ネットオークションにアクセスすれば、数え切れないほどのエレキギターが出品され、中には、驚くほどの落札価格が表示される商品も少なくない。自然と期待感が高まるも、ネットを通じた個人売買のトラブル事例思えば、やはり信頼できる業者に高額査定してもらい、現金決済して欲しいと考えて当然だ。
ここで鍵となるのが、売却先の見極めである。街中やネット上では、数多くの「何でも買います」「高額査定」などの謳い文句が目に飛び込んでくるが、実際に商品の査定を依頼するとなれば、より慎重な姿勢で臨むべきなのだ。
だからこそ踏まえておくべき基礎知識や注意点などを、早い段階で正しく踏まえておくことをおすすめしたい。
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買取依頼先の選択に際して
手持ちのエレキギターの現金化に際しては、持ち込み先の候補にあげられる、複数の店舗が思い浮かぶことだろう。この段階で大切なのが、有力候補先を見過ごさぬこと、そして売却予定の商品と持ち込み先店舗とのマッチングである。
まずは候補先となる店舗のピックアップから
例えば、当時の購入先の楽器店を始め、全国各地にはエレキギター買取告知を配信する、数多くのギターショップが点在している。近くに該当する店舗が見当たらなくとも、宅配便を活用した査定依頼も可能な店が大半で、利用者は来店不要で買取を依頼できるメリットも魅力だ。
また、「何でも買います」の謳い文句を掲げる、大小さまざまなリサイクルショップも見過ごせず、エレキギター売り場の一角を有する店舗も少なくない。
あるいは質屋の販売部門が大型店舗化した総合セカンドハンズショップにも、楽器売場を常設する店舗がみられ、楽器店と遜色ない品揃えを誇っている。中古商品が主力である以上、商品確保のための買取を強化していると考えられ、これらの店舗も見過ごせない。
見過せない売却したい商品と候補先とのマッチング
候補先となる店舗がリストアップできたなら、次は絞り込み作業となるが、ここで注意すべき点が、査定を依頼する際に要する、労力と費用だ。
売却予定のエレキギターの当時の購入価格にもよるが、いわゆる初心者向けの廉価商品の場合、最終的な手取り価格の上限も、比較的容易に想像がつく。遠方の候補先店舗まで持ち込む際の交通費、あるいは送料負担が大きくなると、最終的に実際に手元に残る現金が、ほんの僅かとなってしまい兼ねない。
一方、当時の購入価格が数十万単位もしくはそれ以上で、マニアックな市場でプレミア価格での売買が確かめられる場合も、別の視点からの要注意点が見過せない。
こうしたエレキギターの場合、査定よりもむしろ鑑定の色合いが強い検品作業が求められ、担当者の知識と経験が問われて当然だ。店舗側が宣伝する魅力的な金額例だけでなく、営業年数や取扱実績、エンドユーザーの評価など、より幅広い情報を収集の上、さまざまな視点からの検討が不可欠である。
とりわけ高額な年代物のエレキギターの場合、分解してパーツの一つ一つのチェックなどが、買取査定に際して避けられない作業となる場合がある。大切な私物を委ねる以上、主力取扱商品をこうしたハイクラスなエレキギターに特化した、信頼に値する専門店の選択が絶対条件だ。
所有者と店側双方がその価値に気づかぬまま、単なる古びた中古品として、残念な買取価格提示に合意してしまえば、それこそ取り返しがつかない。結果思い違いであったとしても、そのような風格や外観が感じられるエレキギターであれば、近年製の中古品とは違う可能性を想定するのが賢明だ。
近年製の商品をより高く売るテクニック
購入からそれほど時間が経過していないエレキギターの場合、いくつかのより高額査定につながるポイントが見過せない。自身が中古品を買う立場であると仮定して検証すると、以下に紹介する各々の理由が理解できるはずだ。
また、最終候補先となる店の絞り込みに際しても、各店舗のホームページ以外にも、第三者目線の正しい情報を、鵜呑みにせぬ程度に参考にすべきである。
対象品を持ち込むあるいは送付時のポイント
査定に出す際に自己判断だけで除外してしまわず、手元に残してある、保証書を始めとする、購入時の付属品を全て添えて査定に出すことが重要だ。糸巻きの部分にぶら下げられていた、メーカー名や品名が印字された、小さな札一つの有無も、査定額に影響するのが、エレキギターの買取査定だ。
新品未使用により近い、美品であるほど高額査定が期待されるが、素人判断で誤った磨き上げなどに及んではならない。塗料にミスマッチな汚れ落とし剤を用いると、塗装に深刻なダメージを与えてしまう、繊細な一面が見過せないのが、エレキギターという製品なのだ。
また、生地の荒い布で表面に細かいひっかき傷を与えてしまう、勤続パーツ部分の光沢を劣化させてしまうのも、誤った処置が原因であるケースが少なくない。購入時に楽器店から付属でもらった、あるいは別途購入した専用のクロスで、慎重に手垢などを落としておくなど、度が過ぎぬ清掃作業にとどめ、余計なことはしないのが賢明だ。
初めての梱包送付に際しては、査定依頼先の店舗のホームページの注意事項を確認し、破損事故のリスクを最大限回避せねばならない。疑問点があれば送付先のスタッフに、電話やメールで確かめる姿勢が、店側への好印象につながり、査定額にわずかでもプラスに作用する可能性もゼロとは言えない。
エレキギターを取り扱う店のスタッフは、誰もがギター好きである深層心理を理解の上、同じ価値観を持つ者同士としての意思疎通を図るのも、高く売る心理的テクニックなのだ。
候補先店舗の絞り込みに際しての要着目点
各店舗がホームページを配信する目的は、当然新規客獲得である以上、そこに自店のデメリットの記載は見あたらない。そこで参照をおすすめしたいのが、口コミなどのエンドユーザー目線で語られる評価に他ならない。宣伝上の謳い文句と実際の査定額の違い、接客態度や持ち込んだエレキギターの取扱い方など、いずれも大切な私物を委ねる上で、事前に知っておきたいポイントだ。
ただし、極めて匿名性が高い、こうしたネット上の情報は、その信憑性に疑問が囁かれるのも事実であり、鵜呑みにせず冷静に参照する姿勢が重要だ。自身の行動範囲内の実店舗に持ち込むのであれば、事前に訪れて店内の雰囲気やスタッフの働く様子をチェックするなど、ひと手間かける準備は無駄にはならない。
また、遠方への送付の場合も、メールだけでなく、電話での事前の会話を通じ、対応の質と相性の良し悪しを、事前に確かめることをおすすめしたい。
高額稀少機種を確実に現金化する上での注意点
有名ギタリストの愛器として周知される人気機種など、当時の定価がほとんど参考にならない、独自のプレミア価格で中古品が取引されるのも、エレキギター市場の大きな特徴だ。こうした突発的なプレミアの発生は、非常に推察が難しく、それは舶来品や高額商品だけに限定されないことも、これまでの歴史が証明している。
例えば、国産黎明期の楽器としては完成度が高いとは言えない当時のB級品が、マニアが争奪戦を繰り広げる対象となったケースも数知れない。売り手と買取業者の双方が、こうした付加価値を見落としてしまう状況を回避する上でも、該当する可能性のある商品の現金化に際しては、最大限慎重な姿勢が不可欠なのだ。
候補先店舗の絞り込みに際しての要着目点
まずは、候補にあげた店舗の主力商品の傾向などをチェックから、自身が売却したいエレキギターが、その店にとって「欲しい機種」である確率を推察すべきである。
A店で即金買取提示価格が100,000円に対し、軒を連ねる隣のB店では200,000円という状況が茶飯事なのが、こうしたヴィンテージ・エレキギター市場なのだ。こうした見極めには、一定の経験値と関連知識が求められるが、関連情報を収集から確認する作業を重ねるうち、自然と身についてくるので、地道な実践をおすすめしたい。
まとめサイトや個人売買市場の動向も
今日のインターネット上には、複数の全国各地の楽器店情報の窓口となる、いわゆる「まとめサイト」的な配信を、無料閲覧できる環境が整っている。独自の検索機能を活用することで、自身が現金化したい機種の市場販売相庭のチェックが可能なので、これらを活用から現状を把握しておきたいところだ。
こうしたサイトを一定期間継続して閲覧すれば、その時点における売れ筋の人気商品が漠然とわかるようになり、自身のエレキギターの「売り時」の見極めにも有効だ。特に、急いで現金化する必要に迫られていない場合など、売り急がない「待ちの姿勢」もまた、買取査定アップにつながるのが、中古エレキギター市場の特徴の一つなのだ。
反対にホームぺージ上で「この機種限定で急募」といった表記が配信され、売りたいエレキギターがそれらに該当すると思われれば、善は急げの初動が重要だ。通常の買取相場を大きく上回る、概算買取査定額が具体的に明示されている場合、まずは直接連絡を取ることで、チャンスを逃がさないスピードが求められる場面なのだ。
まずは、自身の交渉権をキープした上で、十分な意思疎通を通じ、トラブルのリスクを回避しながら折衝することで、満足できる高額買取が実現できればベストである。
また、ネットオークションの定期的なチェックも、ぜひおすすめしたい作業の一つだ。業者が一般人になりすまして、自店の長期不良在庫を出品しているケースもあり、それらが落札に至らぬ場合、市場における不人気機種であると推察できるためだ。
例えば、自身が売りたい機種が、オークションに多数出品され、落札に至る確率が低い場合、その機種は「現在は売り時ではない」と判断するのが賢明だ。反対に購入希望者が殺到している、グングン落札価格が上がり続け、その動向に信憑性が感じられるのであれば、その機種は「今が売り時」と判断できるのだ。
エレキギターが流通する市場もまた、実店舗の店頭からネット市場へと移行を見せ始めて久しく、関連情報もそちら主体で飛び交っているのが現状だ。だからこそエンドユーザーの反応など、楽器店のホームページ上では確認できない、市場全体の動向を推察する上で、オークションサイトの視点を変えた閲覧もまた、大いに有意義な作業なのだ。
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大阪市北区に店舗を構えるimplant4(インプラント4)は、音響機材・楽器などの買取・販売をおこなっている買取業者だ。宅配買取・店頭買取に対応しているが、買い取ってほしい楽器が多く配送が難しい場合などは出張してくれる。また、大きな楽器で梱包材が自分で用意できない場合なども相談にのってくれる臨機応変な対応が可能だ。
配送料や振り込み手数料など査定にかかる料金は無料で対応している。買取価格上限表がHP上に掲載されているので、査定を受けるまえに1度目を通しておくと大体の買取価格の予想ができるだろう。価格表に記載されていない楽器も買取対象で、店舗に問い合わせると教えてくれる。状況に応じて相談にのってもらえるので、買取が初めてという方も安心して取引ができるだろう。