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ガラケー、フィーチャーフォンの型番一覧・調べ方・命名規則まとめ

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更新日:2023/04/18
公開日:2017/10/13
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2000年からスマートフォンが普及しだした2010年ころまで、日本では“ケータイ”と呼ばれる、今でいうフィーチャーフォンが全盛の時代だった。NTTドコモauソフトバンクのいわゆる3大キャリアが季節ごとに新製品を発表し、シェアを競っていた。

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キャリアによって異なる型番の命名規則

ただ、日本製のフィーチャーフォンは日本市場に特化した製品であったため、ガラパゴス化したケータイ、いわゆる“ガラケー”と揶揄して呼ばれるようになった。

そのためか、日本製フィーチャーフォンは海外ではそれほど売れず、iPhoneをはじめとする海外製スマートフォンが世界的に普及するとともに、日本でもフィーチャーフォンシェアはどんどん小さくなってきている

そんなフィーチャーフォンだが、NTTドコモ、au、ソフトバンクにより型番の命名規則が異なっている。同じメーカーの同種類の製品でも、キャリアにより違う型番となることも珍しくない。今回は、フィーチャーフォンの型番や命名規則などについて記載していく。

NTTドコモ

NTTドコモのフィーチャーフォンの型番の命名規則は、まずメーカー名を表すアルファベットの文字列が先頭にくる。例えば、ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ(現ソニーモバイルコミュニケーションズ)ならSO、シャープならSH、富士通ならF、と言った具合である。

アルファベットの次に数列が来るのだが、この数列の意味は2008年冬モデル前後で異なってくる

2008年冬以前

2008年冬以前はシリーズを表す3桁の数列が並んでいる。この三桁のうち上二桁はシリーズの型番を表す。例えば、型番が88〇、のシリーズはらくらくホンとなる。

下1桁目の数字メーカー製シリーズの何機種目に当たるかを表していて、例えばSH901はシャープ製フィーチャーフォンの高性能シリーズ1機種目となる。

2008年以降

2008年以降は2桁の数字が並び、単にその時期の何番目の機種かを表すだけで、その数字からシリーズなどはわからなくなっている。

例えば、富士通製フィーチャーフォンF-07Aは、らくらくホンシリーズの機種なのだが、型番だけみても、らくらくホンとは判断できない。

3桁数字+アルファベット

最後に、これは2008年冬以前のみだが、3桁の数字の後にアルファベットが付く機種があった。

これはその機種がどのような機能に特化しているかを表す。例えばiモード対応の機種であればN904iのように”i”が付き、ワンセグに対応した端末はP901iTVのように”TV”が付いた。

au

auは、サービスを開始した2003年〜2009年2009年以降型番の命名規則が異なっている

2003年〜2009年

まず2009年までの命名規則であるが、型番の先頭にW”が付くものと、”A”が付くものがあり、”W”が付くものは、CDMA 1X WINシリーズで、"A"がつくものは、CDMA 1Xシリーズとなる。

Wシリーズ

Wシリーズの型番であるが、Wの後ろに2桁の数字が付いている。このうち上1桁目の数字は発売年度を表していて、2003年を1として1年毎に数字が増えていっている。下1桁目は、その年度のそのメーカーの何機種目かを表している

例えばW53Kであれば、2007年に発売された京セラ製3機種目のフィーチャーフォンということがわかる。ただし、マイナーチェンジ版などは何機種目かを表す数字は増えない場合もある。例えば、2005年の京セラ製の3機種目なのに、1機種目のマイナーチェンジ版のためW31K㈼となる場合もある。

2桁の数字の後には、NTTドコモと同じくメーカーを表すアルファベットの文字列が付いている

Aシリーズ

次にAシリーズであるが、Aの後に4桁の数字がついている上1桁目の数字はそのフィーチャーフォンのグレードを表し、1〇〇〇ならローエンド、3〇〇〇ならミドル、5〇〇〇ならハイエンドとなっている。

上2桁目もグレードに関連し、機能の有無などにより使い分けられていたが明確な基準はないようである。

下2桁目、下1桁目は上位2桁のシリーズの何機種目かを表す数字となっているが、Wシリーズのようにメーカー毎の機種数ではなく、シリーズ全体で何機種目かを表している。そして、4桁の後ろにWシリーズと同じくメーカーを表すアルファベットの文字列が付いている。

2009年以降

2009年以降の命名規則であるが、先頭にメーカーを表すアルファベットの文字列が付いている。その後に3桁の数字がついているが、この数字は、これまでのように発売された年度やその年度に発売された機種を表すのではなく、そのメーカーの通算で何機種目かを表している。例えば、T003は東芝製の3機種目のフィーチャーフォンといった具合である。

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ソフトバンク

ソフトバンクは、デジタルホン、デジタルツーカー、J-フォン、ボーダフォンと運営する会社が変わりその都度型番の命名規則も変わってきた

本稿では、J-フォン以降の命名規則について記載する。

J-フォン

J-フォンのフィーチャーフォンの型番は先頭に”J-“が付く。例えば、J-SH53などがある。この“J”はJ-フォンの”J”を表すものと思われる。

その次にはメーカー名を表すアルファベットの文字列が付いている。次に二桁の数字が付くが、上一桁の数字はどのようなシリーズかを表す。0はパケット通信非対応端末、5はパケット通信対応で写メール対応端末、などである。

そして、下一桁の数字はメーカーが開発したシリーズの何機種目かを表す。前述のJ-SH53であれば、シャープ製のパケット通信対応写メール対応シリーズの3機種目ということがわかる。

Vodafone

Vodafoneは、PDC(2G)(3G初期も含む)と3Gで型番の命名規則が異なる

まず、PDC(2G)端末であるが、型番の先頭に”V”が付いている。この”V”はVodafoneの頭文字と思われる。

その次に3桁の数字が付く。上一桁はシリーズを現し、3はローエンド、6はハイエンド、8は3G対応端末の初期などがある。下2桁はメーカーのそのシリーズの何機種目かを表す数字となる。最後に、メーカー名を表すアルファベットの文字列が付くようになっている。

例えば、V603Tという型番は東芝製ハイエンドシリーズの3機種目を表している。Vodafone時代の3G端末のフィーチャーフォンは、初期はPDC(2G)端末と同じく先頭に”V”が付く型番であったが、後期は型番の先頭に“Vodafone”が付くようになっている。その他の命名規則は、PDC(2G)端末と同様となる。

ソフトバンク

ソフトバンク時代の初期のフィーチャーフォンの型番はVodafone時代の型番を踏襲したが、PDC(2G)端末は型番から“V”を除いた3桁の数字+メーカー名を表すアルファベットの文字列、3G端末はVodafoneを”SoftBank”に変えた型番となった。

型番の表記する機種名

また、3桁の数字上一桁目はシリーズを表すが、上二桁目は発売年度を表す数字、3桁目はメーカーの発売年度のシリーズの何機種目かを表す

例えば、821Pならばパナソニック製の2007/10〜2008/9に発売したグレードがミドルレンジの1機種目、と言うことがわかる。

2010年冬モデルからの命名規則

2010年冬モデル以降は型番の命名規則が変わり、先頭に”SoftBank”と3桁の数字、最後にメーカー名を表すアルファベットという文字列の順番は変わらないが、3桁の数字うち上一桁は発売年度を表し、2011年度を0として以降1年経過すると1増えるようになっているようだ。残りの2桁は、メーカーの通算で何機種目かを表すように変更されている。

例えば、SoftBank 109SHであればシャープ製の2012年度に発売されたシャープとして、通算9機種名の端末を表している。

型番を知っておく必要はあるのか

最後にここで型番を知っておく必要、型番を知っておくことで得られるメリットについて紹介しよう。フィーチャーフォン、携帯の型番を知っていても意味がない、自分の持っている携帯の型番を把握していなく、興味もないという人は一度確認してみて欲しい。

機能や何か調べたいときに役立つ

第一に挙げられることが、情報収集が簡単にできることである。また、より多くの情報が得られるとも言えるだろう。型番が分かっていることでネットで欲しい情報を得ることができる。

例えば、使い方がわからない、知らない機能があった場合ネットで型番で調べれば正確に欲しい情報を得ることができる。問い合わせする場合も型番がわかればスムーズにやりとりをすることができるだろう。

中古で売りに出す場時は必須!

また、中古で売りに出す場合型番はかなり重要なポイントとなってくる。中古の買取業者に売りに出す場合はまずその商品を扱ってもらえるかも気になる点だろう。

お店まで出向いて査定をしてもらえば型番がなくてももしかしたら大丈夫かもしれないが、正直複数の店舗で査定してもらい、少しでも高額査定を狙いたいところだ。そうなるとオンラインで査定した方が手間も時間も省くことができる。ネットで査定となるとやはり型番が必要になってくる。型番さえあれば平均の査定金額なども調べることができるだろう。

また、注意していのが個人間での売買となるネットオークションやメルカリなどのフリマアプリである。これらアプリで売るのであれば型番は必ず必要不可欠と言える。

個人間となるので、自分の投稿が広告、つまりその内容次第で買うかどうかユーザは決めるのだ。そうなると、やはりそこになるべく多くのユーザが知りたい情報が入っていることが重要になってくる。型番は必ず記載しておくようにしよう。さらに、型番で検索するユーザも多いため、記載しなければそもそも自分の投稿を見るユーザも減ってしまうことに繋がってしまう。少しでもそういったネットでの売買で高額で売りたいのであれば検索ヒット率をあげた方が良いだろう。

また、先ほど述べたように、投稿になるべく多くのユーザが求めている情報が入っていることは重要である。そのため、型番以外にも、商品の写真を掲載、さらに購入した年使用年数動作情報汚れなど詳しく書いておくことがおすすめだ。情報が少ない中で、買う側も確認を怠る人の場合、買取が確定し、商品が買い手の手元に届いた後にトラブルになる可能性もある。さらに、企業ではなく、あくまでも個人対個人のため、責任が全て自分となってしまい、自分でトラブルも対応しなくてはならなくなる。そういったトラブルを未然に防ぐためにも十分な情報をユーザに与え、確認した上で売るようにしよう。

中古で買う側も型番を知っておくことが大事

売る側が型番を把握して、買い手に伝えることが大事であると述べたが、買う側はどうだろうか。もちろん、買う側も型番を把握しておくことがかなり重要である。

型番をネットで検索することにより、商品情報中古の相場も調べることができるので型番を知っているか知っていないかでお得に買う機会を得ることができるかにも関わってくる。

また、フリマアプリネットオークションで購入する場合は型番を含む商品の情報の詳細が載っている投稿の商品を購入するようにしよう。掲載している情報が著しく少ない場合はあまり信用できないと言える。個人となってしまうので、もし購入後違う商品や、動作しないフューチャーモバイルであった場合は自分で対処しなければならなくなる。さらに、ネット上での架空の中でのやり取りとなってしまうため、売り手としては好都合で逃げられてしまう可能性もある。そういったことを防ぐためにもしっかりと見極めた上で買い取るようにしよう。

まとめ

主なフィーチャーフォンの型番の命名規則などについて記載したが、ここに挙げたフィーチャーフォンのほとんどはまず見ることはない端末と言っても過言ではないだろう。

それでも、何かの機会に過去のフィーチャーフォンを見ることもあるかもしれないので、その際は、上記のような型番の命名規則を踏まえて見ると面白いかもしれない。

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運営会社

会社名
株式会社ジラフ/ Jiraffe Inc.
設立
2014年10月29日
資本金
11.6億円(資本金・資本準備金含む)
株主
East Ventures、TLM、アドウェイズ、ドリームインキュベータ、アナグラム、ポケラボ創業者 佐々木俊介、アイ・マーキュリーキャピタル、GREE、アドベンチャー、メルカリ、hey代表取締役 佐藤裕介、Amazon Japan創業者 西野伸一郎、DGベンチャーズなど
E-mail
info@jiraffe.co.jp
代表者
代表取締役社長 麻生輝明
所在地
〒164-0001
東京都中野区中野5-52-15 中野ブロードウェイ218号
企業理念
2030年のスタンダードをつくる
事業内容
インターネットサービスの企画、開発、運営
従業員数
40名
古物商許可番号
東京都公安委員会 第303311606477号
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