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コロナでリサイクル・資源の再利用が停滞、プラスチックごみも増加中

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更新日:2020/06/17
公開日:2020/06/17
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新型コロナウイルスの影響で、資源の再利用やごみ減量の取り組みが進まなくなっている。輸出できなくなった古着の回収をストップする自治体がある一方、飲食物の持ち帰りが増えるなどしてプラスチックごみは増加傾向にあるようだ。今回はこちらの話題をみていきたい。

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家庭からの古着の回収中止

兵庫県尼崎市は今月4日、家庭からの古着の回収を休止した。これまでは海外に輸出して現地で再利用されていたが、新型コロナウイルスの感染拡大で輸出ができなくなり、大量に滞留したのだ。 一般家庭から回収された古着を選別して出荷している大阪府内の故繊維業者によると、国内で古着が流通するフリーマーケットも開催できなくなり、ストック量は通常の3倍以上になっているそうだ。 また、マレーシアに向けて古着を輸出している大阪府内の別の業者は「受け入れ側の企業がストップしている。商品は入ってくるが売ることができない。この状態がいつまで続くのか」と苦悩の表情を浮かべているとのことだ。 回収休止は8月末までで、資源循環課の担当者は「捨ててしまわず、家庭で保管しておいてほしい」と語る。

使い捨て容器の増加

コロナウイルスの影響で、食器を使うことで使い捨て容器を減らす取り組みも難しくなっている。 スターバックスコーヒージャパンは2月末以降、店内飲食時にマグカップなどでの提供をやめ、使い捨てに切り替えた。同社は紙製ストローを導入するなどプラスチック容器削減に積極的に取り組んでいるが、広報担当者は「お客さまの安全を最優先し、感染拡大を防止するための一時的な措置」と説明している。マグカップなどを入念に洗浄するよりも、店内の消毒など衛生管理を徹底したいという。

また、外出自粛の影響で、飲食物の宅配サービスや持ち帰りが増加している。そのため、プラスチック製の使い捨て容器が増えたとみられる。大阪市では4月に分別回収した容器包装プラスチックが昨年同期より8・4%増加。担当者は「外出自粛の影響で3月から増えている」と話している。

まとめ

コロナウイルスの影響で、家の中の不用品が処分される傾向が多く、また感染防止のため、飲食店やスーパーでは使い捨てのプラスチックのゴミが増加している。政府は7月から小売店にプラスチック製レジ袋の有料化を義務付け、マイバッグの持参を呼びかけるようだ。対策をとる動きはあるものの、こうした状況の中で、資源を国内で循環できない状況が浮き彫りになってきている。

参考: https://www.sankeibiz.jp/macro/news/200616/mca2006161320012-n1.htm

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運営会社

会社名
株式会社ジラフ/ Jiraffe Inc.
設立
2014年10月29日
資本金
11.6億円(資本金・資本準備金含む)
株主
East Ventures、TLM、アドウェイズ、ドリームインキュベータ、アナグラム、ポケラボ創業者 佐々木俊介、アイ・マーキュリーキャピタル、GREE、アドベンチャー、メルカリ、hey代表取締役 佐藤裕介、Amazon Japan創業者 西野伸一郎、DGベンチャーズなど
E-mail
info@jiraffe.co.jp
代表者
代表取締役社長 麻生輝明
所在地
〒164-0001
東京都中野区中野5-52-15 中野ブロードウェイ218号
企業理念
2030年のスタンダードをつくる
事業内容
インターネットサービスの企画、開発、運営
従業員数
40名
古物商許可番号
東京都公安委員会 第303311606477号
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