鉄道関係の株主優待券、航空会社、そしてアミューズメントパークの株主優待券について前回までは買い取り金額、その方法について紹介してきた。今回は株主優待冊子について紹介していく。株主優待冊子についてはあまり詳しくない人も多いかもしれない。詳しくみていこう。
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株主優待冊子について
株主優待券と株主冊子の違いについてまずは確認していく。株主優待券とはその名の通り、株主に贈られる優待チケットである。なので、枚数に指定もなく、1枚でもあればそれは株主優待券として様々なサービスそして割引が得られる。そしてこの株主優待券との違いについてであるが、券は1枚、株主優待冊子はいくつかのサービスや割引特典のついた優待券が束になっている。
使い方については株主優待券と同じである。ただ、冊子なので数枚がセットになっている。チケットショップで買い取ってもらう場合はこの冊子のセット価格での買い取り金額になっているので、1枚でも使ってしまうと買い取ってもらえないことが多い。 また、株主優待券は買い取ってくれるチケットショップが多く存在するが、株主優待冊子については種類によってはあまり買い取りを行っていないところも多いので下調べは必要となる。
株主優待冊子にはどんなものが、あるのか、そしてどこが発行しているものであれば買い取り実績があるものなのか検討していこう。
まずはアクセスチケットで買い取り実績のある株主優待冊子をみていこう。冊子の場合は表記が冊であったりセットであったり、そして〇枚綴りと表記されているところが多い。 買い取り価格表を参考に情報をまとめた。結果としては、新宿武蔵野映画館の株主優待冊子は6枚綴りで1冊となっており、90日以上の有効期限であれば買い取りは2000円となっている。
また、レジャー関係の株主優待冊子もみていこう。飲食関係のものも存在するが、あまり買い求める人は多くないようだ。飲食店に行く際にチケットショップで割引券等のクーポンを買っていく人もあまり見かけない。手軽さゆえに買い求める人は少ないのかもしれない。
イオンファンタジーの株主優待冊子は1冊100円となっている。割引が100円×10枚付いている割には安い。他にも、常盤興産(ハワイアンズ優待冊子)があるが、こちらについては1500円のようだ。昭和飛行機工業、ゼットンなどもある。よみうりランドの株主優待冊子もあるようだ。
レジャー関連では宿泊、観光関係のものもある。京都ホテルの株主優待冊子は36枚綴りの1冊があり、近畿ホテルツーリスト、ジャパン・ホテル・リートなどホテルの割引優待冊子がある。宿泊ホテルは人数が多い部屋ほど安くなるが、部屋を分けると宿泊費が高くつくので、こういう場合は優待冊子を利用したいところだ。あとはロイヤルホテルといった宿泊施設の優待冊子がある。
最後に、百貨店を紹介する。百貨店関係の株主優待冊子は井筒屋、さいか屋の2つのみのようである。ほとんどが1枚の株主優待券の買い取りのようだ。百貨店以外にも専門店やスーパーの株主優待冊子の買い取りはあるようだ。
今回ここでは鉄道関係、航空会社の発行している株主優待冊子の紹介は割愛させてもらう。以前までの紹介を読んでもらえばどのようなものかわかるだろう。航空会社発行の株主優待冊子は買い取りがなく、鉄道関係の株主優待冊子はほとんど買い取ってくれるようだ。次の見出しで買い取り価格を比較するためにも鉄道関係の株主優待冊子については紹介しておこう。
株主優待冊子の買い取り金額や換金率について
全ての株主優待冊子の価格を比較することは困難なので今回は東武ストアの株主優待冊子の買い取り金額、そして鉄道関係の株主優待冊子の買い取り金額で比較していこう。
まずはアクセスチケットから。アクセスチケットでは東武ストアの優待冊子は16枚綴りのもので1冊1600円となっている。枚数が倍になると400円ずつ加算されるが、48枚綴りの場合は2400円である。そしてそこからは800円ずつの加算である。東武鉄道では1冊300円である。
格安チケットコムでは、東武ストアのものは5カ月以上のもので未使用であれば500円の買い取り実績。東部鉄道の株主優待冊子は5カ月以上の有効期限で600円である。
チケッティでは、東武ストアについては買い取り一覧表には記載がなく、東武鉄道の株主優待冊子については1冊300円である。
チケットレンジャーでは東武鉄道の冊子は200円となっている。
ダイヤチケットでは、東武鉄道の冊子については記載がなく、東武ストアの優待冊子は枚数が40枚までのもので1000円が上限買い取り金額のようだ。
金額に開きがあるが、アクセスチケットが一番買い取り金額は高価となっている。
チケットショップの紹介
買い取り実績のあるチケットショップを紹介していく。
「アクセスチケット」大阪府 高槻店
http://www.access-ticket.com/storedetail/takatsuki.html- 〒569-0803 大阪府高槻市高槻町14-1
住所
- JR東海道本線(JR京都線)高槻駅 徒歩4分
- 阪急電鉄 高槻市駅 徒歩3分
最寄り駅
- 10:00〜18:00
- ※7/16(土)はメンテナンス休業
- 12/30〜1/2 休業
営業時間
- 0726-83-2102
電話番号
「格安チケットコム」
https://www.kakuyasu-ticket.com/info/eigyou.html- 月~金:10:00~17:00
- 土:12:00~17:00
- オンラインのみの対応
営業時間
- 0797-38-3771 (番号通知でおかけください。)
電話番号
「チケッティ」錦糸町北口店
http://www.tickety.jp/about-tickety/- 〒130-0013 東京都墨田区錦糸3-4-10東越ビル1階
住所
- 平日:10:00~19:30
- 土日祝:10:00~19:30
- ※第一木曜は、19:00で閉店する場合あり
営業時間
- 年中無休(年末年始を除く)
定休日
- 03-6658-8930
電話番号
こちらも東京店舗のみとなっている。オンラインでの買い取りも行っているようなので、そちらも利用するといいだろう。
「チケットレンジャー」銀座3丁目店(Ginza3cho-me Store)
https://www.ticketlife.jp/shop/ginza3cho-me/- 〒104-0061 東京都中央区銀座3-2-13江戸常ビル1階
住所
- 東京メトロ銀座線・丸ノ内線・日比谷線「銀座駅」C8出口 徒歩10秒
最寄り駅
- 平日:10:00〜20:00
- 土曜日:10:00〜19:00
- 日祝日:10:00〜19:00
営業時間
- なし(年末年始を除く)
定休日
買い取り品目を多く掲載している。定休日を設けていないので、土日祝が休みの人も行きやすいだろう。ここは東京にのみ店舗があるようだ。
「ダイヤチケット」
http://www.daiya-jp.com/?cn=html_shop- 〒160-0023 東京都新宿区西新宿1-16-11新宿泰和ビル2F
住所
- 平日:10:00〜19:00
- 土曜:11:30〜17:30
営業時間
- 日曜・祝日
定休日
- 03-3343-0024
電話番号
高く買い取ってもらうためのポイント
高く買い取ってもらうためのポイントとしてはまずは第一に有効期限が切れていない、十分な日数があることがポイントとなる。あるチケットショップでは1か月単位で段階的に買い取り価格を変化しているところもあったので、なるべく早めに売るか売らないかの判断はしておこう。
また、株主優待券同様に状態が良好なものであることがポイントであるが、株主優待冊子の場合は切り離していないこと、そして袋に入っているものであれば袋の封が開いていないことも査定のポイントになる。なので、気を付けてほしい。あとは郵送や買い取り金額振り込みの場合は手数料や運賃を取られるのでその部分も希望買い取り金額があるのであれば考慮しておくところだろう。
株主優待冊子はレジャーや宿泊、百貨店のものなどあるがあまり高額では買い取ってもらえないところがほとんどなので(数100円程度など)オンラインショップでの買い取りよりも持ち込みでの買い取りをおすすめする。
使わない株主冊子は買い取り依頼をする
利用頻度が少ないお店や、旅行にあまり行く機会がない人にとってのレジャー関係の株主優待冊子は必要性のないものである。買い取りでも納得のいく金額が提示されるかは店舗によって異なるため、近所にあるチケットショップに試しに持ち込んでみるのをおすすめする。紹介したようにものによっては数百円ほどなので諦める人もいるだろう。
チケットショップが近くにない場合はオークションで出品してみるのも一つの手である。
引用:https://www.kakuyasu-ticket.com/buy/price/kabu/traffic.html
引用:http://www.access-ticket.com/kabuyuu.html
引用:http://www.tickety.jp/buy/kabuyu/hyakkaten/