ご家庭で使っているテレビの型番を、把握している人は少ないだろう。普段の生活では全く使わないが、「修理に出す時」「中古商品として売りに出す時」など型番やモデル名を知らないと正確な情報を得ることができない。
そこで今回は、「テレビの型番・モデル名の調べ方」を紹介していく。
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テレビの型番とは？
まずはテレビの“型番”がどういうものなのかについて、見ていこう。普段の生活では気にも留めない些細な部分ではあるが、確認してみてほしい。
各社が独自に定めている製品番号
型番とは、製造メーカー各社が独自に定めている「製品番号」のようなものだ。英数字の組み合わせで構成されていることがほとんどで、会社ごとにその数字の意味合いは異なっている。
型番が作った時期や製品の特徴を表していることもあるが、その部分をユーザー側が理解する必要はないだろう。
番号でどのような製品かを知る
ユーザーが型番を使う時は、「商品がどのようなスペックか」を知る時くらいだろう。型番をネットで調べてみると、メーカーの公式ホームページが上位に現れる。ホームページ内では、そのテレビの詳細なスペックが表示されるはずだ。
また、ネット通販やオークションなどのサイトも多数表示される。実際に手に取るとができないネットの世界では、型番を表記することでユーザーに対して「どのような商品なのか」を示しているのだ。
テレビのモデル名とは？
次に、「テレビのモデル名」に関して見ていこう。「モデル名と型番は同じだ」という意見もあるが、ここでは便宜上モデル名と型番を別のものだとして解説していく。
いわゆるブランド名やライン
「モデル名」は、いわゆる“ブランド名”や“ライン”を表すことが多い。ユーザーが一般的に使用している固有名詞が、テレビの「モデル名」であることが多い。
ただし、モデル名にも細かい区分がある。例えば、SONYが販売しているテレビシリーズ「BRAVIA」は、BRAVIAの中でも細かいラインに分かれている。そして、ラインの中でも画面の大きさが違う商品がある。
【BRAVIA X9500Eシリーズ】
- 65型の型番：KJ-65X9500E
- 55型の型番：KJ-55X9500E
【BRAVIA Z9Dシリーズ】
- 100型の型番：KJ-100Z9D
- 75型の型番：KJ-75Z9D
- 65型の型番：KJ-65Z9D
上記のように、ひとつのラインから画面の大きさが違う数種類のテレビが販売されている。
テレビの大枠を説明する時はモデル名を
自分の家にあるテレビを他人に紹介する時、どのように説明するだろうか。おそらく、型番を使用して自分のテレビを説明することはないだろう。「BRAVIA」や、「BRAVIA Z9Dシリーズの75型」というように、ブランド名やライン名で説明するはずだ。
修理や販売などの正式なシーンでは、型番を用いた説明が必要になってくるが、普段の生活では「モデル名」や「ライン名」を使って問題ないだろう。
シリアルナンバーの存在
また、テレビなどの家電製品は「シリアルナンバー（製造番号）」と呼ばれるものが付いている可能性が非常に高い。これはメーカー側が管理している、個体識別番号のようなもので1つとして同じものはない。
公式ホームページなどで、「お客様登録」を行う際などにはシリアルナンバーを使用することとなる。個人情報の1つなので、取扱には十分注意しよう。
全メーカーに共通する型番・モデル名の調べ方
まずは、製造メーカーやブランドに限らず、共通している「型番やモデル名を調べる方法」を紹介する。
型番やモデル名は、テレビを購入した際についてくる箱や説明書・保証書などの付属品に書いてある可能性が極めて高い。（正規ルートで購入したのであれば、保証書には必ず書いてあるだろう）メーカー、ブランド問わず共通している事項なので、手っ取り早く知りたいのであれば保管してある保証書などを確認してみるといいだろう。
以下では、ブランドごとに型番やモデル名の調べ方を紹介していく。ご自身が持っているテレビブランドの段落を確認してみてほしい。
シャープ（AQUOS）
シャープが販売する人気シリーズ「AQUOS」の型番は、画面下の「SHARP」ロゴの下に小さく記入されているか、右下に記載されている事が多い。もちろん全てに該当するわけではないが、大体のモデルはいずれかの場所にあるだろう。型番（SHARPは形名と呼んでいる）は、“LC”から始まる英数字なので、上記2つの場所にない場合でも、裏面などを探してみよう。
パナソニック（VIERA）
パナソニックが販売する「VIERA」に関しても、テレビ正面下や裏面に型番が表記されている。VIERAの型番は“TH”から始まる英数字なので、本体をくまなく探し出してみて欲しい。
また、いかのURLでは型番から製品の詳細や、ヘルプサポートをみることができるので参考にするといいだろう。
東芝（REGZA）
東芝が販売する人気シリーズ「REGZA」は、正面フレーム枠や背面部分に記載されている。東芝では、型番を「形名」と表示しているので、確認してみるといいだろう。
SONY（BRAVIA）
SONYの「BRAVIA」の型番・モデル名（シリーズ名）は、テレビ本体の裏面に張ってあるシールや、表面の下部分に記入されている事が多い。モデルや発売時期によって、場所に違いがあるようだが確認してみてほしい。
（SONYでは、型番とモデル名が同じ扱いになっている）
LGエレクトロニクス
韓国のLGエレクトロニクスが販売するテレビは、本体背面のラベルに型番や製造番号が記載されている。また、テレビのリモコン操作によっても確認することができる。
リモコンのホームから「設定」に飛び、「詳細設定」「機器設定」「受信機情報」と進み、「テレビ情報」の部分で決定を押すと、そのテレビの型番や製造番号、ソフトウェアバージョンなどを知ることができる。設置場所の関係で、背面が見えない場合などは操作によって確認するといいだろう。
型番・モデル名を把握しておくことのメリット
冒頭でも少し述べたが、型番・モデル名を知らなくてもテレビをつかうことはできる。では、どのような場合に型番・モデル名が必要となるのだろうか？今回このページを見に来たということは、少なからず理由があってのことだろう。その中でも高い可能性のものに対して関連する情報を紹介していきたい。
中古で売却する際の基本情報として提示
テレビを売却する際に、売却先に、基本情報を提示する必要がある。リサイクルショプに買い取ってもらうのであれば、型番やモデル名を伝えることで見積額がわかるのだ。状態次第で見積金額よりも安い買取になることもあるが、型番・モデル名がない時よりも正確性のある金額がわかる。
フリマアプリで出品するとき
昨今非常に人気の高まっているメルカリ、フリルに代表されるフリマアプリ。若い世代では多くの人がこれらのアプリを利用して買い物をしている。このフリマアプリは簡単に出品できることで人気となっている。テレビのような大型家電も販売されていることは知っているだろうか。
しかし、現在フリマアプリで問題となっているのが、取引の稚拙さと悪質な販売だ。簡単に出品できるフリマアプリはその便利さから比較的年齢が低い世代が多く利用している。その影響か、取引においてきちんと礼儀が守られていないという指摘が多くある。取引の際にきちんと質問に答えていない、品物の説明が雑といったことで取引がスムーズにいかないということもあるようだ。
このような事態を避けるためにも、商品説明の欄にはきちんと詳しく商品について書き込む必要がある。型番やモデル名が書かれていない商品を買おうと思うだろうか？自分が購入することを考えて商品説明欄は記入しよう。対個人の取引なので、誠実な対応を心がけて、トラブルのない取引を行おう。
オークションで出品するとき
オークションでの商品説明欄は非常に重要な役割を担っている。家電用品の商品説明欄に型番・モデル名が書かれていない場合、相手にしてもらえないと思っていいだろう。型番・モデル名といった基本情報すら認識できていないなら、商品状態もよくないと判断されてしまってもおかしくない。
オークションはフリマアプリよりもメッセージや説明が重視されることは念頭においてほしい。フリマアプリのような感覚でオークションの説明を書くと、まったく読んでもらえないだろう。そのような環境下で基礎情報を知らないのは非常に分が悪い。オークションに挑むなら、それだけ出品したものに対して向き合っておかなければならない。
オークションでは対応の誠実さが売れるか売れないかのカギとなってくる。フリマアプリ同様、対個人の取引ということを必ず頭の片隅いおいて、トラブルが発生しないように努めるのが賢い利用方法だ。
簡単に見積もりが出してもらえるサイト
テレビを買い取ってもらうために型番が必要になってこのページを訪れた人も多いだろう。そんな人のために、テレビの買取見積もりをウェブや電話で無料で行ってくれる買取店を紹介する。ここで紹介した以外にも多くの業者があるので色々とリサーチしてみよう。
家電の買取屋さん
ネットで専門的に買取を行っている業者。店舗を設けないことで経費を削減し、高額査定へとつなげている。宅配買取対象は全国だが、出張買取は東京を中心とした関東圏のみだ。
独自のノウハウを活用したスピーディな買取を売りにしており、電話受付から最短30分で出張可能、大量査定でも迅速な対応を掲げている。即日入金、即払いが可能なので、すぐに現金が必要な人にとっては、非常にありがたいサービスだ。
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
テレビ高く売れるドットコム
テレビ高く売れるドットコムは60秒で買取価格を調べられるサービスを行っている。必要な情報は、商品名、商品の状態、型番、付属品だ。この情報を入力すると概算の見積もりを出してもらえる。
このホームページで「ご依頼前にご確認」として挙げられている項目の中に「POINT１ 家電製品の型番をチェックしてから査定依頼」とある。型番とモデル名の重要性がわかってもらえると思う。
申し込んでから買取までの流れもスムーズだ。上記の情報をもとに事前査定が行われ、宅配・出張・店頭の買取方法の中から選んで商品を引き渡す。その後実際に商品を見ての査定が行われ、現金での支払いか振り込みで代金が支払われる。送料、出張費などの手数料も無料。宅配サービスは14時までの買取の約束で当日中に集荷に来てくれるスピーディーな対応が人気だ。
実際に利用した人たちの口コミによると「査定が早い」、「急にお願いしたがスピーディーにやってくれた」といった、スピード感がいいという感想が見受けられた。すぐにお金にしたい人に利用してほしいサービスだ。
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対策
アキバ流通
家電の買取・販売をおこなう業者。高額査定を売りとしており、買取手数料がすべて無料となっている。買取は店頭買取、宅配買取、出張買取という３つの方法で行っている。
基本的に先に見積もりをしてから買い取ってもらう形だ。先におおよその金額をわかった状態で買い取りに出せるのは安心だろう。メール見積もりは、メーカー・ブランド名、商品名・型番、商品の状態、保証書の有無という情報が必要。高額査定もさることながら対応もスピーディーで、人気の業者だ。
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まとめ
以上のように、基本的にはテレビの表面や背面に型番が記載されていることが多い。また、メーカーによっては、リモコン操作でも確認できる。ここに書かれていないテレビも基本的には背面や表面に書かれているはずだ。もしわからない場合は、各社のホームページから確認してみるといいだろう。
