【MTG】ラヴニカのギルド 買取価格を10社徹底比較

マジック・ザ・ギャザリングは1993年に世界で初のトレーディングカードゲームとして誕生。以降1,000種を超えるカードを発売しており、年齢や性別だけではなく文化の違う人種を超え、大人気のトレーディングカードゲームとして今もなお進化を続けている。英語以外にも10ヶ国語以上、およそ世界70ヶ国で販売されているトレカはマジック・ザ・ギャザリング以外にはないだろう。

通称MTGと表記されるマジック・ザ・ギャザリングの中で2018年10月5日に販売開始となったラヴニカのギルドはMTGの拡張パックで、ラヴニカとは背景ストーリーに登場する次元の1つである。発売前にかなりの話題となった拡張パックだが買取価格も現在は値動きも安定しているようである。

今回はその、MTGラヴニカのギルドの買取をおこなっているカード買取専門店10社の買取価格を徹底比較していこう。ラヴニカのギルドの買取を検討している方は参考にしてほしい。

ENNDAL GAMES

ENNDAL GAMES（エンダルゲームス）でのMTGカードの買取枚数は非常に多く、以下にラヴニカのギルドの買取額の最低価格と最高価格、中間価格を参考までに掲載した。

• ・（GRN-RM）Deafening Clarion/轟音のクラリオン（日・JP）：20円
• ・（GRN-MW）Divine Visitation/神聖な訪問（日・JP）：250円
• ・（GRN-MR）Arclight Phoenix/弧光のフェニックス(日・JP)：2,000円

ENNDAL GAMES（エンダルゲームス）はトレーディングカードの専門店でMTGの通販もおこなっている。買取だけではなく販売においても国内最大級のMTGの通販店のため、商品の回転率が非常に高いことからMTGの買取も積極的におこなわれている。

買取方法は宅配買取となり、個別買取と一括買取があるが、いずれもWEBサイトで買取を申し込みカードを発送。査定価格を知らせてもらい、合意した場合には買取代金を振り込んでくれる。

個別買取ではユーザー情報とカードを登録することで、査定と入金手続きが早くされるシステムになっている。査定価格を事前に把握できるため、非常に便利なシステムだ。また一括買取では1枚1枚丁寧に査定してくれるため、量が多いと時間がかかる場合がある。個別買取では商品到着後5日以内に査定、査定額を確認の後、すぐに振り込まれる。

一括買取では商品到着後14日以内の査定、連絡で、査定額を確認の後、すぐに振り込まれる。査定額に満足できず返送してもらう際の送料も無料となっている。

さらに、ポイント買取制度もあり、エンダルゲームス内での買い物に使えるポイント買取であれば査定額が20％アップとなる。不要なカードを売って、新たにカードを購入したいと考えているなら、このシステムはお得だろう。

トレカだけではなく、MTG関係のものやスリーブ、プレイマットなどの買取もおこなっている。人気なカードだけではなく、アンコモンカードやコモンカード、プロモーションカードに対しても高額な査定を可能としている。

Nageya

NageyaはMTGのカードの通販と買取を専門としている。他のカードは取り扱わず、MTGのみを扱っているため審美眼も超えている。参考までに、Nageyaでのラヴニカのギルドの買取額の最低価格と最高価格、中間価格は以下の通りである。

• ・闇の腹心/Dark Confidant(RAV)：5,000円
• ・エンチャント複製/Copy Enchantment(RAV)：300円
• ・暗黒破/Darkblast(RAV)：30円

Nageyaでの買取方法は宅配買取のみである。買取梱包キットをカートに入れ、同時に会員登録をする。買取梱包キットが自宅に届いたら買取希望のカードを入れ、返送用封筒に入れポストに投函。商品がNageyaに届き査定額が決定次第、メールで連絡される仕組みになっている。

買取が1万円を超えるのが初めての場合には現金書留での入金となる。合計額が1万円以下、または買取が初めてではない場合には、指定の口座に振り込んでくれる。ただし、買取はNageyaの公式サイトに掲載されている買取リストに掲載されているもののみとなるため確認が必要だ。

梱包キット1つで約35枚まで、1度の申し込みで2キットまで発送依頼できる。もちろん、査定後に買取をキャンセルすることもでき返送料も無料となっている。またNageyaでは、査定に関するレベルをメールで知らせてくれる。以下はそのレベルとなり、目安は以下の通りだ。

• ・NM～EX（ニアミント～エクセレント）：表記価格
• ・PLD（プレイド）：表記価格の70％程度
• ・HPLD（ヘビープレイド）：表記価格の50％程度

駿河屋

駿河屋の特徴はトレカだけではなく、古本やCD,DVDといったものからゲームの買取もおこなう一般的な買取店だ。MTGのラヴニカのギルドの買取もおこなっている。以下は駿河屋でのラヴニカのギルドの買取の最低額、中間額、最高価格である。

• ・神話R【FOIL】弧光のフェニックス：3,600円
• ・神話R【FOIL】神聖な訪問：600円
• ・実験の狂乱：80円

駿河屋の公式サイトでラヴニカのギルドの買取を調べるとわかるが、0円価格のものやメールで問い合わせのものも多数ある。ただし最低買取価格は80円からとなっているため、他の買取業者よりも最低価格は高い。

買取方法は、店頭買取もおこなっているが自宅にいながら簡単に買取をおこなってもらえる宅配買取の2つの選択ができるようになっている。あんしん買取とかんたん買取の2つの宅配買取があり、かんたん買取は商品を店舗に送るだけの方法で、あんしん買取は事前に申し込むことで商品の査定額がわかる方法になっている。

駿河屋では、宅配買取専用キットなどの用意はないため、商品を発送する際の梱包も自分で、また、送料も自費となる。買取が決定すると銀行振込または現金書留のどちらかを選択できるが、手数料も自己負担となる。

晴れる屋

晴れる屋はマジック・ザ・ギャザリングの日本で最大の専門店である。通販から店頭販売、イベントやプロに対する支援など、マジック・ザ・ギャザリングの日本でのいわばプロモーション的な存在でもある。

もちろんMTGのカードの買取も積極的におこなっている。以下は公式サイトで発表されているラヴニカのギルドの買取価格の一部である。

• ・弧光のフェニックス：2,500円
• ・聖なる鋳造所：500円
• ・発見+発散：30円

晴れる屋の買取方法は店頭買取と宅配買取の2つの買取方法がある。いずれも買取価格は変わらない。全国の7店舗（東京都新宿区、大阪、成田、静岡、名古屋、札幌、福岡）にて買取を依頼。査定はすぐその場でできるが、混雑具合によっては数日かかる場合もある。査定額を確認の後、レジで買取代金を支払ってもらえる。

ネットでの買取はまとめて買取とえらんで買取の２つの買取方法があり、まとめて買取は一括買取で高額カードや定額カード、どんなカードでもまとめて送るだけである。単品ごとの査定額ではなく。あくまでもまとめていくらという形になる。

えらんで買取の場合には、買取リストに掲載されているカードのみをサイト内のカートに入れ買取をおこなってもらう。なお、買取価格は査定金額の目安を参照できるため、買取価格が500円未満の場合にはまとめて買取となる。

買取希望のカードが晴れる屋に到着から10日以内で査定完了となり、納得できたら買取が実行される。送料は査定額に上乗せし送金してもらえるシステムである。買取キャンセルの送料に関しての記載は公式サイトにはないため、買取をおこなう際、問い合わせして確認してみてほしい。

ファミコンくん

ファミコンくんは、MTGをはじめ遊戯王、ヴァンガードなどのトレカ通販と買取をおこなう専門店である。ファミコンくんにおいてのラヴニカのギルドの買取価格は以下のようになっている。

• ・真夜中の死神：200円
• ・弧光のフェニックス：2,400円
• ・秋の騎士：350円

ファミコンくんでのMTGのカードの買取は宅配買取となる。買取できるものとできないものとがあり、また状態や型番、レア度によって買取価格は上下するが、相場や在庫状況によって買取価格の変更や買取が停止になる場合もあるため必ず公式サイトを確認してほしい。

宅配買取の方法は、封筒や箱を用意し、レターパックまたは宅急便でファミコンくんに送る。いずれも元払いとなる。銀行振込を希望したい場合には、事前に振込先をメモして同封する必要がある。ファミコンくんに到着後1～3営業日以内に査定がおこなわれ連絡がいく仕組みとなっている。合意を得たら振込先に買取額が振り込まれる。

買取価格が10,000円以上の場合には送料、振込手数料をファミコンくんが負担となる。買取価格が10,000円以下の場合には、送料と振込手数料は自費となるため覚えておこう。

プロジェクトコア

プロジェクトコアはMTG、遊戯王、プレシャスメモリー、LyCeeの買取専門店である。ラヴニカのギルドのカードの買取は残念ながら、以下の5枚のみとなっている。

• ・草むした墓/Overgrown Tomb：400円～700円
• ・聖なる鋳造所/Sacred Foundry：450円～600円
• ・蒸気孔/Steam Vents：900円～1,100円
• ・寺院の庭/Temple Garden：300円
• ・湿った墓/Watery Grave：1,100円

以上は2019年5月27日時点のもののため、実際にラヴニカのギルドの買取をおこなう際には、プロジェクトコアの公式サイトを確認してほしい。買取方法は宅配買取となる。事前に公式サイトでカートにカードを入れ、価格を確認の上、プロジェクトコアに発送。買取価格が1万円未満、または初回買取の場合において、買取金が簡易書留で送付されてくる。

買取をキャンセルし、カードを返送してもらう場合には、着払いにて返送されてくるので注意しておいてほしい。

ミント

ミントはトレカ専門の業者だが、公式サイト内にMTGの通販と買取の専門ページがある。公式サイトのリスト買取では個別に記載されている買取希望カードを売りたい枚数カートに入れて売る方法だ。

買取リストは公式サイトを確認してほしい。ラヴニカのギルドの買取価格も探してみたが、リストが見づらく探し出すことができなかった。

まとめて買取は送ったカードをすべてまとめて査定する方式でカード毎の査定額は出せない。買取注文をおこなうとメールにてカードの発送先が記載されているので、そこにカードを送るだけで査定ができる。送料は自己負担となるため、注意しておこう。

査定後、メールにて査定金額が知らされるため、問題がなければ買取が確定となる。振込での受け取りには振込手数料が差し引かれた金額が入金される。キャンセルの場合には、カードの返送は着払いで返送されてくる。

たいむましん

MTGなどのトレカやコレクターグッズやなつかしのおもちゃの買取をおこなっているたいむましんは幅広いジャンルのアイテムの買取をおこなっている。MTGの全エキスパンションのカードを買取をおこなっており、カード以外でも、プレイマット・スリーブ・未開封のパックなど全てのアイテムが買取対象である。

ラヴニカのギルドなど、MTGの買取価格もすべて公表されているので、買取を検討している人は1度公式サイトを見てほしい。すべて買取価格が公表されているのは買い手からするととても良いことではあるが、リストから買取価格を探しだすのが難しい。使い勝手は今ひとつのようである。

買取方法には、出張買取、宅配買取、店頭買取と3つの方法が用意されている。出張買取では公式サイトの問い合わせから画像を送るだけで査定額が簡単にわかる仕組みで、査定で買取を希望すると、出張して買取にきてくれる。買取金もその場で受け取ることができる。

宅配買取も公式サイトの問い合わせから画像を事前に送り、査定申込みを行い、送るだけだ。送料もたいむましんが負担となり、買取金を振り込んでくれる時にも振込手数料もたいむましん負担となる。

カードの買取では送料や振込手数料は自己負担となることが多いが、たいむましんはこの点では非常にありがたいサービスをおこなっている。なお、店頭買取は埼玉県羽生市に1店舗のみのため、近い人は便利だろう。

Bigweb

MTGの店頭販売、通販、買取をおこなうBigwebは東京秋葉原店、池袋店、名古屋店、名古屋ZERO店、名古屋萬松寺店、大阪なんば店と全国に6店舗を展開している。ラヴニカのギルドの買取もおこなっており、以下は参考買取価格である。

• ・孤高のフェニックス：2,700円
• ・軍勢の戦親分：600円
• ・破滅を囁くもの：500円

リストを中心に買取をおこなっているが、リストにないものも買取したい場合にはまとめ買取が便利である。また店頭買取と郵送買取の価格が異なるのがデメリットといえばデメリットである。

店頭は全国に6店舗のみとなるため、全国からの場合には郵送買取を利用したほうがいいだろう。公式サイトに掲載されている買取価格は郵送買取の価格となる。買取送料、振込手数料は自己負担、また買取査定額に満足できない場合に返送料も負担となるため注意したい。

カードショップセラ

MTGの通販と買取をおこなうカードショップセラ。シングルカードやレア度の高いカードの買取も行う。買取については、リストが掲載されており、リストにないものに関しても問い合わせをすれば買取可能となっている。

リストから買取価格を見て、参考にしてほしいのだが、ラヴニカのギルドの買取価格については現時点(2019年5月27日時点)では不明であった。買取を公式サイトから申し込むと買取ボックスまたは、着払い伝票が送られてくる。これらを使い、カードショップセラに送るだけで査定も買取もしてもらうことができる。

査定額が提示され満足いく場合には買取金が振込される。返送してもらう際の送料や振込手数料に関しては、記載がないため確認してほしい。

MTGラヴニカのギルドを簡単にトレードするなら「magi」がおすすめ

MTGラヴニカのギルドの買取価格を10社徹底比較してきたが、MTGは世界中で人気であり、カードの買取も盛んであろうと情報を収集してみたが限られたカードのみの取引が多いという印象が強い。そのためカードの買取よりもメルカリなど個人売買のほうが効率は良いかもしれない。

しかし、メルカリはあくまでもフリマであり、MTG専門ではない。MTGのカードの売買をおこなうなら、情報も一緒に入手できるサービスが便利だろう。そこで紹介したいのがmagiだ。

トレカ専門アプリmagiとは

一緒にMTGを楽しめる友人がリアルにいない人にとって、MTGの情報を入手しようと思ったら専門サイトや掲示板、SNSなどを利用すればよいが、カードの売買となるとまた別である。実店舗でトレカ専門店はあるものの、アプリでトレカを専門とした売買ができるアプリはなかった。

2019年4月、magiはトレカ市場とトレカユーザーの架け橋としての存在となるかの如く、トレカ専門アプリとして登場した。トレカの取引のみに特化したアプリでユーザー同士がオンラインで取引できるC2C取引ができるアプリである。

magiの安心安全の取引の仕組みとサポート

トレードの際の支払いはクレジットカードやコンビニ払いなどを選ぶことができる。購入代金は直接出品者ではなく、1度magiに預けられる。購入した商品を確認後、出品者に評価をして初めて支払いが完了するため、トラブルになることが少ない。

MTG以外に扱っているトレカ

MTG以外にも遊戯王、デュエルモンスターズ、バトルスピリッツ、白猫プロジェクト、ポケモンなど日本において人気のTCGタイトルのほとんどが取り扱われている。気軽にトレカを売買できるアプリとして、「magi（マギ）」の注目度は非常に高い。

magiのお得なポイントサービス

magiにはポイントサービスがある。トレカの購入や売却でも取引額の1％が付与され、ポイントでmagi内での買い物ができる。余ったカードを売って、ポイントを貯め、そのポイントで持っていないカードを購入できるのだ。カード以外にもスリーブやプレイマットなども取引できる。

まとめ

今回のコラムでは、MTGラヴニカのギルドの買取価格を10社比較してみた。ラブニカのギルドは買取価格が0円台のものも多く、せっかく買取に出したいと思っても0円ではがっかりしてしまうだろう。

そんな時、役立つのがmagiだ。ユーザー同士がオンラインでやり取りできるトレカ専門アプリなので0円で売却ということはない。

MTGの買取をおこなっているカード専門店での買取をする前に、それぞれのサイトをチェックし、自分が売りに出したいカードの価格を予想してからmagiに出品するのもよい利用方法だろう。

上手な売却の方法を選び、十分な検討をおこなってから満足のいく価格でラヴニカのギルドの買取を目指してほしい。