グレンフィディック30年の買取相場・査定情報まとめ

希少価値の高いウイスキーであり、のどごしがよく飲みやすいグレンフィディックをご存じだろうか。グレンフィディックは、世界で最も売れているシングルモルトウイスキーであり、ウイスキーマニアにはその名前を知らない者はいないほどだ。

今回はそんなグレンフィディックの中でも、希少価値の高い「グレンフィディック30年」の買取相場や査定情報を紹介しよう。

グレンフィディック30年とは？

グレンフィディック30年とは、グレンフィディックを30年熟成させたスコッチウイスキーだ。30年もの間、出荷されることもなく、オーク樽（発酵させる樽）で30年間熟成される。考えてみてほしい。30年間もの間、一切外に出ることなく熟成されることを。

30年もの間、オーク樽の中で熟成され続けるのだから、上品な味を演出してくれることは間違いない。しかし、簡単に手に入る代物ではない。

それもそのはずで、30年も熟成されたグレンフィディックの希少価値はかなり高い。手に入れることができれば、有頂天になることは間違いない。

グレンフィディック30年は希少価値が高いため、購入するにも、買い取ってもらうにも高値がつく。もしもグレンフィディック30年が手に入ったら、その上品さを堪能してもいいし、お酒を専門に扱っている買取業者に高値で買い取ってもらうのもいい。自由に決めてほしい。

しかし、グレンフィディック30年の買取価格は高いので、買い取ってもらうことをオススメする。後ほど、グレンフィディック30年の買取相場を紹介しよう。

シングルモルトウイスキーの火付け役

グレンフィディックを創出したウィリアム・グラント。当時、シングルモルトウイスキーと呼ばれるジャンルは存在しなかった。

そこで、ウィリアム・グラントは、グレンフィディックを大衆に知ってもらうために広告を打ち出したのだ。そこから、シングルモルトウイスキーという分野が世界に知れ渡った。

そしてグレンフィディックは、独自の市場戦略を展開。ウイスキーを入れる容器を瓶だけでなく、缶容器に入れることで免税に成功した。そのおかげもあって、グレンフィディックが世界で最も売れているシングルモルトウイスキーとなったのだ。

そんな、シングルモルトウイスキーの火付け役となったグレンフィディックは、現在も世界のシングルモルトウイスキーの中で、35%のシェア数を誇っている。

スコッチとは？

先ほどから何度が出ているスコッチという言葉。スコッチとは、スコットランドで製造されているウイスキーのことを呼ぶ。世界にはウイスキーの生産地として有名な場所が5つあり、その5つの場所で作られるウイスキーは人気が高い。その5つとは以下の通りだ。

• ・日本
• ・カナダ
• ・アメリカ
• ・アイルランド
• ・スコットランド

これらの5つは5大ウイスキーと呼ばれ、世界中のウイスキーマニアに人気がある。そして、この中にある、スコットランドで作られるお酒こそがスコッチである。また、スコッチと呼ばれるためには、いくつか条件がある。それを紹介しよう。

• ・原料はイースト菌と穀物を使用
• ・スコットランドの蒸溜所で製造
• ・スコットランドにあるの保税倉庫で3年は熟成させる
• ・最大容量が700リットル以下のオーク樽で熟成させること
• ・アルコール度数が40度を超えたもののみを瓶に詰める
• ・樽のみでの輸出は禁止で、必ず瓶に詰めた状態で輸出する
• ・水とスピリッツカラメル以外の添加を入れない

※保税倉庫とは、まだ輸入手続きが済んでいない保税貨物を入れておくところ

これがスコッチと呼ばれるための条件だ。これだけ見ても、スコッチと呼ばれるためには厳しい条件が必要になる。条件を満たしたものだけが、スコッチウイスキーと呼ばれ、海を渡り、世界中のウイスキーマニアの手元に届くのだ。

もちろん5大ウイスキーに選ばれる国のウイスキーはどれも高品質だ。しかしその中でも、グレンフィディックは世界で最も売れているシングルモルトウイスキーだという実績がある。

グレンフィディック30年の買取相場

世界に選ばれたグレンフィディックは、どれほどの値段で買い取ってもらうことができるのか。グレンフィディック30年の買取相場についてを紹介しよう。買取相場を知ることはメリットしかないので、ぜひ参考にしてほしい。

買取相場

グレンフィディック30年の買取相場は、35,000円〜41,000円となっている。ただ、あくまでも買取相場になるために、商品の状態や保存状況で買取価格は変わってくるだろう。状態がよければ、上記であげたような値段で買い取ってもらえる。

グレンフィディックは、たくさんの種類がある。現在、安価で購入できるものには、グレンフィディック12、15、18、21年がある。しかしこれらは非常に安価で購入できるために、買取価格も非常に安い。1,000円の値もつかないほどだ。

しかしグレンフィディック30年は違う。30年間も熟成しているのだから、買取価格は当然高くなる。そして、グレンフィディック30年という一線を超えた時点で、買取価格は極端に跳ね上がる。それについて、詳しく説明していこう。

熟成期間が長いほど高価買取

グレンフィディック30年はもちろんのこと、グレンフィディック35、40、45、50年と、熟成期間が長ければ長いほど、買取価格は跳ね上がる。高いものでは、200万円を超えるものもある。それほど希少価値が高いのだ。

しかし、なぜここまで買取価格が高いのかということだ。たかが30年熟成しただけのウイスキーだろう、とグレンフィディックを知らない者は語るが、熟成されたグレンフィディックは、マニアには喉から手が出るほど、ほしくてたまらない代物なのだ。

それに、買取業者もグレンフィディックの30年ものを欲している。それは、マニアに高値で売ることができるからだ。多大なる利益をもたらしてくれるために、グレンフィディックの買取価格は高い。

スコッチウイスキーに興味がなければ、高いお金を出してお酒を購入するなど考えられないだろう。だが、ウイスキーを愛してやまないマニアがいるからこそ、グレンフィディックが高値で売れるのだ。

だから、希少価値の高いスコッチウイスキー、グレンフィディックの30年を手に入れたのであれば、ぜひ買取を検討してほしい。満足のいく価格で買い取ってくれるだろう。

買取相場を知ることで損失を防げる

買取相場を知っておくことは、ボラれる（安く見積もられて損をすること）被害を防ぐことができる。そもそも、お酒の買い取りに関しては、未経験であると答える人が大半を占めるであろう。それゆえに、買取に関しては無知のはずだ。

しかし、無知であることは注意してほしい。なぜなら、買い取りを依頼する上で注意したい点は、「買取相場を知らないこと」だからだ。無知がゆえに、グレンフィディックの買い取り価格を低く見積もられてしまっても、それに気づくことができないのだ。

せっかく、高値で買い取ってもらうことができる希少価値の高いお酒であるはずのグレンフィディック30年。買取相場を知らないからといって、正規の値段で買い取りしてもらわなければもったいない。

損をしないためにも、買取相場は必ず知っておいてほしい。グレンフィディック30年に限らずだ。お酒を売るときには損をしないためにも、買取相場を調べておいてほしい。

グレンフィディック30年の査定情報

グレンフィディック30年の査定情報を簡単に説明しよう。紹介する査定情報は以下の通りだ。

• ・木箱が付いていたら高く売れる
• ・希少価値が高いので液面低下でも売れる

おそらく、知らない単語ばかりと感じるだろうが、順を追って説明していこう。

木箱が付いていたら高値で売れる

グレンフィディック30年には木箱がついている。それもただの木箱ではなく、「グレンフィディック」とプリントされた高級感の漂う木箱だ。買い取りをしてもらう場合は、できれば木箱も一緒に付けておきたい。

やはり木箱がついてある方が、ウイスキーマニアも高値で購入してくれるため、木箱も一緒に買い取りに出すと高値で売れるのだ。ただ、グレンフィディック30年自体も希少価値が高いので、そのままでも高値で買い取ってもらえる。

だから、木箱がなかったとしても肩を落とさないでほしい。木箱がないからといって、買い取り価格が大幅に低くなるわけではない。ただ、木箱があれば高く売れるというだけだ。

希少価値が高いので液面低下でも売れる

液面低下とは、未開封のウイスキーであるにも関わらず、内容量が減っているということだ。なぜ液体低下が起こるかというと、さまざまな要因が考えられる。

一つは保管状況だ。ウイスキーは本来、冷暗所で保管することが望ましいとされている。なぜなら、その方法が長期間保存する方法だからだ。

一方で望ましくない保管状況もある。それは、高温で湿度が高い環境で保管することだ。そういった環境でウイスキーを保管すると、コルクの部分に切れ目が入り、中身が蒸発してしまう。それが原因で液面低下が起こるのだ。

通常、液面低下したウイスキーは高値で売ることは愚か、買い取ってすらもらえないだろう。だが、グレンフィディック30年は違う。

グレンフィディック30年は、たとえ液面低下をしていても、高値で買い取ってもらうことができるのだ。だから「瓶内のウイスキーの内容量が減っている」と感じても、査定に出すことが大切だ。買い取ってもらわないと、そのまま液面低下し続けることになる。

グレンフィディック30年を高く売るためには？

グレンフィディック30年を少しでも高く売る方法がある。ただ、それにはいくつかの条件を満たさなければならない。その条件を簡単に説明していこう。

木箱は残しておく

前述したが、木箱を残しておく、ということだ。グレンフィディック30年には木箱が付いていると紹介した。でも残しておくことは簡単ではない。なぜなら、グレンフィディック30年が手に入った時に、捨ててしまう可能性があるからだ。

お酒は飲むものであって、飾っておく、または保管しておくものではない。木箱をそのまま捨ててしまう人の方が圧倒的に多いのだ。

だから、木箱が付いているなら、捨てずに残しておくようにしよう。もしも、木箱を捨ててしまった場合、木箱を入手できる方法が一つだけある。それは、フリマアプリで木箱のみを購入する方法だ。

「メルカリ」やラクマでお酒の名前を検索すると、箱のみ、または付属品のみ、がかなりヒットする。値段も安く1,000円程度で入手できる。だからもしも、木箱を捨ててしまったのであれば、一度フリマアプリで検索してみよう。

「売れる」と判断できるほどに汚れを拭いておく

グレンフィディック30年の汚れが付いている場合は、拭き取っておくことも大切だ。なぜなら、汚れが付いているのと、付いていないのでは査定額が変わってくるからだ。

例えば、全く同じ種類のスマートフォンがあったとしよう。一つは新品のようにきれいなもの。もう一つは、汚れやほこりが目立っているもの。その2つを並べて「どちらを買うか」と聞かれたら、どう答えるだろう。前者を買うと答える人が圧倒的に多いだろう。

グレンフィディック30年は、30年という期間熟成されている。ということは、製造されて30年以上はたっているのだ。それを考えると、汚れが付いてしまうことは当然だ。

汚れだけでなく、ほこりを被ってしまうこともあるだろう。そんな時は、瓶の汚れやほこりを拭き取っておこう。それだけで買取価格は高くなる。ぜひ試してみてほしい。

まとめ

世界中のウイスキーマニアに愛されてやまないグレンフィディック30年。世界で最も売れているシングルモルトウイスキーと呼ばれるだけあって、購入を希望しているマニアたちは多い。だから買取価格が高いのだ。

グレンフィディック30年は簡単に作られるものではない。30年間も熟成するのだから、相当な時間と労力がかかるのだ。それに希少価値が高いので、買い取りを希望する方が殺到している。

そのために、年々数が減ってきている。だから、グレンフィディック30年が手に入ったのであれば、買い取りを依頼しよう。しかし、グレンフィディック30年の買い取りを依頼するといっても、どこに買い取ってもらえばいいのかわからない、というのが本音だろう。

そんな時は、当サイトで買取業者を比較してみよう。最大20社を一括査定してくれる。通常、5社を比較することは簡単ではない。なぜなら自分の足でお酒を買い取っている店舗に訪れ、査定を出してもらわなければならないからだ。そして、その5社を比較し、どこに買い取りを依頼するか決める必要がある。

当サイトで比較する場合、そんな手間はかからない。たった1分で最大20社の買取業者を比較できるので、かなり効率的で、時間も短縮できる。だから、グレンフィディック30年の買取価格を知りたいのなら、今すぐに査定してみてほしい。納得する査定額を提示してくれるはずだ。