個性あふれるデザインや独特の乗り心地など、最新の車にはない特徴が魅力の旧車。趣味で何台も所有しているという方もいるだろう。しかし、現行車よりも維持に手がかかることが多く、安全に乗り続けるのが大変だ。メンテナンスや車検に関してもお金がかかるので、趣味とはいえ長年乗り続けるのは苦労してしまう。
そんな旧車の維持費に悩んでいるなら、この機会に売却してみてはいかがだろうか。今回は、大阪で利用しやすい買取業者を紹介していくので、ぜひ参考にしていただきたい。
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旧車に乗り続けるにはお金がかかる
旧車でなくとも、車を所有するためには月単位・数年単位で維持費を払う必要がある。毎月払うガソリン代や駐車場代に、1〜3年に一度の頻度で払う自動車税と自動車重量税。そのほか、自動車保険に加入している場合は、任意保険料を支払っている方もいるだろう。
上記に加え、旧車の場合はさらにコストがかかるので、改めて確認してみよう。
部品の入手・交換にかかるコスト
旧車の場合は現行車に比べて故障の頻度が高く、メンテナンスにもコストがかかるのが難点だ。現在はあまり流通していないパーツを取り寄せなくてはならないこともあり、このパーツの確保が旧車乗りにとっては最難関といっても過言ではないだろう。
また、走行距離が10万㎞を超えたり10年以上乗っている車では、毎回の車検で交換・修理しなくてはならないパーツが増えるので、車検代もその都度高額になってしまうのだ。
高い税金もネックに
メンテナンス費用のほかにネックとなるのが税金だ。平成29年度の税制改正により、自動車税のグリーン化税制が適用され、新車の新規登録から一定期間が経過した車に限り自動車税が重課されることとなった。
製造から13年で約15%、18年で約20%の金額を納める必要があり、旧車を所有しているだけでもお金がかかってしまうのだ。
売却も検討してみよう
自動車税の重課は、総務省が環境負荷が低い車への乗り換えを推奨している結果だろう。なんでも重課とは反対に、排出ガス性能および燃費性能の優れた自動車であれば、新車新規登録を受けた翌年1年間のみ、税率が75%または50%低くなるという特例措置も創設されたからだ。
大切に乗ってきた愛車を手放すのは心苦しいが、環境に優しい電気自動車へ乗り換えれば、年間の維持費を少額で済ませることもできる。そのほか、必要なときにだけ利用できるカーシェアを利用してみるのも一つの手段だ。維持費が大変と感じるなら、この機会に売却や乗り換えを検討してみてもよいかもしれない。
旧車を売却する前に知っておきたい3つのポイント
旧車は現行車と違い、売却する際に知っておいてほしいポイントがある。それぞれのポイントをしっかりチェックしてから、売却に臨もう。
綺麗にレストアした旧車は高く売れる?
旧車乗りなら、何十万何百万とかけて綺麗にレストアしていることもあるだろう。ただ、どれだけ美しくレストアしていても、高く買い取られるとは限らないのだ。
トヨタの2000GTや日産のケンメリにハコスカなど、中古車市場においてプレミアがついているような車種であれば、フルレストア済みで1,000万円以上の価格がつく場合もある。しかし、そこまで希少価値の高くない旧車なら、レストアしてようがしてまいが、それほど金額が変わらないこともある。
そのため、高く売ろうとして査定前にわざわざレストアする必要はないということだ。買取業者によっても判断基準は異なるため、まずは現状のまま複数の業者に見積もってもらおう。
旧車の買取相場はいくらくらい?
現行車と違って、旧車にははっきりとした買取相場がない。希少価値や状態で買取価格が決まるので、同じメーカーの同じ車種であっても買取金額が大きく異なるのだ。そのため、買取実績を確認するだけでなく、実際に見積りを出してもらうことがポイントとなる。相場価格がない分、1社の見積りに満足せず、最低でも3〜4社ほどの業者の価格を比較するのがおすすめである。
ちなみに、当コラムが掲載されているヒカカク!では、複数の買取業者の見積価格を比較できる「一括査定フォーム」を用意している。このフォームを使えば、同時に最大20社の査定価格を調べることができるので、とても効率的だろう。
旧車を高く売るコツはあるのか
プレミアがつくような旧車でなくとも、高価買取を成功させるコツがある。
売却前
1つ目は、売却前に最低限の洗車や室内清掃をしておくこと。第一印象は大切なので、見栄え良く綺麗にしておこう。
売却時期
2つ目は、車検に出さずに売却すること。次の車検日が迫っている場合、車検に出してから売却するべきか悩んでしまうところだが、車検に出したからといってその分買取価格が上がると限らない。むしろ車検代の10万〜15万円分損してしまうこともあるので、車検が切れる半年前までに売却するのが賢い選択だ。
売却店
そしてもっとも大切なのは、旧車に強い買取店に売却すること。現行車の買取を強化している業者に旧車を売っても、旧車の価値がわからず安く買い叩かれてしまうことがあるのだ。
大阪で旧車を売るならこの業者
旧車に目利きがあり、積極的に買い取っている業者を紹介しよう。大阪など関西近郊で利用しやすいショップなので、近隣に住んでいるならぜひ利用していただきたい。
カーズネット (Cars-net)
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
他社の見積りで0円になってしまったり、廃車手続き費用がかかると言われた車両を売却したいなら「カーズネット (Cars-net)」がおすすめ。なんと、動く車であればどんな車種・年式であっても価値に合わせた買取査定価格を保証してくれるのである。
同社は買取相場をもとに、装備品やオプション部品を加点評価してくれるので、他で安く見積もられてしまった旧車が予想外に高く売れるケースもあるのだ。また、レストアに関しても理解があり、純正パーツから社外パーツに取り換えていても、手元にまだ純正品が残っているならその旨も伝えよう。状態やパーツの部位にもよるが、内容によっては加点要素となることがあるようだ。
旧車王
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
「旧車王」ではその名の通り、旧車を専門的に買い取っている。輸入車、旧車に特化して18年以上営業しているため、圧倒的な知識とノウハウが備わっているのが魅力だ。前述の通り旧車には買取相場がないので、経験と知識がモノを言う。その点同社なら過去の取引データが豊富にあるので、他社に負けない適正価格を提示できるのだ。
マツダのRX-7 GT-Xやコスモスポーツ、トヨタのセリカ1600ST 、三菱ランサーEX GSRなど、多くの旧車を買い取っている実績があるので、ぜひ安心して利用してほしい。
Evita
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
「Evita(エヴィータ)」も同じくクラシックカー買取専門店だ。同社は自社のレストア工場を備えているため、エンジン不動車となってしまった旧車も買取可能。車種の知識だけでなく整備の知識も兼ね備えているので、レストア車の価値もしっかり判断できるのだ。
旧車の買取に関して右も左もわからない場合でも、ゆっくり相談に乗って丁寧に対応してくれると評判なので、きっと満足のいく取引ができるだろう。
まとめ
今回は、大阪で旧車の買取に強い買取業者を紹介した。旧車の買取はリスクが高く、現行車をメインとする業者ではどうしても買取金額が低くなってしまう。
旧車を得意とする買取業者は少ないため、大阪で旧車を売却したいなら今回紹介した業者の利用をおすすめする。苦労して維持してきた分、なるべく高い金額で売れることを目標に頑張っていただきたい。