MTGはTCGの草分け的な存在であり、世界的に人気のあるカードゲームだ。リリースされた基本セットや拡張セットは多く、積極的にトレードや売買がおこなわれている。
灯争大戦もそういった拡張セットの1つである。もし使わない灯争大戦のカードを所持しているのなら、買取専門業者に査定を依頼するとよいだろう。というのは、灯争大戦のカードは高値で売れる可能性があるからだ。では、実際の買取価格はどうなっているのであろうか。
引用:magi
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灯争大戦とは
灯争大戦(War of the Spark/WAR)とは、2019年5月3日にリリースされたMTGの拡張セットである。拡張セットとしては、ラヴニカの献身(Ravnica Allegiance/RNA)の次にリリースされたものだ。
ラヴニカ三部作の最後のセットで、テーマはプレインズウォーカーの戦争である。テーマの通り、プレインズウォーカーに関するカードがとても多い。新しいメカニズムとしては動員が採用されている。また、増殖が再録されているが、ルールが変更されているので注意が必要だ。
灯争大戦の日本語版
コレクターアイテムとして見た場合、灯争大戦にはとても大きな特徴がある。それは、日本語版だけの特別ヴァージョンが存在するという点だ。日本語版のブースターパックには、日本人イラストレーターによる描き下ろしのオリジナルカードが封入されている。
描かれているのはプレインズウォーカーで、排出率は50%だ。プレインズウォーカーのカードはブースターパックに最低1枚は入っているが、その半分が描き下ろしだということになる。
プレインズウォーカーには神話レアだけではなく、アンコモンやレアのカードも存在する。また、レアリティに関係なく全ての描き下ろしカードにFoil(箔押し)カードがあり、とても人気が高い。特に神話レアの日本オリジナルFoilカードの価格は高騰していて、買取価格が100,000円以上にもなるカードもある。
灯争大戦のデッキを強くするためには
MTGで勝つためには、強いデッキを構築する必要がある。強いカードは貴重だが、それだけでは強いデッキにはならないため強いカードを生かせるような、戦略的なデッキを構築するのが大事だ。そのためには、不足しているカードを入手しなければならない。カードの入手方法には、次のようなやり方がある。
- ・ブースターパックを購入する
- ・プレイヤー同士でトレードする
- ・TCGショップでカードを購入する
ブースターパックを購入する
MTGのカードを増やす基本的な方法は、ブースターパックを購入するというものだ。中身は選べないので運任せになるが、神話レアカードなどの強いカードを引くこともある。
必要なカードを1度に複数枚手に入れられるかもしれないという点が、ブースターパックの魅力だ。とはいえ、欲しいカードが全然出ないこともある。ブースターパックの購入にはお金がかかるので、買い過ぎないようにするのが賢明だ。
プレイヤー同士でトレードする
お互いに必要なカードをトレードするということは、TCGの醍醐味の1つだ。不必要なカードと必要なカードを交換できるので、コストの面でも役に立つ方法である。ただし、カードに対する知識が不足していると、損なトレードになることもある。自分のカードと相手のカードについてよく吟味し、納得のいくトレードをおこなうよう心がけよう。
TCGショップでカードを購入する
TCGショップでは、ブースターパックだけではなく単品のカードも販売していることがある。欲しいカードがはっきりとしているのなら、そういった単品カードを購入するとよいだろう。確実に手に入れられるし、無駄なお金をかけることもない。
TCGショップで欲しいカードが売ってない場合は、ネットオークションやフリマサイトで探すという方法もある。運が良ければ、相場よりも安く手に入れられることもあるからだ。
TCGショップ5社の買取価格
カードを購入する資金のために、余っているカードを買取って貰うのはとても賢明なことだ。灯争大戦のデッキをブラッシュアップするためにも、TCGショップや買取専門業者を積極的に活用するのは大事なことである。そこでここでは、TCGショップ5社による灯争大戦カードの買取金額を紹介するので、売却先を選ぶ際の参考にするとよいだろう。
Nageya
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
Nageyaは、MTG専門のカードショップだ。通販とともに、宅配買取もおこなっている。HP上で買取梱包キットを申し込み、売りたいカードを封入して返送するだけで完了する。
ただし、MTGのカードなら何でも買取るわけではない。HPにある、買取リストに記載されているカードだけなのである。自分のカードが買取リストに入っているか、確認してから買取を依頼しよう。
Nageyaでの具体的な灯争大戦の買取価格だが、一番査定額の高いのが戦慄衆の将軍、リリアナ日本オリジナル版で、価格は3,500円だ。次に高いのは時を解す者、テフェリーで、通常版と日本オリジナル版の両方が1,400円となっている。また、大いなる創造者、カーン日本オリジナル版の買取価格は1,000円だ。Foilカードに関しては、問い合わせる必要がある。
晴れる屋
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
晴れる屋は、全国的に実店舗を展開しているMTG専門ショップだ。特に晴れる屋トーナメントセンターは国内最大規模を誇っており、総席数は310席でさまざまな大会を毎日開催している。買取は各店舗のカウンターでおこなっているので、自宅に近い店を利用するとよいだろう。カード以外でも、MTGに関するものなら何でも買取をしてくれる。
晴れる屋では戦慄衆の将軍、リリアナの日本オリジナル版を、2,500円で買取している。時を解す者、テフェリーの日本語版の買取価格は、通常版と日本オリジナル版の両方とも1,200円だ。大いなる創造者、カーンの日本オリジナル版の買取価格は800円である。晴れる屋では灯争大戦のFoilカードも積極的に買取をおこなっていて、戦慄衆の将軍、リリアナの日本オリジナル版Foilカードの買取価格は60,000円だ。
bigweb
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
bigwebはMTG専門のオンラインストアで、実店舗のBIGMAGICではMTG以外のTCGも取り扱っている。MTGの大会を開催していることもあるので、参加してみるのもよいだろう。bigwebでは郵送買取をおこなっていて、一括買取とWEB買取の2つの買取方法がある。まとめて売りたい場合は、一括買取が簡単で便利だ。
Bigwebでは灯争大戦の戦慄衆の将軍、リリアナ日本オリジナル版を、3,500円で買取っている。時を解す者、テフェリー日本オリジナル版は1,400円だ。また、大いなる創造者、カーン日本オリジナル版の買取価格は800円である。
Foilカードも買取っており、戦慄衆の将軍、リリアナ日本オリジナル版のFoilカードの買取価格は100,000円と高い。時を解す者、テフェリー日本オリジナル版Foilカードの買取価格は6,500円だ。
ENNDAL GAMES
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
ENNDAL GAMESはTCG専門店で、実店舗は東京の調布市小島町にある。取り扱っている主なTCGは、WIXOSSや遊戯王、ポケモンカードやMTGである。
特にMTGの買取に力を入れており、希少なカードとして知られているBlack Lotusの買取価格は6,400,000円だ。買取には個別買取と一括買取の2つがある。Foilカードのような貴重なカードは、個別買取を利用するとよいだろう。
ENNDAL GAMESの灯争大戦カードの買取価格だが、戦慄衆の将軍、リリアナ日本オリジナル版は4,000円だ。時を解す者、テフェリー日本オリジナル版の買取価格は1,400円で、大いなる創造者、カーン日本オリジナル版は1,000円である。灯争大戦のFoilカードも買取っており、戦慄衆の将軍、リリアナ日本オリジナル版Foilカードの買取価格は80,000円となっている。
駿河屋
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
駿河屋は、さまざまなカテゴリーのホビー商品を扱っている総合的なホビーショップだ。TCG以外のゲームやフィギュア、おもちゃや同人ソフトなども買取っているので、MTGのカードとともにまとめて売るとよいだろう。買取方法にはあんしん買取とかんたん買取の2つがあり、買取価格を前もって確認したい場合にはあんしん買取が便利だ。
駿河屋では灯争大戦の戦慄衆の将軍、リリアナ日本オリジナル版を、3,700円で買取っている。時を解す者、テフェリー日本オリジナル版は1,200円だ。また、大いなる創造者、カーン日本オリジナル版の買取価格は800円となっている。Foilカードの買取価格は、戦慄衆の将軍、リリアナ日本オリジナル版が128,000円と特に高い。
少しでも高く売るためには
灯争大戦のカードはグラフィックのきれいなカードが多いこともあり、買取専門業者も積極的に買取をおこなっている。特に日本オリジナル版やFoilカードなら、買取価格も高くなる可能性が生じる。とはいえ、どんなカードでも高値で売れるわけではないので注意が必要だ。灯争大戦のカードを少しでも高く売るためには、次のような点に気をつけるとよいだろう。
保存状態に注意する
MTGのカードは紙でできているので、汚れや湿気に弱い。また、扱いが悪ければ破損することもあるだろう。MTGのカードを対戦で使用する場合、キズのあるカードはマークドとして規約違反になる可能性が高い。
また、コレクターアイテムとして見た場合も、汚れたカードは価値が半減するものである。スリーブやデッキケースにきちんと保管し、きれいな状態で査定に出すようにしよう。
売る相手を選ぶ
MTGの買取を依頼するなら、MTGに強い専門業者を選ぶのが鉄則だ。MTGは新しい拡張セットがどんどん発売されるTCGなので、MTGに関する知識が少ないと適正価格での買取は難しくなる。買取専門業者のHPなどを確認し、まめに買取価格の更新をおこなっている業者を選ぶようにしよう。
また、複数の買取業者をチェックし、買取価格を比較することも大事だ。効率的にデッキを構築するためにも、少しでも高く手持ちのカードを売るのが賢明だからである。
まとめて売る
買取専門業者の中には、MTG以外のTCGや他のカテゴリーのホビーグッズも買取っているところがある。MTGカードの他にも不要なものがあるのなら、まとめて査定に出すとよいだろう。
買取金額が増える可能性が高いし、増えた分を新しいカードの購入資金として使うことができる。宅配買取なら店頭まで出向かなくてもよいので簡単だ。買取専門業者のHPをよく確認し、売れるものがあったらまとめて売ろう。
フリマサイトも活用しよう
MTGの灯争大戦カードを買取っている専門業者は多いが、買取価格に納得がいかないこともあるだろう。そういった場合には、ネットオークションやフリマサイトがおすすめとなる。
特にmagiは、TCG専門のフリマサイトとして注目を集めている。売りたい価格を自分で設定できるのがメリットの1つだ。MTGのカードの出品が多く、検索も容易なため買う場合もとても役に立つので、強いデッキの構築のために上手に活用するとよいだろう。
まとめ
MTGの拡張セットの中でも、灯争大戦は人気の高いセットである。特に日本オリジナル版Foilカードの評価は高く、買取価格も高騰している。
MTGでデッキに1度に入れられるカードは4枚までと決まっているので、余ったカードは売りに出すとよいだろう。その場合、少しでも高く売れるよう努めるのはとても大切だ。売る相手をしっかりと選んで売却し、売ったお金を有効に使うようにしよう。