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カルティエの資産価値はどのくらい?ブランドの中で何番目なのか

読了目安:8分
更新日:2022/08/25
公開日:2018/12/13
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ジュエリーアクセサリーといえば資産家の代名詞ともいえるアイテムであるが、なかでもハイブランドと呼ばれる高級ジュエリーブランドのものともなるとその価値は格別に高いものとなる。

とはいえ、高級ブランドは世界中に数多く存在しており、それらのうちどれがより高く評価されるかは定かではない。そこで、以下では代表的なジュエリーブランドであるカルティエについて、その歴史をたどったうえで、どれほどの資産価値があるかを考えてみることとしよう。

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カルティエとは

カルティエは、世界的に有名な高級ジュエリーであり、その取り扱う商品にはリングやネックレスといったジュエリーアクセサリーに加えて、時計などもラインアップされている。このカルティエについてより深く理解するために、ここでは最初にその歴史を概観することにする。

カルティエの誕生

カルティエが誕生したのは、1847年のことである。創業者は宝石細工師であったルイ=フランソワ・カルティエといい、その師匠であるアドルフ・ピカールからパリにあったジュエリー工房を譲り受けたことがその端緒である。

ルイ=フランソワは、ビジネスの才覚に優れていたようで、1853年に新たにリテールの顧客をターゲットにした店舗を開設すると、たちまち話題を集めることとなる。その名はやがて王族や貴族にも知られることとなり、皇帝ナポレオン3世の妻であったウジェニー皇后などもカルティエの商品の愛用者であった。

その後、同社はルイ=フランソワから息子のアルフレッドに引き継がれ、さらにその息子であるルイが3代目を継承する。それに伴い、会社の名前も「アルフレッド・カルティエ&フィス」に改められ、1898年には高級ジュエリーブランドが集うヴァンドーム広場の北側にオフィスを移転させている。

海外展開

カルティエは、20世紀になると積極的に海外展開を図るようになる。その第一歩としてロンドン支店が開設されたのが1902年のことで、この支店はルイの弟であるピエールが経営を担うこととなった。

この頃にはカルティエの名称は諸国の王族の間でも広まっており、実際にイギリス国王であったエドワード7世やスペイン国王であったアルフォンソ13世、ポルトガル国王であったカルロス1世などは同社の商品を好んで買い集めたといわれている。

1906年には、ロンドンの経営をジャック・カルティエに引継ぎ、ルイとピエールというカルティエ兄弟によって会社の経営が行われることとなる。このときに、社名は「カルティエ・フレール」と改められている。

さらに、1909年にカルティエはアメリカへの進出を果たすこととなる。出店したのは現在では世界有数のブランド街として知られているニューヨークの五番街であった。

このようにして世界各国への進出を果たしたカルティエであるが、日本に初めて店舗を構えたのは1979年のことで、その場所は東京の原宿であった。同年には、事業を再編しており、パリ・ロンドン・ニューヨークに各子会社を設立し、それらをカルティエ・モンドが親会社として束ねる体制を構築した。

親会社の社長にはジョゼフ・カヌイが就任することとなり、同社は創業者による同族経営から抜け出し世界企業への第一歩を踏み出すこととなった。

その後、1993年には、世界有数の企業グループであるリシュモンの傘下に入ることとなったが、同グループに所属するヴァンクリーフ&アーペルなどのハイブランドとの相乗効果によってカルティエのビジネスも更なる飛躍を遂げることとなったのである。

カルティエの主力商品

カルティエの主力商品とその資産価値について紹介しよう。

カルティエの主力商品

カルティエはもともとはジュエリーブランドとして創業したが、1904年に創業者であるルイが、「飛行機の父」という愛称で知られるブラジル人発明家のアルベルト・サントス・デュモンの依頼を受けてレザーストラップの腕時計を設計したことがきっかけとなって早い時期から時計の取り扱いを開始している。

それ以来、同社の主力商品はジュエリーアクセサリーと腕時計の2つとなっているが、何といってもカルティエを代表する一品となっているのがピンクゴールド、ホワイトゴールド、イエローゴールドの3色からなる三連リングが特徴的なトリニティ・リングである。

それらの色は、順に愛情、友情、そして忠誠を表すものとされており、特にエンゲージリングマリッジリングとしても大きな需要がある商品である。

トリニティ・リングの資産価値

貴金属で作られたリングの資産価値を評価する指標は複数存在する。まず一つ目の要素としては、何といっても用いられている素材が価値のあるものであるということである。

この点、トリニティ・リングは3色のゴールドが用いられており、いずれも高級ジュエリーの名に恥じないハイクオリティのものであることから、この要素は十分にクリアしているといえる。特に、ダイヤが埋め込まれているタイプのものだと、その分の価値がプラスされることになるため、よりいっそう評価が高まることは間違いない。

二つ目の要素は、貴金属の中でも希少なものが用いられているということである。ゴールドであれば、一般的な金色のものよりも、黄色やピンク色のものの方がより希少であると評価されるため、そういった素材を用いているトリニティ・リングの価値は自ずと高く評価されることとなる。

使われているダイヤも一般に4Cといわれるカラット、クラリティ、カット、カラーのすべてを高いレベルで備えているものばかりであるため、この要素についても問題なく満たしているといえるであろう。

さらに三つ目の要素として挙げることができるのが、そのアイテムの持つデザイン性である。これは、単にアーティスティックであればよいというものではなく、流行に合っていたり、著名なデザイナーが手がけているなどといった点に加えて、誰からも好まれる普遍的なデザインであるという点も重要となる。

この点、トリニティ・リングは、メッセージ性のある3色のゴールドが美しく融合しているという点で、このデザイン性の要素も高いレベルで備えているということができよう。

加えて、四つ目の要素として、高度な技術が用いられているというのも商品の資産価値を向上させるという観点からは重要である。簡単に模倣されるようでは価値も半減するため、誰でも作れるものではないということはその商品の魅力を高める重要なポイントとなる。

この点についても、トリニティ・リングは、ゴールドという造形が難しい貴金属を使って見事な形に仕上げていることから、そこで用いられている技術は世界最高峰であるということが可能である。

これらの点に加え、五つ目の要素として、ブランドの持つステータスも高い資産価値が認められるためには必要である。この点においても、カルティエは世界的にラグジュアリーブランドとして広く認知されており、その紋章が刻まれているトリニティ・リングの高評価は揺るぎのないものといえるであろう。

以上の点を総合すると、トリニティ・リングは、高い資産価値を持つために必要な様々な要素をすべて満たしているということができるのである。

トリニティ・リングの売却例

トリニティ・リングにも様々なタイプが存在するが、特にダイヤの埋め込まれたタイプのものは新品では20万円から30万円程度が相場であるのに対し、中古品の買取ショップに持ち込んだ際には10万円から15万円程度の査定が得られることが多い。

ただし、これは再販売を目的とした買取業者に売る場合の価格であり、彼らは買い取ったリングをさらなる高値で再販売するのである。その価格は15万円から場合によっては20万円近くになることもある。

現在では、リングの販売先はこのような業者だけでなく、メルカリなどのスマートフォンのフリマアプリやヤフオクなどのインターネットオークションを通じて最終消費者に直接売却することも可能である。

その場合には、さらなる高値で販売できるケースもあり得るであろう。そうなった場合には、トリニティ・リングは新品の価格の80%を上回る価格で売却することも夢ではなく、資産価値としては極めて高いと評価することができるのではないだろうか。

カルティエの資産価値

では、最後にカルティエの資産価値が数あるブランドの中でどれくらいの順位に該当するのかを見てみることにしよう。

ミルウォード・ブラウンによるランキング

ミルウォード・ブラウンはイギリスを代表する調査会社である。同社が2016年に実施した「世界の最も価値の高いブランドトップ100」から高級ブランドといわれるものだけを抜き出してみると、カルティエは第6位に該当することとなる。

同社よりも上位に来るのは、ルイ・ヴィトン、エルメス、グッチ、シャネル、ロレックスといういずれも有数のブランドであることから、カルティエはそれらと並んで世界最高峰の評価を受けていることが分かるであろう。

フォーブズによるランキング

アメリカの経済誌であるフォーブズも「The World's Most Valuable Brands Of 2016」という名のランキングを公表している。

こちらはアメリカで活動する企業を対象としたものであるが、同じように高級ブランドだけを抜き出すとカルティエはルイ・ヴィトン、グッチ、エルメスに次ぐ第4位に位置づけることができる。このことから、アメリカにおいて同社は一段と高く評価されているということが分かるのではないだろうか。

その他のランキング

これら2つのランキング以外でも、例えば世界的な広告会社であるインターブランド社が実施した調査でもカルティエは概ね同程度に高い評価を受けている。したがって、調査の手法に左右されることから特定の順位を付すことは現実的ではないとはいえ、その資産価値は世界でもトップ10には確実に入ると考えてまず間違いないということができよう。

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まとめ

カルティエは世界的に有名な高級ジュエリーであり、ジュエリーアクセサリーに加えて、時計なども取り扱っている。 カルティエはミルフォード・ブラウンでの調査では世界第6位、フォーブズによるランキングでは世界第4位と、非常に高い評価を受けており、資産価値も高い。

カルティエを売る際は、買取業者やインターネットオークションで売ることができる。インターネットオークションでは買取業者で売却するよりも高く売れる可能性もある。ただし、個人間のやりとりなのでトラブルにあわないように注意したい。

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運営会社

会社名
株式会社ジラフ/ Jiraffe Inc.
設立
2014年10月29日
資本金
11.6億円(資本金・資本準備金含む)
株主
East Ventures、TLM、アドウェイズ、ドリームインキュベータ、アナグラム、ポケラボ創業者 佐々木俊介、アイ・マーキュリーキャピタル、GREE、アドベンチャー、メルカリ、hey代表取締役 佐藤裕介、Amazon Japan創業者 西野伸一郎、DGベンチャーズなど
E-mail
info@jiraffe.co.jp
代表者
代表取締役社長 麻生輝明
所在地
〒164-0001
東京都中野区中野5-52-15 中野ブロードウェイ218号
企業理念
2030年のスタンダードをつくる
事業内容
インターネットサービスの企画、開発、運営
従業員数
40名
古物商許可番号
東京都公安委員会 第303311606477号
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