マンションを売りたいと考える時、気になるのは一体いくらで売れるのかということだろう。高い値段で購入したマンションは、できる限り高く売却したい。ただ、どの業者に査定を依頼するのか、どの業者なら高く買ってくれるのかといった業者選びも難しいところだ。さらに忙しい人であればいくつもの業者を回って見積もりを依頼するのは簡単ではないだろう。
そこでおすすめなのがアプリを使った査定方法だ。アプリなら空いた時間にマンションの査定ができ、手軽にマンションが売却できる。そこで今回はマンション査定におすすめのアプリと少しでも高くマンションを売る方法を紹介する。
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このコラムには、合法的な広告・宣伝が含まれている可能性があります。また、当社のサービスである「ヒカカク!」と「magi」の紹介も含まれています。
不動産査定もアプリで手軽に
不動産の査定を業者に直接依頼すると、面倒な手続きも多く、時間と手間がかかる。手続きや打ち合わせ、書類への記入などの必要もあり、一度業者と直接連絡を取ってしまうことでしつこい営業を受けることもあるかもしれない。
また、どのくらいの金額で売れるのかという見当もつかないうちであれば、面倒な手間をかけずにある程度の査定価格を知り、売却までの計画を立てたいと思う人もいるだろう。
インターネットが主流になった現代では、インターネットサービスを利用して査定額を知ることもできる。インターネットでは一括査定も可能であるため、より多くの業者の査定額を知ることができ、自分に合った業者を選ぶことが可能だ。
ただ、自宅にパソコンがない人や、パソコンよりもスマホを使うことが多いという場合にはインターネットサービスですら面倒に感じることもあるかもしれない。スマホアプリで簡単にマンションの査定ができるようになればこれほど簡単なことはないだろう。
そういう考えを持つ人は非常に多いことから、不動産査定ができるアプリがいくつかリリースされている。アプリの数はまだそれほど多くないが、アプリを利用することで簡単に効率よく不動産査定ができるため使ってみるのがおすすめだ。
androidなら「不動産価格一括査定ナビ」がおすすめ
不動産査定アプリの先駆けとして登場したのが「不動産価格一括査定ナビ」だ。
このアプリは不動産査定サイトを運営している株式会社シースタイルによってリリースされた。もともと人気の一括不動産査定サイトのアプリ版であるため、ウェブサイトとのサービスともつながっているのが魅力で、安心感のあるサイトだといえるだろう。
最大で5社の不動産会社に査定が依頼でき、査定にかかる費用も無料なのが嬉しいところだ。また、難しい手続きがないことも人気の秘密であり、売却したいマンションの住所などを入力するだけなので1分ほどで手続きが完了する。年間15,000件以上といった査定の実績を持っていることから信頼感もあるといえるだろう。
参画している不動産業者も大手から地元に根付いた不動産会社までバラエティに富み、約200社の中から自分に合った不動産会社を見つけることができる。マンションだけでなく、戸建てや土地など不動産であればどんな物件にも対応が可能で、プライバシーマークを取得しているため個人情報をしっかりと管理してくれる安心感のあるアプリだ。
ただ、androidのみに対応しているため、iPhone(アイフォン)のiOS対応版のリリースに期待が集まっている。
たった1分で査定価格を表示「Do BANK(ドゥバンク)」
大手の不動産ポータルサイトとして知られている「ハウスドゥ」もスマホ向けの不動産査定アプリをリリースしている。これは「Do BANK(ドゥバンク)」と名付けられ、対象となる不動産の査定価格をたったの1分で計算してくれるという早ワザアプリだ。
ハウスドゥは全国にフランチャイズ加盟店を持っているため、その膨大な取引データと各地の地価公示価格などをもとに査定価格を算出する。実際の買取価格により近い価格を知ることができるのは、ビッグデータを持つ大手不動産ポータルサイトであるからこそだといえるだろう。
また、Do BANKは精度の高い査定価格だけでなく使い方が簡単なことも人気の秘密だ。どれだけ簡単かというと、査定を依頼したいマンションの住所や面積などの物件情報を入力するだけである。それだけで、ある程度の査定価格がわかるのだが、間取りや築年数なども入力するとさらに詳細な買取価格が表示される。
さらに、人工知能を搭載しているアプリであるため、査定を依頼したデータを蓄積し学習も可能で、蓄積された不動産評価結果のデータをもとに分析もできるのだ。そうすることで査定の精度が向上され進化し続けているアプリであるといえるだろう。
そんなDo BANKはマンションの一括査定だけでなく、融資の依頼や決済、返済方法の変更までもアプリ上で手続きができるシステムの開発にも取り組んでいる。今後は、フィンテックに不動産金融システムを構築することも目指しているアプリだ。androidだけでなくiOSにも対応しているため、使いやすいと高い評価を得ている。
インターネット派には「さてオク」もおすすめ
今後アプリとしての配信が期待されている不動産一括査定サイトに、「さてオク」がある。さてオクは物件の買い取り査定と売却を同時に行えるサイトだ。物件を登録すれば複数の業者が買取価格を提示し、その中からユーザーが売却する業者を選ぶという形式を持っている。
また、さてオクはオークションをベースとした不動産買取りサービスであるのも特徴だ。オークションと聞けば自分で出品し、面倒な手続きも自分でしなければいけないといったイメージを持つ人も多いが、取引の窓口となるのはさてオクである。そのため、業者とのやり取りをする必要がなく面倒な作業はすべてさてオクに任せられるので、非常に簡単にマンションが売却できるのだ。
売却までの流れも簡単で、マンションの面積や間取り、築年数などの物件情報を入力し、売却する人の住所や連絡先といった簡単な個人情報を入力する。査定の方法には2種類あり、実際に訪問して査定をしてもらうのか、机上査定でいいのかを選ぶ。
その後、査定を行う業者をさてオクの提携業者からユーザーが3社、さてオクが3社の計6社を選び実際に査定を開始する。どの業者がいいのかわからないという場合にはさてオクにすべてを任せることも可能だ。査定結果はさてオクの担当者がユーザー宅に持参してくれるので、そこでじっくりと話し合うこともできるのが魅力だろう。
査定額よりも高い価格で売却を希望する際にはオークションにかけることも可能で、大手買取業者全員によるオークションでは買取価格を最高値にまで引き上げることもできる。一括不動産買い取りサイトで取引をすると、必要になる手数料も一切かからないことから、少しでもマンションが高く売れると人気のサイトである。
少しでも高く売るために知っておくべきこと
アプリやウェブサービスは手軽にマンションの売却査定ができるサービスだが、その他にもマンションを少しでも高く売るために覚えておきたいコツがいくつかあるので紹介しよう。
一括査定サービスははずせない
まず、マンションの売却を考える際には一括査定サービスを利用することが重要だ。アプリやウェブサービスを利用すると一括査定は可能だが、一括査定サービスのポイントは、自分が売ろうとしている物件にとって最適な不動産業者が見つかることにある。
日本には大手から個人経営まで非常に多くの不動産業者があり、不動産業者は賃貸を得意としているところや、マンションをメインで扱っているところ、投資物件専門のところなどそれぞれに得意分野を持っている。
ただ、不動産業者のホームページをみただけではよほど不動産に詳しい人でない限り、その業者が得意としている分野を見極めることが難しいといえるだろう。
その点一括査定サービスにおいて高値を付けてくる業者は、その分野を得意としていることが分かりやすい。名の知られていない業者であっても高く買い取ってくれるのであれば、その分野を得意としている業者であるともいえ、安心して任せられるのだ。
さらに一括査定サービスで複数の業者に査定を依頼すると、相見積もりになるため業者同士が競い合って値段をつけてくることも多く、一つの業者に絞り込んで査定を依頼した時に比べて高値がつきやすい。
また、転勤などでマンションの売却を急いでいる人にとっても一括査定はおすすめの方法だ。
というのも、通常の売却方法では売主が買主を仲介してくれる不動産業者を探すのが一般的で、仲介してくれる不動産業者が決まれば価格査定を依頼し、広告を出して買主を探す。買主が見つからないとマンションが売却できるまでに時間がかかり、すぐにでも現金に換えたい場合には値下げを余儀なくされることもあるだろう。
しかし、買取一括査定では売りたいマンションを不動産業者が買い取ってくれることになるので価格を下げることなくスピーディーに売却ができるのだ。不動産業者との価格面で折り合いがつけばすぐに成約が可能なため、時間がない人にはぴったりの売却方法であるともいえるだろう。
売り出す時期も重要なポイント
マンションは売り出す時期によっても売却価格が左右されるため、売り出すタイミングをしっかりとつかんでおくことも重要だ。
マンションの売却において最も適していると言われるのが春先の1月〜3月の時期。この季節は卒業や入学シーズンと重なることや転勤なども多く不動産業界では繁忙期と呼ばれている。新しい生活を始めるにあたってマンション購入を考える人も多く、相場よりも高値で売却できる可能性がある。
この1月〜3月に売りに出すことを考えるのであれば、しっかりとした準備期間を設けるためにも9月〜11月に準備を開始するのがいいだろう。9月〜11月は不動産業界にとっても閑散期にあたり、じっくりと話を聞いてくれる業者も増える。しっかりと作戦を練って売却に臨めるため、少しでも高く売ることができるのだ。
見た目も肝心、必要があればリフォームも
マンションを売却する際には、買手側に買いたい物件であることを印象付けることも大事である。そのため、室内があまりに傷んでいる場合にはリフォームをしておくのも高く売却するコツだ。
ただ、リフォームの費用を全て回収できる可能性は100%ではないため、絶対に必要であるとは言い切れないがタバコやペットのにおいなどはマイナス評価につながる可能性も高いだろう。費用対効果を考え、壁紙などを張り替えるだけでもイメージは大きく変わる。
また、水回りなどはチェックされやすいポイントでもあるので、ハウスクリーニング業者に依頼し徹底的に磨き上げてもらうのもおすすめだ。コンロ周りやシンク、フード、バスがきれいな状態であると購入意欲も上がるといえる。ハウスクリーニングであれば費用もそれほどかからないので、少しでも高く売るために依頼してみるのがいいだろう。
さらに整理整頓を心がけ、モデルルームのような見せ方ができると高値がつきやすくなる。
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