オブジェの買取相場・骨董価値・高額査定情報

立体的な造形物や作品となるオブジェは、美術品、骨董品、実用的といった多彩な価値により幅広いショップで高価買取されている。また、2016年に瀬戸内国際芸術祭が開催されるなど、アートイベントを通して「自宅にお洒落なオブジェを置きたい！」と考える来場者も増えているため、自宅に眠っていたアート作品や置物に意外な価値が生まれやすい時代であると考えて良いだろう。

今回は、オブジェ市場で高価買取実績の多いブランドや作家名などを確認しながら、皆さんと一緒に査定情報を整理していきたい。

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オブジェの種類と買取実績、買取相場

オブジェの買取実績を調べてみると、非常に多彩なアイテム、ブランド、作家の製品があることに気付かされる。当ページではその中でも、高額査定実績が豊富なアイテムを紹介していこう。

バカラ

結婚式の引き出物などの贈答品や記念品として選ばれることの多いバカラは、買取店や古美術品買取店で高く売れるクリスタルガラスブランドだ。クリスマスのインテリアにおすすめのツリーオブジェは、8,000円～10,000円前後で買い取られている。これに対して人気キャラクタードラえもんのオブジェについては、可愛らしさと希少性が相まって、25,000円～30,000円もの高額査定がつくようだ。

ルイ・ヴィトン

若者にも人気のルイ・ヴィトンでも、オブジェに分類される製品をたくさん作っている。ページボーイをモチーフとした可愛らしいドーム型オブジェには、15,000円もの高値が付いたこともある。また海外旅行などにも持っていける巨大なトランクについては、自宅のリビングに飾れるオブジェ的な価値により数十万円もの高額査定がつくケースも珍しくないようだ。

草間彌生

瀬戸内国際芸術祭にも出展している現代アート作家の草間彌生が作ったオブジェや絵画は、そのほとんどに数十万円～数百万円の価値がつく。彼女を象徴するデザインとも言えるかぼちゃのオブジェには、黄、オレンジ、紫、黒、赤の5色セットで1,000,000円～1,500,000円以上の高額査定が期待できる。そんな草間彌生は2016年10月に文化勲章も受賞しているため、彼女の作品を手放す予定があるなら、話題性の高いうちに行動を起こすべきと言えるだろう。

リサ・ラーソン

スウェーデンを代表する陶磁器オブジェは、ナチュラル系を好む女性の間で大変人気が高い傾向がある。とても可愛らしい動物のオブジェには、親子のライオンに6,000円、中型のネコに2,000円の査定がついたこともあるようだ。陶磁器オブジェは大変デリケートなものとなるため、宅配買取を利用する際には丁寧に梱包をするようにして欲しい。

一刀彫作品

日本の伝統工芸・一刀彫の作品も、場合によってはオブジェとして買い取られることもある。明治時代を代表する彫刻家・森川杜園の一刀彫作品には、2,000,000円を超える鑑定額がつくことも珍しくない。また山形県米沢市に伝わる笹野一刀彫についても、骨董品店や古美術品店で歓迎されるケースが多いようだ。

ゴジラ

映画「シン・ゴジラ」の上映で人気が高まるゴジラの人形やフィギュアも、オブジェのカテゴリで売買される傾向がある。こういった人形オブジェの売却は、映画キャラクターや昭和時代の玩具買取を得意とする専門店の利用が望ましい。30cmを超える巨大なゴジラのオブジェの中には、人気アーティスト酒井ゆうじ氏の造形により19,000円もの高額査定がついたものも存在する。

オブジェはどこで売れるのか

では、オブジェはどういった店舗で買い取ってもらえるのだろうか。ここでは、売却先について、触れておきたい。

リサイクルショップや買取専門店

オブジェはリサイクルショップや買取専門店で、主に買い取ってもらえると言えるだろう。ただ、オブジェの買取実績があるかどうかは事前に調べておく必要があるだろう。事前にネット検索しておいたり、電話で問い合わせておいたほうが良い。買取実績がない場合は、適正価格で買い取ってもらえない可能性が高いので要注意だ。

ネットオークションやフリマアプリ

リサイクルショップや買取店だけではなく、ネットオークションやフリマアプリでも売ることは可能だ。個人間のやり取りかつ入札形式であるので自分の納得のいく価格で買い取ってもらえる可能性は高い。ただし、自分自身で売りたい商品の価値に気付かない場合は損をしてしまうこともあるため、まずは買取相場を把握しておいたほうが良いだろう。買取店やリサイクルショップに持ち込むのと比べると手間もかかるため、その点も認識しておいたほうが良いだろう。

オブジェを高く売るためのコツ

ここまで、オブジェの種類と買取実績、買取相場について紹介してきた。ここからは、オブジェをより高く売るためのコツについて紹介していくので、ぜひ参考にして欲しい。

出張買取を上手く活用しよう

オブジェの買取には、出張買取が最もおすすめであると言える。オブジェは、店頭に持ち込んだり配送したりすると、割れてしまったりするリスクを持っている。もし割れてしまった場合、元々あった価値はゼロになってしまうのだ。出張買取であれば、自宅で待っているだけで良いため、ベストな状態で査定に臨むことができるのだ。

綺麗な状態で査定に出す

中古市場では、基本的に綺麗なもののほうが高く売れる傾向がある。倉庫などで保管していた場合、ホコリがついている場合があるので事前に取り除いておくことがおすすめだ。汚れや欠け、割れがある場合はマイナス査定になるケースが多い。

付属品はすべて一緒に査定に持ちこむようにしよう

購入時の付属品である箱や説明書などは、査定の際に一緒に持ち込んだほうが高価買取に繋がりやすい。付属品があるかないかでは、数万円もの差が出ることもあるのだ。

査定は複数の買取店に依頼する

もし高価買取を狙いたいのであれば、1社だけではなく複数の買取店に査定を依頼することがおすすめだ。買取店によって、今買い取りたい商品も異なる上に、鑑定士の知識量や経験も異なってくるため、査定額に大きな差が生じやすいからである。買取強化キャンペーンを実施している場合は、大幅に査定額が高くなる可能性もある。まとめて複数社に査定を依頼できるサービスもあるので、上手く活用すると良いだろう。

信頼のできる買取店を選ぶようにしよう

オブジェの買取は、オブジェの買取に注力している専門店に依頼したほうが高価買取に繋がりやすいと言えるだろう。オブジェに関する知識が少なく、経験の浅い鑑定士が鑑定した場合、適正価格が提示されない可能性もある。オブジェの鑑定に精通している鑑定士が在籍している買取店を探し、査定を依頼すると良いだろう。

オブジェ買取に積極的な専門店 まとめ

非常に幅広いジャンルに及ぶオブジェは、自分の所有物に合う専門店を選ぶ作業が必要不可欠となる。またより良い売却先がなかなか見つからない場合は、当サイト・ヒカカク！などの便利なWEBサービスを使いながら複数社に問合せをして、相見積もりや比較検討をすることも必要だと言えるだろう。今回は、幅広いカテゴリの買取実績で定評のあるオブジェ専門店を5つ紹介していく。

宮筥

工芸品買取を得意とする宮筥では、陶芸、ガラス、ブロンズ、木彫りといった幅広いオブジェを歓迎している。このショップでオンライン査定を使うと、オブジェの写真を6枚まで送信できる。また宮筥では、作家名、作品名、来歴、サイズといった査定基準となる情報についても案内しているため、初めてオブジェ売却にトライする人でもスムーズに取引ができそうだ。出張買取、宅配買取、店頭買取の3つの買取方法を採用している。

いわの美術

骨董品と古美術品買取をメインとするいわの美術では、岡本太郎のオブジェを大歓迎している。現代アートが人気の近頃では、岡本太郎作品への注目度も高まっている。また、いわの美術では、岡本太郎の記念メダルや絵画作品も積極的に買い取ってくれるため、複数売りによるプラス査定も得やすい買取店と言えそうだ。買取実績も10万件以上と、実績のある買取店の1つである。出張買取と宅配買取を採用している。

イエローパンダ

贈答品や食器などの買取が得意なイエローパンダでは、人気アーティスト・リサラーソンのオブジェの専用ページを用意している。高価買取には購入から2年以内という条件があるため、売り時を逃さないように早めに行動する心構えも必要だと言えるだろう。そんなイエローパンダの宅配買取は、送料・査定料無料となっている。

美乃里商店

美乃里商店では、ブロンズ像や彫刻といった芸術性の高いオブジェの買取を積極的に行っている。このショップの買取実績の中には、佐藤忠良や松久宗林、山畑阿利一といった人気作家の名前が多く見受けられる。またもちろん無名作家でも査定をしてくれるため、オブジェの情報がわからなくても相談をする価値のある業者と捉えて良いだろう。関東はもちろん、全国どこでも出張買取に来てくれるのも嬉しい。

おたからや

買取品目の幅広さで知られるおたからやは、初めてオブジェ売却をする皆さんに大変おすすめの専門店だ。おたからやには、昭和の時代に愛されたブリキ玩具などのカテゴリもあるため、自宅に眠るアイテムに対して「オブジェか？玩具か？人形か？」と悩んだ時にはまずはこのショップに相談をしてみると良いだろう。また、その場で現金支払いしてくれるスピーディーさと、査定料や出張料、宅配料がすべて無料な点も嬉しい。店頭買取、出張買取、宅配買取に対応している。

まとめ

大変幅広いカテゴリに存在するオブジェは、ユーザー自身がショップのサイトなどを見ながら「この品物はどこに売るのが理想となるのか？」を考えることも高価買取に欠かせないアイテムだと言えるだろう。また、業者比較には買取相場も大事な基準となるため、オブジェの写真を送れるオンライン査定などを上手く活用しながら、自分の愛用品に関心を示してくれるショップを探してみて欲しい。最近では、オンライン査定だけではなく、より気軽に査定を依頼できるLINE査定を実施している買取店も多くなってきている。売却先に悩んだら、商品名を入力するだけで業者探しのできる当サイト・ヒカカク！の利用もおすすめだ。