなどが記載されているプレートのことである。

このコーションプレートは、ルノーのエンジンルームやセンターピラーに貼り付けられているので参考にしてみてはいかがだろう。

17桁の車台番号(VIN)の意味について

ルノーなどの輸入車に打刻されている車台番号(VIN)からは、様々な情報を読み取ることができる。例えば、ボディのタイプなどはアルファベット1文字で表されており、そこから規則に従って読み解くことで何のタイプかを知ることができるのだ。

例の車台番号「VF1BM1N0640123456」を参考に解説していこう。

  1. (1)製造メーカー
  2. (2)ボディタイプ
  3. (3)車両のラインナップ
  4. (4)エンジンコードと標準セット
  5. (5)チェックデジット
  6. (6)モデルイヤー
  7. (7)生産工場
  8. (8)シリアルナンバー

このように分けられることになる。続いて、製造メーカー、ボディタイプ、モデルイヤー、生産工場の読み方について解説していこう。

(1)製造メーカー

車台番号の1〜3桁は製造メーカーを指し、「VF1」はルノーという意味である。他の英数字の組み合わせは以下の通りになる。

  • KNM…ルノーサムスン
  • MEE…ルノーインディア
  • UU1…ルノーダチア
  • VF2…ルノー
  • VF6…ルノー トラック・バス
  • VNV…ルノーニッサン

(2)ボディタイプ

  • 「B」5ドアハッチ
  • 「C」3ドアハッチ
  • 「D」クーペ
  • 「E」コンバーシブル
  • 「J」ミニバン
  • 「K」エステート
  • 「L」サルーン(セダン)

(6)モデルイヤー

  • 2008年=8
  • 2009年=9
  • 2010年=A
  • 2011年=B
  • 2012年=C
  • 2013年=D
  • 2014年=E
  • 2015年=F
  • 2016年=G
  • 2017年=H
  • 2018年=J

「I」「O」「Q」「U」「Z」「0(ゼロ)」以外の英数字で年式が表されている。

(7)生産工場

  • 「A」ポルトガル
  • 「B」バチイイ、C クレイユ
  • 「D」ドゥエー
  • 「E」スペイン
  • 「F」フラン=シュル=セーヌ
  • 「G」グラン=クーロンヌ
  • 「H」ハーレン(ベルギー)
  • 「J」ブーローニュ=ビヤンクール
  • 「K」ディエップ
  • 「N」メキシコ
  • 「Q」アメリカンモーターズ(自動車メーカー)
  • 「R」ブルサ(トルコ)
  • 「S」サンドゥヴィル
  • 「T」ロモランタン=ラントネー
  • 「U」モブージュ
  • 「W」バリャドリッド
  • 「X」ユーリエ(製造会社)
  • 「Y」ユーゴスラビア
  • 「Z」USA

まとめ

今回紹介したルノーの車台番号の打刻位置や意味に関しては、あくまでも参考程度でしかないため、正確な情報を知りたいときはディーラーに直接問い合わせることをおすすめする。ルノー・ジャポンの公式サイトからは近くのディーラーを検索できるので、調べてみてはいかがだろうか。

ルノー・ジャポン
http://www.renault.jp/support/dealer_map.html
問い合わせ
http://www.renault.jp/contact/index.html

また、公式サイトでは問い合わせページが設けられている。電話のみの対応となっているが、分からないことは気軽に問い合わせてみると良いだろう。

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運営会社

会社名
株式会社ジラフ/ Jiraffe Inc.
設立
2014年10月29日
資本金
11.6億円(資本金・資本準備金含む)
株主
East Ventures、TLM、アドウェイズ、ドリームインキュベータ、アナグラム、ポケラボ創業者 佐々木俊介、アイ・マーキュリーキャピタル、GREE、アドベンチャー、メルカリ、hey代表取締役 佐藤裕介、Amazon Japan創業者 西野伸一郎、DGベンチャーズなど
E-mail
info@jiraffe.co.jp
代表者
代表取締役社長 麻生輝明
所在地
〒164-0001
東京都中野区中野5-52-15 中野ブロードウェイ218号
企業理念
2030年のスタンダードをつくる
事業内容
インターネットサービスの企画、開発、運営
従業員数
40名
古物商許可番号
東京都公安委員会 第303311606477号
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