引っ越しや不要品の整理などで、処分したいものが出てくることもあるだろう。しかしちょっと待ってほしい。そんなときに捨てるのではなく、売るということを考えてみてはどうだろうか。もしかしたら、捨てる不要品のなかに、実は高価買取となるお宝があるかもしれない。
ということで、今回は「鍔(つば)」に焦点を絞って、買取におけるポイントや注意点を紹介する。ぜひ、参考にしてみてほしい。
本記事のポイント
- 鍔は歴史的な価値が重視される
- 無銘でも高額査定がつくことはある
CONTENTS
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そもそも鍔とは
そもそも鍔とはなんなのかというと、日本刀の刀装具の1つで、刀身と柄の間にはめてあるもののことを指す。主に敵を刀で突いたときに、自分の手が刃の方に滑るのを防ぐためのものだが、柄を握る自分の手を敵の刀から守るという意味もある。
また、その他にも切れ味をよくするために鍔で調整したという話もあり、あまり切れ味のよくない刀の場合、鍔の重さを加減することで切れ味を調整することができるのだ。
鍔競り合いで使う鍔
鍔といえば、時代劇などでよく見られるシーンを思い出す人も多いだろう。「鍔迫り合い」という言葉は、互いの刀を鍔の部分で受けつつ押し合うという光景から生まれている。しかし、実際の真剣勝負では、鍔迫り合いになることはほとんどなかったようだ。
敵の腕を掴み、倒す方法をとったり、押されれば引くことでバランスを崩す方法をとったりすることの方が、勝負をつけやすかったと言われている。
鍔と鐔の違い
この鍔には、もうひとつ「鐔」という漢字を使用するケースがある。2つの違いだが、「鐔」は太刀につけられていたつばのことを指す。一方「鍔」は、太刀のかわりに使用されるようになった打刀につけられた、刀匠が作ったつばのことである。今は「鍔」を使用することが多くなっているが、専門家は「鐔」の漢字を使用するようだ。
安土桃山時代では鍔がついていないもの、小さい鍔しかついていないものが使用されていたが、南北朝～室町時代の初期ごろから刀の方に打刀様式といわれる鍔がつくようになった。江戸幕府が豊臣宗家を滅ぼした大阪の陣のころには、足軽が使用するような刀にも大きな鍔が付いていたようである。
また、江戸中期より後の時代には、芸術作品として表現されるようにもなり、単なる武具ではなくなってきたと言われている。
高額買取となる可能性の高い鍔は…
日本刀は、刀身だけでなく、鍔のみでも買取をおこななってもらえる。鍔にはさまざまな種類があり、鍔の種類によって買取金額は大きく変わってきてしまう。そのため、ある程度どういった鍔があるのか知っておくといいだろう。
鍔はランクで買取価格が変わる
鍔の種類は意外と多い。流派や素材なども違い価値も大きく違う。特に、刀の模造品は多いため、本物の刀の鍔であれば高い価値となる。そのなかでもわかりやすいのが鑑定書だ。
刀や鍔には4ランク（特別重要刀装具、重要刀装具、特別保存刀装具、保存刀装具）の評価がされている。その評価も鍔の価値に大きく影響してくるものなのである。あとは、鍔の素材は、鉄・銅・金・銀、真鍮などさまざまな素材で作られているため、その素材自体の価値も買取金額に影響してくるだろう。
鍔は作られた時代も大事
鍔は、芸術的な価値、工芸品としての価値、歴史的な価値がある。ただ、そのなかで、歴史的な価値が重要視され、どの時代の鍔かという点が最も重要視されるポイントとなるだろう。
たとえば、歴史的に有名な鍔は、価値や需要度も高いだろう。そのため高い金額での買取査定となる。それだけ、鍔が使用されていた時代については重要視されるのだ。
鍔はどこで売れるものなのか
では、どういったところで、鍔を買い取ってもらえるのだろうか。まず、そこについて触れておこう。
骨董品、工芸品、美術品などを扱っている買取業者で売れる
鍔は、専門業者で買い取ってもらうことができる。だが、ショップによって買い取れるものや買い取れないものなど、違いはあるので注意が必要だ。買取依頼へ申し込む際は、そのショップ・業者の規定や情報などを事前にネットで検索しておいたり、電話で問い合わせたりと、確認しておいたほうがいいだろう。
鍔は、ネットオークションやフリマアプリで売れるのか？
鍔を売りたいと考えたときに、ネットオークションやフリマアプリで売ることもできる。ネットオークションやフリマアプリは、個人間でのやり取りとなり、入札形式となる。持ち込みで買取してもらうのと違い、自身の希望に沿った金額で売ることができるだろう。
ただ、手間や時間などの労力はかかるものだ。ただし、市場の価値がわかっていない人は、ネットオークションやフリマアプリの出品は避けたほうがいいだろう。
鍔の種類やモノによって買取方法は考えるべき
鍔は上記で述べたように、同じ鍔であっても、さまざまな種類がある。その鍔の種類によって売る方法を考えほうがいいだろう。たとえば、売りたい鍔で明らかに価値が低そうな鍔は、できるだけ希望に沿った金額で売れる、ネットオークションやフリマアプリを利用したほうがいい。
ただし、上記で述べた高価買取となりそうな鍔は、プロに鑑定してもらい、市場の価値に沿った金額で買い取ってもらったほうがいいだろう。なぜなら、鍔の目利きはプロでないとわからないからだ。
素人には、鍔の市場相場を調べることはほぼ不可能とされている。価値がわからないまま、ネットオークションやフリマアプリに出品して、本当は高価な鍔を安い金額で売ってしまってしまう可能性もある。また、査定はむやみやたらにおこなうものではなく、業者の得意なジャンルや、クチコミをみてから検討するのが良いだろう。
高値で売るためには、とにかく「状態」が大事
買取を考えたとき、できることなら高い金額で買い取ってもらいたいと思うだろう。できるだけ高い金額での買取を希望するならば、買取査定で重要視されるポイントについては押さえておくべきだ。買取市場での基本的なポイントで、絶対に押さえておくべきポイントが、現物の「状態」について。現物の状態に関しては非常に厳しい目で査定されるポイントだろう。
保存状態にも気を配ろう
鍔のような美術品・骨董品の「状態」の善し悪しは、買取金額に大きく影響する。欠けていたり割れていたりすれば、美術品としても価値がグッと下がってしまう。
同じものなら錆びや汚れ、傷などもない美品の方が高く売却できるのは当然のことなので、すぐに売却しない場合はいかに保存状態をよく維持するかを考えるのが良い。また、買取査定に申し込む前にはできるだけキレイな状態にしておいたほうがいいだろう。
桐箱での保管がおすすめ
鐔の天敵は、湿気（水分）、塩、油（永年付着した劣化した油による酸化）があげられるだろう。これらは鐔を錆付かせ、朽ちさせてしまうのだ。鐔にもともとついている錆には、それ以上錆をつけないように保護をする被膜の役割があるが、人間のお肌同様、非常にデリケートで傷みやすいので、取り扱いには細心の注意を払う必要がある。
保管方法は、桐箱に入れて中で動かぬようクッションを入れて保管するのが良い。桐の箱には、害虫・湿気から守り、なおかつ通気性があるからだ。またこの際、高温多湿の場所や屋外での保管は絶対に避けよう。手入れ方法としては、数か月に一度、柔らかな生地目の細かな布や刷毛等で、優しく空拭きするのがいいだろう。
付属品は忘れずに。特に鑑定書は買取金額に影響する
買取市場では、付属品を揃えると買取査定でプラス評価となる。そして、買取金額も上がることが多い。鍔の付属品といえば、桐箱があるかどうか（布団付きかどうか）、鑑定書があるかどうかがチェックされる。付属品がない場合、価格は下がってしまうだろう。
特に鑑定書があることが重要で、それがあれば鍔の価値が証明され、特別重要刀装具、重要刀装具、特別保存刀装具、保存刀装具の4ランクごとに価格が異なり査定される。忘れずに持参してまとめて売るべきだ。
高く売るためには、複数のショップでの買取査定を比較
鍔をできるだけ高く売りたいと考えるのであれば、複数の買取ショップ、業者へ買取依頼を申し込むべきだ。実は、各店舗やショップ、買取業者によって買取金額は違い、さらには買取査定基準も大きく違う。また、買取強化している場合もあったりすると通常より高い金額での買取となることも多いだろう。
買取金額がショップや業者毎で違うため、いくつかのショップや業者へ買取依頼査定を比較して、できるだけ高い金額で、買い取ってくれるところで売ったほうが得策なのだ。
高価買取される鍔一例
鍔がいつの時代のものなのかによっても査定額は異なってくる。当然、歴史的に有名な鍔の場合は、高値で取引されており、江戸中期以降のものは、芸術的価値も高く評価される場合がある。ただし、古い鍔の場合でも、細工がなく鉄製の場合はほとんど値がつかないこともあるようだ。
また、細工が細かく施されている場合は、高く評価される。特に有名な鍔工が作ったものは、芸術的に素晴らしい彫りのものが多いようだ。金布目象嵌（純金を彫刻し、溝に埋め込んだもの）なども高く評価される。
上記では、鍔が大事な買取査定ポイントとなること記述したが、どのような鍔が高額買取されているのか、ここでその一例を紹介しておくので、参考にしておくといいだろう。
高価買取される鍔
- 肥後鍔
- 真鍮鍔
- 銘：後藤顕乗
- 銘：井上真改
- 銘：忠重
- 銘：奈良利寿
- 銘：正阿弥伝内
鍔の買取金額相場は…
鍔の買取金額の相場に関しては、鍔と一口に言ってもいろいろな種類もあるので、買取金額は、安価なものから高価なものまで、幅広い。また、高価な鍔と買取実績での金額も非公開にされていることが多い。ここでの買取相場はあくまで目安にしておいたほうがいいだろう。
いくつかのサイトやクチコミなどでは、数千円〜150,000円くらいまでの買取実績があるようだ。もちろん、希少で歴史的な価値が高い鍔であれば、もっと高い金額になる場合も十分あるだろう。まず、査定だけでもしてくれるところはあるので、とりあえず買取依頼で査定だけしてもらうといいだろう。
鍔の買取相場・実績まとめ
続いて、鍔の買取相場・実績を紹介していく。以下の価格は過去の買取実績に基づいた上での参考買取価格なので、2022年5月現在も同じ価格で売れるとは限らない点に注意しておこう。
また、作品の状態によっても価格は大きく上下することを頭に入れておくように
| 作家名 | 商品名 | 買取実績 |
|---|---|---|
| 後藤程乗 | 源平合戦図鍔 | 9万円 |
| 加納夏雄 | 虫尽くし図 | 7万円 |
| 藻柄子入道宗典 | 合戦図 | 5万円 |
| 正阿弥勝義 | 芦千鳥図鍔 | 40万円 |
| 栗原信秀 | 天鈿命図 | 3万円 |
| 赤坂初代 | 月下枯木透 | 6万円 |
| 肥前矢上住光廣 | 猿模様鍔 | 3万円 |
| 北雲光・英光 | 獅子と菊 | 1万円 |
フリマとオークションでの相場価格
次に、フリマとオークションでの相場価格を紹介していく。鍔は買取業者で売れるだけでなく、実はフリマなどでもたくさん売買がおこなわれている。刀剣具や骨董品は意外な値がつくこともあり、相場を知っておくのも大切なことである。
一般的にどれぐらいの価格で取引されているのか、知りたい人は要チェックだ。
メルカリでの相場
まずはフリマの大手、メルカリでの相場を紹介していこう。
| 商品名 | 買取価格 |
|---|---|
| 後藤程乗 うさぎの図 | 35000円 |
| 鍛鉄長丸形鍔 御所車と朝顔の図 | 3200円 |
| 鍛鉄丸形透かし鍔 梅の図 | 2950円 |
| 龍図 象嵌 鍔 | 9600円 |
| 鉄地喰出し鍔 象嵌 野菊の図 | 3200円 |
| 豆図の鉄鍔 | 10200円 |
| 真鍮の後藤程乗の鍔 | 20000円 |
| 江州彦根住 藻柄子入道宗典製 唐人物透 | 80000円 |
| 無銘埋忠 鍛鉄透かし鍔 菊の図 | 5000円 |
| 鏡師鍔 赤銅地丸形鍔 象嵌 桜と漣の図 | 3700円 |
ヤフオク!での相場
次は、日本最大のオークションであるヤフオク!での相場価格だ。
| 商品名 | 買取価格 |
|---|---|
| 後藤程乗 源平合戦図 | 2530円 |
| 後藤程乗 赤銅魚子地金銀象嵌鍔 | 5775円 |
| 後藤程乗 銅地盛上彫武者風景図丸鍔 | 22600円 |
| 加納夏雄 小人の国図 鐔 | 410000円 |
| 加納夏雄 月夜波千鳥図鍔 | 108200円 |
| 藻柄子入道宗典製 山水人物図 鉄鍔 | 3230円 |
| 藻柄子入道宗典製 松林山水楼閣武士図 | 13000円 |
| 藻柄子入道宗典 蝦蟇（ガマ）仙人と蛙 金象嵌 鉄鍔 | 43500円 |
| 赤坂初代 忠時 門人 忠辰 牡丹図鐔 | 26560円 |
| 赤坂初代 梅花透鐔 | 188800円 |
鍔を処分する際の方法と費用
不要な鍔は買取業者に出して売るのが一番だが、人によってはそのまま処分したい人もいるだろう。鍔の処分方法としては、基本は燃えないゴミ、鉄製のものであれば金属に分けて処分するのが一般的である。
処分費用は自治体によって異なるので一概には言えないが、ほとんどの自治体で無料回収してもらえるだろう。ただし、日本刀とセットで処分する場合、一般ごみでの処分は禁止されているので、あくまで鍔だけを処分するようにしよう。
しかし、鍔は汚れているものでも業者で買取してもらえるので、処分するのであれば捨てるよりも買取業者で売ることをおすすめする。
鍔の買取をおこなっているショップや業者
では、ここで鍔の買取をおこなっているショップや業者をいくつか紹介しておこう。査定の見積もりだけでも出してもらったり、問い合わせてみたりするのもいいだろう。
東京のつるぎの屋
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
つるぎの屋は、電話・メール・ＦＡＸで査定を申し込んだ後は、持ち込みか宅配で買取をおこなっている。日本刀専門店としての高額査定が魅力で、刀剣具や刀装具、甲冑や美術品などの買取にも強い業者だ。
新宿の古美術永澤
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
古美術永澤は新宿にある骨董品の専門店だ。買取ジャンルが幅広く、絵画や美術品、骨董品から刀剣の類まで買取対応している。東京・神奈川エリアでは最短で即日出張対応しているのも魅力だ。
岡山の刀剣佐藤
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
刀剣佐藤は日本刀の買取に強い業者だ。年間1000本以上の買取実績を持ち、業界でも刀剣の買取専門店として一目置かれている。専門スタッフの高い査定力で、相場に適正な価格での買取が期待できるだろう。
梅田の龍峯庵刀剣店
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
龍峯庵刀剣店は刀剣や菊花石の買取に強い専門店だ。他店よりも高い査定力と高額買取が魅力で、価値のある作家は積極的に買取強化されている。持ち運びが難しいものはメールでの無料査定もおこなっているので、気軽に依頼してみよう。
千代田の神田藤古堂
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
神田藤古堂は刀や鍔、甲冑や刀剣武具の買取専門店だ。1点1点丁寧に査定をおこない、納得のいく価格での買取をおこなってくれる。査定はすべて無料で、委託販売にも対応しているので、興味がある人はぜひ相談してみよう。
札幌のなんぼや
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
ブランド品や高級品の買取で有名な大手業者なんぼや。骨董品も扱っており、大手ならではの安心感が魅力。買取方法も柔軟で、自分のライフスタイルに合わせて査定に出せるのがうれしい。
品川の総合美術買取センター
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
総合美術買取センターの査定相場はピカイチで、当サイトでもトップ3に入る人気の買取業者。絵画や美術品、骨董品の買取に強く、専門スタッフによる高い査定力が魅力。高価買取を狙う人におすすめだ。
高円寺の全国刀剣買取センター
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
刀剣の専門買取業者である。刀剣の鑑定士としてテレビ出演もしている方が査定をおこなってくれる。買取価格が高いことで評判が良く、接客対応も優れている。宅配キットは24時間好きなときに全国どこからでも依頼が可能だ。
京都の古美術 やかた
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
古美術 やかたは、京都に店舗を構える由緒ある古美術商。地域柄、さまざまな骨董品が集まるため、その査定力は信頼性がある。買取品目は骨董品や茶道具を中心に、刀剣などにも対応。出張買取でも全国対応しているので、依頼がしやすい。
LINE査定に対応している買取業者
続いて、LINE査定に対応している買取業者を紹介していく。時間がないものの査定額が知りたい人は、まずLINE査定で以下の業者を利用してみよう。
埼玉のかぐら堂
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
鑑定歴20年以上の経験豊富な鑑定士が直接査定を担当しているかぐら堂は、幅広く骨董品・美術品の買取をおこなっている。鍔についてはホームページ上で買取カテゴリとして鍔の説明からなされており、買取に力を入れていることがわかる。LINE査定にも対応している。
出張買取のひるねこ堂
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
刀剣（古刀から現代刀）槍、薙刀から鍔、目貫、小柄などの刀装具まで幅広く買取しているひるねこ堂。刀、脇差、短刀、匕首、太刀、軍刀、薙刀、弓、槍、火縄銃、刀装具（鍔・目貫・縁頭・小柄・鞘・柄）等を高価買取している。
出張買取に対応している買取業者
骨董品は持ち歩きするのが難しい場合があるが、そういうときに出張買取業者が便利だ。おすすめの業者を以下に紹介しておく。
銀座の誠友堂
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
誠友堂は、200振を超える日本刀と多数の鍔・小道具に加え、約10領の鎧を展示・販売する国内最大級の日本刀専門店。全国から刀剣類の買取をおこなっている。2019年の日本マーケティングリサーチ機構によるアンケート調査では、「刀の販売と買い取り適正価格満足度」「初めてでも安心の美術日本刀専門店」「刀剣、武具品揃え満足度」の項目でNo.1となった。
神奈川の八光堂
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
八光堂では、刀剣の鍔を高価買取中。素材や状態によって、無銘の鍔に高い査定額が提示されるケースもあると記載されている。武具に関して確かな鑑定眼を持つ鑑定士が、厳正に査定しているとのこと。
まとめ
今回の記事では、鍔の買取実績・査定情報、価値の調べ方について解説してきた。鍔は業者で公開されている買取実績は少ないが、過去には10万円以上で買取されているものもある。また、鍔は歴史的な価値が重要視されるため、有名な作家の鍔であればより高価買取が期待できるだろう。
だが、鍔の価値を素人が完璧に把握するのは難しいので、もし気になる鍔をお持ちであればまずは一度査定に出してみることをおすすめする。
参考サイト：古美術八光堂
