シャンパンには、愛好家の間でとくに人気が高い品がある。例えば、「シャンパンの帝王」と呼ばれているクリュッグ(KRUG)のシャンパンは、ヨーロッパなどの欧米でも大人気。日本でも評価が高いのが、このメゾンのシャンパンだ。
ここでは、メゾンの代表的な銘柄である「クリュッググランキュヴェ」を取り上げて、買取の相場を紹介していく。「クリュッググランキュヴェ」の査定価格はお店によって少しずつ違うため、どこに売るかは重要なポイントになってくる。
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メゾンの代表作「クリュッググランキュヴェ」
「クリュッググランキュヴェ」は、クリュッグ(KRUG)のシャンパンでもとくに知名度が高い1品だ。この銘柄は、ヤフオクなどにもしばしば出品されている。
クリュッグの職人技が堪能できるシャンパン
「クリュッググランキュヴェ」は、職人技とも言える技術で作られるシャンパンだ。クリュッグでは、長年使い続けてきた古い樽を使って発酵をおこなっている。原料には選び抜いたブドウだけを用い、最低でも5年以上の時間をかけてじっくりと熟成をおこなう。
「クリュッググランキュヴェ」には、20年以上の歳月が費やされると言われている。あらゆるプロセスに手を抜かないのが、クリュッグのスタイルだ。
複数のヴィンテージをブレンドして作られる
ノン・ヴィンテージのシャンパンである「クリュッググランキュヴェ」は、さまざまなヴィンテージをブレンドして作られる。メゾンの個性が現れるのが、アッサンブラージュと呼ばれるブレンドのプロセス。このプロセスでも、クリュッグの職人技が駆使されている。
ナッツや蜂蜜、フルーツの複雑なテイストが味わえる
「クリュッググランキュヴェ」は、ヘーゼルナッツやアーモンド、フルーツなどのいろいろなテイストが楽しめるシャンパン。蜂蜜やバニラ、スパイスの風味が加わり、複雑で深みのあるテイストに仕上がっている。
豊かな味わいが楽しめる「クリュッググランキュヴェ」は、一般のノン・ヴィンテージとは一線を画す、マルチ・ヴィンテージのシャンパンとして扱われている。
生産量が少ないクリュッグのシャンパン
クリュッグのシャンパンの生産量は、ほかの有名なメゾンに比べて少ない。クリュッグの主力商品である「クリュッググランキュヴェ」も、市場に出回る量が限られていることから希少性の高いシャンパンとなっている。
「ミスター・フロンティア」の買取価格
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対策
お酒の買取で知られるミスター・フロンティア(Mr. Frontier)では、「クリュッググランキュヴェ」を買取品の1つに挙げている。こちらのお店のサイトでは、クリュッグのシャンパンの買取価格が銘柄ごとに紹介されている。
「クリュッググランキュヴェ」は14,000円から買取
このお店の場合、並行輸入品と正規品の買取価格に1,000円の違いがある。並行輸入品の「クリュッググランキュヴェ」の買取価格は、14,000円から。
一方、正規品は15,000円から買取がおこなわれている。
買取価格が高いクリュッグの銘柄
ミスター・フロンティアが買取しているクリュッグのシャンパンで、とくに価格が高いのが「クリュッグクロダンボネ」だ。この銘柄の場合、正規品であれば250,000円以上の金額がつく。
また、「クリュッグクロデュメニル」も買取価格は80,000円からとなっている。このほか、「クリュッグコレクション1985」や「クリュッグジェロボアム」なども、50,000円以上の金額がついている。
宅配買取も利用できる買取店
便利な宅配買取が利用できるのが、こちらのミスター・フロンティアだ。ミスター・フロンティアでは出張買取などもおこなっているが、対象になるエリアは店舗がある広島県周辺に限られている。首都圏などに住んでいてお店にシャンパンを持ち込めないときでも、宅配買取なら問題なくサービスが利用できるだろう。
ちなみに、ミスター・フロンティアの非会員が宅配買取を依頼する場合は、誓約書や身分証明書のコピーなどが必要だ。このような宅配買取でシャンパンを売るときには、輸送中にボトルが割れないようにしっかりと梱包しよう。
シャンパンの画像で無料査定が受けられる
ミスター・フロンティアの査定は、サイトから申し込みが可能になっている。売りたいシャンパンの写真を撮影して画像を送信すれば、すぐに査定を受けることが可能。また、このお店ではLINEからの査定もおこなっている。
「SPANA」の買取価格
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対策
「クリュッググランキュヴェ」は、お酒買取専門のSPANA(スパナ)でも買取中だ。SPANAは、東京の新宿に店舗を持つ買取店。シャンパンを始め、ブランデーやウイスキーなどのさまざまなお酒を取り扱っている。
SPANAがサイトで公開している「クリュッググランキュヴェ」の買取価格は、13,000円だ。「クリュッググランキュヴェ」は、SPANAの強化買取品の1つになっている。
「クリュッグロゼ」は査定価格がやや高い
こちらのお店では、「クリュッグロゼ」には15,000円の金額をつけている。「クリュッグロゼ」は、ほかの買取店でも「グランキュヴェ」より高く評価される傾向がある。赤ワインを加えて作られるクリュッグのロゼは、販売価格も「グランキュヴェ」より高額だ。
「クリュッグロゼ」は、複雑なテイストが楽しめるのが特徴になっている。タルトやパイ、シトラスフルーツのテイストなどが堪能できるため、ロゼが苦手な人でも飲みやすいシャンパンとして人気がある。
3つの買取方法から選択ができる
SPANAは、店頭買取はもちろん、宅配買取や出張買取にも対応している。ちなみに、出張買取の対象になるのは東京都や埼玉県、神奈川県などの関東エリアのみだ。宅配買取の場合は、送料は無料。ただ、キャンセルした場合の返送料は申込者が負担する必要がある。
SPANAでは宅配買取用の梱包キットを用意しており、希望をすれば利用ができる。
査定はウェブやFAX、電話などで可能
無料査定を受けるときには、サイトに用意されているフォームから依頼ができる。例えば、専用のフォームを使うときには、査定を受けたい銘柄を記入し、写真を添付して申し込みをすれば翌営業日に査定額が通知される。電話やFAXからも査定依頼ができるため、ウェブの操作に慣れていない人でも戸惑わずに済むだろう。
また、SPANAではメールやLINEを通じた査定もおこなっている。
「大黒屋」の買取価格
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対策
ブランド品などを広く買取している大黒屋は、シャンパンなどの洋酒の査定もおこなっている。この買取店でも、シャンパンの買取上限額をサイトで紹介している。
「クリュッググランキュヴェ」は12,000円が上限価格
大黒屋が公開している「クリュッググランキュヴェ」の買取価格は、12,000円となっている。大黒屋の買取価格表に記載されている金額は、保存状態などがよかったときに提示される上限額だ。何らかの理由で減額されてしまうと、12,000円の査定を受けるのは難しくなるかもしれない。
高額査定のクリュッグの銘柄
一部のクリュッグのシャンパンは、100,000円以上の高い金額がついている。例えば、「クリュッグクロダンボネ」のシリーズなどは、いずれも150,000円が買取の上限額になっている。
「クリュッグクロデュメニル」や「クリュッグコレクション1985」も、買取の上限額は60,000円と高額だ。大黒屋では、「クリュッグクロダンボネ」を買取強化品の1つにしている。
クリュッグのシャンパンは店頭買取と宅配買取が利用できる
大黒屋の場合、シャンパンの銘柄によって選べる買取方法が少し異なる。クリュッグのシャンパンは、店頭買取と宅配買取の2つの方法から選べる。
大黒屋の店舗は東京都や大阪府、福岡県などのさまざまなエリアにあるが、住んでいる地域によってはお店までアクセスするのが負担になるかもしれない。宅配買取の場合は住んでいる地域に関係なく同じ条件で利用ができるため、近くに店舗がないときにも不便を感じることはないだろう。
宅配買取を選んだときは、梱包キットが利用できる。大黒屋の場合、買取の対象になる品の送料は無料だ。
メールや電話、LINEから査定が依頼できる
大黒屋で「クリュッググランキュヴェ」などの査定を受けるときは、メールや電話、LINEなどから申し込みが可能だ。サイトで公開されている買取上限額をつけてもらえるかどうかは、このような査定の結果次第と言える。
査定の対象にならないシャンパンもある
有名なメゾンのシャンパンでも、査定を断られたり、ほとんど値段がつかなかったりする場合もある。例えば、必ずしも期待していたような結果になるとは限らないのが、次のようなケースだ。
すでに開封したシャンパン
開封済みのシャンパンは、メゾンや銘柄を問わず買取してもらえないことが多い。スパークリングワインであるシャンパンは、一度栓をあけてしまうとテイストが長持ちしない。シャンパンは、きめ細かな泡も価値を決める要素になる。開封してしまうと価値がなくなってしまうため、ほとんどのお店では買取を断っている。
ラベルに個人の名前が入ったシャンパン
シャンパンのラベルに個人名が印字されている品も、お店によっては査定の対象外にしている。ラベルは、シャンパンの価値に大きな影響を与える部分だ。クリュッグのような有名なメゾンのシャンパンは、ラベルにも価値があるため、ブランド名やロゴの部分などに傷をつけないようにしよう。
保存状態が明らかに悪い
保存状態が悪いお酒や、入手してからかなりの年月がたっているお酒は、中身が変色したり量が目減りしたりすることがある。このような状態のシャンパンも、買取してもらうのは難しい。
シャンパンを保存するときには、きちんと温度管理をした環境が必要だ。保存状態が明らかに悪いシャンパンは、査定の対象外になるため注意をしよう。
ボトルに欠けやひびが生じている
ボトルにダメージが生じているときも、買取を断られる可能性がある。欠けやヒビなどは、シャンパンの価値を大きく下げてしまう一因だ。買取を依頼する際には、このようなダメージがないかどうかをしっかりと確認しておきたい。
ボトルに傷がある場合は、お店によって対応が異なるケースが多い。減額をして買取をするお店もあることから、いくつかの買取店に査定にだして評価を比べてみよう。
まとめ
製法にこだわり、生産量の少ないクリュッグのシャンパンの中でも知名度の高い「クリュッググランキュヴェ」について、取り扱っている買取店と相場を見てきた。クリュッグの一部のシャンパンと比べるとそこまで買取価格は高くないが、一般的なシャンパンより十分高い相場で買い取ってもらえることがわかる。
各買取店では、サイトやLINEでも査定をおこなっており、気軽に依頼することができる。商品の状態によっては希望する価格がつかないこともあるが、お店によって買取価格や対応は異なる。まずは複数の店舗に査定依頼を出してみることをおすすめする。