イチローズモルトというウイスキーをご存じだろうか?知る人ぞ知る、日本のウイスキーの中でもトップクラスの人気を誇るブランドだ。イチローズモルトは埼玉県秩父市の小さな蒸留所で作られる。しかし、今や国内だけにとどまらず、国外からもファンが訪れるという。
今回はそのイチローズモルト羽生22年について解説しよう。イチローズモルトは販売する前から予約が殺到し、予約分だけで売り切れてしまうこともある。その中でもイチローズモルト羽生22年は特別な存在だ。イチローズモルトの羽生22年の歴史や特徴、買取相場、さらに高価買取のコツもご紹介していく。
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イチローズモルト羽生22年とは?
イチローズモルトは株式会社ベンチャーウイスキーという企業が作っているウイスキーブランドのことだ。株式会社ベンチャーウイスキーは2004年にできたまだ新しい企業である。しかし、あっという間に国内でトップレベルのウイスキーブランドを確立してしまった。
2017年3月にイギリスで行われた「ワールド・ウイスキー・アワード」通称WWAで、世界一に選ばれたのだ。そして2018年のWWAでも世界最高賞を受賞するという快挙を達成している。そんなイチローズモルトだが、イチローズモルト羽生22年にはどのような歴史があるのだろうか?
イチローズモルト羽生22年は2014年に発売されたウイスキーだ。1991年に蒸留され、2014年にボトリングされたもので、高島屋のみ150本限定で販売されたとても希少なものになっている。ただでさえ、イチローズモルトは希少価値が高いが、イチローズモルト羽生22年はネット上にもあまり情報がでてこないいわば幻のウイスキーだ。
イチローズモルト羽生22年の種類
実はイチローズモルト羽生22年には確認できるもので2種類が存在する。先ほど紹介した高島屋限定で販売されたものがまず1つ目。もう一つは2013年に北海道限定で販売されたものだ。どちらも非常にレアなウイスキーのため、それぞれ解説していこう。
高島屋限定
先ほども紹介したように2014年に高島屋限定で150本しか販売されなかったイチローズモルト羽生22年だ。アルコール度数は57.1%、容量は700mlとなっている。このウイスキーは名前にもあるように羽生蒸留所で作られたものだ。
羽生蒸留所は2000年を最後に閉鎖されてしまい、今では手に入れることは難しいものとなっている。羽生蒸留所で熟成されている樽をイチローズモルトの販売元である株式会社ベンチャーウイスキーが引き継いだ。イチローズモルト羽生22年には今ではもう新しく製造されることのない、貴重なウイスキーが詰まっているのだ。
味はキャラメルを連想させるような甘みがあり、その中に渋みとスパイシー感が融合している。葉巻との相性も良く、ウイスキー愛好家だけでなく葉巻好きの方にもおすすめできる。
北海道限定 蝦夷琥珀 肥土伊知郎氏直筆サイン入り
こちらは北海道で行われたイベントで販売されたもの。イベント会場でしか販売されておらず、しかも69本限定のため、高島屋限定のイチローズモルト羽生22年よりもさらに希少なウイスキーだ。
アルコール度数は54.5%、容量は700mlとなっている。1990年に蒸留され、ボトリングされたのは2012年となっている。名前にもついている「蝦夷」とは北海道を意味する言葉である。また、肥土伊知郎氏のサインも入っているが、この方はイチローズモルトの生みの親、つまり株式会社ベンチャーウイスキーの社長である。
味は残念ながらあまりにも希少すぎて味を表現することはできない。ウイスキー愛好家にとって一度は味わってみたいことは間違いない。
イチローズモルト羽生22年はどんな人に人気なの?
イチローズモルト羽生22年はブランドの中でもレア度が高いウイスキーだ。そのため、マニアにとって喉から手が出るほど欲しいだろう。特にイチローズモルト羽生22年蝦夷琥珀に関しては世界に69本しか存在しないため、手に入れることは非常に困難だ。
イチローズモルトが人気の理由はそのこだわり抜いた質の高い品質にある。味・香り・舌触りすべてにおいて一級品のため、世界中からファンが殺到するのだ。イチローズモルト羽生22年はウイスキー好きにはもちろん、イチローズモルトを集めているマニアからの人気も非常に高い。
イチローズモルト羽生22年を所有し、売却を検討しているのなら価格によってすぐに買い手が見つかるは間違いない。イチローズモルト羽生22年を買い取ってくれる業者は多くあるので、一度複数の業者に査定を出してみても良いだろう。
イチローズモルト羽生22年の買取相場
イチローズモルト羽生22年はイチローズモルトの中でも高額で取引されるウイスキーの1つだ。ここではその買取相場を解説していこう。
高島屋限定商品の買取相場
高島屋限定イチローズモルト羽生22年の買取に関する情報は非常に少なく、買取相場を正確に判断するのは難しい。ヤフーオークションでは250000円で落札されたこともある。(2019.3.8現在)
しかし、買取を希望する業者は多くあるため、一度複数の業者に査定を出すことをおすすめする。複数の買取業者に査定を出すことにより納得した価格で取引することができる
北海道限定 蝦夷琥珀 肥土伊知郎氏直筆サイン入り商品の買取相場
イチローズモルト羽生22年蝦夷琥珀も非常に高い値段で取引されている。買取相場は数十万~百何十万となっている。先ほど紹介した高島屋限定イチローズモルト羽生22年よりも高価買取は間違いなく、このウイスキーが欲しい方は多い。
このようなレアなウイスキーは買取価格の変動が大きい為、同じく複数の買取業者に査定を出してみよう。
イチローズモルト羽生22年の高価買取のコツ
イチローズモルト羽生22年は基本的にどのタイミングで買取を希望しても高額での取引が期待できる。しかし、少しでも高価買取をしたい場合はいくつかのコツがある。そのポイントを押さえることにより、もっと納得した価格で買い取りを行うことができるだろう。商品状態が綺麗なうちに早めに査定を依頼する
どちらのイチローズモルト羽生22年も限定品のため古くなっても価格が変動する可能性は低い。しかし、例えば箱が紛失してしまった、大きな傷がついてしまったなどで査定額が変わってしまうこともある。そのため買取を検討している場合は早めに査定に出すことで、マイナス要素がなくなり高価買取が行える。
箱などの付属品も大切にしておこう
ウイスキー自体に価値があるため、ボトルだけでも一定水準の買取ができる。しかし、付属品が全て揃っている状態ならなおさら良い。特にイチローズモルトを集めているマニアにとっては箱がある状態だと喜ばれる。箱などの付属品があるだけで高価買取ができるので是非保管しておきたい。
複数の業者に査定を依頼する
業者によって買取価格は大きく変動する。そのため1つの買取業者に任せるのは非常に危険だ。イチローズモルト羽生22年のように希少価値の高い商品ならなおさら複数の買取業者に査定を依頼することをおすすめする。限定品のため買取相場は業者によって異なる。
ヤフーオークションなどの個人と個人で取引をする媒体を使うのも可能だが、まずは一度査定をだしてみよう。その方が納得した価格で買取ができる可能性が高くなる。
査定前に商品を掃除にしておく
査定前にしっかりと商品の掃除をしよう。また、業者に査定を出す際に写真を撮影することもある。その際には商品が綺麗に写るように注意が必要だ。商品の綺麗さ、状態の良さは査定額に直接関係があるため、入念に掃除をしておくことをおすすめする。
写真撮影の際の注意点だが、写真を加工することはおすすめ出来ない。あくまでも写真が汚くならないように背景や明かりを気にする程度に留めよう。信頼関係が崩れてしまうと買取が困難になるケースもあるので注意したい。
まとめ
イチローズモルトは世界中にファンがいる日本でもトップクラスのウイスキーブランドだ。その中でもイチローズモルト羽生22年はレア度が高く、高価買取が期待できる。限定品のためマニアにはたまらない商品だ。
自宅のどこかにイチローズモルト羽生22年が眠っているのなら、早めに査定を出してみてはどうだろうか。より欲しいと思っている方に所有してもらいのも良いだろう。その際には複数の業者に査定を出すことを忘れずに、買取を検討してみよう。