サフロン(SAFURON)はミンク毛皮のコートを出しているブランドだ。現在ではサフロンというブランド名も聞かなくなったが、フリマなどでは貴重なサフロンのミンクコートが売りに出ている。
今回そんなサフロンブランドのミンクコート買取相場や査定情報、少しでも高く売るコツなどを紹介していく。もし家に眠っているサフロンコートがあるなら、ぜひ参考にしてほしい。
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サフロン毛皮の買取相場
サフロン毛皮製品はもうほとんど出回っていない。ヤフオクやフリマなどでは時々売買されているが、買取業者による買取相場が公開されていないので、どのくらいの値段で取引されているのかがわからないのが現状だ。
そのためサフロンというブランド名ではない有名ブランドのミンク毛皮のコートを例に出して紹介していく。少しでも参考にはなるだろう。
買取業者
- ・フェンディ ロングコート:250,000円
- ・エンバ ロングコート:55,000円
ここに挙げた例は全てが高級ミンク毛皮を利用した有名なブランドだ。そのため買取価格が少し高めと言っても良いだろう。サフロンの場合ならここまでの金額はつかないと思うが、状態がよくきれいに保管されていれば、10,000円前後の買取となると予想できる。
またこのような有名ブランドが使用しているミンク毛皮は、ミンク毛皮界でもっとも高級と名高いサガミンクだ。そのため値段も少し跳ね上がるのだろう。このサガミンクなどについては後の章で解説する。
ヤフオク
ヤフオクはネットオークションサイトとして日本最大級だ。そのため、サフロン毛皮のコートが売りに出された履歴がしっかりと残っている。以下残っていたサフロンの取引額を紹介する。
- ・ハーフコート:2,900円
- ・ハーフコート:5,599円
- ・サガミンク ハーフコート:7,577円
- ・ブラックグラマ ロングコート:11,058円
これらのコートは全てサフロンのコートになっている。下の2つはサガミンクとブラックグラマという高級ミンクの称号が与えられた毛皮となっているため、買取金額も高くなっていた。やはりミンク毛皮は高級だと証明された品質の良い毛皮が、高額取引されているようだ。
しかしヤフオクの中でも、サフロンの取引額が異常に低いものもあった。サガミンクやブラックグラマなどの高級ミンクを使っているかどうかが、サフロンのコートの価値を高めるポイントなのだろう。
メルカリ
フリマアプリのメルカリにも、サフロンのコートがまれに出品されているようだ。ここではすでに買い手がついたサフロンのコートを調べてみた。
- ・ハーフコート:6,000円
- ・ブラックグラマ ロングコート:7,000円
- ・ロングコート:9,000円
- ・ロングコート 未使用:13,800円
高級ミンクであるブラックグラマを使用したコートでも、7,000円とかなり破格の値段で買取が成立していた。逆にどんなミンクを使ったかわからないものでも、未使用の方が高く売れている。見ていると使用感がないきれいなものだけが売れていて、高級ミンクかはあまり関係ないようだ。
どの方法が良いか?
結局どの売り方が良いかというところだが、サフロンのブランドであっても、中にはサガミンクやブラックグラマのような高級ミンクを使用したコートなら、買取業者に買い取ってもらえる。そのため買取業者を利用するのが、良い方法だと言える。
買取業者なら高級ミンクなどの毛皮に詳しい鑑定士にお願いできるので、価値に合った適正な金額を提示してくれるだろう。次にヤフオクやメルカリでは、ミンクの毛皮についての知識がない人が購入する可能性があるため、価格が低くなってしまうかもしれない。
ヤフオクやメルカリでは、ミンクの質を売りにするのではなく、毛皮の状態や保存状態、使用感が少ないものが売れている傾向にあった。もし売りたいサフロンコートのミンクが高級ではなく、状態も良いものだったら、ヤフオクやメルカリの方が高く売れる可能性もあると言えるだろう。
ブランドと毛皮の種類
先ほどからサガミンクやブラックグラマなどの言葉を伝えてきてしまったが、これはフェンディやシャネルなどのブランドとは違ったものだ。サフロンを含めたシャネルやフェンディなどは、洋服などを製造販売しているアパレルブランドと言える。高級ブランドと聞いてイメージするのはこのようなブランドの名前だろう。
サガミンクやブラックグラマはそれらのブランドとは違い、ミンク毛皮のブランドと呼ばれる。つまりフェンディがミンクコートを使いたいときに、サガミンクのミンク毛皮を使用してコートを作るといった流れだ。
サフロンでもサガミンクを使っているコートの方が値段が高くなるのは、サガミンクがミンク毛皮界の中では高級だからだ。代表的なものを以下紹介しよう。
サガミンク(SAGAミンク)
先ほどから登場しているサガミンクはデンマーク、フィンランド、スウェーデン、ノルウェーで生産されるミンク毛皮を保証するブランドだ。フェンディやシャネルが使う高級ミンクの一つとも言える。
アメリカン・レジェンド
アメリカン・レジェンドは、アメリカのミンクを養殖している団体の名前である。先ほどから出ているブラックグラマは、アメリカン・レジェンドの中の一つのブランドだ。その名の通りブラックミンクの最高級の称号でもあり、とても高価となっている。
コペンハーゲン・ファー
デンマークのコペンハーゲンにあるミンクを養殖するための団体だ。コペンハーゲン・ファーが世界的にとても大きな市場を確保している。ミンクの毛皮によって10,000以上の階級に分けられるということで、扱っている毛皮の多さがわかるだろう。
サフロン毛皮を高くするコツ
どうせ売るなら1円でも高く売りたいと思うだろう。ここでは毛皮を少しでも高く売るためのちょっとしたコツを紹介していく。少しでも高く売るための参考にしていただきたい。
きれいな状態で売る
最初に思いつく方法が、きれいにしてから売るということだろう。簡単に思いつくこともあり、軽視されがちだが、きれいにしてから売ることで買取価格がかなり違ってくる。ただ毛皮は洗うことができないので、以下のような方法で少しでもきれいにすることをオススメする。
- 1.軽くたたいてホコリを落とす
- 2.馬毛で毛並みに沿ってブラッシング
- 3.消臭スプレー(酢など)を利用して消臭
またこれだけでなく、タグをチェックして洗えるものは一回洗うようにしよう。わからない場合は、クリーニング屋に持っていくのが安全だ。ここまでの作業は売りに出す直前の話だと言える。
少しでも高く売りたいと思ったり、ミンク毛皮を長持ちさせたいと思ったりしたら、日々のお手入れを頑張る必要がある。むしろ日々のお手入れをしている人は、かなりきれいな状態を保っているだろう。お手入れの仕方は以下の手順だ。
- 1:着用したあとは直射日光の当たらないところに干す
- 2:ホコリを馬毛などではたき落とす
- 3:臭いが気になったら消臭
この3つは普段からやっておくと良い状態を保てるようになる。ぜひ少しでも状態を良くしておきたいなら試してみる価値ありだ。
保証書などの付属品で高く売れる
サフロンに保証書がついているかどうかは定かではないが、もし保証書がついているなら一緒に売りに出すことが重要だ。またタグを切ってしまう人もいるがタグがついているだけで買取額が上がることがある。なぜなら偽物ではないことを証明できるからだ。
買取業者が最初に疑いにかかることは、このアイテムが偽物なのか本物なのかということ。ブランド品なら偽物がよく登場するので、偽物でないことを証明できることが高額査定の重要ポイントだ。またコートだけでなく、ファーやマフラーなど毛皮のアイテムを他に持っているなら、一緒に出してみても良いだろう。
一緒に出すことで、業者側の余計な業務が省け、査定額が少しだけ上がることもある。ぜひ一緒に売れるものや本物を証明できる保証書やタグなどは持っておくようにしよう。
買取方法で違いがあることを知ろう
ミンクの高級毛皮を売りたいなら、買取業者に買い取ってもらうことがオススメだと紹介した。しかし買取の方法によって、微妙に差があるということも覚えておいてほしい。買取の方法とは主に、店頭買取、宅配買取、出張買取の3つだ。
この中でもっとも高く査定してくれるのは、店頭買取になる。それは出張の際にかかる交通費や宅配にかかる送料などの経費がかからないからだ。お客さんが店頭に来てくれた方が、楽に済むので、高額買取の可能性が出てくると言える。
ただ店頭買取を選んだとしても店頭まで行くための交通費や時間を削られるので、どっちとも言えない部分がある。どのような買取方法を選ぶかはしっかりと考えた方が良さそうだ。
サフロン毛皮を買い取ってくれる業者
買取業者に買い取ってほしいと思っても、買取業者の数が多くてどの業者を選べば良いかわからないと思っている人もいるでしょう。そこでミンク毛皮などを高額で買い取ってくれる業者を選んだので、紹介していく。基本査定料金は無料なので、複数の買取業者に査定してもらうことが良いだろう。
ストックラボ
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
ミンク毛皮を適正な価格で売りたいなら、毛皮に詳しい買取業者を選ぶ必要がある。ストックラボは毛皮を専門的に買い取っている数少ない業者の一つだ。毛皮は紹介した通りのかなり深い知識が必要になってくるため、経験豊富なプロに査定してもらい少しでも高額で買い取ってもらえるようにしよう。
そしてストックラボでは、一度に査定する品数が多いほど高額査定で買い取ると言っている。そのためサフロンのコートだけでなく、他の毛皮商品やブランド物も一緒に売るようにしよう。
ストックラボは店頭買取から宅配買取、出張買取の3つに対応しているので、自分にあったものを選ぶことができるのがポイントだ。外に出るのが難しいおばあちゃんでも出張買取は楽で良いだろう。
なんぼや
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
買取業者の中では非常に大きななんぼやだが、毛皮の専門買取業者ではなく総合買取業者だ。幅広いアイテムを取り扱っていることから、一緒にいろんな物も査定してくれる。なんぼやでは、鑑定士の教育に力を加えていて、プロの目と親切な対応も魅力的だ。
大手だからこそ、珍しいブランドなどの情報も多く取り扱っているので、サフロンに関する詳しい情報も多く抱えているだろう。そして売れた商品が1,000万円以上でも、現金で即日支払いしてくれるのも大手の買取業者ならではと言えるだろう。
そしてなんぼやでも店頭買取と宅配買取、出張買取の3つの方法から選ぶことができる。全国に60店舗ほどあるので、近くになんぼやがある場合は、査定だけしてもらいに行ってみましょう。
バイセル
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
総合買取業者として有名なバイセルだが、毛皮についても高額で買い取ってもらえる。バイセルもなんぼやと同じように、買取業者界では有名な企業となっている。そのため鑑定士の経験や査定のノウハウが蓄積されていることも、高額査定につながる要因の一つだろう。
バイセルのホームページで毛皮について調べてみると、毛皮を少しでも高く売る方法やコツが書かれている。バイセルで売るならこの記事を読んでおいた方が良いだろう。バイセル流の査定方法を理解することで、高額査定も狙うことができるからだ。
またバイセルは店頭買取、宅配買取、出張買取の3つ以外にも、LINE買取というのもおこなっている。写真で簡単に査定してもらえることで、だいたいの金額を把握できるのでオススメだ。この簡単さが人気の秘密となっているのだろう。
まとめ
サフロンはミンク毛皮を使ったコートを販売しているブランドだ。有名ブランドではないが、サガミンクやブラックグラマなどの高級ミンクを使用していたこともあり、毛皮によってはかなり高額で取引されることもある。またなるべく高額の取引をしたいなら、サフロンというブランド名だけでなく、ミンクの毛皮についても知っておくと良いだろう。
高級ミンク毛皮をフリマで低額で出品してしまうのはもったいないと言える。高級ミンク毛皮だとわかったら、買取業者にお願いするのが良い方法だ。価値に見合った査定金額を提示してくれる。
もし売るとなったら、少しでも高く売るためにきれいにしてから売るようにしよう。きれいにするのはほとんど時間がかからないので、やっておくべきことだ。ぜひサフロンのコートを少しでも高く売れるように、いろんな方法を試してみよう。