世界には数多くのワインが存在しているが、その中でもとにかく知名度・人気・味ともに世界中のワイン愛好家たちから愛されているワインがある。それがボルドー5大シャトーといわれているワインだ。その中でも特に人気があり、5大シャトー筆頭といわれているワインがシャトー・ラフィット・ロートシルトであり、ロートシルトはワインの絶対王者とまでいわれている、まさに理想の赤ワインといえるだろう。
今回はシャトー・ラフィット・ロートシルト1991年の買取相場についてまとめていくので、買取を考えている人はぜひ参考にしてみてほしい。
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5大シャトー筆頭ワイン シャトー・ラフィット・ロートシルト
シャトー・ラフィット・ロートシルトは、先ほども述べたようにボルドー5大シャトーの1本として名を連ね、世界中の評論家や愛好家たちから愛されているワインだ。親しい友人やお世話になった人に贈るワインとして好まれることが多く、カシスの甘い香りとドライで辛口の絶妙な味わいは多くの人たちの舌を魅了している。
ラフィットを言葉で表すなら気品という言葉がもっとも特徴をとらえているといわれ、繊細でエレガントなラフィットのクリュから生まれるワインはワインのプリンスともいわれるほど美しい。ちなみに日本でのロートシルトという名は、ドイツ語風のロスチャイルドの読みのことであり、ワインに詳しい人はロートシルトよりもロスチャイルドをより好んで使っているようだ。
宮殿でも飲まれていた王のワイン
シャトー・ラフィット・ロートシルトは、1855年におこなわれたワインの格付け以降、第一級の格付けの首位を他のどのワインにも譲ることなく、ボルドーの頂点としてずっと君臨し続けている。過去にはイギリスの首相、アメリカ大統領といった人たちにも親しまれており、メドック地区でつくられるワインとしては1番優れたワインとして数多くの著名人たちを虜にした。
また、ルイ15世ポンパドール夫人のお気に入りの1本でもあり、宮殿でも飲まれていたといわれているロートシルトは、貴族の間では非常に高い評価を獲得し、最高級のワインとしての呼び声は今でもワイン業界にその名声はとどろいている。
生産
シャトー・ラフィット・ロートシルトを生産している畑は、ボルドーの北西にあるメドック地区の有名なワイン生産地でもあるポイヤック村の北端にある。シャトーの面積は約123ヘクタールあり、そのうちの100ヘクタールほどがブドウ畑として使われている。石炭質を基盤として活用している土壌は、メドックの中でもかなり評価が高い。
品種面積して、カベルネ・ソーヴィニヨンが70%を占めており、残りはメルローが25%、カベルネ・フランが3%、プティ・ヴェが2%となっている。収穫はすべて手摘みでおこなわれており、その年のブドウのできによって品種の面積が変わるため、味や品質にも多少の影響があるといわれている。
シャトー・ラフィット・ロートシルト1991年の価値
シャトー・ラフィット・ロートシルトは、ワインに興味がある人なら必ず1度は聞いたことがある最高級のワインだ。今では世界でもっとも高価なワインベストテンに常連として名を連ねており、その人気ぶりは価格にまで影響を及ぼしている。ワインの価値は年代によって大きく左右されるものではあるが、1991年のロートシルトは現在でも多くの人たちから好まれているため、約30年前のワインとしては非常に高価といえるだろう。
カリュアド・ド・ラフィット
シャトー・ラフィット・ロートシルトにはセカンドラベルといわれているものがあり、ワインは素材や生産過程がまったく同じであっても最終的につくられるワインにはどうしても品質に差がでてしまう。これは5大シャトー筆頭といわれているロートシルトの名においても避けたいところだ。格付けの第一級の名声を守ることはとりわけ厳しいのだ。
そのため、であきあがったワインの品質を注意深くチェックし、品質が低いワインはセカンドラベルとしてカリュアド・ド・ラフィットといわれる。シャトー・ラフィット・ロートシルトの生産は年420,000本ほどあるが、その中でシャトー・ラフィット・ロートシルトの名で生産されるのは250,000本~300,000本ほどであり、残りはすべてセカンドラベルとして売りにだされてしまう。
格付け第一級の重み
ワインの格付け第一級は、人気・名声・品質・味といった厳正なるいくつもの評価項目をクリアしたものに与えられる肩書きである。格付け第一級のワインといえば、それだけで価値のあるワインとして世界中の愛好家たちから好まれるワインとなる。
それゆえ格付けで第一級を獲得したワインは、その名声を守るためにいつでも最高の品質のワインをつくり続ける必要があり、品質が悪いものを市場に送りだすことを避けなければならない。シャトー・ラフィット・ロートシルトは、5大シャトー筆頭ワインとしての重みをいつも背負っているのだ。
シャトー・ラフィット・ロートシルト1991年の買取相場はどれくらい?
5大シャトーはそれだけでネームバリューがあるワインでもあるため、買取相場としてもほかのワインよりも高額な買取金額となっている。シャトー・ラフィット・ロートシルト1991年も、ロートシルトとしてのあたり年のワインではないが、それでも大体50,000円~70,000万円前後が買取相場となっている。また、ヤフオクでは過去に60,000円超えの値段で落札されたこともあり、そこからもロートシルトの人気の高さがうかがえるだろう。
ワインは年代やあたり年といったことだけではなく、保存状態や環境といった部分も大きく影響を及ぼすものであり、適当に保存しているとワイン自体が劣化してしまうため、いくら5大シャトーといっても高い値がつかないこともあるので注意したいところだ。
当たり年は高額
すべてのワインにはあたり年というものがあり、これはブドウのできが良かった年につくられる品質が高いワインのことであり、品質が高ければそれだけ価値が高いワインとして取引されることになる。シャトー・ラフィット・ロートシルトのあたり年としては、1982年・1985年・1986年があたり年だといわれており、近年では2003年・2005年・2009年・2010年もあたり年だといわれている。
あたり年のロートシルトは、保存状態や買取業者によって金額に差はあるが、高いものなら200,000円を超える金額が提示されることもある。しかし、だからといって1991年のロートシルトに価値がないというわけではないので、もし自宅に眠らせているのであれば、ぜひ1度査定にだしてみてはいかがだろうか。
思い立ったときに売るのがベスト
ワインの保存は素人にはとても難しく、ワインの専門家や愛好家・コレクターでないのであれば、 いらないと思った瞬間に売りにだすのがベストだ。ワインは車と似たようなものであり、適切な環境で保存していないのであれば、トキが経つにつれて劣化していくものだ。
そのため、もし飲まないワインが家にあるのであれば、できるだけ早く買取査定にだすのがベストであり、その際には他にも飲まないワインがあるのであればまとめて売りに出してしまおう。買取業者によってはまとめ売りで10%買取金額がアップするなどのキャンペーンをやっている場所もあるので、ぜひ利用してみてほしい。
シャトー・ラフィット・ロートシルト1991年の買取金額を高めるポイント
先ほども述べたが、ワインの価値を決めるのはなによりも保存環境と状態だ。特にシャトー・ラフィット・ロートシルト1991年ともなれば、生産されてから30年近く時間が経っているので、保存状態が悪ければ品質も低下してしまっている可能性が高い。
できることなら適切な保存環境を構築するのがベストではあるが、そこまで手間とコストをかけるのが難しい人もいるだろう。最善の策はやはりできる限り早く売るということに尽きるが、買取金額を高めるポイントも存在しているのでいくつかまとめていく。
状態
シャトー・ラフィット・ロートシルト1991年は生産から時間が経っているため、適切な保存がされていないのであれば中身が劣化している可能性が非常に高い。ワインは70~75%の湿度を維持し、12~15度前後の温度の場所に直射日光を避けて保存するのがベストだ。しかし、一般人がこういった環境を整えるのはかなり大変だろう。
そのため、早く売ることは大前提として頭に入れておき、なおかつコルクなどを乾燥させて腐敗させないためにもワインはできるだけ横にして保存しておくのがいい。コルクを半分程度湿らせておくことで空気が中に入り込むのも防ぐ効果があり、ワインの劣化を遅らせることができる。ワインの買取を考えているのであれば、これは今すぐにでも実践してほしいポイントでもある。
外装
ワインを売るときは外装に気をつかい、出来るかぎりキレイな状態で買取に出すのがおすすめだ。というのも、高額買取を狙っているときなどに適当に保存しておいたままのホコリが被った状態で査定に出す人はいないだろう。拭いて落ちるようなホコリであれば対して問題はないかもしれないが、ラベルがについた汚れなどは落とせるのであればできるだけ落としておいたほうがいい。
だが、その際には汚れを落とすつもりで汚れを増やさないように気をつけ、ラベルの取り扱いには十分に注意しておくこと。また、先ほどのホコリの件でいえば、ホコリは拭いて落ちるので問題はないが、買取業者にホコリが被る環境で保存されていたと思われることで中身の劣化を疑われ買取金額に影響することもあるかもしれないので注意するようにしよう。
シャトー・ラフィット・ロートシルト1991年におすすめの買取業者
シャトー・ラフィット・ロートシルトは人気がとても高いワインであるため、買取業者の中には買取強化として宣伝している業者も少なくはない。5大シャトーの第一級ワインは業者にとっても価値が高いワインなのである。また、先ほど述べたようにまとめて売ることで買取金額がアップする業者もたくさん存在しているので、そういった業者も積極的に活用していきたいところだ。
シャトー・ラフィット・ロートシルト1991年はあたり年のワインではないが高価買取を十分に狙えるだけの価値を持っているワインだ。ここからは、おすすめの買取業者をいくつか紹介していくので、シャトー・ラフィット・ロートシルト1991年を売るときの参考にしてみてほしい。
ストックラボ
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
ストックラボは、ワインの買取では業界ナンバーワンだといわれている買取業者であり、シャトー・ラフィット・ロートシルト1991年の高価買取を考えているのであれば、ぜひ1度査定にだしてみることをおすすめする。ストックラボでは多数の販売ルートを所持しているため、それぞれのワインの相場を熟知しており、価値が高いワインのこともしっかりと見極めてくれる。
買取方法としては宅配と出張と店頭の3つがあり、宅配買取では全国どこからでも無料で査定に出すことができ、なおかつ専門知識を持つ査定士が業界最高水準で査定をおこなってくれる。またラベル剥がれや液面低下といった保存状態が悪いワインでも買取をおこなってくれるため、比較的利用しやすい買取業者だといえるだろう。
大黒屋
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
おすすめの買取業者のもう1つは大黒屋だ。大黒屋は買取サービスでは業界大手であり、どんなアイテムでも高額の査定をおこなってくれることで有名だ。大黒屋の強みはなんといっても豊富なネットワークと年150万を越える以上の実績を持っていることだろう。
インターネットを駆使することでコスト削減し、削減した分を買取金額に還元することで高価買取を実現している。こちらも宅配と出張と店頭の3つの方法で買取をおこなっており、査定であれば電話やメール、LINEでも無料で査定を依頼することができる。
まとめ
今回はシャトー・ラフィット・ロートシルト1991年の買取相場についてまとめてきた。シャトー・ラフィット・ロートシルトは5大シャトーとしても1番人気があるワインであり、世界最高峰のワインともいわれているとても高価なワインだ。ワインは時間が経てば経つほど劣化していくものなので、もし買取を考えているのであれば早めに査定に出してほしい。