テーブルと暖房器具という2つの機能をあわせ持ったこたつは、売却先を上手に選ぶことで高額査定が期待できる商品である。形状やヒーター構造が多様化している近頃では、一家団欒や省エネ目的で注目する家庭も増えているため、コンディションが良いものを早く売れば現金化も夢ではない家電と位置づけて良いだろう。今回は、高額査定実績の多いこたつの特徴と参考買取相場などを皆さんと一緒に確認していきたい。
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こたつに高い需要がある理由とは?
近年こたつに高価買取実績が増えているのは、時代の流れとも言える下記3つの理由による影響だと考えられる。
省エネ冬家電の代表
国内のさまざまなところで節電が意識される日本では、エアコンやファンヒーターと比べて遥かに電気代のかからないこたつや電気ひざ掛け毛布を利用する人が多くなった。東北電力のホームページでは、こたつを使った省エネ効果の特集ページも公開されているため、電力会社が推奨する冬家電といった意味でも節電を重視する人たちには安心できる存在と言えるだろう。このように電気代を節約できるこたつは、中古の家電を買い揃える学生や社会人1年生などにも注目されている。
家具としても使える
フラットヒーターと呼ばれる超薄型ヒーターが主流になったことで、冬は暖房器具、春~秋はテーブルとして1つのこたつを使い回す家庭が増えている。1年を通してこたつを使えば収納スペースの問題も解消できるため、狭い家で暮らす人こそこたつの購入がおすすめと言えるだろう。
形状の多様化
新品・中古ともに生じたこたつ需要の高まりは、布団なしや1人用、ダイニングテーブル風といった形状の多様化や進化の影響が大変大きいと言われている。特に椅子と一緒に使うダイニングテーブルタイプのこたつは、足の不自由なお年寄りや障害者の皆さんでも使用しやすい存在となるため、従来品のイメージを覆すような新製品の登場がこの市場の注目度を高めていると考えて良いだろう。一般のこたつとは少し異なる形状の商品は、中古販売店の在庫が少ないという理由でかなり歓迎されやすい傾向がある。
こたつの処分法を徹底比較
こたつを高額査定に繋げるためには、自分のニーズに合った業者の選定が欠かせないポイントとなる。この段階で誤った選択をおこなうと、高価買取どころか業者から回収手数料の請求を受けることもあるため、少しでも安く簡単に手放したいと思うなら、これから紹介する4方法の特徴を抑えた上で「自分は何を利用すべきか?」をしっかり考えるようにしてほしい。
市町村役場の不用品回収・粗大ごみ
行政機関でおこななっているこたつの回収は、依頼者側にメリットの少ない方法として知られている。例えば新宿区でこたつ回収を依頼すると、こたつ本体に700円、天板に300円の回収費用がかかる。またこの料金は清掃事務所などの窓具で有料粗大ごみ処理券の購入で支払う形となるため、忙しい人にとっては手間もお金もかかる方法となるのだ。
主要都市の粗大ごみの費用
- 【品目別】新宿区の粗大ごみ費用・申込手順を徹底解説
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- 【品目別】杉並区の粗大ごみ費用・申込手順を徹底解説
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- 【品目別】仙台市の粗大ごみ費用・申込手順を徹底解説
- 【品目別】福岡市の粗大ごみ費用・申込手順を徹底解説
- 【品目別】名古屋市の粗大ごみ費用・申込手順を徹底解説
- 【品目別】札幌市の粗大ごみ費用・申込手順を徹底解説
不用品回収業者
何でも引き取ってくれる不用品回収業者を利用すれば、市町村役場に依頼するときのように有料粗大ごみ処理券の購入をする必要はない。しかし不用品回収業者はこたつ1つに1,000円~2,000円前後の回収費用を請求してくるため、ユーザは処分によってお金を支払う形となるのだ。
そんな近頃では「回収業者」と「買取業者」の混同によって多くのトラブルが生じているため、納得できない請求を避けるためにも業者選定はしっかりおこなうべきと言えるだろう。
不用品回収 くまのて
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
不用品回収 くまのては、安心して取引ができる不要品買取サービスをしている業者である。365日年中無休で受け付けしているので、急な引越しなどのときでもいつでも連絡できるところが魅力の1つだろう。
主に買取をしている製品は、パソコン周辺機器や家庭ゲーム機、生活家電製品である。こたつは生活家電製品なので1度相談してみると良いだろう。しかし買取のみの依頼は受け付けていないため、注意が必要だ。
ネットオークションのヤフオク、フリマアプリのメルカリ、フリマサイトのジモティー
コンディションの良い無印良品やカリモクなどの人気メーカーのこたつであれば、比較的早く落札されると言われている。しかしこの方法の場合はユーザが自分で梱包などをおこなう必要があるため、「買い手の元に届くまでさまざまな手間がかかる」と考えるとおすすめ度は低い手放し方と言えるだろう。
また落札最低額の設定を忘れると大事なこたつが数百円で落札されることもあるため、売却にかかる手間と価格のバランスで考えると高い満足度を得ることは厳しいと捉えた方が良さそうだ。
ヤフオクやメルカリで取引すると送料がかかってしまうが、ジモティーであれば取りに来てもらうことができるので送料負担や梱包が要らなくなる。
家具・家電の買取業者
こたつを高値で売却するためには、家具家電の買取業者やリサイクルショップに問い合わせをする方法がおすすめだ。良心的な買取店では、こたつのメーカーや型番を伝えるだけで一次査定とも言える買取上限額を教えてくれる。
また複数の業者に問い合わせをして多くの査定額を集めれば価格交渉もしやすくなるため、こたつの処分に費用がかかる回収と比べれば遥かにメリットの高い方法だと言えるだろう。近頃では値のつかないこたつを引き取ってくれる買取業者も増えているため、どんなに古い物であっても「回収ではなく買取業者に問い合わせる姿勢」を忘れないでほしい。
その買取業者であるが、こたつを売却するのにおすすめの買取業者を紹介していく。ここの記載を参考に自分にあった買取業者を見つけてほしい。
大阪のタカガイ
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
タカガイはさまざまな製品の買取をおこなう買取業者だ。特に家電については積極的に買取をおこなっており、買取実績も多い。
経験豊富な査定スタッフが製品の査定をおこなうため、納得がいく査定価格が提示される。他社で買取を断られた製品も買取可能な場合もあるなど、あまり状態がよくない製品を売却するときにも頼りになる存在だ。
買取については出張買取、宅配買取、店頭買取に対応しており、買取にかかる費用、査定費や出張費、送料や各種手数料、そして、キャンセルした場合のキャンセル料まで無料となっている。
東京のリサオク
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
リサオクは不要品買取No.1を謳う買取業者で、家電、家具、衣類、アウトドア製品、ホビーや楽器など不要品ならなんでも買取可能だ。経営母体の引越し事業で培った独自のノウハウで、ほかのリサイクルショップにはないサービスを展開でき、特に出張買取には定評がある。
また、査定価格がつかない家電についても5点まで無料引き取りを実施しており、古いこたつなど買取が難しいものでも安心して買取を依頼できる(10年以上前の家電は対象外)。
買取については出張買取、宅配買取、店頭買取から選択可能。出張料、送料、査定料が無料で、キャンセル時の返送料も無料で対応している。
札幌のハードオフ
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
ハードオフは、さまざまな製品の買取を実施している総合買取業者で、こたつの買取にも対応している。
ハードオフの特徴は、系列店も含めると全国に900店舗以上展開している店舗の多さで、近隣の店舗に持ち込めば、予約なしですばやく査定をしてくれ、買取が成立すれば、その場で現金で支払って貰えるなど、急いでこたつを売却したい場合におすすめといえる。
また、さまざまな製品の買取も実施しているため、こたつ以外の不要品もまとめて売却できるのもハードオフの強みといえる。
買取方式は、店頭買取のほか、出張買取、宅配買取にも対応しており、費用は基本的に無料であるが、ハードオフを展開するフランチャイズにより対応が異なることもあるので、近くの店舗に確認したほうがいいだろう。
神奈川のセカンドストリート
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
古着などアパレル製品の買取や販売の印象が強いセカンドストリートは、家電や家具、ホビー、アウトドア製品など幅広い製品の買取もおこなっている。
中古市場での価格調査やセカンドストリート内での取引データなどから、製品の価値を算出して買取価格を設定するので提示される買取価格に信頼がおけるだろう。
買取については出張買取、宅配買取、店頭買取で対応。買取にかかる出張料、送料、査定料、キャンセル返送料なども無料で利用できる。
神戸のトレジャーファクトリー
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
トレジャーファクトリーは家電や家具、ブランド品、IT器機、アパレル製品、ホビーなどさまざまな製品の買取を実施している全国展開の総合買取業者だ。
買取満足宣言を掲げ、すべての利用者が満足する買取価格を提示することを目標に買取を実施している。また、月間68万点もの買取実績があるなど、利用者に支持されている。
出張買取、宅配買取、店頭買取から買取方法を選べ、査定料、出張料、送料、キャンセル料は無料。ただし、出張買取は購入してから10年以内の家具や家電が3点以上ある場合のみとなっているので注意してほしい。
家具・家電の出張買取はハードオフとセカンドストリートのどちらがおすすめ?
こたつを売るならヒカカク!で賢く一括査定申込み
オークションサイトやフリマアプリなどを使うのは面倒、取引の際のトラブルも不安。「ヒカカク!」は楽に高く売りたいとき、さまざまな買取業者の買取価格を比較できる相場情報サイトだ。
こたつの買取サービスについて紹介してきた。業者買取かフリマアプリのどちらも一長一短だ。高く買い取ってくれる業者を探す手間がかかるし、個人間取引はトラブルに巻き込まれかねない。
では、どうすれば手間をかけず安全かつ高額でこたつを売ることができるのだろうか。そんなときは「ヒカカク!」がおすすめである。こちらから無料で複数の買取業者へ一括査定依頼を出すことができるのだ。こたつの買取を考えている人はぜひ利用してみてほしい。
高く売れるこたつの買取実績と参考買取相場まとめ
ここからは、高く売れたこたつの買取実績と参考買取相場から「一体どんなこたつに需要があるのか?」を確認していきたい。
無印良品こたつ
デザイン性と機能性のバランスの良い無印良品のこたつは、大変リセールバリューの高い商品である。タモ材の天板に薄型ヒーターを付けた四角形のこたつは、単身者から人気があるという理由で500円~2,000円ほどの査定がつく。これに対して古き良き時代のちゃぶ台を連想させる楕円こたつは、テーブルにしか見えないという理由で7,000円~8,000円もの高額査定が多い傾向があるようだ。
木目調 長方形こたつ
家族の一家団欒に使われることの多い長方形こたつは、コンパクトな四角形と比べて遥かに人気の高い存在だ。木目調や白といったデザイン性の高い商品であれば、多少古くても1,000円~2,000円前後の査定がつく。また新品の長方形こたつはどの店でも高価買取対象としているため、「新生活のために購入したけど使わない」といったことのある場合は、コンディションが落ちないうちに査定依頼をすべきと言えるだろう。
ニトリ家具調こたつ
センスの良い家電を作り続けるニトリも、高い知名度の影響もあり、こたつの高価買取実績が多いメーカーである。カジュアルな部屋にもマッチする濃い木目調のこたつには、コンディションが若干低くても2,000円もの高額査定がついたこともある。
フラットヒーター こたつ 脚折りたたみ式
家電買取専門店で査定がつくこたつには、「脚が折れること」と「フラットヒーターを採用していること」という2つの条件がある。この両条件を満たしたこたつであれば、単身者しか使えない45 cm×45cmや60 cm×60cmといったコンパクトなモデルでも1,000円~という値も期待できるため、高く売れるこたつを買うなら査定基準となるポイントもしっかり抑えるべきと言えるだろう。
こたつを高額査定に繋げるために実践すべきこと
ここからは、こたつを高価買取に繋げるために実践してほしいポイントを紹介していく。
デザイン性の高いブランドやメーカーのこたつを買う
将来的な売却を考えてこたつを買うなら、無印良品、カリモク、アクタスといった人気家具ブランドの商品を買い求めることをおすすめする。このようなこたつを購入すれば、PanasonicやKOIZUMIといった家電メーカー品よりも遥かに高値で手放せる。これに対して古い時代のスタンダードだった「プラスチック製のこたつ」はどの買取店で在庫が余剰となっているため、安く購入できるとしてもなるべく避けた方が良いと言えるだろう。
購入から3年以内に売る
こたつの売却で高額査定を狙うなら、コンディションが落ちない3年以内に手放すことをおすすめする。これに対して製造年から3年以上が経ったこたつは、かなり買取が難しくなるため、ある程度長く使用するなら「使い続けるか?売るか?」の決断を早めにおこなう必要があると言えるだろう。
冬家電が高値になる時期を狙う
リサイクルショップや中古家電専門店では、暖房機器の需要が高まる「冬が始まる前」に高価買取キャンペーンを実施する傾向がある。この時期にこたつの査定依頼をおこなえば真冬よりも1,000円~2,000円ほど査定額アップが期待できるため、少しでも高く売りたいと願うなら業者に問い合わせをするタイミングや売り時も大変重要だと言えるだろう。
まとめ
節電家電としてその価値が見直されつつあるこたつは、ヒーターの形状や構造、メーカーにこだわった買い物をすることで手放す際にもメリットのある商材になり得ると言えそうだ。また引越しなどをする際には、他の家電や家具と一緒に売却することでプラス査定も得られるため、今回紹介した売却先の選定やユーザの工夫が意外な高値を生む商材と位置づけて良いだろう。
納得の価格で買い取ってくれる業者が見つからない場合は、家具や家電といったカテゴリから専門店を探せる当サイト・ヒカカク!も活用してみてほしい。