TIME(タイム)は1987年にフランスで設立された、自転車製造メーカーである。元々は、「理想のペダルを開発する」ことを理念にあげた自転車部品のメーカーだが、現在はカーボン製フレームを得意にしており特徴的なモデルをいくつも発表している。TIMEのフレーム製造技術は、F1などにも採用されたRTM工法。通常のカーボンフレームとは異なることから、ユーザーの評判も高い。
今回は、そんなTIMEのロードバイク高額買取情報を中心に紹介していく。
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TIMEの高額取扱商品
それでは、まず最初にTIMEのロードバイクの中で高額取扱商品となっている物をいくつか紹介する。TIMEの買取情報を提示している業者が少ないため、正式に公表されている2台に関して解説していこう。
TIME 2013モデル FIRST 105
2013年に多くのラインナップを変更させたTIME。「2013モデル FIRST 105」は30万円を切る市場価格でありながらも、上位機種と変わらずRTM工法のカーボンフレームである。ペイントなど全ての工程を自社工場で行っていることからも、品質の高さが約束された一台だ。コンポーネントはTIMEの完成車として初めて「シマノの105」を搭載したことで、ユーザーの幅も広がったのではないだろうか。
中古の最高買取価格は127,400円と、2013年モデルとしては高額を叩き出している。
TIME 2014モデル FLUIDITY FIRST 105
「FLUIDITY」の下位モデルにあたる「FLUIDITY FIRST 105」は、エントリーモデルながらTIMEのテクノロジーを惜しげもなく盛り込んだ納得の1台だ。フォーク部分などはFLUIDITYと同じものを使用しており、メインコンポーネントもシマノ105と初心者には十分すぎる作りである。乗っていくうちにカスタマイズしていけば、長く付き合っていけるだろう。サイズは5種類。カラーは2種類の展開となっている。
市場価格が346,500円のところ、中古での最高買取価格は151,550円を提示している業者が確認できた。
TIMEの買い取り傾向は?
以上、2機種は正式に公表されている中古での取り扱い金額だ。最新モデルに関する買い取りデーターは公表されていなかったため割愛させてもらう。調査の結果でわかった、「TIME」の買い取り傾向について解説していこう。
エントリーモデルも人気が高い
比較的玄人向けのモデルを発表している印象の強いTIMEだが、2013年のモデルチェンジ以降中級者向けの自転車を発売している。30万円程度の価格で本格的なカーボンフレームを体験できるとあって、そのコストパフォーマンスはかなりハイレベルである。2台目として初めてカーボン車にチャレンジする方や、初めてのロードバイクとしてTIMEを検討する方も増えてきたようだ。中古市場では、基本的に上位機種の人気が高いロードバイクだが、TIMEはこういった影響からか「エントリーモデル」も高額買い取り商品として扱われているようだ。
販売期間が短い
上記で紹介した2機種は、現在(2016年)のラインナップから姿を消しているものだ。現在TIMEのロードバイクは、「SCYLON」「IZON」「FLUIDITY」のラインナップと「RXR CHRONO」というトライアスロンモデルで固定されているが、頻繁にモデルチェンジを行ってきた。 そのため、「FIRST 105が欲しい」という場合などは中古市場で探しまわるしかなく、2013年など古いモデルであっても比較的高い買い取り額が付いているのだ。自分が持っているロードバイクの販売期間を確認してみよう。現在取扱われていないものならば高額買取のチャンスかもしれない。ただし、人気はモデルによって異なるので、全てが高額買取されるわけではないことも覚えておこう。
TIMEのロードバイクを高額で売るためのポイント
それでは、TIMEのロードバイク売却時に「高額査定」を受けやすくなるポイントをいくつか紹介しよう。
メンテナンス
ロードバイクは、“乗りっぱなし”状態の物をそのまま売却するとかなり大幅な減額となることが予想される。使用感が顕著に現れる商材のため、メンテナンスをしてきたかどうかがひと目でわかってしまうのだ。「新品状態に近いかどうか」が査定で最も重要視されるポイントであるため、売却を視野に入れているのであれば日々のメンテナンスを入念に行って頂きたい。また、保管場所を変えるだけでも劣化のリスクを軽減できる。駐輪場などは、雨や風の影響を受けるため置いているだけで日々劣化してしまう。できれば、自宅内にスタンドを設置するなどして室内保管すると良いだろう。
クリーニング
査定直前には、通常のメンテナンス時に出来なかったような部分まで入念にクリーニングを行おう。チェーンの溝、サドルの下など普段は目につかないような部分も鑑定士は細かくチェックしてくる。「美品」の査定を受けるためにも出来る限りの対策を講じよう。ただし、キズなどは素人が修復しようとすればかえって悪化してしまうこともあるので触らないほうが良いだろう。“自分のできる範囲内”というのがポイントだ。
付属品を揃える
中古品は付属品が1つ欠品していることでも販売価格が安くなってしまう。つまり、付属品がない状態で査定に持っていけばその分安く買い叩かれてしまうのだ。ロードバイクは、購入時に多くのパーツがついてくる。乗っていくうちに外してしまったり、カスタマイズする方も多いが、それらは捨てないで保管しておこう。
保証書
また、保証書や説明書などの書類関係も大切な付属品の一部だ。購入ルートの断定、購入時期の証明には保証書が必要なのでこちらも大切に保管しておいて欲しい。保証書が欠品している場合、買い取り不可となる業者も多数存在するので注意していただきたい。
ヒカカク!掲載の自転車買取業者を紹介
最後に、当サイト「ヒカカク!」に掲載されている自転車買取業者をいくつかピックアップして紹介しよう。高額で買い取っている業者とそうでない業者とでは、査定に数万円の差がでることも珍しくはない。できるだけ多くのショップを比較して高額買取につなげよう。
マクサス
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
自転車の高額買取といえば「マクサス」が挙げられる。何でも買い取りということで幅広い商材を取り扱っているマクサスは、美品・未使用品のロードバイクを他社よりも高い金額で買い取ってくれる。自分の持っているロードバイクの状態が良ければ確実に比較対象としておこう。
クラウンギアーズ
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
「クラウンギアーズ」は、スポーツ系自転車専門の買取業者。パーツ単体での買い取りを行っていることから、自転車ファンには馴染みの深いショップだろう。クラウンギアーズの特徴は「ワンプライス買取」。指定ブランドに関しては、減額無しの定額買い取りを行っているので、確認してみると良いだろう。ホームページ上では、買い取り金額の目安も掲載しているので相場感覚を掴むという意味においても比較対象とすべき業者だ。
まとめ
TIMEは、独自の製法によるフレームが玄人に好まれているブランドである。商品状態に敏感なユーザーも多いため、上記で紹介したポイントを守り高額での売却を目指して欲しい。当サイト「ヒカカク!」には、ココで紹介した業者以外にも多くの買い取り業者が掲載されている。比較対象としてできるだけ多くのショップページを覗いてみるといいだろう。