スマホを使って1日数時間ゲームをしていたり、Youtubeなどの動画サイトの視聴が多い人には、通信料無制限・データ容量無制限といったプランを設ける格安SIM(MVNO)の利用がおすすめだ。
最初からこうしたプランに入っておけば、「いつ速度制限がかかるのだろう?」といった不安も少なくなる。
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無制限プランなのに制限かかかることもある
しかしこうしたプランを設ける会社の中には、詳細の中で「短期間の中で大量容量の消費をした時には、制限をかけることがあります」といった注意事項を言及しているところもある。
また格安SIMの比較サイトでは、「2〜3日で300MB以上」とか「1日あたり300MB以上」などの条件で一時的な制限をかける会社も多い実態があると書かれているため、通信料無制限のMVNOを選ぶ際には慎重に詳細を確認すべきだと言えるだろう。
今回は、比較ランキングなどで上位に入っているほとんど通信料無制限とも言えるプランを設けるおすすめ格安SIMを6つご紹介していきたい。
U-mobile
https://umobile.jp/多くのサイトで紹介されるU-mobileでは、「LTE使い放題プラン」と「U-mobile PREMIUM」の2プランで通信料無制限サービスを提供している。
LTE使い放題プランとは?
U-mobileの「LTE使い放題」は、データ通信のみのユーザー向けの商品だ。このプランに入ると、1ヵ月2,980円でドコモ系のLTEインターネット回線を使い放題にすることができる。
この会社のサイトでは「どれだけ使っても月額は同じ」と書かれているようだが、U-mobile側で定める基準値以上の使用を行った場合は、通信速度が一気に下がる制限がかかるため、注意が必要だ。
U-mobile PREMIUMとは?
これに対して「U-mobile PREMIUM」は、MVNO業界でも高い注目を集めるIIJの通信技術を使ったプレミアムなプランだ。通話プラスが用意されているこちらのプランを選択すれば、MNPによりキャリア会社の携帯電話番号を引き継ぐことができる。
また速度についてもLTE使い放題プランより遥かに高い速度が出ると言われているため、ストレスのないスムーズなネット接続を希望する皆さんには、U-mobile PREMIUMがおすすめとなるだろう。
U-mobileはどんな条件で速度制限をかけるの?
U-mobile側では、使いすぎによる速度制限に関する記載をしていない。しかしMVNO比較サイトの情報を総合すると、「3日で1〜2GBほどの通信で200kbps以下の低速に制限される」と捉えた方が良さそうだ。
U-NEXTでは全国82,000箇所以上の無料Wi-Fiスポットを提供しているため、出張先や旅行先でインターネット接続する際には、こうした場所も上手に活用して速度制限のかからない心掛けを忘れないようにして欲しい。
DTI SIM
http://dream.jp/mb/sim/DTI SIMでは、動画サイトYouTubeとTwitterユーザー向けの少し特殊な無制限プランを用意している。
DTI見放題SIMとは?
今話題のDTI見放題SIMは、TwitterとYouTubeに接続した分を基本データ使用量にカウントしないかなり変わったプランだ。この契約をすれば、スマートフォンでどんなに長くYouTubeを視聴し続けても、通信制限によって「大好きなTwitterやYouTubeが見れない・使えない!」といったことが起こらないと言われている。
また他のアプリで基本データ容量を使い切った場合においてもTwitterとYouTubeに限っては影響がないため、この2つを中心にネットライフを楽しむユーザーにとってはかなり嬉しいプランと捉えて良いだろう。
DTI見放題SIMの注意点
DTI見放題SIMのページには、基本データ容量から除外できるデータ通信と、できないデータ通信についてかなり細かく書かれている。例えば、Twitter・YouTubeともに外部サイトにリンクする場合の通信については、見放題に含まれない。
また多くのユーザーがチャットやLINE感覚で使用するTwitterのダイレクトメッセージに関しても通知に伴う通信はカウント対象となるため、注意が必要だ。
「ネット使い放題」のプランもある
TwitterとYouTube以外にも無制限でインターネットを楽しみたい人には、リーズナブルな価格で利用できる「ネットつかい放題」のプランもおすすめだ。
低料金で知られるDTI SIMでは、データプランを2,200円、データSMSプランを2,350円、音声プランを2,900円で提供している。
音声付きのプランで3,000円をきる会社は非常に珍しい傾向があるため、「速度よりも料金!」と考える皆さんにはDTI SIMの無制限プランがおすすめとなるだろう。
DTI SIMでも速度制限がかかる場合はある
DTI SIMのホームページでは、「通信の制御について」というタイトルで、通信制限とも思われる記載が書かれている。その詳細を見てみると、「一度に大量データを送受する通信が一定期間継続された時、通信量や通信速度を制限させていただくことがある」と書かれている。
また大半のプランは連続する3日間において既定値を超えた時に通信制御の対象となるため、注意をして欲しい。
b-mobile
http://www.bmobile.ne.jp/日本通信が提供するb-mobileでも、高速通信をほとんど無制限で使えるプランを用意している。
b-mobile SIM高速定額プランの内容とは
b-mobileでは、高速定額SIMのプランを4つ用意している。
その中でほとんど無制限で利用できるのは、「b-mobile SIM高速定額 音声付」と「b-mobile SIM高速定額」の2種類だ。データ通信基本料1,980円のみで契約した場合は、音声通話が付いてこない。ここに月額基本料800円をプラスすると、速度制限なし・使い放題になるシステムだ。
b-mobile 3日間の使いすぎても低速規制にならない格安SIM!?
実際にb-mobileの格安SIMを使って速度制限の検証をしたユーザーのブログを見てみると、「常識の範囲内であれば規制にかかることはない」とか「一定期間における通信量による規制はかかっていない」といった結果が出ている。
しかしこのユーザーの検証では1日20GB前後のデータ使用量となるため、これ以上のネット通信を行った場合は低速規制が掛かる可能性もあると捉えて欲しい。
ぷららモバイル
https://www.plala.or.jp/lte/プロバイダとしても人気の高いぷららでも、docomo回線を使った定額無制限プランを用意している。
ぷららモバイルLTE 定額無制限プランとは?
ぷららが用意する無制限プランは、月額2,980円(税込)でネットが使い放題という内容だ。このプランはデータ専用となるため、他社と比べても料金的な相場とほとんど変わらないと捉えて良いだろう。
これに対してMNPも可能な音声通話付きのプランについては、月額3,460円の料金設定となっている。ぷららのサイトには通信量の制限なし、通信速度は上下最大3Mbpsと書かれている。
ぷららの無制限プランには3日間(72時間)あたりの速度制限がない
このSIMカードに関するサイトをいくつか調べてみると、定額無制限プランには1日〜3日あたりのデータ通信量にもとづく通信制限はないようだ。
しかし二段階定額や定額ライトといったプランの場合は、1日100MB〜110MBほどの使用で200kbpsまで速度が下がってしまうとされている。
最適プランの診断ができる
ぷららモバイルのサイトには、簡単にプラン診断ができるツールが用意されている。ステップ2のところで動画配信や音楽配信、Wi-Fi利用、デザリングといった項目にチェックを入れると、自分に適したデータ容量のプランが提案される仕組みだ。
ぷららではチャットからオペレーターに質問できるシステムも用意しているため、プラン診断の結果を見て問い合わせをしてみても良いだろう。
nuro mobile
http://mobile.nuro.jp/シンプルなモバイルサービスを提供するnuro mobileでは、少し変わった無制限プランを用意している。
nuro mobileの時間プランとは?
nuro mobileの無制限プランは「毎日5時間まで」であれば高速データ通信を使い放題できる内容だ。例えば、普段は電話と低速通信で十分のLINEしか使わない大学生が、休日の5時間で高速データ通信を使って動画を見ても、その5時間分は無制限の対象となる仕組みだ。
こうした形でデータ容量ではなく時間数で上限が決められているこのプランは、契約内容の理解不足により通信速度制限などがかかりにくいシステムと言えるだろう。
時間プランなら3日間速度制限は起こらない
高速データ通信できる1日あたりの時間を購入する仕組みとなるこのプランは、無制限プランの盲点とも言える3日間の使いすぎによる速度制限は起こらないと言われている。
しかし一定時間内のデータ通信が一定量を超過した場合は、自動で高速通信がオンになってしまう機能があるため、動画視聴→LINE→再び動画視聴→・・・といった形で短時間にさまざまな作業を行う人は、意外と多くの高速データ通信をしている可能性があると捉えるようにして欲しい。
@モバイルくん
https://www.mobile-kun.jp/@モバイルくんは、1,000円以下のデータ専用SIMプランを設ける大変選択肢の豊富なMVNO会社だ。
3G回線使い放題プラン
@モバイルくんの使い放題プランは、3G回線専用という少し変わった内容だ。auでも全回線4Gに移行済みとなっている今の時代に、3G回線のこのプランを選択すると速度やエリアといった部分でユーザーにストレスがかかる可能性もある。
また自分の希望するページやアプリがスムーズに開けないとなれば、それだけ多くの時間がネット通信に必要となってしまうと考えた方が良さそうだ。
クレジットカードがなくても格安SIMの契約ができる
しかし今現在の主流とは言えない3G回線を使った@モバイルくんには、他社と比べてさまざまなサービスが充実している特徴がある。
例えば、支払い方法についてはクレジットカードがなくても口座振替を選択可能となっている。
またキャリア会社なら必ずといっていいほど存在する最低利用期間などの縛りもないため、@モバイルくんは数ある格安SIMの中でも柔軟性の高いサービスを提供する会社と位置づけて良いだろう。
簡単1分料金シミュレーション
たくさん用意されたプランの中から自分に合ったものを選べない方はぜひ、@モバイルくんのサイト内にある「料金シミュレーション」を使ってみよう。
メールやLINE通話、ゲーム、動画視聴などの時間をこのツール内で答えていけば、豊富なラインナップから自分のライフスタイルに適したプランを選択できる。また場合によっては、厳密なデータ使用時間の確認をすることで「使い放題プランや無制限プランが必要ない!」といった嬉しい結論に至る可能性もあるだろう。
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