初めて格安スマホを利用する人には、店員からさまざまなアドバイスをもらえる店舗での契約がおすすめだ。店舗で詳しい説明を受ければ、格安スマホ契約にありがちな失敗も防ぎやすくなる。また多くの販売店ではさまざまなサポートやサービスを行っているため、操作や取扱いに不安がある人こそ、こういった場所を利用すべきと言えるだろう。
今回は、スムーズな手続きで定評のある、格安スマホを契約できる取扱い店舗情報を詳しくまとめていきたい。
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ヨドバシカメラ
http://www.yodobashi.com/store/470010/人気の家電量販店・ヨドバシカメラでは、全国の店舗に即日MNPカウンター(SIMフリースマホカウンター)を設置している。
多彩なラインナップ
ヨドバシカメラのSIMフリースマホコーナーでは、人気の高いAcer、HAUWEI、ASUS、freetel、モトローラといった海外製だけでなく、SHARPやSONY、富士通といった国産スマホも取り扱っている。
実際にこのコーナーを訪れたユーザの記事によると、国内でそれなりに人気のあるメーカーであれば、その大半がヨドバシカメラで取り扱われていると考えて良さそうだ。
在庫状況をホームページで調べられる
ヨドバシカメラのサイトで格安スマホ検索を行うと、在庫のある店舗も調べられる。例えば、ASUSのZS571KL-BK128S8については、新宿西口本店とマルチメディア新宿東口、マルチメディアakiba、八王子店などの18店舗で「30分以内にご用意いたします」と書かれている。
またこの一覧を見れば、お取り寄せや在庫なしの店舗も把握できるため、「少しでも早く格安スマホを手にしたい!」とか「早く確実にSIMフリー端末を買える!」といった皆さんも自分に合った店舗を探しやすくなることだろう。
24時間営業時間外で受取ができる店舗もある
マルチメディアakiba、マルチメディア博多、マルチメディア梅田の3店舗では、店舗営業時間以外24時間の商品受取サービスを行っている。実際にこの方法で格安スマホを買った人の体験談では、他のお客様がいない状態で10分ほどの短時間で受取が完了したようだ。
またマルチメディア梅田については平面駐車場も利用可能となっているため、電車の動いていない時間帯でもマイカーで商品受取に行けると考えて良いだろう。
ポイントが付く
家電量販店のヨドバシカメラには、購入金額に応じたポイント還元というメリットがある。
例えば、前述のASUS ZS571KL-BK128S8という定価が107,780円の格安スマホを買った場合は、1,078ものポイントが還元される。このポイントは、ヨドバシカメラでの他の買い物で使用できるため、格安スマホのアクセサリーや家電購入をする機会が多い人にとっては、ヨドバシカメラを利用するメリットはかなり高いと言えるだろう。
格安スマホだけでなく格安SIMカードも充実
ヨドバシカメラは、格安スマホの使用に欠かせないSIMカードのブランドも充実した専門店だ。例えば、データ通信+音声通話の月額制プランについては、BIGLOBE、So-net、日本通信、U-mobile、UQモバイル、mineoといった11種類の格安SIMの取扱いがある。
またヨドバシカメラのサイトでは、格安SIM契約に欠かせない料金、通信容量、最大速度なども書かれているため、店舗に向かう前の比較検討も行いやすい専門店と捉えて良いだろう。
ビックカメラ
http://www.biccamera.co.jp/shoplist/index.html格安SIMや格安スマホのサポートが充実したビックカメラでも、幅広いSIMフリースマホ端末を取り扱っている。
店舗在庫を探せる
ビックカメラでも、ホームページから検索した商品について店舗在庫を調べられる。表示については、◎在庫あり、○在庫残少、△お取り寄せの3種類となる。
店舗在庫がある場合は来店予定日までのお取り置きもできるため、このサービスを使えば実店舗と在庫データのタイムラグによって「実際にお店に行ったら売り切れになっていた!」といった問題も起こりにくいと言えるだろう。
複数商品の取り置きもできる
ビックカメラのサイトで格安スマホの取り置き予約を行うと、その下方に「他の商品も取り置く」というボタンがあることに気付かされる。この仕組みを上手に使えば、格安スマホのアクセサリーや他の家電といった商品を来店可能日までとっておいてもらうこともできる。
また取り置き時にはお金を支払う必要がないため、「今は給料前でお金がない。でも欲しい格安スマホの在庫をキープしておきたい。」といった皆さんにも使い勝手の良いサービスになるだろう。
欲しい格安スマホをホームページから見つけやすい
ビックカメラのサイトは、格安スマホの商品検索しやすいことでも定評がある。例えば、機能で選ぶカテゴリの中では、高画質モデル、5インチ未満・5インチ〜6インチ・6インチ以上といった画面サイズや、DSDS対応モデルごとの商品検索が可能となっている。
また価格帯ごとの検索もできる形となるため、「とにかく安い格安スマホが欲しい!」といった皆さんでも来店前の比較検討がしやすいショップと言えるだろう。
格安SIMの取扱いは店舗によって異なる
ビックカメラでは、格安スマホの使用に欠かせない格安SIMの契約も行っている。しかし取扱いブランドについては、店舗によってその内容が異なるため注意が必要だ。
例えば、最近人気の高いLINEモバイルや楽天モバイルは、東京都内での一部店舗のみでの取扱いとなる。これに対してビックカメラの独自ブランドとなるBIC SIMについては、大半の店舗で契約ができるようだ。
有料サポートの充実したBIC SIM
ビックカメラのオリジナルBIC SIMは、店頭契約ならではの安心で定評のある格安SIMだ。このブランドのSIMサポートカウンターのある店頭に行くと、980円〜1,980円ほどの価格で各種設定をしてもらえる。
また設定から使用方法まで販売員が詳しく説明してくれる60分フルサポートパックもあるため、初めての格安スマホ利用にチャレンジする皆さんでもストレスなく新しい端末を使えると言えそうだ。
イオン
http://aeonmobile.jp/shoplist/全国200店舗以上あるイオンの店頭では、同社のイオンモバイルの契約や故障修理受付を行っている。
イオンで販売されている格安スマホのブランド・メーカー
イオンモバイルでは、HAUWEI、VAIO、KYOCERA、Alcatel、arrows、ZTE、Xperia、AQUOS、ZenFone、モトローラといった多彩なメーカー・ブランドの格安スマホを取り扱っている。
またこの他にWi-Fiルーターやタブレット端末も用意されているため、意外と幅広いモバイル端末のラインナップがあると捉えて良いだろう。
格安SIMは1種類
イオンで格安スマホを買う時には、契約できる格安SIMがイオンモバイルのみであることを忘れてはならない。人気の高いイオンモバイルでは、11種類ものデータ容量別に幅広いプランを用意している。
しかしそんなイオンモバイルにもいくつかのデメリットは存在するため、ホームページできちんと契約内容を確認した上で店舗に向かうようにして欲しい。
2種類の購入方法
イオンモバイルでは、「即日お渡し」と「後日配送」の2種類の格安スマホ購入方法を用意している。即日お渡しでSIMフリー端末を買う場合は、イオンの店舗内で1〜2時間ショッピングや食事をしているうちにSIM回線が開通する形となる。
これに対して配送お渡しの場合は、イオンの店舗で商品パッケージを購入した数日後に初期設定済の格安スマホが自宅に届くシステムだ。
ヤマダ電機
http://www.yamada-denki.jp/store/47都道府県全てに出店しているヤマダ電機でも、格安スマホ端末の販売を行っている。
ASUS・HUAWEIを中心としたラインナップ
家電量販店・ヤマダ電機においても、ASUSやHUAWEI、freetelといった海外ブランドを中心に幅広いメーカーの格安スマホを取り扱っている。
22,000円以下の商品についても15種類とかなり充実しているため、価格重視でSIMフリー端末を選ぶ皆さんにも満足しやすいラインナップと捉えて良いだろう。
1%のポイントが付く端末もある
ヤマダ電機で格安スマホを購入すると、大半の商品で本体価格の1%分のポイントが付く。貯めたポイントは1ポイント1円で店舗利用可能となるため、ヤマダ電機で他の買い物をする機会の多い人にとってはこのショップで格安スマホの契約をするメリットは非常に高いと言えるだろう。
またヤマダ電機のポイントはネットショップやLABIカードなどとの共通化もできるため、普段はネット通販利用が多い人でも使用可能と言えそうだ。
携帯買取サービスを行う店舗もある
ヤマダ電機では、多くの店舗で正常動作品の携帯電話などの買取査定を行っている。このサービスを利用すれば、古い携帯電話やスマートフォンの現金化により格安スマホ購入で支払うお金の節約もできる。
またヤマダ電機ではパソコンやムービーカメラの買取も行っているため、格安スマホ購入時に一緒に持ち込んでみても良いだろう。
YAMADA SIM+格安スマホのセット販売
ヤマダ電機では、自社ブランドのYAMADA SIMと格安スマートフォン端末のセット販売を行っている。U-mobileと提携したこのSIMカードには、全国82,000ヶ所ものWi-Fiスポットを追加料金なしで使えるメリットがある。
また格安スマホの不明点を訪問設定で解決してくれる「モバイル簡単セットアップサービス」も用意されているため、初めてのスマホで不安や疑問が多い人はオプションの充実したヤマダ電機でセット購入をしてみても良いだろう。
TSUTAYA・蔦屋書店
http://tone.ne.jp/store/Tポイントと連携した「TONE」は、蔦屋書店やTSUTAYAの一部店舗で販売されている。
取扱い商品は1種類
「シンプルかつ、力強く」をコンセプトとするTONEは、2017年7月7日時点でたった1種類となる。いろいろな格安スマホを手にとって購入したいと考える皆さんには、少し物足りないラインナップになるかもしれない。
しかし優柔不断でなかなか商品購入の決断ができない人にとっては、取扱い製品が少ないことが逆に良いと感じられるケースもあるようだ。
東京都が推奨する見守り機能
アプリの利用機能や利用時間のコントロールができるTONEは、子供のニーズと保護者の不安の両方を解消できる格安スマホとして注目度を高めている。2016年11月には全国子ども会連合会推奨商品の認定も受けているため、我が子のファーストスマホ購入を考えている親御さんにもより良い選択肢になることだろう。
無料のスマホ教室
TONEの契約販売を行うTSUTAYAや蔦屋書店の店舗では、TONEを使うユーザ向けに所要時間90分の無料スマホ講座を行っている。5〜6名の定員で開催されるこの教室は、1人でカウンターに行くよりも不明点を聞きやすいといった意味で大変好評となっている。
また多くの格安スマホ販売店ではこうした説明やサポートを有料で行っているため、お金をかけずに不安や疑問を解消できるといった点でも、TSUTAYAは良心的なサービスを展開中と捉えて良いだろう。
スマホの窓口
http://smart-smart.jp/「スマホ生活を身近で楽しいものにしたい」をコンセプトに生まれたスマホの窓口でも、たくさんのSIMフリー端末の契約・販売を行っている。
スマホの窓口で契約できる格安スマホのメーカー・ブランド
このショップでは、FREETEL、HUAWEI、ASUS、ZTE、Acer、ASUS、富士通の格安スマホを取り扱っている。商品とプランの提案に納得すれば即日契約や引き渡しもできるため、自分に合った端末を1日でも早く欲しいといったニーズにも叶えやすい業者と言えるだろう。
格安SIMの種類も豊富
スマホの窓口では、楽天モバイル、BIGLOBE、FREETEL、UQmobile、Y!mobileの格安SIMも取り扱っている。店頭では、「スマホ端末だけ」、「SIMカードだけ」、「SIMとスマホをセットで買いたい」といった幅広いニーズに対応しているため、格安スマホ購入の自由度の高さといった意味でも相談のしやすい専門店と言えるだろう。
ゲオモバイル
http://geo-mobile.jp/about/index.html話題の専門店・ゲオmobileでは、自社が販売する格安スマホの定義を「中古スマホ+格安SIMの組み合わせ」としている。
ゲオの格安スマホが注目される理由とは?
ゲオモバイルで取り扱われている格安スマホは、その大半が内部までしっかりクリーニングを行った中古スマートフォンだ。全て初期化されたゲオモバイルの格安スマホは、安全性の高さでも定評がある。
また購入商品の初期不良には30日間の安心保証が付いているため、中古スマホにネガティブなイメージを持つ皆さんでも安心できる要素が多いと言えるだろう。
格安SIMは3種類
ゲオモバイルで提携している格安SIMは、楽天モバイル、UQmobile、OCNの3社だ。
ホームページ内に設置されたシミュレーターを使えば、「格安スマホの乗換でどのぐらいの料金が安くなるか?」のイメージもできる。また診断結果には端末購入の初期費用も記載されるため、ゲオモバイルの店舗に向かう前に一度シミュレーションをしてみると良いだろう。
ゲオモバイルは格安スマホの買取も行っている
乗り換えによって不要となった古いスマートフォンは、ゲオモバイルで売却することもできる。スマホ買取の柔軟な対応で知られるこのショップでは、画面割れや傷のある端末でも1台から無料査定をしてくれる。
また買取カウンターではガラケーも歓迎してくれるため、ゲオモバイルで格安スマホを購入する時に古い携帯電話の売却を行ってみても良いだろう。