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サロン ブラン・ド・ブラン2002年の買取相場・査定情報まとめ

読了目安:10分
更新日:2019/03/22
公開日:2019/03/21
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サロンは、シャンパンの中でも、この銘酒を抜きにしては語ることはできないといわれるほど、高い評価を受けている種類である。ここでは、そんなサロンの中でもとりわけこだわって作られたサロンブラン・ド・ブラン2002年について紹介する。「サロンブラン・ド・ブラン2002年」とはどのようなシャンパンなのか、サロンの歴史も踏まえつつ、買取相場や査定情報も含めて解説していく。

「サロンブラン・ド・ブラン2002年」をなるべく高く売りたいという方はぜひチェックしてほしい。

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サロンブラン・ド・ブラン2002年とは

「サロンブラン・ド・ブラン2002年」は、世界中の人々から高い評価を受ける、幻のシャンパン「サロン」のシリーズのうちの1つである。日本国内でも人気の高いシャンパンとなっている。

サロンの歴史

そもそもサロンというシャンパンがどのようにして誕生したのかというと、1900年初頭に毛皮商として成功を収めたウジェーヌ・エメ・サロンという人物が、フランスのパリにある、王族や俳優の社交場だったレストランに通うようになったことがきっかけとなる。ウジェーヌ・エメ・サロンは、自分と彼の仲間のために唯一無二のシャンパンを作ろうと思い始めたことにより、シャンパン作りに精を出していった。のちに、フランスのシャンパーニュ地方にあるメニル・シュル・オジェ村で、シャンパンのメーカーサロン(SALON)の設立もおこなっている。

完璧主義者のこだわり

完璧主義者としての一面もあったウジェーヌ・エメ・サロンは、シャンパン作りにも異常なまでのこだわりを見せる。最初に、最上の土地(テロワール)を探すところから始まり、コート・デ・ブランのグラン・クリュのなかでもル・メニル・シュール・オジェに特化し、シャルドネのみのブラン・ド・ブランを作ることにこだわったのである。サロンに使用されているシャルドネは、ル・メニル・シュール・オジェにある10haの畑で栽培がおこなわれている。1ha当たり8000本もの木が超密度で植えられていた。

また、サロンに使われるブドウはソフトな圧搾によって搾られた、キュヴェと呼ばれる一番搾りの果汁のみであるのが特徴だ。また、原酒となるワインは、イノックスで低温によるアルコール発酵をしたあとは、樽を使わず、かつ、マロ=ラクティーク・フェルマンタシヨンといわれるマロラクティック発酵もおこなわずにビン詰めされる。そのため、口当たりはソフトでありながら複雑な果実の味わいが口いっぱいに広がるのである。

このマロラクティック発酵というのは、乳酸菌を使用する熟成の方法で、熟成期間が短いうちから飲みやすくできるといわれている。つまり、このような乳酸菌を使った熟成をおこなわないために、ある程度長い期間の熟成期間をへないとおいしいシャンパンを作ることができないというわけなのである。ちなみに、通常ミレジメ表示をするシャンパンに定められている瓶熟期間は3年間である。

このことからも、ほかのシャンパンよりも長い期間熟成をおこなっているということが分かる。通常でも他のシャンパンより熟成期間が長いサロンのシャンパンであるが、1985年にリリースされたミレジムのように、13年以上もの長い期間瓶熟され続けた種類も存在する。

生産におけるこだわり

「サロン」は、製造過程でも多くのこだわりを持って作られているが、こだわりはシャンパンを作るのに使われるブドウに対してだけではない。サロンでは、ル・メニルのシャルドネ種だけで、ヴィンテージ品の1種類のみを作っているほか、納得できる年のヴィンテージだけを生産し、さらには最低でも8年、基本的には10年以上の熟成をへて世に送り出すというこだわりがあるのだ。

万が一、その年のブドウの出来に納得がいかない場合はシャンパンを作ることをやめてしまう。そのため、納得のいくブドウが収穫できてから、シャンパンとして出荷されるまでには、最低でも10年間もの年月がかかる。

希少価値が高い

「サロン」は、多くのこだわりが詰まったシャンパンであり、リリースされる年や本数もその時のブドウの収穫具合や、熟成度合いによってしまう。そのため、毎年多くの本数をリリースすることができないことからも、希少価値が高いシャンパンであるといわれてしまうのだ。

ちなみに、納得のいく年のヴィンテージしか生産せず、その後も長期熟成をおこなうことから、1911年にできた初ヴィンテージ以降は、約100年の間にも、たった37回しかリリースがおこなわれなかったという歴史がある。希少価値が高い幻のシャンパンといわれる理由も分かるだろう。

なお、1回に生産される量も6~8万本である。高級シャンパンの「クリュッグ」も生産量が少ないことで知られているが、それでも1年間に50万本も生産されている。このことから見ても、「サロン」は希少価値が高いといえる。

星を獲得している

シャンパンとして高い評価を受けているサロンあるが、レ・メイユール・ヴァン・ド・フランスというフランスで発行されている、権威のあるワインを評価する本ではシャンパン部門において最高評価の3つ星を獲得している。

2002年ヴィンテージ

このようなサロンのシャンパンの中で21世紀にはじめてリリースされたシャンパンが「サロンブラン・ド・ブラン2002年」なのである。「サロンブラン・ド・ブラン2002年」は天候の変動が激しい2002年に収穫されたシャルドネが使用されている。このシャルドネを使って作られたワインは11年間瓶熟成された。

爽やかな香りとともに、味の奥深さと、舌にいつまでも残る余韻が特徴のシャンパンとなっている。なお、21世紀に初めてリリースした2002年のあとには、2004年、2006年と続けてリリースされた。

シャンパンとスパークリングワインの違いを知ろう

ここで、シャンパンの買取や査定を検討している人に知っておいてもらいたい知識がある。それはシャンパンとスパークリングワインの違いだ。シャンパンとスパークリングワインは、どちらも泡がはじけるため、違いがよく分からないという方も多いだろう。しかし、シャンパンとスパークリングワインは大枠ではスパークリングワインに属するが、別物である。具体的には、以下の条件に当てはまるものだけを「シャンパン」と呼び、それ以外はスパークリングワインといわれる。

  • ・フランス北部にあるシャンパーニュ地方で生産されている
  • ・フランスのワイン法でシャンパンと名乗っても良いと認定されている

なお、シャンパンと名乗ることを許可されるためには、原料となるブドウの産地や収穫の方法、醸造方法など、いくつもの規定が定められているのだ。たとえば、シャンパンを作るために使用することを認められているブドウの品種は、シャルドネ、ピノ・ノワールやムニエ、プティ・メリエなど7種類となっている。そのため、7種類以外のブドウを使ったシャンパンを作りたいと思っても、そのシャンパンは作ることができない。

ちなみに、日本ではワイン全般をスパークリングワインと呼ぶが、フランスではスパークリングワインをヴァン・ムスー、微発泡のものをペティヤンというように、種類によって細かく分けられているのが特徴である。

製造方法の違い

シャンパンとスパークリングワインは製造方法も異なっている。シャンパンは、トラディショナル方式という方式によって、瓶内2次発酵がおこなわれ、これにより、クリーミーな泡を発生させることができるのだ。一方のスパークリングワインでは、この過程を簡略化して販売されているものも多くある。

たとえば、後の工程で滓引きと冷却を加圧下のタンク内で行い、再び瓶の中に戻すという「トランスファー方式」によってシャンパンに近い味わいを作り出しながらもコストの削減を図っていたりする。このほかにも、二次発酵をタンク内でおこなう「シャルマ方式」や、瓶に入ったワインにガスを注入する「ガス注入方式」といった方式も使用されている。

その他の地域ではどうなのか

イタリアではスパークリングワインのことを「スプマンテ」、微発泡のワインを「フリッツァンテ」と呼んでいる。一言で「スプマンテ」といっても、地域により、製法は異なっているのが特徴だ。ロンバルディア州ではシャンパンと同じトラディショナル方式で「フランチャコルタ」が、エミリア・ロマーニャ州とロンバルディア州発の「ランブルスコ」はシャルマ方式で作られている。

また、ドイツでは、スパークリングワインを「シャウムヴァイン」、微発泡のワインを「パールヴァイン」と呼んでいる。このように、スパークリングワインとしては、シャンパーニュ地方で作られるシャンパンのほかにも国や地域によってさまざまな種類があることが分かるだろう。

サロン ブラン・ド・ブラン2002年の査定情報

希少価値の高い「サロンブラン・ド・ブラン2002年」の査定情報を見ていこう。

サロンブラン・ド・ブラン2002年の買取相場

「サロン」は、生産に伴ういくつものこだわりから、幻のシャンパンと呼ばれることもあり、買取価格は高めとなっている。お店によって買取価格は異なるものの、未開封で状態が良い場合は20,000円を超えることがあるといわれている。おいしいと評判になった年のサロンはさらに高く売ることができ、「サロンブラン・ド・ブラン2002年」は28,000円ほどで取引をされている。

サロンはラベルに作られた年も記載されているので、電話などで仮査定してもらう場合は、ラベルに印字されている年を伝えるようにしよう。

サロンブラン・ド・ブラン2002年以外の買取相場

「サロンブラン・ド・ブラン2002年」以外でも、「サロン」シリーズ全体の買取価格も高く、「サロンブラン・ド・ブラン1988年」の買取最高金額は35,000円、「サロンブラン・ド・ブラン1996年」の買取最高金額は30,000円ともいわれている。また、「サロンブラン・ド・ブラン1999年」は20,000円前後の買取価格である。

しかし、このような高めの買取価格は、未開封保存状態も良いだけでなく、ラベルやボトルにキズや汚れがない状態で、木箱などの付属品もそろっていることが前提となる。

ネットオークションでも売ることができる

お酒の買取専門店で買取されたシャンパンはネットオークションにて販売されることもある。「サロンブラン・ド・ブラン2002年」は、ネットオークションの場合、31,500円~34,800円で落札されることが多い。ネットオークションの場合は、ボトルのラベルがきれいかどうかや、木箱に入っているかどうかが買取価格を左右する。

木箱だけでも1,000円ほどで取引されるほど、サロンの木箱は価値があるといえる。

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サロン ブラン・ド・ブラン2002年を高く売るコツ

「サロンブラン・ド・ブラン2002年」をできるだけ高く買い取ってもらうためには、いくつかのコツがある。

付属品も査定に出す

まずは、「サロンブラン・ド・ブラン2002年」が入っていた木箱があるならば、一緒に査定に出すことである。買取価格は木箱があるかないかによっても異なるため、たかが木箱と思わずに、持っていこう。ほかにも付属品などがある場合も同様に、一緒に持っていくのが良い。

保管場所に気をつける

保管場所にも気をつけなくてはいけない。シャンパンは気温の変化に敏感であるため、高温の場所に置いておくと液漏れが起こる可能性がある。液漏れしてしまうと買取価格も下がるので、なるべく直射日光が当たらない涼しい場所に保管しょう。

ボトルの汚れを拭く

査定に出す前には、ボトルの汚れもチェックすると良い。汚れが付いていると査定金額が下がってしまうが、汚れの中には拭けば取れるものもある。事前に乾いた布でホコリを取っておくだけでも良いので、実行してみてほしい。

複数の業者の査定を受ける

「サロンブラン・ド・ブラン2002年」は希少価値の高いシャンパンであるので、値崩れしにくいものである。そのため、不当な金額で売ってしまうことがないように、数件ほど仮査定に出してみるのも良いだろう。電話で最低買取価格を事前に確認しておくだけでも、安心して売ることができる。

まとめ

今回はシャンパンに目がない方におすすめの、サロンブラン・ド・ブラン2002年の買取相場や査定情報を、サロンの歴史も踏まえつつ紹介した。サロンブラン・ド・ブラン2002年はとても希少価値が高いので、サロンのブラン・ド・ブラン2002年の査定を受ける際には、木箱や付属品を持っていくことはもちろん、保管状態を良好に保っておくことをおすすめする。ネットオークションの場合は、ボトルのラベルがきれいかどうかや、木箱に入っているかどうかが買取価格を左右する。

シャンパンは年齢を重ねても長く楽しめる趣味なので、歴を重ねるごとにアイテムが増えていくもの。ぜひ買取をうまく利用しながら、コレクションを楽しんでいただきたい。

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運営会社

会社名
株式会社ジラフ/ Jiraffe Inc.
設立
2014年10月29日
資本金
11.6億円(資本金・資本準備金含む)
株主
East Ventures、TLM、アドウェイズ、ドリームインキュベータ、アナグラム、ポケラボ創業者 佐々木俊介、アイ・マーキュリーキャピタル、GREE、アドベンチャー、メルカリ、hey代表取締役 佐藤裕介、Amazon Japan創業者 西野伸一郎、DGベンチャーズなど
E-mail
info@jiraffe.co.jp
代表者
代表取締役社長 麻生輝明
所在地
〒164-0001
東京都中野区中野5-52-15 中野ブロードウェイ218号
企業理念
2030年のスタンダードをつくる
事業内容
インターネットサービスの企画、開発、運営
従業員数
40名
古物商許可番号
東京都公安委員会 第303311606477号
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