インディアン金貨は、アメリカにおいて1907年から1933年まで発行された2.5ドル、5ドル、10ドル金貨を指す。
同時期にセントゴーデンズ金貨と呼ばれる20ドル金貨が発行されていた。
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インディアン金貨のデザイン
表面にはインディアンの縁なし羽根帽を被った人物が描かれ、裏面は鷲が描かれている。金の純度は90.0%以上(K21.6)である。
表面に描かれた人物の見た目から、2.5ドル金貨、5ドル金貨は「オールドインディアン」、10ドル金貨は「ヤングインディアン」と呼ばれている。
なお、2.5ドル金貨、5ドル金貨の表面に描かれている人物は通称のとおりインディアンだが、10ドル金貨の表面に描かれている人物は、実はインディアンではなく、インディアンの縁なし羽根帽を被った自由の女神である。
この「ヤングインディアン」10ドル金貨はセントゴーデンズ金貨と同じく、彫刻家のセントゴーデンズ氏がデザインを手掛けたものである。
インディアン金貨の買取について
インディアン金貨は、今から100年ほど前に発行されていた金貨であり、現在は発行していないことから、アンティーク金貨として扱われることが多い。
アンティーク金貨は金の含有量から価値を決める地金型金貨と違い、発行枚数や現存数、金貨自体の人気などにより価値が決まる傾向にある。
「ヤングインディアン」10ドル金貨
インディアン金貨は人気が高く、発行枚数が少ない年度、もしくは残存数が少ないインディアン金貨ともなるとかなりの高額で買取されることもある。
例えば、「ヤングインディアン」10ドル金貨は、1908年から裏面に”IN GOD WE TRUST”という文章を刻印したのだが、その前年の1907年に発行された刻印がない「ヤングインディアン」10ドル金貨は、数が少ないことから希少価値は高くなり、もし市場に出てくれば2000万円以上で取引されると言われている。
1933年発行分は非常に希少
また、世界恐慌が発生した1929年以降、アメリカは金本位制を廃止したが、その際に金貨の回収を行われ、それを原資の一部として国債の発行を行った。
この回収は徹底的に行われたため、1933年発行の金貨はほとんど残っていないと言われている。
そのため、1933年発行の「ヤングインディアン」10ドル金貨はセントゴーデンズ金貨同様に市場に出ることはまずなく、万が一市場に出た場合、数千万円かそれ以上の価格が付くと言われている。
状態がよければ高価買取の可能性も…
上記は極端な例であるが、発行枚数が少ない年度のインディアン金貨は、高額で買取されることも多い。
また、発行枚数が多い年度のインディアン金貨でも、その人気の高さから、状態が良ければ金の含有量から算出される価値より高額で買取されるので、もしインディアン金貨を所有しているのであれば、一度、買取をする業者に見積をしてもらうのもいいだろう。
インディアン金貨の売却する時の注意について
インディアン金貨を売却する際に気を付けておきたい点がいくつかある。
状態
インディアン金貨は、前述のようにアンティーク金貨として扱われることが多い金貨であるが、その前提として状態が良い事が必要となる。
よほどレアなインディアン金貨でもない限り、状態が悪いと買取価格は下がり、地金型金貨と同様に、金の含有量で価値が決まる可能性も出てくる。
アンティーク金貨は、金の含有量で決まる価値より希少価値のほうが高いため、金の含有量で価値が決まると損をしてしまうことになる。インディアン金貨は、保管する方法や環境などに注意して、状態を悪化させないように気を付けよう。
鑑定書の有無
また、インディアン金貨は、その人気の高さゆえに偽物が非常に多いことで知られる。そのため、インディアン金貨を売却する時に、本物であることを証明する鑑定書がないと買取を受け付けない業者もある。
インディアン金貨を売却する際は必ず鑑定書を付けるようにしたい。売却とは別だが、インディアン金貨を購入する時も、鑑定書が付いているものを購入したほうがいいだろう。
買取を依頼する業者の選択について
インディアン金貨を業者に売却する場合、買取業者についても注意しておきたいポイントがある。
見積りを比較する
まず、見積は複数の買取業者に依頼することをおすすめする。
インディアン金貨は発行年度により希少価値に差があるため、万が一査定を間違えると本来の価値より安い価格で買取される可能性もある。
複数の業者に見積を依頼すれば、1社が誤って査定しても、他社が本来の価値の査定をすることで安く売却してしまうことを防ぐことができる。
また、一番高額の見積を提示した業者と買取の交渉をすれば、より高額で売却できる可能性も出てくるといえる。
手数料
金貨の買取の際には、査定料や手数料などがかかることがあり、業者によっては結構な費用となってしまう場合もある。
そのため、業者を選択する際には、事前に買取の際にかかる費用なども確認をしたほうがいいだろう。
買取実績
また、見積を依頼する業者は、インディアン金貨などの金貨の買取実績が豊富な業者のほうがいいだろう。
金貨の買取実績が豊富ということは、金貨の査定実績も多いということで、正確な査定が期待できる。また、買取実績が豊富なのは、利用者が多いことにもなるので、それだけ優良な業者とも考えられる。
おすすめの買取業者
これらの確認事項を満たす業者としておすすめしたいのが「バイセル(旧スピード買取.jp」である。
バイセルは、インディアン金貨をはじめとする金貨、金製品の買取実績が豊富で、多くの利用者から支持されている買取業者である。
また、金貨および金製品の買取サービスにおいて「利用料金をいただいておりません」と自社サイトに明記しており、高額な手数料などが必要ないことがわかる。
その他にも、相談から最短30分で訪問する出張買取や利用者のために24時間対応の電話窓口を設置するなど、利用者に向けて様々なサービスを実施している。
インディアン金貨を売却する時に、見積を依頼する買取業者にバイセルを選択すれば、満足のいく取引となることだろう。
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