エアコンは、近年目覚ましい発展を遂げている。冷え症や熱がり屋というように人ごとに適温を見抜くエアコンまで誕生している。また新商品のエアコンは、省エネなどにも対応しているため、古いエアコンを使っているよりも電気代を安く済ませることも可能になっている。そのため、新しいエアコンに買い換えようとしている人もいるのではないだろうか。
さらに、急にエアコンが壊れてしまった人もいるのではないだろうか。天気や気温もめまぐるしく変わるため、その変動によってエアコンが壊れてしまうときもある。
エアコンが壊れたり、買い替えようとしたときには、今使っているエアコンは処分しなければならない。しかし、なかなかエアコンを処分する機会がないので、どのように処分すればいいのか分からない人もいるのではないだろうか?
そこで今回は、エアコンの処分方法を紹介していく。さらに、買い取ってもらってお金に代えつつ処分する方法も紹介していくので、参考にしてもらいたい。
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エアコンを処分するときは家電リサイクル法を知っておかなければならない
大きなものを処分する際は、法律や自治体で処分方法が決められている場合もある。エアコンも法律で処分方法が定められており、この法律を把握しておかないと、罪を犯してしまう危険性があるので、しっかり確認してもらいたい。
では、法律ではエアコンの処分方法はどのように定められているのだろうか。エアコンの処分方法は、“家電リサイクル法”で定められている。
この家電リサイクル法は、エアコン、テレビ、冷蔵庫、冷凍庫、洗濯機、衣類乾燥機などの処分方法が記載されており、主にリサイクルやゴミを減らす目的のために作られた。資源を大切にするための法律になっている。
エアコンは粗大ごみとして捨てられないので注意
エアコンなどの大きなものを処分しようとする時は、どのような方法をまず思い浮かべるだろうか?多くの人は、“粗大ごみ”として出すことを考えるのではないだろうか。しかし、先に紹介した家電リサイクル法では、粗大ごみとして出すことを禁じている。粗大ごみに出してしまうと、資源を捨てることになるからだ。リサイクルをするためにも粗大ごみとして廃棄する方法は適さないので、禁止されたのだ。
家電リサイクル法というものを知らないと、粗大ごみとして出してしまうかもしれない。このような過ちを起こさないためにも、適正な処分方法をしっかり確認しておいてもらいたい。
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エアコンを処分するための方法とは?
では、どのような処分方法が家電リサイクル法では推奨しているのだろうか?いくつか方法があるので、自分にあった方法を選んで処分してもらいたい。
買い替える時は購入店が引き取ってくれる
エアコンを新商品のものに買い替えるために、古いエアコンを処分したい場合は、新しいエアコンを購入する家電量販店などで引き取ってもらうことができる。これは家電リサイクル法で定められているので、家電量販店などは引き取らなければならないのだ。
しかし、無料で引き取ってくれるわけではない点には注意してもらいたい。基本的に運搬料+リサイクル料金がかかってくる。そのため、約10,000円かかると想定しておくといいだろう。また、この費用に+取り外し料金が追加される場合もあるので、併せて確認しておかなければならない。さらにこの費用は、お店ごとに異なるので利用する前に確認しておくと安心だろう。
処分だけする場合は購入したお店に引き取ってもらう
買い替えではなく、処分のみ行いたい場合も、購入した家電量販店などが引き取ってくれる。こちらも上記同様に収集の義務が課せられているためである。
費用は、運搬料+リサイクル料+取り外し料がかかる。
購入場所が遠かったり忘れてしまった際は自治体に相談
エアコンを購入したお店は覚えているものの、引っ越しをしてもう行けない場合や、エアコンを譲ってもらったりしてどこで買ったのか知らない場合は、自治体に相談する方法をオススメする。
購入した店でないとエアコンは引き取ってもらえないので、その時は、自治体に相談することで、処分方法を教えてもらうことができる。自治体の処分では、主に指定された場所にエアコンを持って行けば処分してもらえるところが多い。その際は、郵便局などでリサイクル料金を払って、“リサイクル券”を購入しておかなければならない。
この方法では、自分で持って行くので運搬料はかからないため、リサイクル料金のみで処分が可能になる。運び出さなければならないので、少し手間はかかるが費用は抑えられる。
無料で処分する方法もないわけではない
エアコンを処分するには、どうしても費用がかかってくる。その費用を少しでも抑えたいのであれば、上記で紹介した方法以外で処分しなければならない。では、どのような処分方法があるのだろうか?
友人に譲る
まずは一番手っ取り早くて、費用が掛からない方法は、友人や知人に譲る方法だ。この処分方法であれば、リサイクル料金はかからない。しかし、取り外しなどは素人で行うのは非常に難しい点がある。インターネットで検索すると取り外し方が書かれているので、一度みてもらいたい。その方法を見てできそうであれば譲るのもありだろう。
捨てるのではなく買い取ってもらう方法で処分することもできる
エアコンを処分しようと思うと、どうしても捨てることだけしか方法がないと考えてしまいがちだが、その他にも方法がある。たとえば、買い取ってもらう方法だ。不要なものがもしかしたら、高額で買買い取ってもらえるかもしれない。一度ダメもとでもいいので、査定に出してみることをオススメする。
アシスト
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
買い取りを専門に行っているアシストでは、エアコンの買い取りも行っている。この業者の特徴は、買い取り対象のエアコンであれば、取り外し費用が無料なところだ。買取方法も店頭、出張、宅配とバリエーションがちゃんと揃っている。
買い取り実績も載せているので、どれくらいで買い取りしてもらえるかも判断しやすいだろう。
家電買取エイブイ
こちらは家電の買い取り専門店になっている。出張、宅配、持ち込みなどの買い取り、さらには法人買取も行っている。出張費用、取り外し工事の費用などは無料になっている点が嬉しいところだろう。
エアコンの能力や年代ごとに大まかな買い取り価格も公表しているので、参考に見てみるといだろう。
エアコンの買い取りを行っている業者は、上記で紹介したところ以外にもあるので、探してみてもらいたい。
いらなくなったエアコンを少しでも高額買取につなげるコツ
エアコンの買い取りをしてもらうことが可能であることが分かると、少しでも高く買い取ってもらいたいのが人の性。高く買い取ってもらいたいのであれば、そのコツをしっかり把握しておかなければならない。下記では高く売るコツを3つ紹介する。
掃除をしてきれいにしておく必要がある
高く買い取ってもらうためには、綺麗にしておく必要がある。もちろん見た目がきれいなのも重要だが、エアコンの場合は内部の清掃も重要になってくる。どうしてもエアコンは、使えば使うほど汚れてくる。なかなか内部までは普段掃除をしないことが多いはずなので、中は非常に汚れている可能性が高い。
中古品としてエアコンを販売する際は、綺麗に掃除してから販売されるが、事前に綺麗なものは、少し高値で買い取ってくれる傾向にある。そのため、外装も磨きつつ、内部も綺麗にしておくことをオススメする。
付属品を全部そろえておく
エアコンは、付属品が多い。取り扱い説明書や保証書、リモコンなどが付属品に該当する。こうしたものがすべてそろっていると、非常に高値で買い取ってくれることが多い。中古品を買う人間からしたら、取扱説明書はできるだけあった方が嬉しいもの。付属品がついているかいないかでも、売れ行きが変わってくるため、買取価格にも変動が出るのだ。少しでも高値で売りたいのであれば、付属品は必ず揃えておこう。
製造から年月が浅いほど高値が付きやすい
エアコンは、毎年新しい機種が発売されている。そのため、処分するならできるだけ製造からあまり時間を置かないで処分した方がいい。エアコンの場合、製造から5年以内のものがいいといわれている。
製造から5年以上経ってしまっていると、買い取りさえ行ってくれるか難しい面もあるのだ。しかし、業者によっては買い取ってくれる場合もあるので、まずは査定に出してみることをオススメする。
オークションという選択肢も検討してみよう
業者に査定に出したもののあまり期待した金額に届かなかった場合などは、オークションに出品する方法もある。オークションは初めての人でも出品が可能なので、少しでも高値で買い取ってもらいたい人にはおすすめだ。
しかし、なかなか買い手が見つからないケースもある。そうなってくると、どうしても処分する時間がかかる。早く処分しなければならない人には、不向きな方法といえよう。
まとめ
エアコンは、家電リサイクル法により処分方法が定められている。意外にそういったことを知らない人も多いが、処分方法を間違えてしまうといつの間には法を犯しているかもしれない。そのため、まずは家電リサイクル法を把握したうえで、処分に移ってもらいたい。エアコンは処分するだけでも費用がかかってしまうので、費用を抑えたいなら友人に譲ったり、オークションに出したり、買い取ってもらう方法がおすすめだ。
まだ新しいエアコンであれば、高額買取も期待できるので一度査定に出してもらいたい。様々な処分方法があるが、どの方法が一番いいのかしっかり考えた上で、処分しよう。