東京秋葉原を中心に日本全国(四国を除く)に店舗を展開するパソコンやスマホなどの買取・中古販売店「じゃんぱら」。その目立つ看板とロゴ、デスクトップから手足が生えた(よく見るとかわいい)マスコットキャラクターに、見覚えのある人も少なくないのではないだろうか。
じゃんぱらを運営するのは「株式会社サードウェーブエクスチェンジ」で中古業界でも注目の会社だ。じゃんぱらでは今、中古スマホを豊富に取り扱っており、店頭のショーケースには新旧のスマホが数多く並んでいる。
ショーケースの前には人が絶えず、その人気っぷりをうかがわせる。電気屋が林立する秋葉原で、堂々と幅を利かせるじゃんぱら。コストパフォーマンスや各種サービスの充実度から、じゃんぱらは中古スマホを購入する主な選択肢となっている。
中古スマホの購入を考えている人なら、ぜひ一度じゃんぱらをチェックしてみてはいかがだろうか。ただし、中古スマホを買うにあたっては、いろいろと注意しなければならないことがあるので、気を付けよう。
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中古スマホを購入するときは赤ロムに注意
新品のスマホとは異なり、中古のスマホを購入する際には、いくつか気を付けることがある。その筆頭ともいえるのが「赤ロム」だろう。
赤ロムとは、キャリアからネットワーク利用制限をかけられた端末のことだ。
ここでのネットワークとは、電話番号での通話や3G/4G(今後は5Gも)通信を行うときのネットワークを指し、要するにネットワーク利用制限がかかってしまうと、電話もできない、ネット通信もできない(ただし、赤ロムでも一般的にWi-Fiは利用可能)、なんとも役立たずの端末になってしまうのだ。
この制限は、盗難されたり、不正に入手されたりした端末に対して、キャリアが不正に使用されないようにロックするためのものだ。
しかし、この制限が、場合によっては、中古スマホを脅かすことになる。その主な原因は、中古スマホの元の持ち主が、分割払いを支払い終えずに放棄してしまった場合だ。
例えば、残債のある中古スマホを購入しても、その残債は、元の持ち主が弁済しなければならない。元の持ち主も、おそらくスマホを売却する際に、残債を全て弁済することを誓約しているはずだ。
しかし、元の持ち主がその誓約を破って、残債を弁済できなかった、あるいは過度に返済を滞らせた場合、その売られた中古スマホにネットワーク利用制限がかけられてしまうのだ。たとえ、すでに新しい持ち主の手に渡っていても、だ。
このように、中古スマホでは、はじめはネットワークの利用に問題がなくても、あとから制限がかけられてしまう、つまり途中で赤ロムになってしまうケースがあるので、注意が必要なのだ。
ネットワーク利用制限の詳細を確認する
購入したはいいが、途中で急に赤ロムになったら、たまったものではない。そんな赤ロム化のリスクをおさえるためにも、中古スマホの購入時には、1.ネットワーク利用制限の状態、2.赤ロム保証の内容、についてそれぞれ確認するのが大切だ。
1.ネットワーク利用制限の状態を確認する
中古スマホを購入するとき、必ずといっていいほど、商品の詳細な情報が記載されている。その中で、まず確認すべきは「ネットワーク利用制限の状態」だ。
たいていは、〇(ネットワーク利用制限なし、確認済み)、△(現時点ではネットワーク利用制限はないが、そのおそれはある)、×(ネットワーク利用制限あり、赤ロム)といった具合で表示されている。
今日、ほとんどの中古店では赤ロムを取り扱っていないので、まずは〇なのか△なのか、確認しよう。〇であれば、基本的に赤ロム化することはなく、△であれば赤ロム化に気を付ける必要がある、すなわち赤ロム保証をしっかり確認した方が良い、ということだ。
「じゃんぱら」でも、同様に中古スマホのネットワーク利用制限の状態は、〇と△で分かれている。
2.赤ロム保証について確認する
ネットワーク利用制限が△(残債などが残っているため、赤ロム化する可能性がある)の中古スマホを購入するのなら、必ず不幸にも赤ロムになってしまったときの保証、いわゆる「赤ロム保証」についてしっかりと確認するようにしよう。
赤ロム保証は、業者によって、保証方法や保証期間が異なることがある。では、「じゃんぱら」ではどうだろうか。そこは、さすがに中古スマホの販売に定評があるだけあって、赤ロム化に対しては「永久保証」を採っている。
そのため、購入からどれだけ時間が経っていても対応してくれて、赤ロムになったスマホは同機種または同等品と交換してくれる。もし、交換できるような端末がない場合には、返金扱いとなる。
赤ロム保証は、業者によっては〇年と有限設定するところがあるが、新品端末の48回分割払いなども当たり前となりつつある今日、じゃんぱらのような永久保証を採っているところだと、心強いだろう。
それでも赤ロムはなるべく避けたいワケ
「じゃんぱら」で中古スマホを購入すれば、たとえネットワーク利用制限の状態が△であっても、赤ロムに対して永久保証してくれるので安心だ。しかし、それでも、できれば赤ロムは避けて通りたいものだ。
なぜなら、赤ロム化はある日突然やってくるからだ。仕事中に赤ロムになってしまうかもしれないし、遠方にいるときになってしまうかもしれない。忙しい人であれば、交換または返金しに行くのにも、時間がかかってしまうかもしれない。
もちろん、赤ロムになってしまえば、その間、Wi-Fi下を除き「音信不通」になってしまうので、会社・家族・友人・知人からは「消息が途絶えたけど、何かあったか?」と心配されてしまうかもしれない。
そのため、確実な方法としては、やはりネットワーク利用制限の状態が〇の端末を購入するのがベストとなる。
赤ロム以外の保証についてもチェックしよう
中古スマホは、その状態や挙動に関して、新品ほど完全ではないのは間違いない。そのため、このあたりについても、購入したら必ず真っ先に確認するようにしよう。
もとから、ボタンが効かない、画面が映らない、タッチパネルが反応しないなどの症状があれば、たいていは初期不良として扱ってくれるだろう(もちろん、落としてしまった、濡らしてしまったなど、自らの過失による不良は、通常は保証対象にならない)。
「じゃんぱら」では、中古スマホであっても、初期不良保証を行っている。その保証期間は商品によって異なるが、対象となった場合には、同品または同等品との交換となり、交換できるようなものがなければ返金の対応となる。
なお、この際、店頭購入の場合は領収書が、ネット購入の場合は納品書が保証書となるので、必ず保管するようにしよう。じゃんぱらでの初期不良対応時の主な流れは、次の通りだ。
- 1.じゃんぱらに連絡する
- 2.領収書と商品(同梱の付属品を含む全て)を持って、店頭に行く。または、納品書と商品を指定業者を使って着払いで送る。
- 3.じゃんぱらで一時預かり(場合によっては、最長1週間)
- 4.交換または返品、あるいは保証適用外のためそのまま返却。
気を付けるべきは、場合によっては即日の対応が難しく、最長1週間待つ必要があることと、その期間中、代替機があるわけではないことだろう。このご時世、1週間スマホがないというのは、耐えられない人もいるかもしれない。
そのため、ここでも、やはり保証があるといっても、初期不良が発生しないに越したことはないので、購入時に確認できることは徹底的に確認しておくのが無難と言える。
また、当然ながら、初期不良(と思われる不具合)を見つけたら、なるべく早く連絡するようにしよう。
保証期間内に連絡するのは当然として、手元に置いておく時間が長くなればなるほど、自らの過失と見なされる要素が生まれてしまうためだ(本当に初期不良であったのに、いたずらに手元に置いておいて、落としてしまったり、水没させてしまったりしたら、それらが症状の原因と見なされても否定のしようがない)。
じゃんぱらの「保証期間延長サービス」
「じゃんぱら」では、じゃんぱら会員に登録することで、いろいろなサービスを受けることができる。中でも、中古パソコンや中古スマホに適用される「保証期間延長サービス」の恩恵は小さくないだろう。
「保証期間延長サービス」が適用された場合、保証期間が3カ月に延長され、中古ではなかなかない長期保証となる。詳細については、その時その時、店舗で要問い合わせとなるので、実際に購入を考えているスマホが対象になるかどうか、購入時に尋ねてみると良いだろう。
まとめ
中古スマホの購入にあたっては、赤ロムをはじめとして、気を付けるべきところが多い。そのため、赤ロムや初期不良について、どの程度保証してくれるのかが、中古スマホを購入する店を選ぶときの、大切な基準となる。
「じゃんぱら」では、赤ロムの永久保証をはじめとして、初期不良保証、そして会員になることで適用される(かもしれない)保証期間延長サービスがあり、総合的にみて保証は充実していると言えるだろう。
このあたり、さすが電化製品の戦場である秋葉原で多くの城(店舗)を構える名将なだけある。秋葉原に行くことがあるのなら、ぜひじゃんぱらの店舗に足を踏み入れてみてほしいと思う。
今日、中古スマホを取り扱う店は非常に多い。店舗はもちろん、ネットからも購入することができるので、消費者としては迷ってしまうことも多いだろう。
そんな時、往々にして端末の値段に目が行きがちだが、中古には中古なりの買い方というのもあるので、保証内容についても、ぜひ目を通してほしいと思う。じっくり考えたら、保証が充実している店こそ、コストパフォーマンスが高いと気が付くのではないだろうか。
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