照明器具の消耗品・電球は、新品未使用なら確実に売却可能な商品だ。
経済産業省が打ち出した、省エネトップランナー制度により白熱電球の生産が徐々に終了している今の時代は、節電重視の照明器具にシフトすることで電球の売却や処分に迫られている人も多いことだろう。
今回は、製品の種類によって売却先や売り時の異なる電球について、高額査定に成功している人たちが実践した方法などを皆さんに紹介していきたい。
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電球の高額査定に欠かせない売り時とは?
電球を高額査定に繋げている人たちは、下記2つの理由を把握した上で「少しでも早く査定依頼をすること」に徹している。
白熱電球は今すぐ売却するべき
経済産業省が打ち出した、省エネトップランナー制度により、白熱電球の生産は徐々に終了に向かっていくと考えられている。
特に多くの企業が白熱電球生産をやめる2020年を過ぎると、白熱電球を買取品目から除外するショップも増加することが想定できるため、節電目的で照明器具の買い替えなどを検討するなら、この4年間のうちに手放すべきと言えるだろう。
LED電球でも早めに売るのが理想的
現在人気の高いLED電球も、「使わないなら早く売ること」が理想と考えられている。
省エネトップランナー制度により多くのメーカーが新LED製品を生み出す今の時代は、常に新しい製品を買うことが間接的な節電になると考えられる。
もし今現在、LED電球のストックを多く抱えているなら、新モデルの登場による型遅れにならないうちに手放すべきだと言えるだろう。
電球を高額査定に繋げた人たちが実践していること
電球の売却に成功している人たちは、これから紹介する5つのポイントを上手に実践している。
正しい方法で保管をする
湿気の大変多い日本の家庭やオフィスで電球をストックする際には、金属部分の錆びが生じない保管方法を実践することが製品コンディションを維持するコツだと言われている。
電球保管に関するコラムなどでは、乾燥剤を入れることを推奨する記事も存在する。また強い湿気は電球の外箱に損傷を与える要因にもなるため、ショップ側が提示する買取上限額で手放すためにも、保管方法にはこだわるべきだと言えるだろう。
LEDならストック用は白熱電球の10分の1以下で良い
従来型の白熱電球の10倍以上長持ちするLED電球は、家庭や会社に多くのストックをする必要のない製品としても定評がある。
前述のとおり湿気の多い日本国内では、自宅や会社に多くの電球をストックしておく際に多くの注意点があるため、今現在、必要以上の在庫を抱えているなら早めに手放すことが理想的だと言えるだろう。
また、LED電球は新製品の発売サイクルも非常に高いため、自宅や店舗用のストックのターンオーバーを早くすることが間接的な節電に繋がると考えて良いだろう。
人気メーカーのLED電球を購入する
ショップで高額査定対象となっているのは、Panasonic、東芝、NEC、日立などの人気電球だけである。
これに対して、国内知名度の非常に低い三流メーカーの電球は、節電効果や耐久性といった点で疑問が生じやすいため、大半のショップで買取に対して消極的な姿勢を示す傾向があるようだ。
このように、信頼できるメーカーに高いリセールバリューが生まれる電球は、会社名やブランド名にこだわった買い物が高額査定を生むと考えて良いだろう。
外箱のコンディションも重要
電球本体を覆う外箱は、内容物のコンディションを客観的に判断する材料となる。どんなに人気の高い電球でも、外箱に汚れや凹み、湿気によるシワなどが生じていた場合は、買取上限額での売却は難しくなる。
またショップによっては、外箱のコンディションだけで買取不可と判断するところもあるため、将来的な売却を考えているなら外箱の品質を保つことも意識してみて欲しい。
大量売りやセット売りがおすすめ
現在では需要のほとんどなくなった白熱電球でも、30~50本のセット売りを行えば2,000円~3,000円もの高額査定がつく。
また電球と照明器具、不要な家電のセット売りでもプラス査定がつきやすくなるため、買取表を確認した時に1本数百円にしかならない製品の場合は、他に一緒に売れるものを自宅の中で探してみても良いだろう。
電球買取のできるショップの特徴と選び方
売却しようとする電球に合ったショップを選ぶと、想像以上の高額査定が付くこともある。
これに対して、全く異なるカテゴリの業者に問い合わせをした場合は、あまり良い返事を得られないケースも多く見受けられるため、注意をして業者選定を進めるようにして欲しい。
家電買取専門店
照明器具や家電買取に積極的なショップでは、電球と名のつく大半の商品を歓迎してくれると考えて良い。
特にPanasonicや東芝などの家庭用電球は高額査定対象になることも多いため、電球売却の基本とも言える業者と位置付けて良いだろう。
カーグッズ専門店
二輪車や四輪車のパーツ買取を行う専門店では、バルブ電球に高額査定を付けてくれる。
PIAAなどの自動車電球メーカーの場合は、家電専門買取店では高く売れにくい傾向もあるため、商品によっては幅広い業者に問い合わせをすることも必要だと言えるだろう。
カメラ専門店
撮影スタジオや商用写真撮影用で購入した電球は、カメラ専門店でも歓迎されることが多い。
また、撮影用LEDライトとセット売りを行えば、10,000円以上の高額査定も期待できるため、新しい機材の買い替えをするタイミングで古い電球も一緒に手放してみても良いだろう。
高く売れる電球のメーカー、種類、参考買取相場 まとめ
最後に、電球市場で高価買取実績の多いメーカーや形状、参考買取相場を紹介していこう。
Panasonic
電球の買取市場で最も高額査定実績が多いのは、人気の家電メーカーPanasonicだ。
節電効果の高いLED電球の中には、LDA14LGK100WやLDA10LHKUGK、LDG13LGWなどの新品に900円もの高額査定がついた実例もある。
またPanasonic製品であれば、少し人気の低いLDA6LHE17BHSなどであっても200円~300円ほどで買取られるため、万が一使わなかった時の処分といった意味でも選定のメリットが高いメーカーと位置付けて良いだろう。
東芝
Panasonicに次ぐ人気で知られる東芝も、積極的な買取が行われている人気メーカーだ。
新品価格も高いLDR12L-WやLDR8N-Wなどであれば、900円~1,000円前後の高額査定が期待できる。
これに対して、500円ほどで購入可能なLDA6L-Hなどの場合は、50円~100円の買取上限額となるため、電球も一般商品と同様に新品価格に依存する部分が大きいと考えて良いだろう。
LIFX
スマートフォンを使って電球のオンオフや調光ができるLIFXは、一般家庭用電球の中でも最も高額査定実績が期待できる存在だ。
Wi-Fi機能搭載のLIFX Original Pearl Whiteについては、13,000円~15,000円ほどの査定が付いている。
また、LIFXについては他のシリーズについても高いリセールバリューが期待できるため、興味本位の購入後でも十分に売却可能なメーカーと位置付けて良いだろう。
AOPEN
台湾の電機メーカーAOPENにも、たくさんの高く売れる電球がある。
一般電球よりも遥かに強い明るさを実現したB6057U-8OMXNAは、新品未使用で6,000円~8,000円もの高額査定が期待できる。
また、AOPENは高光束LED電球の開発で注目度の高いメーカーのため、売却や使い勝手の両面で国産のPanasonicや東芝と十分に比較可能な存在と言えるだろう。
ハイビーム電球
イベント会場でのスポットライトや看板照明などで使われるハイビーム電球は、屋内専用電球と比べて遥かに高く売れる存在だ。
Panasonic製品のハイビーム白熱電球の中には、LED電球が主流の現在でも500円~1,000円の査定が付いたことがある。
LEDハイビーム電球であれば、20~30%ほどの換金率も期待できるため、より良いショップと出逢うことで1つ2,000円以上の高額査定も可能と言えるだろう。
バルブ電球
バイクや自動車のヘッドライトに欠かせないバルブ電球は、PIAAなどの人気メーカーであればフォグライト用の片方だけでも2,000円~3,000円の高額査定が得られる。
また近頃では、Philipsやサムスン製バルブ電球も人気となっているため、話題のメーカーを選ぶことも大事な高額査定の秘訣と考えて良いだろう。
まとめ
高額査定対象となっている電球を調べてみると、その大半が新品で5,000円以上することがわかる。
電球は売れる商品
しかしPanasonicや東芝、NECといった信頼性の高い国産メーカーであれば、リーズナブルな価格で購入できる一般家庭用電球でも十分に売却ができるため、基本的には「電球は確実に売れる商品」と捉えて良いだろう。
買取相場を調べるにはヒカカク!がおすすめ
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また、当サイトの製品ページでは、買取上限額の推移なども公開されているため、売却のタイミングを確認する際にも便利なツールになることだろう。