登山やアウトドア・キャンプで持っていきたい調理器具で名前が挙がるのがジェットボイルの「ミニモ」だ。場所を選ばず、どんな所でも調理ができて、小さいながらも高速沸騰と低燃費な性能をもつところが魅力的。大自然を眺めながらラーメンを食べたり、コーヒーを飲んだり、おなかも心も満たされて、至福のひとときを得られる最高のアイテム。
本記事ではジェットボイルから登場したミニモにスポットを当て、買取相場や査定情報を解説していく。高額査定のコツについても紹介しているので、売ろうと検討している人は参考にしてほしい。
jetboil / patchattack
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ミニモが買取市場で高くで売れる理由とは
「ジェットボイル・ミニモ(JETBOIL MiniMO)」は、アメリカのアウトドア調理器具メーカーの“ジェットボイル(JETBOIL)”が開発した商品である。大きくて持ち運びしにくいストーブや鍋の数々にうんざりしていた創設者たちが、気軽に楽しめる調理器具を作るために開発を進めた。幾度と無く検証を繰り返し、試行錯誤したのちに誕生したのがミニモである。今ではアウトドア調理器具の代名詞と呼ばれるほど、多くのキャンパーに活用されているアイテムだ。
そんな愛用者の多いミニモは、買取販売市場でも高い人気を誇る。ミニモがリユース品で高い需要性があるのは、どういった背景があるのだろうか。これから紹介するいくつかの要因が関係している。
ミニモが選ばれる理由
ジェットボイル・ミニモは、バーナーとクッカーが一体化した調理器具だ。サイズは直径127mm×高さ152mmで、重量は500g。コンパクトサイズですべてのパーツとクッカーを本体の中に収納できる。持ち運びがとっても楽なオールインワン設計になっているところが好評だ。難しいパーツの組立てはなく、簡単にセットできるので初心者でも使いやすい。
ミニモの特徴は「急速沸騰」と「低燃費」であること。500mlのお湯を2分15秒で沸騰させることができる。見た目は小さいが、かなりのハイパワーであっという間にお湯が沸くので重宝するアイテムの一つ。そんなに高速で沸騰させればガスがすぐなくなりそう・・・と思われがちだが、低燃費でガスの消費を抑えられるところが素晴らしい。
急速沸騰と低燃費の秘訣は、フラックスリングを搭載していることだ。一般的なクッカーの熱効率はおよそ30〜40%であるが、ジェットボイルのクッカーは80%以上の熱効率。小さな火力でスピーディーに沸騰し、一般的なバーナーと比べてガスの消費量が1/2という燃費の良さがいい。
さらに、細かい火力調整も可能で、煮込み料理も作れてしまう。ラーメン、鍋焼きうどん、煮込みスープ、チーズフォンデュなど、豊富なクッキングメニューが作れるので、長期間の登山やキャンプでも飽きることはない。ジェットボイル・ミニモはビギナーからベテランまで多くの人に愛用されている一品なのだ。
業界でも高く評価されている
ミニモは、アメリカで有名なアウトドア専門誌である、バックパッカー(BACKPACKER)の「Editors' Choice」賞を受賞した功績がある。厳しい自然の悪天候下で裏打ちされたテストを得て選ばれる賞である。最も優秀なアイテムとして業界で高い評価を受けた。そんなアウトドア業界の権威となる賞を取ったミニモは、国内の登山・アウトドア・キャンプ用品に特化した大手専門販売店でも取り扱われており、信頼性のある商品である。
ネットやメディアの普及による影響力
ネットの普及により、個人から専門メディアまで、ブログやサイト、YouTubeなど、幅広くミニモは紹介されている。実際に登山やキャンプ場所で商品の使い方や料理方法などを伝える動画があったり、バラエティに富んだキャンプ飯をカリスマキャンパーが伝えていたりする。そうすると、自分も試してみたいと思うだろう。
テレビや雑誌、本などでも、初心者向けの登山やキャンプに関する情報を発信しているメディアも増えている。今、空前のアウトドア・キャンプブームと言われている。新規参入者も続々と増えている理由は、ネットやメディアの影響力も大きいと言える。現在、買取市場やリユース販売店はアウトドア関連の商品を売る人・買う人も多く、活況の真っ只中だ。この状況はこの先も続くと言っていいだろう。
ミニモの参考買取相場、査定情報考をリサーチ
本記事の本題である、ジェットボイル・ミニモの買取相場、査定情報についてご紹介しよう。お手持ちのミニモを売ろうとお考えなら、ぜひチェックしておくといいだろう。
ミニモの参考買取相場について
- ジェットボイル・ミニモ参考買取相場・・・7,000円前後~10,000円前後
新品や未使用品、コンディションの良い商品ほど高く買い取りされていることがわかった。コンディションが良くないものや、発売当初から経年した商品は値下がる傾向があるので、使わないミニモが自宅で眠っているなら、買い取りの準備を進めるといいだろう。
いくつかの買取店に査定依頼をする
お手持ちのジェットボイル・ミニモを売ることを検討しているなら、最新の買取相場を把握しておくことが大切だ。上述のミニモの参考買取相場は、2019年2月23日時点にリサーチしたものだ。しかし、買取相場は流行りや商品の状況などにより日々変動するため、最新の買取相場情報をキャッチする必要がある。
一つの買取業者に査定依頼をして、そのまま売ってしまうのはやめておいた方がいい。なぜなら、その買取金額が適正な値段なのか、相場よりも高いか安いかどちらとも判断できないからだ。
3件~5件ほどのいくつかの買取店に査定を依頼することで、最新の平均相場を把握できる。売るときに利用すれば比較ができて、どこのお店を選ぶべきかを検討しやすくなる。他店の査定額を買取店に伝え、それよりも高く買取ができないかと交渉する手段にもなる。実際に査定士と交渉をして、高値で買い取りされるケースもあるくらいだ。いくつかの買取店の査定結果を見比べたり、査定士と直接やり取りすることで、より好条件で取引ができるお店を選べるだろう。
登山・アウトドア・キャンプに強い買取店へ
ジェットボイル・ミニモの査定依頼をするとき、どんな買取店を選択すれば良いか悩む人も少数ではない。ミニモをどこで売るか考えたとき、登山・アウトドア・キャンプ用品に特化した専門の買取店やサイトで売るのが賢明だろう。
バラエティに富んだアイテムを買取しているリサイクルショップなどの総合店で売る方法もあるが、アウトドアブランドメーカーの調理器具の知識がある査定スタッフがいるとは限らない。そういうところで売ると、思ったよりも査定金額が低くてがっかりしてしまうことも。安く買い叩かれるくらいなら、アウトドア関連の知識が豊富なプロの査定士が在籍している、専門の買取店で売る方がいいだろう。登山・アウトドア・キャンプの専門の買取店も増えてきているので、高価買取を狙いたいなら、一度査定に出してみることをおすすめする。
高額査定のポイントをチェック
ここでは最後に、高額査定のポイントを紹介するのでチェックしてみよう。少しの工夫することで、より納得できる買い取りが実現する。
早めに査定に出しておくといい
アウトドアブランドが人気がある理由は、その時代や流行りに合わせて改良品や新製品が続々と登場するからである。ユーザーはより機能がよくて使い勝手の良いものを欲しがっている。ブランドメーカーは、それに答えたクオリティの高い製品を輩出し続けているのだ。そうなると、新しい製品が販売されるたびに、旧型の製品はどんどん査定価格が下落していく。早めに査定をしてもらって売却するのが、高価買取のポイントになる。
まとめて売ると買取金額が上がる
各買取業者ではミニモを含めた複数点のアイテムを、一定基準を満たして売れば、買取額10%、20%アップ、または1000円、2000円という風に、査定金額にプラスしてくれる業者は多い。1点1点売るよりも、いくつかの商品をまとめて査定・買取をする方がスタッフの手間や時間がかからない。宅配買取や出張買取の場合は特に、送料や出張料を無料にしている業者は多いので、まとめて売ってもらった方がコスト削減になるのだ。コストカットができた分を、買取金額に上乗せしてくれるところが嬉しい。より高く売却できるので、まとめ売りで買取額アップのサービスをしている業者を事前に調べておくと良い。
メンテナンスと動作の確認は忘れないようにしておく
リユース品を購入する人はどういった商品を選ぶのか、ということに着目してみてほしい。買う人は商品を選ぶときに、できるだけ新品に近くて綺麗なものを選ぼうとするだろう。キズや汚れがついてる状態の悪い商品なのに高く売られていても、誰も買おうとはしないだろう。したがって、リユース販売業者では状態の悪い商品は、販売価格を下げて売るため、必然的に査定金額も低くなる。
キズは取ることはできないが、汚れは取ることが可能なので、査定依頼をする前にメンテナンスをして綺麗に整えておくといい。また、動作しないミニモは、当然買い取り対象に入らないだろう。着火するかや、火加減の調整はできるかなど、不具合がないかをキチンとチェックして、売る前に動作確認をしておくことが大事である。
付属品は一緒に売る
ミニモを売る時に付属品を揃えて一緒に売却すると、それだけで査定価格がアップする。付属品とはどういったものかと言うと、買った際に商品が入っていた外箱、袋、取り扱い説明書、保証書、パーツなどのことである。購入時と同じ状態に近いほど高く買い取りしてもらえる。特にパーツが一つでも欠けていたら、調理器具として使用できないので揃っているか確認が必要だ。
購入したら説明書や外箱は捨ててしまう人もいるらしいが、有るか無いかで査定金額が左右するので、なくさないように保管しておくと良い。普段は付属品だけ違うところにしまっているという人も少なくないだろう。長い間放置していると、ホコリをかぶっていることもあるし、箱の中にゴミが入っているかもしれない。ホコリやゴミはきっちり取っておこう。付属品も状態が悪いとマイナス査定になる。キズや破れ、へこみや汚れがつかないように保存方法にも注意しておくと良い。