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【保存版】シンガポールのスマホ・携帯買取業者まとめ

読了目安:10分
更新日:2021/05/11
公開日:2018/01/17
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日本の携帯会社があなたから下取りしている携帯・スマホ・iPhoneが、アジアからオークションを通して世界中を旅していることをご存知だろうか。アジア経済の拠点であるシンガポールは、その携帯・スマホ・iPhoneの中古市場でも、もちろん拠点となっている。その中継点でもある携帯・スマホ・iPhoneの最大集積を誇る香港市場と並んで、アジアの拠点をはっているシンガポール市場から透けて見えるアジアの、そして世界の携帯・スマホ・iPhone中古市場の行く先を中古スマホとともに追ってみよう。

中古スマホは世界を回る

あなたが携帯・スマホ・iPhoneを機種変や乗り換えで新規購入をするときに、端末を下取りに出す人も多いのではないだろうか。2016年春から総務省が実質端末0円を禁止したため、苦肉の策として携帯会社は下取りという方法で顧客への還元を図っているからだ。

そんな日本で買い取られたり、下取りされたりした古い型落ち機種のスマホが一体どこに行っているかご存知だろうか。先進国から新興国に流れ、また安いプリペイド契約と抱き合わせで販売されたり、あるいは2台目・3台目用に型落ちの安い中古携帯・スマホ・iPhoneを購入したりするユーザーを取り込む市場に流れていったりしているのだが、中古の携帯・スマホ・iPhoneは、どのようなルートで世界を旅するのであろうか。

日本の携帯会社の下取り

日本を含め先進国のマーケットは中古端末の供給源となっていて、日本で下取りされる大量の携帯・スマホ・iPhoneは、オークション市場から海外へ流れている。この日本の買取業者垂涎の国内オンラインオークションは、落札して仕入れた端末を海外で販売することが参加条件である。その理由は、このオークションで競り落とされた安い携帯・スマホ・iPhoneが日本国内に還流すると、新機種販売に打撃を与えるリスクがあるのを危惧するからだろう。

このようにしてオークションに出品される携帯・スマホ・iPhoneのほとんどは、中古携帯の一大集積地である香港市場の倉庫に行きつき保管される。

まずは、携帯通信キャリア3社のNTT docomo(ドコモ)・au(エーユー)・SoftBank(ソフトバンク)について、下取りされた携帯・スマホ・iPhoneのその後の行方を追ってみた。

NTT docomo(ドコモ)

NTT docomo(ドコモ)では、再利用しにくい他社の携帯端末だけを売却していたが、2015年秋の『iPhone 6s』発売を機に中古端末の下取りを強化している。NTT docomo(ドコモ)で下取りされた携帯・スマホ・iPhoneは、商社などのネットワークを通じて中古市場に流れている。

au(エーユー)

一方、au(エーユー)で下取りされた携帯・スマホ・iPhoneは、週一回行われる日本国内のオンラインオークション市場に出品され世界各国の中古業者にオンラインで競り落とされて香港市場に集められる。なぜ香港市場に集まるかというと、この落札された中古携帯・スマホ・iPhoneは国内で販売することができないからであり、この香港市場が中古携帯の一大集積地になっているからだ。

SoftBank(ソフトバンク)

そして、SoftBank(ソフトバンク)で下取りされた携帯・スマホ・iPhoneは、ソフトバンク傘下で2014年の1月に買収した世界最大の端末卸業者である米国のBrightstar(ブライトスター)へ回され、そのまま、もしくは中古流通業者を通して中古市場に流れている。米国のBrightstar(ブライトスター)は世界50カ国に事業拠点があり、200を超える携帯会社や4000社を超える量販店と取引がある。米国のBrightstar(ブライトスター)を経ずに日本から直接中国に送られることもあるが、こちらもまた中古携帯の一大集積地である香港市場を経て流通する。

世界の主な携帯・スマホ・iPhone中古市場

米国市場の中古携帯・スマホ・iPhoneは、アメリカの移民層などがプリペイド契約と組み合わせて利用するという。また、欧州市場は米アップルとソニーの端末に人気があり、インド市場はアメリカと同じくプリペイドの安いサービスと組み合わせるので中古端末も人気が高い。ドバイ市場は、中近東やアフリカへの中継点となっている。

アジアの中古スマホ市場

アジアでの中古携帯・スマホ・iPhone市場の一大拠点となっているのは香港市場で、中古携帯・スマホ・iPhoneの一大集積地といわれ、複数の取引所で月間100万〜200万台の取引があるというが、全体がはっきり把握されているわけではない。香港市場が中古携帯の一大集積地であると述べたが、その他にもエリアによって世界各地に市場の拠点が存在し、中古端末は世界中を旅している。アジアの取引拠点はシンガポールにもあり、フィリピンにもある。

シンガポール市場

アジアの取引拠点である香港市場とは別にシンガポール市場もある。中古の携帯・スマホ・iPhoneの市場の成長を支えるのは、人口や携帯電話の普及率や個人消費の高さである。その観点から見るとシンガポールは、人口が546.1万人で携帯電話市場の成長率が7.90%、携帯電話普及率は275%で一人当たりのGDPがUS$81,019と合格ラインだ。そこで今回は、シンガポールの中古携帯ショップを取り上げてみた。

シンガポールのスマホ・携帯買取業者

シンガポールでは、中古携帯買取業者はネットを中心に実店舗も構えた業者が10社ほどあり、既に群雄割拠状態のようである。シムリムスクエアにも下取りショップがたくさんあるが、英語か中国語が堪能でないと商魂たくましいショップのスタッフとの値段交渉はかなり難しいと覚悟しよう。日本人がシンガポールで経営している携帯・スマホ・iPhoneの中古品ショップもあるので、日本語しか話せないのであればそのショップを利用する方が有利だろう。

Ah Beng handphone shops(ハートランド・ショップ)

週末に混雑しているHougang CentralのUwin MobileCheers Communicationsなど、中古携帯電話の売買で人気がある場所だ。このAh Beng handphone shops(ハートランド・ショップ)で、携帯・スマホ・iPhoneの買取をして得もらおうと思うなら、購入時の箱やアクセサリーをすべて要求され、それがないと買い取り額を叩かれるので注意した方がよい。また、かなり厳しいビジネスライクの交渉で買い取り額を決められるので、英語か中国語が話せることは必須である。

SG Mobile

SG Mobileは、ショップがラッフルズプレイスとロロン、カッページプラザにショップがある。ただ日本語が通じるわけではないので、英語や中国語に自信があり、値段交渉することを楽しむのであれば、訪れるのもいい経験になるだろう。

Mobile Area
  • アドレス:24 Raffles Place,Clifford Centre #01-12A,Beside Raffles Place MRT Exit A
  • TEL:+65-90234262
  • 営業時間:11~19時
SG Mobile Area
  • アドレス:107 Lorong 1 Toa Payoh #01-256,Opposite Braddell MRT Exit C
  • TEL:+65-82002037
  • 営業時間:12~19時
SG Mobile Area
  • アドレス:5 Koek Road,#B1-12 Cuppage Plaza,Beside Orchard Centre Point
  • TEL:+65-82002037
  • 営業時間:12~20時半

YERK TECHNO PTE LTD(ヤークテクノ・プライベート・リミテッド)

シンガポールのLIANG COURT(リャンコートショッピングモール)3階、紀伊国屋書店の前にある携帯電話・パソコン修理も請け負う携帯・スマホ・iPhoneの中古買取ショップが、YERK TECHNO PTE LTD(ヤークテクノ・プライベート・リミテッド)だ。

このYERK TECHNO PTE LTD(ヤークテクノ・プライベート・リミテッド)は、日本人経営者が2003年3月よりシンガポールで経営するショップだ。経営者が日本人ということもあり、日本人スタッフがショップに常駐している。明瞭な料金体系を謳い、型落ち・故障したアップル製品のリサイクルを目的とした買取・販売を行っている。修理メンテナンスもしているショップなので、売り手側にも有利な買取が期待できる。ただし、iPhone以外の携帯の買取はやっていないようだ。日本語対応のウェブサイトもあり、日本語のできるスタッフがいるので、詳しいことを聞きたければ気軽にサイトを見たり手軽に電話で問い合わせてみたりすることをオススメする。

  • アドレス:177 River Valley Road #03-12, Liang Court Singapore 179030
  • 営業時間:平日11時00分〜19時00分/土日11:00~18:00/定休 月
  • 電話:+65 8438 6032
  • webサイト:http://www.yerk-techno.com/service/purchase/(日本語対応)

whymobile.com

whymobile.comは、ファーイーストプラザにある中古携帯電話ショップだ。webサイトに、メーカーや機種別の下取り・買取価格が掲載されているので、買取の価格交渉をするときの相場を知っておくためにもショップに行く前に参考に見ておくことをオススメする。中国語や英語が話せない人は厳しい値段交渉になるので、自信がない人は他のショップを当たることをおすすめする。

  • アドレス:14 Scotts Road, #03-126, Far East Plaza, Singapore 228213
  • TEL:+65-67336881
  • 営業時間:12〜21時
  • webサイト:http://whymobile.com/
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これからの携帯・スマホ・iPhone中古市場

世界的にも、このまま携帯・スマホ・iPhone中古市場は大きく伸び、拡大していくのは間違いない。だが個人で、シンガポールで中古品を買い取ってもらうには中国語か英語が話せることは絶対条件と言える。商売上手のシンガポール人に太刀打ちして交渉するのは、至難の業と思った方がいいかもしれない。

SIMロックこぼれ話し

ここで、SIMについてちょっと気になった人のためにこぼれ話をしよう。

日本国内のSIMロック

MVNO(Mobile Virtual Network Operator=既存通信事業者のネットワークを借り受けて独自ブランドでサービス展開する通信事業者)の躍進により、巷でも格安SIMが話題なので既に乗り換えた人も多いかもしれない。日本で販売されているiPhoneには他社の通信網が使えないように競争対抗上の措置として設定された『SIMロック』が掛かっている。総務省がSIMロック解除義務化にして無料でSIM ロックは解除できるようになっているのだが、インターネットショップ以外の電話やショップへの申し込みは手数料がかかる上、実際やってみると切り替えのタイミングなど意外と面倒に感じる方もいたのではないだろうか。

また、機種によってはSIMロック解除に対応できないものもある。それに加え、日本で中古端末を購入するとSIMロック解除は難しい。docomoやSoftBankは購入者本人が申し込まないとSIMロック解除は対応してくれないし、auはSIMロック解除に対応してくれるが、購入して180日以上経過していてネットワーク利用の制限がかかっていないという条件付きだ。これが日本の中古市場が伸びない大きな理由だろう。

世界中古市場のSIMロック

世界の中古市場では、このSIMロックがかかった状態だと解除の手間がかかり、また海外ではそのまま使えないためゴミ扱いされる。日本国内の状況は先に述べたとおりだが、不思議なことになぜか香港市場に集まる日本からの中古iPhoneは、SIMロックがすべて解除された状態で出品されているという。下取りした携帯会社がオークションに出す前に解除して出品しているとか、日本や香港に解除専門業者がいるとか実しやかに噂されているが未だ真相は混沌とした闇の中のようだ。

これからの携帯・スマホ・iPhone中古市場

このように、まだなぞも多く未知の領域でもある世界の携帯・スマホ・iPhone中古市場は、これからもビッグバンのように広がり続け成長していくだろう。シンガポール市場も、これから発展していくアジア諸国の経済成長率を鑑みれば、アジアの携帯・スマホ・iPhone中古市場として、香港市場に追随し拡大の一途をたどることは間違いない。

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運営会社

会社名
株式会社ジラフ/ Jiraffe Inc.
設立
2014年10月29日
資本金
11.6億円(資本金・資本準備金含む)
株主
East Ventures、TLM、アドウェイズ、ドリームインキュベータ、アナグラム、ポケラボ創業者 佐々木俊介、アイ・マーキュリーキャピタル、GREE、アドベンチャー、メルカリ、hey代表取締役 佐藤裕介、Amazon Japan創業者 西野伸一郎、DGベンチャーズなど
E-mail
info@jiraffe.co.jp
代表者
代表取締役社長 麻生輝明
所在地
〒164-0001
東京都中野区中野5-52-15 中野ブロードウェイ218号
企業理念
2030年のスタンダードをつくる
事業内容
インターネットサービスの企画、開発、運営
従業員数
40名
古物商許可番号
東京都公安委員会 第303311606477号
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