もし、売りたいと思った不要品があったとき、売れるかどうかがわからないような不要品というのもあるだろう。そんな不要品の多くは、そのまま押入れや物置部屋などの奥で眠っているケースも多いのではないだろうか。
そこで本コラムでは、そんな売れるかどうかわからない、カバー、背表紙、本体が破れている古本の買取に関して取り上げる。ここで取り上げるカバー、背表紙、本体が破れている本は売ることができるのだろうか。
買取市場では、売りたいモノの市場価値や買取情報などをリサーチしておくことが大事である。ここで紹介する基本情報をしっかりと押さえておこう。
CONTENTS
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カバー、背表紙、本体が破れている本の買取の実情
まず最初に、カバー、背表紙、本体が破れている本の買取の実情を述べていきたい。はたして、このような本は買取市場で買い取られているモノなのだろうか。
基本的に買い取っている業者は少ない
ここで取り上げている、カバー、背表紙、本体が破れている本だが、買取市場では正直、買取を行っている業者はほとんどないのが実情だ。
本の販売を考えたとき、カバー、背表紙、本体が破れている本というのはやはり売れにくく、販売価格も上げにくいのである。そのため、そのような本を快く買い取ってる業者があまりないのは当然だと言える。
とくに大手買取業者やチェーン店を展開しているような買取業者では、カバー、背表紙、本体が破れている本の買取を不可にしている。
大手業者ではない古本專門の買取業者では売れることも
上記で説明したように、カバー、背表紙、本体が破れている本の買取を行っている業者は非常に少ないのが現状だ。ただし、絶対にこのような本が売れないというわけでもないのである。
状態の悪い本を買い取っている業者の特徴
非常に数は少ないが、カバー、背表紙、本体が破れている本を買い取っている業者はあるようだ。
そのような買取業者の特徴だが、大手業者のように大規模な展開をしておらず、古本を専門で買い取っており、店舗数も少ない業者では買取を行っている場合が多い。
販売ルートを確保している業者であれば買い取ってくれる
このような業者では丁寧に査定をし、またマニアやコレクターが顧客にいることも多く、価値のある内容の本であれば売れるため、カバー、背表紙、本体が破れていても買い取るのである。
つまり、販売ルートをしっかりと確保できている業者では、カバー、背表紙、本体が破れている場合でも、売れるのである。
カバー、背表紙、本体が破れている本の査定ポイント
上記ではカバー、背表紙、本体が破れている本の買取実情を述べてきたが、あくまでそのような状態の本は売れない業者が圧倒的に多いということを念頭においておこう。そのなかでも少数にはなるが、カバー、背表紙、本体が破れている本の買取を行っている業者はある。
そのような買取業者でのカバー、背表紙、本体が破れている本の査定ポイントをここで紹介しておこう
医学書、参考書などの専門書は売れやすい
カバー、背表紙、本体が破れている本の買取では、本の種類によって買取不可になるか、買取がそのままされるかが変わるようだ。全般的に文学作品や雑誌などでは買取不可が多いようだ。
内容によって買取可能かが決まる
では、どのようなカバー、背表紙、本体が破れている本が買取されているのかというと、哲学書、参考書、歴史本などの本は、表紙やカバーに問題があっても売れやすい傾向にある。
つまり、内容によって、買取できるかどうかの査定がされるということだ。
販売価格が高いため、利益を出せる
また、そのような理由以外に業者側の理由もある。
先述した哲学書、参考書、歴史本などの本は通常の本に比べて高く、販売価格も低すぎないため、カバー、背表紙、本体が破れている本であっても利益を出すことができるのである。そのような理由も考えられるだろう。
状態は厳しく見られる
カバー、背表紙、本体が破れている本の査定では、その他の部分も非常に厳しく査定されるので注意しておこう。
どうしても、カバー、背表紙、本体が破れている本は、本の中まで厳しく査定されるので、本を買取依頼へ出す前に掃除をしておいたほうがいいだろう。
カバー、背表紙、本体が破れている本の買取相場
ここまで、カバー、背表紙、本体が破れている本の買取の実情や買取査定ポイントなどを紹介してきた。これらは基本的なポイントであり、間違いなく押さえておきたいポイントだ。
最後に、カバー、背表紙、本体が破れている本の買取相場の紹介をしておこう。買取相場をある程度知っておくことで、買取サービスも有利に進めていくことができるので参考にしておくといいだろう。
通常買取の半額減額での査定が基本
カバー、背表紙、本体が破れている本の買取相場になるが、このような本がマイナス評価になることは当然である。
どれくらいの減額になるかだが、基本的に通常の買取金額に比べて、半額の買取金額になるのが基本のようだ。そこからさらに状態の善し悪しなども査定されるため、相当額の減額がされる。
カバー、背表紙、本体が破れている本を売る場合には、あまり期待しないほうがいいだろう。
0円買取も十分にある
このカバー、背表紙、本体が破れている本は、通常の買取金額よりも半額の値が買取相場だと紹介したが、状態によっては、0円での買取も十分にあるので、ある程度の覚悟は必要だろう。
もともとカバー、背表紙、本体が破れている本を持ち込んだ時点で買取は半額になっているため、そこから状態などの査定となると、トータルで0円買取は十分に可能性としてはあるので、念頭においておくべきだ。
まとめ
本コラムでは、カバー、背表紙、本体が破れている古本買取の実情や査定情報、そして気になる買取金額相場などを紹介してきた。予備校のテキスト、赤本、資格本など、内容が読みたくなるような本であり、もともとの定価が高い本であれば、売れないと思っているものでもいざ利用してみると、意外と売れることが多くある。
自分の判断で捨ててしまうのはもったいないので、まずは買取業者に相談してみると良いだろう。なお、以下のコラムでは宅配買取でおすすめの業者を紹介しているので、合わせて確認してみてほしい。
