旅行券には、JTB、HIS、近畿日本ツーリスト、日本旅行社、小田急トラベルなど旅行会社が発行したもの、ANAやJALなど航空会社が発行したもの、DC、VISAなどカード会社が発行したもの、の3種類が存在する。いずれも比較的高価で買取してもらえる商品である。種類としては、1,000円、5,000円、10,000円券の3種類が一般的である。
本コラムでは旅行券使用時の注意点について前半でまとめ、後半では換金の際の注意点についてをまとめていこう。
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使用方法における制約
ひとくちに旅行券と呼ばれる代物であるが、使用方法には各種の制約がある。
たとえば、ANAが発行した旅行券は同社の航空券のほか、同社で企画しているANAハローツアーやワンダーアース、提携している施設でないと使用できない。
この点、旅行会社やカード会社の発行した旅行券は縛りが少なく使い勝手がよい。びゅうプラザが発行するびゅう商品券も、使用できる場所がJR東日本とJR北海道という縛りはあるものの、新幹線を含め全国のJRの切符が購入できるため、使い勝手は悪くない。
つり銭が貰えない場合も
つり銭に関しての対応もさまざまである。
JTBは1,000円以上のお釣りは旅行券で出してくれ、1,000円未満は現金で出してくれる。たとえば、77,510円のツアー代をJTB旅行券1万円額面券8枚で支払った場合、お釣りは2,490円だが、1,000円額面のJTB旅行券2枚と現金490円でお釣りが支払われることになる。この場合はJTB旅行券1万円額面券7枚と1,000円額面のJTB旅行券8枚で支払うのがベストな方法だと言える。
他方で、中にはつり銭を出してくれない旅行券もある。<クレジット会社が発行している旅行券は基本的に使える場所も多く有効期限もないため、お釣りは出ないとされている。
例えば、VISAトラベルギフトカードや三菱UFJニコスギフトカードは換金だけでなく、お釣りが出ないと明記されている。その点、JTBの旅行券などお釣りが出る旅行券のほうが損をした気分にならない。
有効期限に注意
多くの旅行券は有効期限を設けていないが、ANA、日本航空発行の旅行券には5年間の有効期限がある。
とされる場合が多い。もっとも、有効期限の残り期間について買取可能な条件に関し、1年以上や2年以上としている業者もあり、ばらつきがみられる。
航空チケットは少し換金レートが低い
なかなか飛行機を使う機会がないのか、または使い勝手が悪いせいか、航空会社の旅行券は換金レートがほかの旅行券と比べて安くなっている。
JTB、近畿日本ツーリスト、日本旅行社など大手旅行会社発行の旅行券とJR関係の旅行券が高価買取になる傾向が強い。名鉄観光や東武トップツアーズのようにいくぶんローカル色のある旅行会社が発行した旅行券は、いくぶんレートが落ちる。
しかし、旅行券の条件によって換金レートが変わってくるため、その説明は後半でしようと思う。
それでも、その旅行会社があるお膝元での買取が高価となる。大手旅行店の発行した旅行券ではそれほど買取価格に差がない場合でも、中小のローカル旅行社が発行した旅行券ではかなりの差が見受けられる。
旧タイプのほうが買取価格は高い
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JTB発行の旅行券は、旧タイプは定期券の購入が可能だったが、新タイプは定期券購入が不可となっている。このため、旧タイプの買取金額のほうが高くなっている。
日本旅行や東武トップツアーズ発行の旅行券のように裏面に発行した店の判を押す欄があるものに関しては、判がないと買い取ってもらえない。またANA、日本航空のように旅行券に記名する欄がある旅行券ですでに記名が為された旅行券も買い取ってもらえない。
こんな場合は査定額が下がる
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折れ目、汚れ、黄ばみなどがある場合、買取価格が下がったり、買取不可となるのはチケット全般に共通するルールである。
また旅行券には結婚祝いやホールインワン記念、定年退職祝いなどの際に贈答用途として使用されるギフト旅行券がある。これにはギフト旅行券とギフトカードの2種類がある。ギフト旅行券は図書券のように紙であるが、ギフトカードは図書券のようにカード型である。ギフトカードは、JTBはトラベルギフト、日本旅行社は日本旅行トラベルギフトの名前で発売している。
カード型は、記録がカードに残るためつり銭を使用せず、1円単位での使用が可能だ。旅行券の購入にあたっては多くの場合、現金のみの購入で、クレジットカードの使用はできないが、ギフト旅行券はクレジットカードでの購入が可能である。カード型のギフト旅行券は、社名などが入っている場合が多いが、買取価格は通常の旅行券より安くなる。
個人の名前や写真が入っているものは換金率が下がる、あるいは買い取ってもらえない
個人の名前や写真が入っている場合は、社名等が入っているカードよりさらに安くなる、あるいは買い取ってはもらえないようだ。
たとえば、ある金券ショップの買取メニューを確認すると、同じ近畿日本ツーリストの旅行券であっても、裏面に氏名記入欄があるものは買取不可となっている。また、企業退職者あて旅行券などの使える相手が指定されている、あるいは○○宛てとなっている旅行券は記入されていない同額の旅行券と比べて買取レートが低くなっている。
日本旅行のギフトカード用の旅行券には有効期限はない(あえて設定することも可能)が、JTBのギフトカードには1年または2年の有効期限がある。有効期限があるカードの買取にあたっては、航空会社発行の旅行券と同様に、一般的には6ヶ月以上の有効期限があることが必要とされる。
スクラッチ済のカードは査定額が下がる
ギフトカードの裏面にはPINコードが入っており、インターネット上で残高が確認できる。このPINコードはスクラッチ式になっており、当初は見ることができない。スクラッチ済のカードでも未使用であれば買い取ってもらえるが、買取価格は低くなる。
郵送買取の場合は手数料をかなりとられる
Business-class air ticket w/ Lounge Service / kalleboo
旅行券買取はほかのチケットと同様に店頭での買取と郵送による買取が行われている。もちろん店頭の場合、手数料などをとられることはない。
しかし、郵送で買取の取引を行う場合には手数料を取られる。ここでいう手数料とは、買取業者が売る側(あなた)の銀行指定口座に買取価格を振り込む際に、売る側自身が負担しなければいけない振込み手数料のことである。
買取業者が利用している銀行によって手数料が変わってくるが、おおよそ113円から432円となっている。郵送での取引は振込み手数料だけではなく、売るチケットを郵送する際の送料も売る側の負担であることをお忘れなく。
しかし、大量に買取を依頼する場合だと、レートが上がったとき、振込手数料を負担してくれる場合もある。中には1万円未満、1万円以上、10万円以上の三段階で大きくレートを変更させている業者もあるため、確認が必要である。
郵送で取引の場合は送料と振込み手数料を取られるだけでなく、売るチケットとともに身分確認証のコピーや原本を送付しなければならないため、かなり面倒である。買取業者によっては毎回商品とともに送付しなければならないところもあれば、二回目以降の取引の場合は、前回の取引日を記入すれば身分証明書の同封は不要という買取業者もある。
店頭買取なら、身分証を提示すればよいので楽である。もし買取業者が自力で行ける距離ならば、郵送ではなく店頭での買取をおすすめする。
上限の買取価格に注意
一方、単一の旅行券につき30万円とか、50万円までといったように買取の上限を設けている業者も多い。旅行券は、もともと換金レートが高い商品なので、一年を通じてあまり大きな変動はない。
しかし、需要の関係上、年末年始、ゴールデンウィーク、お盆など、需要が増加する時期は比較的高く買取してもらえることがある。逆に、需要が高い時期を過ぎてしまった場合、在庫が豊富になる時期だと買取価格が下がる傾向がある。なので、旅行券を繁忙期に使わない場合はその時期の手前で売ったほうがいいだろう。
旅行券の買取ならおたからや
買取価格
スピード
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対策
様々な買取業者があるが、その中でも、おたからやがおすすめである。おたからやではブランド品や切手の買取を行っているだけでなく、旅行券を含む金券も買取してくれる。
金券の中には、大手デパートの商品券やギフトカード、QUOカードや図書カードといったものも含まれ、旅行券やブランド品などをまとめて売るにはもってこいの場所である。
また、おたからやでは他の買取業者と比べてカスタマーサポートが充実している。例えば、店頭買取の他にも宅配買取と出張買取を用意している。
宅配買取とは、先ほど説明した郵送での買取と同じである。一方、出張買取ではおたからやの一流の査定士が指定した日時に自宅に訪問してくれて、その場で査定し、買取金額を算出してくれる。それに加え、LINE査定も行っているそうだ。売りたい商品の写真を送り、最短5分で査定をしてくれるそうだ。
いずれの方法にせよ、宅配・出張買取にかかる査定料、送料、キャンセル料、キャンセル時の返送料、買取手数料がすべて無料としている。
また、宅配買取をする際に必要な梱包材はおたからやが負担してくれるそうだ。ほとんどの買取業者が手数料等を売る側に負担させている中で、このように売る側の負担がほとんどないということに驚きだ。このように売る側の負担を大いに軽減してくれる買取業者を選ぶことが、宅配・出張買取では重要なポイントと言えるだろう。
また、先ほど紹介した店頭・出張・宅配やLINE査定のほか、メール査定・電話査定というスピード重視の方法も用意されている。この査定方法であれば最短1分~5分程度で回答を得ることができる。
もし手元に使う予定のない金券があるのであれば他のブランド品やはがき、おもちゃなどと一緒に査定してもらってはいかがだろうか。特に使用期限のあるものや、たいして価値がなさそうだと思うもの、査定だけのために持ち込むのが手間だというのであれば、LINE査定や電話査定をうまく利用して、高額買取を狙ってみてはいかがだろうか。
買取業者を比較しよう
旅行券をいざ買取申込みをする際には、買取業者の特徴を抑え、自身に合ったサービスを比較するべきだ。旅行券の買い取り査定業者一覧であなた自身に合った買取業者を確認してみよう。
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