世界中にその名を轟かせているグレンフィディック。あなたはそのグレンフィディックの中でも、35年間熟成された最高級品、グレンフィディック35年をご存じのだろうか。
グレンフィディックは、まろやかな味わいが特徴だ。そのために、万人に飲みやすいとされていて、シングルモルトウイスキーの中では、世界で最も売れているスコッチウイスキーだ。
今回はそんなグレンフィディックの35年のものについてを紹介しよう。この記事では、グレンフィディック35年のとは何か、その楽しみ方。そして買取相場を査定情報を紹介している。最後にはグレンフィディック35年を、高額で買い取ってもら方法も紹介している。ぜひ参考にしていただきたい。
Glenfiddich Distillery, Dufftown / Markus Trienke
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グレンフィディック35年とは?
グレンフィディック35年とは、1963年に製造され、オーク樽で35年もの熟成期間を経て、スコットランドで誕生したシングルモルトウイスキーだ。代表的なシンボル、雄のシカがプリントされた高級感が溢れる木箱に入っている。
グレンフィディックは、たくさんの蒸溜所を持っているとして有名だ。中には、グレンフィディックとは全く別物のキニンヴィやバルヴェニーが姉妹蒸溜所として存在している。その2つは、グレンフィディックとは全くもって味わいが違う。
一度味わってもらいたいが、市場に出回ることが少なく、幻のウイスキーと呼ばれている。だから非常に入手が困難なのだ。もしも入手できたなら、一年分の運を使い果たしたと言っても過言ではないだろう。
世界中で人気のスコッチウイスキー
スコッチウイスキーという名をあまり理解していない人は多いだろう。そこでスコッチウイスキーについてを簡単に説明する。スコッチウイスキーとは、スコットランドで作られたウイスキーのことだ。
ただ、口では簡単にスコッチウイスキーと言えるが、実際にスコッチウイスキーと呼ばれるためには、さまざまな条件がある。その条件をクリアしなければ、スコッチウイスキーとは呼べない。
グレンフィディック35年はボトリング業者を介さない
グレンフィディックはボトリングを自社で行う。ボトリング業者を介さないために、1から10まで、すべてが自社蒸溜所で行うのだ。それをオフィシャルと呼ぶ。
オフィシャルでボトリングされるグレンフィディックは味が安定しているとして有名だ。それこそが、世界で最も売れているシングルモルトウイスキーに選ばれている人気の理由だろう。しかし、安定した味を提供しているということは同時に、製造されるウイスキーの味が均一であるということだ。
ウイスキーをこよなく愛すマニアたちは、ウイスキーの当たり外れを期待している部分がある。というのは、マニアは同じウイスキーでも、味が全く異なることを知っていて、それを楽しんでいるのだということだ。同じ種類でも低品質のウイスキーに仕上がることもあれば、とんでもなくおいしい、高品質のウイスキーに化ける可能性がある。
しかし、グレンフィディックは味が安定しているので、当たり外れがない。そこはメリットととしても取れるが、人によっては面白くないと感じる場合もあるだろう。だが、グレンフィディックは味の安定感こそが人気の理由となっている。それに、品質は最高級を保っている。
グレンフィディックならではの味わいや品質を堪能してほしい。すべてが揃っているグレンフィディックを飲んでみれば、きっとスコッチウイスキーの奥深さに引き込まれていくことだろう。
ボトリングとは?
先ほどから何度か、ボトリングという言葉を使用している。このボトリングの意味を簡単に説明しよう。ボトリングとは、ウイスキーを瓶やボトルに詰めることだ。他にもさまざまな使いかたはあるが、この記事ではウイスキーを瓶、またはボトルに詰めることを指す。
ボトリングはグレンフィディックのように、自社で行う場合もある。それをオフィシャルというがそうでない場合もある。ボトリングを専門としている業者に、ボトリングのみを依頼する方法だ。その業者をボトラーズと呼ぶ。ボトラーズは、蒸溜所からウイスキーの詰まった樽を購入し、それをボトリングする。
そうして、出荷していく。ボトラーズのウイスキーが面白いところは、品質が全く異なるということだ。例えば、ボトラーズのウイスキーは、一般的に使用するものとは異なった樽を使うことがある。それが吉と出るか凶と出るかはボトリングするまでわからないが、それが功をなし、最高級品ができる場合もある。
だからボトラーズは作るウイスキーは出来上がるまで、その品質がわからない。安定した味を提供しているオフィシャルとは違った面白さがある。実際にそれを楽しむ、ウイスキーマニアは多いほどだ。オフィシャルにはないボトルを提供していることも特徴にあるので、ぜひ飲んでみてほしい。
グレンフィディック35年の楽しみ方
グレンフィディック35年にはさまざまな楽しみ方がある。それを1つずつ紹介していこう。
ストレート
グレンフィディック35年の繊細でありながらまろやかさを味わいたいなら、ストレートで飲むことはオススメだ。ストレートで飲むというのは、ウイスキーを何も薄めることなく飲むということだ。この方法が一番、グレンフィディック35年の味を楽しむ方法である。
グレンフィディックをストレートで楽しむ際には、2つ注意点がある。まずはチェイサーを用意することだ。
ご存じだろうが、チェイサーはウイスキーを飲んだ後、すぐに飲む水のことだ。ウイスキーはアルコール度数が高いために、それを和らげるものとしてチェイサーを飲む人が多い。しかし、本当のチェイサーの意味はそうではない。ウイスキーの風味を口いっぱいに広げるために飲むものだ。
続いて2つ目の注意点は、ゆっくりと飲むことだ。よく、ウイスキーのストレートを一気に飲んでしまう若者を見かけるが、それではまだ若いと見られてしまうだけだ。ゆっくりと飲むことこそが、ウイスキーの本来の楽しみ方である。
そして、ゆっくりの飲むときには、舌の上で、グレンフィディックを転がすといい。そうすることで、グレンフィディックの味と香りを存分に楽しむことができる。コーヒーのように、鼻から抜けていく香りにうっとりするのも、グレンフィディックをストレートで飲む楽しみ方だ。
ロック割
グレンフィディックはロックで割ることには、以下2つの役割があると思っていただきたい。
- ・ウイスキーを少し薄める
- ・ウイスキーを冷やす
ストレートではきつい、またはキンキンに冷えたウイスキーを飲みたい場合は、グレンフィディックをロックで割っていただきたい。
しかし、ここで1つ注意点を紹介しておく。その注意点は、薄めすぎないということだ。少しグレンフィディックが薄まるくらいでいい。それ以上薄めてしまうと、グレンフィディック特有の味を楽しむことができない。
ロック割の場合は、グラスにレモンをさしてもいいだろう。グレンフィディックはレモンと相性がいい。それと、チェイサーは忘れないでほしい。
なぜなら、チェイサーがグレンフィディックの風味を口いっぱいに広げてくれるからだ。ここまで理解できたら、氷とグラスが奏でるハーモニーを聴きながら、グレンフィディック35年を堪能しよう。
ハイボール
「グレンフィディック35年をハイボールで飲むなんてもったいない」とウイスキーマニアに喝を入れられてしまいそうだが、ハイボールはグレンフィディック35年を飲みやすくしてくれる。ウイスキーが苦手な人でも、気軽に飲むことができるのだ。
ちなみにハイボールとは、ウイスキーを炭酸水で割ったものだ。やはりハイボールにすることがもったいないという理由は、味を薄めてしまうからだろう。せっかく35年も熟成されているのに、それを薄めて飲むなんてもったいない。
しかし、ハイボールの作り方次第では、一級品のハイボールに変わる。何と言っても、ウイスキーがグレンフィディック35年ものになると、何で割っても美味しいのは間違いないが、作り方次第では、その美味しさを損なってしまう。
そこで、グレンフィディック35年の美味しさを最大限に生かすハイボールの作り方は、極力混ぜないということだ。炭酸水をゆっくりと注ぎ、数回かき混ぜる。たったそれだけで、今まで味わったことのない、一級品のハイボールになるだろう。ぜひ試してみてほしい。
グレンフィディック35年の買取相場
グレンフィディック35年の買取相場は、25万円前~30万円前後となっている(2019年3月17日現在)。しかし、これは査定次第で、買取業者の選び方を間違えてしまえば、相場よりも低い値段で買い取られる可能性もあるので注意したい。
というのも、グレンフィディック35年は希少価値が非常に高いが、明確な相場は決まっていない。ただ、過去に30万円近くで売れたという実績があるだけで、明確に30万円は確定だとは言えない。なぜなら、品質や付属品によって買取価格が変わってくるからだ。
ただ、買取相場を知っておくことで買い叩きを避けられるので、知っておいて損はない。グレンフィディック35年の買取を検討しているのであれば、この記事を参考にしてほしい。続いてはグレンフィディック35年の査定情報を紹介しよう。
グレンフィディック35年の査定情報
グレンフィディック35年はあまり市場に出回っておらず、希少価値がかなり高い。そのために、多少品質が良くなくとも、高値で買い取ってもらえることが間違いない。しかし、最高額で買い取ってもらいたのならば、品質を保っておくことと付属品をつける必要がある。
グレンフィディック35年の付属品といえば、雄の鹿がプリントされた高級感あふれる木箱だ。その木箱が付いていれば、買取価格は跳ね上がるのだ。グレンフィディック35年を高値で買い取ってもらいたいなら、木箱は欠かせない。
しかし、現在は市場に出回っていないために、非常に希少価値が高い(2019年3月17日現在)。もしかすると、木箱がなかったとしても買取価格が30万円を超えることは十分にある。持っているだけで珍しいので、手に入った場合は、買取を検討しよう。
まとめ
グレンフィディック35年の買取相場や査定情報をお伝えしてきた。グレンフィディック35年をどこで買取依頼したらいいのかわからないが、せっかくなら高値で買い取ってほしいと考えている人は多いはずだ。そこでお勧めしたいサービスが、一括査定サービスだ。
一括査定サービスでは、最大300社以上の買取業社の中から、最も高額買取が期待できる業者を5社ピックアップしてくれる。それも無料でたった1分という短い時間でだ。中には、買取相場よりも10%増しで買い取ってもらえた実績もある。
それに一括査定サービスで出すことのできる業者のほとんどに、利用者の口コミやレビューが書かれてある。だから、初めて利用する買取業者でも、安心して買取を依頼することができる。買取業社を競合させ、一番高額で買い取ってくれる業者を提示してくれるのだ。