今回ご紹介していくコルトン・シャルルマーニュ(Corton Charlemagne)は、フランスのブルゴーニュ地方「コート・ド・ボーヌ」でつくられている白ワインである。
ぶどうの品種は「シャルドネ」を使用しているものになる。格付けは最高級の「グラン・クリュ(特級)」というものである。
今回当コラムでは、そんなコルトン・シャルルマーニュ(Corton Charlemagne)の買取相場、そして査定情報について詳しくご紹介していこうと思う。ぜひ、家に飲まないけどコルトン・シャルルマーニュがあるという方は買取してもらう機会の参考にしてみて欲しい。
Corton Charlemagne dans les vignes #2BD / Frederick Wildman and Sons, Ltd
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生産地であるコート・ド・ボーヌとは?
ワインの町として知られるボーヌには、約25kmにわたってブドウ畑が広がっている。この一帯は「コート・ド・ボーヌ」とよばれており、高級な赤ワインと白ワインがつくられていることで有名な地域となっている。
最上級品質の白ワイン
特にコート・ド・ボーヌで作られた白ワインは、世界的にでも最上級の品質を誇るワインとしてかなりの名高さを持っている。
そんな世界的に有名な白ワインの中でも代表格なのがコルトン・シャルルマーニュや、ムルソー、モンラッシェなどワインである。これらのようなお酒やワインに全く詳しくない人でも聞いたことのあるような名だたる白ワインがここでつくられているのである。
栄光の3日間
コート・ド・ボーヌの町には、ワインを取り扱う業者やショップなどが並んでおり、多くのワインが取引されている。
11月に行われるワイン祭り「栄光の3日間」は世界的に有名で、2,000~3,000種類の銘柄のブルゴーニュ・ワインが並ぶ試飲会や、樽ワインの試飲会などが開催されている。
オスピス・ド・ボーヌ(ボーヌ施療院)ではワインのオークションが行われ、このオークションでの落札価格がその後のワインの取引価格に大きな影響を与えていると言われている。
この「栄光の3日間」はワイン好きなら一度は訪れてみたいイベントであることは間違い無いだろう。さらに、ワインの製造業を営んでいる人も、このイベントは人生を変えるような大きなイベントであることが伺える。両者一度は参加してみたいイベントナンバーワンと言ってもいいのでは無いだろうか。
コルトン・シャルルマーニュ
ブドウの栽培に適した土壌と環境に恵まれたこの地域には、多くの有名銘柄ワインのぶどう畑がある。そのうちの一つが「コルトン」だ。
広い面積のコルトンの畑
コルトンの畑は、三つの村にわたって広い面積を占めている、コート・ド・ボーヌ最大の畑である。
そのほとんどはピノ・ノワール、つまり赤ワインの畑であり、丘の上部の一部の区画にシャルドネが植えられている。そのほとんどが、シャルルマーニュの区画である。
畑の区画名がつくもの・つかないもの
コルトンのワインには、「コルトン・シャルルマーニュ」のように名前に区画名がついているものと、「コルトン」だけがつけられているものがある。
1つの区画のぶどうのみでつくられたワインには区画名がつくようになっている。一方複数の区画のものがブレンドされているワインのラベルには各区画名はつかず、「コルトン」の名だけが記されている。
名前の由来
西暦800年ごろのフランク王国のカール大帝は、フランスでは歴史的に有名な国王である。カール大帝は赤ワイン好きであったが、コルトンの白をとても気に入り、以後、愛飲したと伝えられている。
コルトンの白は、カール大帝のフランス名・シャルルマーニュ大帝の名前から、「コルトン・シャルルマーニュ」と呼ばれるようになったという説がある。
コルトン・シャルルマーニュの買取価格相場
人気のある「コルトン・シャルルマーニュ」とその買取価格の相場を調べてみよう。
1. ドメーヌ・ボノー・デュ・マルトレイ
コルトン・シャルルマーニュの畑のなかで広い区画を所有しているのが、ドメーヌ・ボノー・デュ・マルトレイである。
このドメーヌ・ボノー・デュ・マルトレイは、コルトン・シャルルマーニュの中でも最高品質のワインをつくりだしていると言われている。
ルイ・ラトュール
コルトン・シャルルマーニュを最初に開発したのは、ルイ・ラトゥールである。ルイ・ラトゥールは、コート・ドールで最も広い面積のグラン・クリュを所有する、伝統あるドメーヌだ。
コルトンでもかなりの広さの畑を所有しており、コルトン・シャルルマーニュをはじめ、赤ワイン白ワイン共にいろいろなコルトンをつくっている。ルイ・ラトゥールのコルトンは、世界的に有名なワインである。
買取価格
コルトン・シャルルマーニュは、年やつくり手によっても人気度が違ってくるため、買取相場がはっきり決まっていないワインである。
ヤフーオークションの実績では、8,000円前後から1万円以上で落札されていることが多く、なかには2万円を超えているものもある。
もちろん、状態によっても価格が異なるので、似たような状態のものがいくら位で落札されているかを見てみると、自分のコルトン・シャルルマーニュを買取してもらう際の参考になるだろう。
日本でのワインの歴史
ワインが日本でここまで飲まれるようになったのは、ここ10年から20年のことである。ワインは、これまで何度かブームを経験しており、その都度人気が上がってきた。
日本でのワインのブーム、そしてその歴史から未来を予測してみよう。
はじまりは東京オリンピック
最初の大きなブームは1964年の東京オリンピックの年である。
それ以降も何度かブームがあったが、東京オリンピック以降のものでいうと1997年の赤ワイン・ブームで急激に日本のワイン消費量が増えたと言われている。
このブームを経て、日本でも一般的にワインを楽しむ人が増えてきたと言ってもいいだろう。それ以前はあまり一般的に飲まれるようなものではなかったみたいだ。
今後ワインの需要が増えていく兆し
日本のワインの歴史はまだまだ浅く、家庭での保管も難しいことが多いが、今後ますます需要が増えると思われる。ワインの価値をより上げるためには、保管できる環境を整えることが重要だ。
ワインは元々ローロッパなど、日本とは全く違った気候の中で生まれたものだ。そのせいもあり、保管・管理がとても難しいお酒であると言われている。近年では保管・管理環境が以前に比べ改善されてきたが、まだまだ家庭でしっかりと保管するのは難しいだろう。
ワインの高額買取店
同じワインを査定に出しても、各買取業者によって査定額が大幅に異なることが多いワイン。より高く買い取ってもらえる店を探す方法を紹介していくので、ぜひ参考にして欲しい。
1. 取り扱い実績の多い業者がおすすめ
そもそsもワインは、非常に査定が難しい品である。同じ銘柄であっても、どのように保管されていたのかで商品としての価値が大きく違うというのだ。そして、その見極めには専門知識と経験が必要となってくる。
お酒を中心に、多くのワインを取り扱っている買取店であれば、高級ワインも安心して買取してもらうことができるだろう。
経験が多ければ多いほど、様々なワインやお酒をみてきているということになる。そのため、しっかりと買取してもらいたいワインの良し悪しをチェックしてくれると言っていいだろう。
総合買取業者での査定について
洋服や雑貨など、さまざまな商品を取り扱っている買取チェーン店などでも、ワインを積極的に扱っていることがある。このような買取買取業者にて買取をお願いするときは、その店にワイン専門の査定士が常駐しているかどうかを確認するようにしよう。
総合買取店では高く買い取ってもらえないというイメージがあるかもしれない。しかし、きちんと査定できるスタッフがいれば、適切な価格で買い取ってもらえる可能性も高いのだ。
一度査定を依頼してみて、他の買取業者に定時された査定金額と比較してみると良いだろう。こうすることにより、どこの買取業者に買取をしてもらうのが一番自分に損なく取引が行えるのか知ることができるからだ。
お酒買取専門店「ストックラボ」を利用する
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対策
この「ストックラボ」はお酒の買取を専門に行なっている買取業者だ。お酒の買取には慣れていて、お酒に詳しい専門の査定士もいるため、高額で買取してもらえることが期待できるだろう。
ストックラボでは三種類の方法から買取方法を選択することが可能となっている。それは買取方法としては最もメジャーな宅配買取・出張買取・店舗買取の三種類だ。
どの買取方法を選択するのかは自分のライフスタイル、そして買取してもらいたいアイテムの特徴を抑えながら選ぶのがいいだろう。
例えば宅配買取には自分のタイミングで梱包さえしてしまえば送るだけでいい買取方法となっている。そのため、時間にあまり都合のつけられない人でも利用しやすいというメリットがある。
しかし、コルトン・シャルルマーニュのようにビンに入っているものになると梱包方法を間違えてしまったり、怠ってしまうと郵送中に中身が割れてしまう可能性も無いとは言い切れない。そのため、できれば宅配買取は避けたいところだ。
そのため、コルトン・シャルルマーニュを買取してもらいたいのであれば、自分で店舗まで実物を持ち込める店舗買取、もしくは業者のスタッフに出向いてもらうことのできる出張買取での買取してもらうことをオススメする。
さらにストックラボでは、状態のあまりよく無いものも買取してくれる。そのため、他で断られてしまったコルトン・シャルルマーニュがある場合はここに買取の依頼をお願いしてみてはいかがだろうか。
また、まとめて買取してもらうことで買取金額がアップするため、コルトン・シャルルマーニュ以外にも何かあれば一緒に買取してもらうといいだろう。
ストックラボでは知名度の高いお酒から流通の少ない希少なお酒、中国酒などお酒であれば幅広く買取ってもらえる。希少なお酒のボトルや空き箱などは空でも買取可能なので、捨てずに取っておこう。
保管が難しければ早めに買取に出そう
高額なワインを入手しても、なかなか飲む機会がなく、どのように保管をするかを迷うこともあるだろう。もし飲まないことが決まっている場合は、できるだけ早く売却を検討することをおすすめする。
日本の気候では、家庭の室温保管ではワインにとって良い環境とはいえず、質が落ちていく可能性が高いため、ワインはワインセラーで保管するのがベストなのである。
ワインの状態が悪くなると査定額も下がってしまうので、価値が下がる前に買取に持って行くのも良いだろう。