【保存版】董酒(どんじゅう)の買取相場・査定ポイント

今、買取市場ではお酒の買取が注目されている。というのも、お酒は世界的に見ても需要が高く売れ筋の商品で、さらには価値も下がりにくく、買取においてもある一定の金額で売れるため、事業としても成立しやすいからだ。

つまり、これまでお酒は売ることができないと思っていた方は、考えを改めたほうがいいだろう。なぜなら、不要になったお酒は確実に売れる時代になっているからだ。

本コラムでは、お酒の買取について紹介していく。そのお酒の買取のなかでも、高額買取が期待される中国酒の「董酒（どんじゅう）」に焦点を当てて、紹介していこう。

引用：http://baike.baidu.com/view/55076.htm

董酒というお酒について

本コラムでは董酒の買取事情を紹介していくわけだが、その前に、やはりこの董酒がどのようなお酒であるのかをある程度は知っておくほうがいいだろう。

そこでまず、董酒について述べていく。

中国酒は世界的に有名なお酒

董酒は中国酒の一つである。その中国酒だが、日本でも人気が高く、様々な種類のお酒が輸入されている。

多種多様な中国酒

一口に中国酒といっても、原料は米、高粱、小麦などの穀類から、葡萄や林檎などの果実にいたるまで多種多様であり、用いる麹の種類や醸造法も多種多様だ。中国酒を細かく分ければ膨大な数にのぼる。

6つのカテゴリ

この中国酒だが、一般には大きく6種類に分けられている。

その6種類は黄酒、白酒、果酒、薬酒、ビール、外来酒である。

• ●黄酒は、老酒を代表とする発酵酒の総称。
• ●白酒は、茅台酒などで知られる蒸留酒の総称。
• ●果酒は、葡萄酒やリンゴ酒など、果汁を原料にした醸造酒のこと。
• ●薬酒は、白酒や黄酒、果酒に薬草などを漬け込んだ滋養強壮の酒を指す。
• ●外来酒は、ウイスキーやブランデーなどのこと。

また、このような中国酒は世界的にも人気があるお酒で、白酒はウイスキーやワインなどに並ぶお酒でもある。

董酒は白酒という高級酒の一つ

董酒は貴州省遵義市董公寺産の白酒で、酒精度は58～60度。どの香りのタイプにも入らず、独特のタイプとしかいいようのない白酒である。

まず、この白酒というジャンルの中国酒について述べていこう。なぜなら、この董酒は白酒に含まれる中国酒だからだ。

白酒は、漢字で白酒と書くが白い色のお酒ではなく、透明のお酒で蒸留酒の部類に入る。

祝いごとの席で飲まれるお酒

白酒は中国で、乾杯を何度も行いながらお酒を飲むときによく飲まれる。つまり、祝いごとの際によく飲まれるお酒である。

中国ではこの白酒は特別なお酒で、非常に高価な高級酒なのである。

白酒は「薫り高い」匂いが特徴的で、強烈で独特な香りがする。日本のお酒にはないような特徴があるので、お酒に慣れているものでも飲みやすい、飲みにくいと意見がわかれるほど、癖のあるお酒だ。

高いアルコール度数

また、アルコール度数は比較的高いお酒だ。52～60度くらいのアルコール度数が基本。

最近では飲みやすくするため、38度くらいの白酒も多く発売されているようだ。お酒にかなり飲みなれていないとおいしさを感じ取ることが出来ないほどに、一部のお酒好きには高い人気を誇る、熟成された高価なお酒としても有名なのだ。

董酒は製造された産地名を取って、命名された

そんな高級酒である白酒の一つである董酒だが、この董酒は茅台酒や五粮液などの白酒と比べれば、まだまだ新しいお酒である。

董酒の歴史は20世紀のはじめ、遵義市郊外の董公寺付近にできた醸造場で製造されたもので、その製造された地名をとって董酒と名づけられた。

1930年代の初めには程という個人が所有している小さな工場だったが、その後人民政府が新工場を建設してから生産量、酒質が急激に向上し、全国名酒に選ばれるほどの銘酒となり、董酒はその地名度を上げていった。

董酒の製造方法は独特

この董酒の原料は、糯高粱の原料に大曲（麦曲）と小曲（米曲）を糖化発酵剤として加えて造られるが、醸造法が独特である。

醸造方法

最初に糯高粱を用いて小曲酒をつくる。つぎにその小曲酒を使って、董酒香糟と一緒に蒸して董酒をとる。その過程を串蒸、串香、または翻烤という。

董酒香糟（醅）には小曲酒糟（高粱酒糟）を用い、串蒸した董酒糟と、まだ串蒸していない董酒香糟を混ぜ合わせて麦曲をくわえ、地下の穴蔵（窖）で半年以上長期発酵させるため、非常に手間のかかるお酒だ。

独特の風格をもつ特徴

董酒は大曲酒と小曲酒の風格を兼ね備えているのが、ほかの中国酒にはない特徴である。

窖での発酵が長いため、酸味が増して後味をさわやかにすると同時に、大曲と小曲に加えられた薬材の微香が独特の風格をつくっている。

董酒の査定情報

次は、その董酒の買取査定情報について触れていくので、ポイントをしっかりと押さえておくといいだろう。

董酒は中国白酒十大銘酒として有名なお酒

この董酒は、貴州茅台酒や五粮液などと並ぶ名酒である。

一部のコレクターや愛酒家には有名なお酒として知られているが、一般にはあまり知られていない。中国酒の種類のなかには、中国白酒十大銘酒として有名なお酒がある。

その白酒は、貴州茅台酒、五粮液、剣南春、董酒、古井貢酒、洋河大曲、濾州特曲、郎酒、西鳳酒、汾酒とされている。

上記からわかると思うが、この董酒は銘酒に選ばれており、販売価格も国内外問わず高い金額で売買されている、高級酒なのである。

つまり、この董酒は高級酒であるため高額買取となる可能性は高いだろう。

1960年～1980年代の物は驚くほど高額に

董酒の販売価格も3,000円～10,000円くらいで、国内では入手困難である。ネットで検索してもその情報はほとんどない。特に未開封の完品であれば、年代によってはかなりの高額買取となるのは間違いない。

ただし、銘柄、保存状態によって評価額は変わってくるお酒ではあるが、そのなかでも1960年～1980年代の物は驚くほどの高額な金額になるだろう。

古い中国酒には付加価値がつくことも

古い董酒になれば、ラベル、外箱、容器に価値があるものもあるようだ。

陶器製の容器

中国酒の容器のなかには陶器で作られているものがありいくつかあり、そのような作りになっているお酒は販売額も高い。

そのなかでも1960年～1980年代の物は高額な買取となることが多く、実際にこの年代ならば高く買い取る專門業者も多いようだ。

陶器の董酒であれば、その保管方法には特に気をつけなければいけない。

骨董品や美術品としての価値がつくことも

つまり、年代の古い中国酒は基本的にお酒としての価値だけでなく、そのほかの価値も査定されるものもある。

どのような価値かと言えば、上記で触れたように陶器であれば高い買取金額になることから、骨董品や美術品としての価値があると言えるだろう。

中国酒は単純に未開封だから高額での買取となるということではなく、そのような付属品に対しての価値も買取に大きく影響するのだ。

売る時期も買取金額に影響する

また、中国の国内行事に合わせて買取金額が高騰することもしばしば。

中国は祝いごとでお酒を酌み交わすという伝統的な歴史があり、お酒に関しての価値も国内よりも歴史的背景からして、強い拘りを持つ国民性があるのだ。

そのため、中国国内の行事に合わせて白酒を買いに走る中国富裕層に、そのような中国酒が高額で売れる時期がある。

状態の良さや骨董品や美術品としても査定されるものではあるが、時期によっても査定額は変わるので、中国国内の行事、特に独立記念日のような行事がいつ行われるのか、確認しておくといいだろう。

董酒の買取相場

それでは、最後に董酒の買取金額をリサーチしてみたので、その買取情報を紹介していこう。

買取サービスを利用する前に、どれくらいの金額で買い取られているのかを確認して、目安としてほしい。

明確な買取金額はわからない

董酒の買取実績はほぼなく、買取を行っている業者はあるが、どれくらいの金額で買い取っているかはわからないのが現状である。というのも、董酒は国内であまり出回っておらず、入手が困難なお酒だからである。

この董酒の買取を謳ってはいるが、なかなか買い取れることができないお酒のため、明確な買取相場はわからない。

しかし、上記でも説明したようにこの董酒は名酒であり、高額で買い取られる中国酒であることは間違いない。

白酒は高級酒であるため高額買取は期待していい

同じ白酒である、貴州茅台酒や五粮液の買取相場は1本7,000円台である。

この董酒はこれらの白酒と同等級のお酒であるため、相場は7,000円台くらいと考えていいだろう。

つまり、この董酒の買取金額はそれなりに高額な買取額となることは間違いないので、捨てるような処分はせず、まず買取を考えるべきお酒なのである。

買取に出すなら買取専門業者がオススメ

董酒を売りに出したいと思った場合、さまざまな方法を選択することができる。インターネットオークションサービスやフリマアプリなどであれば、手軽に販売することが可能だ。しかし、それぞれのメリットやデメリットを考慮した上で結論づけるとなると、買取専門業者に買い取ってもらうのがオススメである。

なぜ買取専門業者をオススメするのかという理由を、インターネットオークション・フリマアプリそれぞれのメリット・デメリットと共に説明していく。

インターネットオークションのメリット・デメリット

インターネットオークションの特徴は、自宅にいながらも商品が売れること。まず最初に自分で最低価格の値決めをして商品を出品すると、その商品が欲しいと思っている人たちが値段を更新していく。そして最終的には、高い値段を提示した人が落札する。

そのため、インターネットオークションは、自分が最初に提示した値段と最終的に落札された値段が異なる場合が多いのも特徴といえるだろう。

そんなインターネットオークションのメリットとして挙げられるのが、先述した通り、自宅にいながらも商品を出品して売ることができる点である。ニーズが高かったりそもそも価値が高かったりするお酒は価格も高くなりやすいため、高級酒である董酒も期待していいだろう。

一方、インターネットオークションのデメリットとして挙げられるのが、意外と手間がかかる点だ。場所を選ばずに出品できるが、インターネットオークションサイトへの登録や商品の写真撮影、商品詳細文の入力など、手間がかかる作業が意外と多い。

そのため、インターネットオークションを利用する際は、時間があるときでないと作業が終わらない可能性がある。一連の作業を面倒くさいと感じる方も多いのではないだろうか。

しかし、買取専門業者を利用することで、売りに出したい商品を持ち込むだけで査定が完了する。そして、納得のいく価格が提示されたらその場で売るだけでいいのだ。

「店舗まで持ち込む時間がない」「外に出るのが億劫だ」「店舗が遠方にしかない」という場合は、電話やメール、LINEを使った査定サービスを提供している事業者もあるため、利用してみてはいかがだろうか。買取専門業者を利用しても、自宅にいながら査定に出すことができるのだ。

フリマアプリのメリット・デメリット

フリマアプリとは、インターネット上で一般消費者が物を売り買いできる、いわゆるフリーマーケットのようなアプリだ。現実で行われるフリーマーケットと同じように衣類や雑貨の出品が多いが、お酒ももちろん取り扱っている。

現在、フリマアプリは急速な勢いで成長しており、国内最大級のフリマアプリ「メルカリ」では、2017年6月の時点で国内ダウンロード数が5,000万件、アメリカでのダウンロード数が2,500万件を突破した。今後もダウンロード数は増えていく予想がされており、生活の中でさらにフリマアプリの利用が一般的になることが考えられる。

そんなフリマアプリのメリットといえるのが、インターネットオークションと同様、自宅にいながらも出品できる点だ。利用するフリマアプリによっては、宅配事業者が自宅まで商品を集荷に来てくれるサービスを提供しているため、そういったサービスを利用することで出品から配送手配まで全て自宅で完結する。

また、出品フォームが簡素化されているため、出品までの手間がかからないこともメリットとして挙げられる。利用するフリマアプリや出品する商品にもよるが、だいたいの商品は5分ほどで売りに出すことができるだろう。そのため、フリマアプリは忙しくて時間が取れない方からも人気を集めている。

一方、フリマアプリのデメリットとして挙げられるのが、高額な値段では売れにくい点だ。購入者はお酒のプロではない場合が多いため、高級な商品であってもその価値を理解してもらえないことがある。

実際のフリーマーケットを想像していただきたいのだが、フリーマーケットで高額の品が売られていても、あまり購入しようという気にはならないだろう。まさにフリマアプリも同じような現象だといえる。商品を売るために価格を低く設定すると、売れやすくなるが自分の懐に入る金額も少なくなる。ましてやフリマアプリを利用しても商品が売れないこともあるので注意していただきたい。

しかし、買取専門業者を利用することで、ほとんどの場合は商品を売ることができる。よほどニーズがない商品や不良品でない限りは、買取を行っているのだ。

さらにお酒に詳しい買取専門業者を利用することで、商品の価値を理解してもらえるので、正しい査定額を提示してもらえる。高級酒である董酒も、高値での販売が期待できるだろう。

まとめ

本コラムでは、董酒という中国酒について掘り下げて説明した。

中国酒を処分する際、捨てるか知人に譲るか悩む方もいるかもしれない。だが、ここで説明したとおり、董酒の買取相場は高いと想定できる。なので、捨てたり知人に譲ったりする前に買取サービスを利用することを考えておくといいだろう。

数百万円になるものも

この中国酒は、数十万円で売れる可能性も高いお酒である。

買い取ったという実績は開示されていないが、記念日につくられた限定のものや古い年代のものは、数百万円で売れることもあるようだ。それくらい、中国酒の買取は高額になりやすいのものなのである。

中国酒を売るときは、入念なリサーチ、比較検討を

また、中国酒はすぐに売るのではなく中国国内の行事に合わせて売ったり、何年か熟成をさせ、その価値が高まったころに売るなど、売る時期も考えておくといいだろう。

買取サービス利用するときは、売る時期を見極めることも大事だ。

特に中国酒は、骨董品や美術品という付加価値がつくケースもあるので、しっかりと査定額を比較検討して売るべきだ。

お酒専門買取店「ストックラボ」を利用する

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