1980年代にジム・フェルトが自身のフレームを開発したことから始まったFELT(フェルト)は、ロードバイクだけでなく、シクロクロスやマウンテンバイクなど幅広いラインナップを持つメーカーなのだ。
日本ではあまり大規模な宣伝を行わなかったことから、“知る人ぞ知る”というイメージがあったが、FELTのバイクを乗ったチームが有名世界大会で上位入賞を果たすことが多くなり、知名度も高まってきた。現在では、自転車人気も相まって使用するユーザーも多いようだ。
ここでは、そんなFELTの高額買取情報を中心に紹介していく。
Felt Z6 / Matt HB
CONTENTS
このコラムには、合法的な広告・宣伝が含まれている可能性があります。また、当社のサービスである「ヒカカク!」と「magi」の紹介も含まれています。
高額買取となっている対象機種
まず、FELTの機種の中でも、特に高額買取が行われている機種をいくつか挙げていこう。
FELT 2014モデル F FRD マットカーボン
電動システムDi2専用の「F FRED」は、無駄のない構造のカーボンフレームが特徴である。
塗装も最低限しかされておらず、カーボンの模様が見て取れるシンプルなルックスも魅力的だ。
電動コンポのみの対応となっているので、その分軽量性、剛性もしっかり備わっており、スプリントなど短時間で速く走りたいという競技者におすすめできる。
市場価格は1,300,000円を超える高級車であるが故、中古での買取査定額は404,000円を提示する業者があるなど、かなりの高額が期待できそうな商品だ。
FELT 2014モデル Z1EPS マットカーボン
「Zシリーズ」は、ユーザーが疲れを感じにくい設計のコンフォートロードだ。
長めにとったヘッドチューブを採用することで、前かがみの姿勢を取る時の傾斜を好みに設定できるようになっている。
ツール・ド・フランスなどの世界的レースでもZシリーズを使用するレーサーがいるように、走行性に関しても折り紙つきの1台だといえるだろう。
「2014モデル Z1EPS マットカーボン」も、電動システム対応機となっており、定価が1,000,000円を超えるモデルだ。
中古での最高買い取り金額は315,000円を提示する業者があるなど、換金率が高い1台だと言えそうだ。
FELT 2014モデル Z2 Di2 マットカーボン
同じく「Zシリーズ」の「2014モデル Z2 Di2 マットカーボン」も、高額買取り対象商品となっているようだ。
ADVANCEDカーボンのフレームということでDi2搭載機種としては、800,000円程と手頃な値段のフレームになっている。
電動システム初体験の方などにはおすすめできる1台だといえるだろう。
最高買い取り金額は233,000円を提示している専門業者がある。上記で紹介した2機種と比べれば少し値は下がるが、購入金額を考えれば妥当な値段だろう。
高額買取機種の共通点
以上、3つのロードバイクがFELTの中では高額買取機種となっている。
これらのロードバイクは、総じてブランド内でも上位機種なのだ。そのため、購入時の金額も極めて高額だ。
中古で売却する際の値段は、市場価格と連動しているので上記3機種が高額買取商品となっているのは自然なことだといえるだろう。
以下では、高額買取になりやすい上位機種に共通する特徴を紹介する。自分の持っているロードバイクとスペック等比較してみるといいだろう。
カーボンフレーム
自転車の値段は、「重量が軽くなると、比例して値段も上がる」というのが通例である。
カーボンフレームの軽量感は、スチールやアルミとは比べ物にならないほどである。重量が軽いので、その分小売価格も高いというわけだ。
パーツ(コンポーネント)が高い
高額商品となるロードバイクは、搭載しているパーツ(コンポーネント)単品で見ても高い場合が多い。
今回紹介した3機種がそうであったように、電動コンポーネントを搭載しているロードバイクは、フレームと併せて1,000,000円に迫る高額商品が多いのだ。
人気商品(新作)
また、人気商品は高額対象となりやすい。
発売から1~2年以内の新作も買い求める方が多いため、業者側が「買取強化商品」として高額査定する傾向に有るようだ。
そのため、乗っていないロードバイクがあるのであれば、なるべく早い時期に売却するほうが高額査定につながると言えるだろう。
FELTのロードバイクを高く売却するポイント
ロードバイクを売却する際は、使っていた状態のものをそのまま売りに出してしまうと、大きく減額されることが予想される。
ここでは、高額売却をするために査定前に行っておくと良いことのポイントをいくつか紹介しよう。
メンテナンス、クリーニング
いわゆる“乗りっぱなし状態”のロードバイクは、キズ・汚れ・サビなどの使用感が現れている可能性が非常に高い。
乗ったら拭く、を習慣化しておく
これらの使用感は、日々の細かいケアを行なうことでしか解消できないのだ。乗ったらその度に拭く、オイルを差すなどのメンテナンスを心がけて欲しい。
特に、雨の日に乗ったのであれば、サビつきにつながる大きな原因となるので、通常よりも入念に拭きあげなくてはならない。
美品扱いでの査定を目指そう
こうして、品質状態を保ちながら、査定直前には今まで目の行き届かなかった部分までクリーニングを行い、なるべく新品に近い状態で鑑定士に見てもらおう。そうすることで、“美品”扱いでの高額査定も夢ではないのだ。
付属品
ロードバイクを購入すると、予備のパーツなどが付属品としてついてくる。
付属品は揃えて査定へ
自分が乗る時には使わないようなパーツは、オーダー時に外してもらい、別で渡されるというパターンもあるようだ。
これらの付属品は、できるだけすべて揃えて売却に持っていくことを心がけて欲しい。
保証書は買取において重要度高し
ペダル、サドル、ライト、ベルといった代表的なパーツはもちろんのこと、説明書や保証書などの書類関係も大切な付属品の一部なのだ。
特に、保証書は正規ルートで買ったかどうかを証明する大切な書類であり、欠品状態だと買い取り不可とされる可能性もあるので確実に揃えておこう。
ヒカカク!掲載の自転車買取業者を紹介
それでは最後に、当サイト「ヒカカク!」に掲載されている自転車買取業者をいくつかピックアップして紹介する。
各業者ごとに買取査定金額は異なるので、少しでも高いショップをみつけて、お得な取り引きに繋げて欲しい。
マクサス
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
何でも買取の「マクサス」は、自転車の買取にも対応してくれる業者だ。他社と比べても、多くのロードバイクで最高査定金額を提示している。
減額の幅や、状態の悪い商品の買取に関しては問い合わせが必要となってくるが、未使用品を売却する際などは確実に候補とすべきショップの1つだ。
クラウンギアーズ
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
スポーツ系自転車の買取を専門で行っている「クラウンギアーズ」は、パーツ単体の買取にも対応している。
専門の整備士がいるということで、状態が悪いものでも買い取ってくれる可能性がある。
また、「ワンプライス買取」という、指定ブランドの商品であれば減額無しで買い取ってくれる、お得な買取方法も行っているのでチェックしてみて欲しい。
まとめ
FELTのロードバイクは、電動コンポーネント専用にすることで重量を減らすなど、使用ユーザーを限定的にすることで目的に沿った商品を提供しているブランドだ。
好みやスタイルが変わって、乗らなくなったロードバイクがあるのであれば、上記を参考に早めの売却を検討してみてはいかがだろうか。