【2022年9月最新】ロッカーの買取相場を徹底調査

オフィス用品としてのロッカーは、ファイルの収納や衣装・貴重品の保管に利用される。近年では、オフィスが減少傾向にあり、私服で仕事ができる会社も増えつつある影響から、ロッカーの需要も減少傾向にある。

しかし、ロッカーは中古市場に出回ることが少ない傾向にある反面、一定の需要があるため、メーカーや種類によっては高値で買取されているようだ。ここでは、ロッカーの買取相場を徹底調査した。処分を考える不要なロッカーがあるなら、ぜひ最後まで目を通してほしい。

買取比較サービス「ヒカカク！」で最大20社一括見積もり

ロッカーとは

オフィス用品として使用されるロッカーは、スチール製の物が多い。スチール製のロッカーは頑丈な点がメリットだが、凹みや使用感が目立つというデメリットがある。一方で、木製のロッカーは美しい反面、傷がつきやすい。

どちらにもメリットとデメリットはあるが、買取されやすいのはスチール製のロッカーで、木製のロッカーは買取されにくい特徴がある。また、使いやすい6人〜10人用のロッカーは人気だ。

人気のメーカーには、耐久性に優れた国内のオカムラやコクヨなどが挙げられる。海外製ロッカーも安価で人気はあるが、定価が安いことから買取価格は低くなる傾向にある。

買取相場を比較

ロッカーの一般的な買取価格の相場は、3,000円〜15,000円といわれている。オフィスが減少傾向にあるため、需要も供給も減少しつつあるが、それでも中古市場では需要があるので買取実績も豊富だ。以下では、2020年9月時点で公開されている買取実績と価格をまとめた。

中古のロッカーは凹みや使用感が目立つため、写真や現物を見なければ正確な買取価格は判断できない。実績自体は豊富に公開されているが、買取価格まで公開している業者はごくわずかだった。

上記したロッカーは、国内有名ブランドで人気が高い製品である。5社間で公表されていた買取価格なので偏りはあるが、買取相場は1,000円〜3,000円だった。状態にもよるが、大部分の中古ロッカーはこの相場内におさまるだろう。

一方で、ブランドや型式は不明だが、8,000円で買取されている6人用のロッカーや5,000円の3人用ロッカーもあった。このように例外もあるため、まずは査定してもらうことが大切だ。複数の買取業者間で提示された査定額を比較することで、高価買取ができたり適正な値段が分かったりする。

手軽に業者比較をおこなうためにヒカカク！では、一括査定サービスを提供している。ヒカカク！の一括査定を利用することで、複数社の見積もりが簡単にとれるのだ。登録も簡単で、すぐに使い始められるので、ぜひ1度利用してほしい。

おすすめの買取業者を紹介

オフィス用品の買取業者は数多くあり、どの業者を選べばいいか選択肢が多すぎて悩んでしまう方も多いだろう。ここでは、ロッカーの買取をおこなっている買取業者をいくつか紹介していく。買取業者の選定で悩む時間が取れない方や急いでいる方は、ぜひ参考にしてみてほしい。

ブランド家具買取いちばんドットコム

ブランド家具買取いちばんドットコムは、ブランド家具やオフィス家具の買取業者だ。独自研修とテストをパスしたスタッフのみが査定をおこなっているので、適正価格で買取ってもらえるだろう。

オカムラやコクヨ、イトーキなども扱っているため、有名メーカーの製品であれば高価買取が期待できる。法人買取も実施しており、オフィスはもちろん、工場や商業施設と対応範囲も広い。

買取方法は、出張・店頭・宅配の3種類。出張買取の対応エリアは名古屋市16区・愛知県全域・三重県・岐阜県で、名古屋市近隣であれば依頼から30分以内に到着も可能だ。

再良市場

再良市場は、名古屋市にあるリサイクルショップだ。業務機器やオフィス用品の買取に力を入れており、オフィス関係の専門店舗も展開。人気や定価、中古商品相場をリサーチの上で査定額を提示してくれる。

また、ネットショップや海外にも販路があるため、需要が高い製品は高価買取が期待できるだろう。買取実績も豊富で、ダイヤル式ロッカーや貴重品用など、さまざまなロッカーの買取が可能だ。

買取方法は出張買取と店頭買取の2種類で、愛知県と岐阜県の店舗周辺が出張買取エリアとなっている。また、法人買取にも対応しており、まとめ売りも可能だ。

リサイクルプロショップ

リサイクルプロショップは、東京都に店舗をかまえるリサイクル業者だ。再販できる価値のある物は買取、再販が難しい物は回収をおこなっている。見積もりは無料だが、作業費が発生する可能性もあるので注意しよう。

1度で不要品の買取と回収ができるため、手間が省ける点はありがたい。キャンセル料や出張料は無料だが、余計な費用を避けたい場合は買取可能か、問い合わせしておこう。

買取方法は出張・店頭・宅配で対応しており、出張エリアは東京都23区限定だ。エリア内であれば、即日対応が可能なので撤去など急いでいる方にも向いているだろう。

出張買取com

出張買取comはオフィス家具、店舗用品などを買い取っている大阪の買取業者だ。買取した品物を自社で開催している業者向けオークションに出品することで、高価買取が可能になっている。

買取できない商品も格安で処分してくれるため、状態の悪いロッカーも1度相談してほしい。法人・店舗からの買取依頼にも対応しているため、オフィスの移転や閉店の際に発生する大口の不要品買取も可能だ。

買取方法は無料の出張買取で対応しており、出張エリアは大阪府・兵庫県・京都府・奈良県・和歌山県となっている。関西地区の方におすすめの業者だ。

PROVIDE

PROVIDEは、オフィス家具専門の販売・買取をおこなっている業者だ。オフィスのレイアウトなどもおこなっており、オフィス家具に高い知見を持っているので適正価格が期待できる。

また、販売にも力を入れているため、人気のロッカーであれば高価買取も期待できるだろう。処分のみの対応も可能なので、買取不可と判断された場合には相談してみよう。

買取方法は出張買取と店頭買取の2種類から選択可能。出張エリアは大阪府が中心だが、福岡県や東京都にも拠点を展開している。店頭買取もトラック1台分程度なら買取対応してくれるので利便性は高い。

買取業者の選び方

買取業者の選び方は利用する人によって異なる。求めるポイントによって、優先する選び方が変わるからだ。たとえば、高価買取を目指すのであれば、もっとも査定額が高かった買取業者を選択するだろう。

一方で、業者を利用が初めて不安があるなら、顧客満足度が高い買取業者を選ぶのがおすすめだ。ここでは、意識すべき代表的な業者の選び方を取り上げていく。

手数料がかからない業者を選ぶ

買取査定では、手数料が発生するケースも少なくない。出張料や査定料、振込手数料など業者によって、発生する手数料は異なる。こうした手数料は買取額と相殺されるため、高価買取を目指すのであれば、手数料は無料の方がよい。

中には気にならない人もいると思うが、手数料は積み重なると負担が大きくなる。ただし、手数料がかかる業者でも、高い査定額を提示してくれる業者もあるだろう。そのため、手数料を差し引いた後に手元にいくら残るかを考えて、利用を検討してほしい。

ロッカーに詳しい業者を選ぶ

買取には、専門業者かリサイクルショップを利用するだろう。ロッカーは買取が難しいため、リサイクルショップに依頼すると低い査定額を提示される可能性がある。一方で、専門業者は製品に合った販路を確保しているため、適正な査定額を提示してもらえるのだ。

もちろん、リサイクルショップでも、ロッカーを買取強化している場合は高価買取が期待できる。しかし、専門業者を利用することで、失敗する可能性を減らせるだろう。

実績が豊富にある業者を選ぶ

中古市場に出回りにくいロッカーを売却する場合、買取実績が豊富な業者を選ぶとよい。査定士がロッカーの買取に手慣れていることの証明でもあるからだ。査定士が慣れていることで、査定での失敗は少なくなる。

ロッカーは、ほかのオフィス用品と比べると市場規模が小さいため、頻繁に中古市場に出回るものではない。そのため、プロの査定士といえども、適正な査定額を誤ってしまうことも考えられる。

ロッカーは使用状況によっては、凹みや汚れが目立つオフィス用品だ。減額される箇所も多いため、経験豊富な査定士によって適正な査定をおこなってもらうようにしてほしい。

ロッカーを高く売るためのコツ

ロッカーは高価買取されるポテンシャルを秘めたオフィス用品だ。中古市場はほかのオフィス用品ほど活発ではないが、ニッチな需要が大きい。

しかし、いくら需要が大きくても、コツやポイントをふまえなければ、安く買取されることもあり得る。そこで、ここではロッカーを高く売るためのコツを紹介していく。

状態のチェックと掃除

ロッカーは、どれだけ使用状況がよくても凹みが発生する。凹みは特別な技術がなければ、素人が直すことは困難だ。凹みがある場合、買取価格の減額はまぬがれないが、汚れは掃除で取り除ける。掃除はコスパのよい方法なので、改善できる汚れはしっかり取り除いていこう。

また、貴重品やファイルの収納に使用されるロッカーにはカギが付いている。そのため、カギがなかったりカギ穴が壊れていたりした場合には、減額は避けられない。最悪の場合は買取を拒否されるケースもあるので、カギやカギ穴にも注目しておこう。

キャンペーンを利用する

買取業者やリサイクルショップは、季節に応じたキャンペーンをおこなっていることがある。この期間中に売却することで、買取価格の総額に応じた対価を受け取れるのだ。

たとえば、査定額2,000円のロッカーを売却した際に、キャンペーンで査定額の10％が加算されると総額で2,200円が買取価格として手元に入ってくる。このようにキャンペーンを利用すると、明らかに得するので使わない手はない。

しかし、キャンペーンの日時は定かではなく、業者によっては在庫不足で突発的に開催されることもある。そのため、タイミングが合えば、利用する程度に留めておくとよいだろう。タイミングを逃せば、買取を拒否されることもあり得るからだ。

まとめて売却する

ロッカーを売るなら、ほかのオフィス用品とまとめて売却するとよい。中には、商品点数に応じて買取総額にボーナスが加算されるケースもある。業者によって点数とボーナスは異なるため、利用の前に確認して不要なオフィス家具や用品と一緒に売却してほしい。

まとめ売りは、少しでも高く売りたいと考えている人には魅力的なサービスだ。取扱っているジャンルが多い業者であればオフィス用品に限定せず、ほかのジャンルの製品でも、まとめ売りができる。利用したい買取業者の詳細をチェックして、まとめ売りを実践してみよう。

まとめ

ロッカーは、買取実績はあるが買取価格を公表していない業者が多い。一般的に、製造年月日から5年以内のロッカーが買取されているため、売却を考えているなら早めに行動に移した方がよいだろう。

高価買取を狙うのであれば、当コラムで紹介したコツにくわえて買取業者ごとの査定額を比較しよう。人気メーカーでないロッカーでも、比較することで高価買取が実現できる。何も考えずに買取に出すのではなく、高く売るための努力も怠らないでほしい。