Wilier(ウィリエール)は、1906年にイタリアで創業した競技用自転車メーカーである。
第二次世界大戦後は経営が成り立たなくなり、一度生産を終了したものの、1969年に創業者の息子たちの手により復活し、現在に至るまで競技自転車を作り続けている。
イタリアだけでなく、海外のプロレーシングチームにも自転車を供給しており、どちらかと言えば玄人好みのメーカーだといえるだろう。
そんなWilierのロードバイクの高額買取情報について紹介するので、売却を考えている方は参考にしていただきたい。
Wilier Twinfoil / Glory Cycles
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このコラムには、合法的な広告・宣伝が含まれている可能性があります。また、当社のサービスである「ヒカカク!」と「magi」の紹介も含まれています。
高額買取の対象機種
では、ここで特に高額買取されている機種を3種類、紹介しよう。
Wilier 2014年モデル ZERO7 DURA ACE 9000 C24CL
「ZERO7」は、Wilierのフラッグシップ機として最も有名なモデル。
2011年のツール・ド・フランスで最初のモデルが使用された際は、その軽さに大きな注目が集まった。
「ZERO7 DURA ACE 9000 C24CL」は完成車で900,000円近くする高級車であるため、中古市場での取り扱い金額も自然と高くなっているのが現状だ。
2014年モデルのものは、最高買い取り金額で228,000円を発表している業者もある。
所持している方で、乗る予定がないのであれば売却を視野に入れてもいいのではないだろうか。
Wilier 2014モデル Cento 1 AIR DURA ACE 9000 C35CL
電動・メカニカルとどちらにも対応しており、ユーザーの好みに合わせた設定ができると評判の「Cento 1 AIR」。
トライアスロンなどの競技だけでなく、長時間のロングライド時も疲れを感じにくいので、一般ユーザーにもおすすめできるモデルだと言えるだろう。
「Cento 1 AIR DURA ACE 9000 C35CL」は、完成車で800,000円以上のハイエンドモデル。
買取金額も218,000円を提示している業者があり、Wilierの中ではかなりの高額が期待できる機種だ。
Wilier 2014モデル Cento 1 SR DURA ACE 9000 C24CL
「Cento 1 SR」は、競技におけるあらゆる要素(スプリント・ヒルクライム・ダウンヒル)で高いパフォーマンスが期待できるオールラウンドタイプのエアロバイクだ。
プロチームに供給されているだけあり、走りの品質は抜群。スピードはもちろんのこと、ボディーバランスに優れているため、レースでも活躍することを前提に作られた機種だといえるだろう。
中古市場では、198,000円での買取を公表している業者があるなど、上記の2機種には若干劣るものの高い査定が期待できる。
高額買取の対象機種に共通する点とは?
Wilierのロードバイクで高額買い取りとなっている代表的な3機種を紹介した。
これらに共通することは何なのか、考察をまとめてみたので確認して欲しい。
ハイエンド機は高額対象商品
市場小売価格の高い、いわゆる“ハイエンド”のモデルは中古で売却する際も高額になる可能性が高い。
フレーム・パーツともに価値があるので、バラ売りをしても値がつくことからも高額査定になるのだろう。
人気モデル、最新モデル
また、人気のモデルは需要が高いことから、高額査定されることが多い。
業者側も商品として売る際に、ある程度の値段を付けられるので、必然的に高値で売却できるのだ。
自転車市場では、最新モデル=人気モデルという傾向が高いことから、購入から時間が経たないうちに売却することによって高額買取りに繋がるだろう。
Wilierのロードバイクを高く売るためには
それでは、Wilierのロードバイクを高額で売るためには、どのようなポイントがあるのだろうか。
美品・未使用品に適用される「最高買い取り金額」に少しでも近づけるために、できることを紹介するので参考にして欲しい。
メンテナンス、クリーニングを徹底する
自転車は、一度でも乗ってしまうと大幅に使用感が出てしまう商品だ。
使った後に掃除やメンテナンスを行わないと、あっという間にに商品価値が下がってしまう。そのため、日頃から“使ったら拭く”を心がけて欲しい。
雨の日の使用後は要注意
雨の日などに乗った場合は、サビつきやすくなるので特に入念に行おう。
チェーン、ブレーキワイヤー、ホイール回りは毎回清掃することで使用感が大きく異なるのだ。
査定前には細かい部分までしっかりと
また、査定の直前には、今まで目につかなかったような細かな部分までクリーニング・メンテナンスを行って欲しい。
クランクや連結部分などは汚れが溜まりやすく、知らぬうちに錆びていることもあるので気をつけて欲しい。
付属品を揃える
ロードバイクは、購入時に様々な付属品がついてくる。自分が乗る時には使わないようなパーツも多く、失くしてしまうこともあるが売却を視野に入れているのであれば、洩れなく全て揃えておくべきだ。
ペダル・サドル・ライトなどの定番品はもちろんのこと、説明書などの書類関係もしっかり用意しよう。
保証書は必須アイテム
特に、ギャランティーカード・保証書といったものは購入時期・ルートを断定するためにも役立つ。
欠品していると、買い取り不可となってしまう可能性もあるので注意しよう。
防犯登録は解除しておこう
また、防犯登録は売却前に解除しておかないと買取をしてくれないことも多い。業者側の手間となってしまい、査定額が下げられかねないので事前に手を打っておこう。
ヒカカク!掲載の自転車買取業者
それでは最後に、当サイト「ヒカカク!」に掲載されている自転車買取業者をいくつかピックアプして紹介する。
比較対象として参考にしてみるといいだろう。
マクサス
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
「マクサス」はあらゆる物を買い取ってくれるリサイクルショップ的な業者だ。
しかしながら、状態のいいロードバイクであれば相場を意識して、専門業者よりも高額で買い取ってくれることもある。
状態に自信があるのであれば、一度査定依頼してみると良いだろう。
クラウンギアーズ
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
スポーツ自転車の専門業者「クラウンギアーズ」は、ブランドの価値を理解した査定を行なってくれる。
「ワンプライス買取」という、指定ブランドのモデルであれば減額なしで買い取ってくれるシステムも採用しているのでユーザーにとって非常に使いやすいショップだといえる。
大まかな買取金額もホームページに掲載されているので、確認してみると良いだろう。
まとめ
Wilierのロードバイクは、一般ユーザーよりも競技者向けである。
状態に敏感な購入者が多いことから、メンテナンスやクリーニングはしっかりと行おう。
業者を比較することで高額買取りに近づくので、当サイト「ヒカカク!」などを参考に、あらゆるショップを覗いてみて欲しい。